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十四話
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「コルトが嫌われているかいないかはわからないけど、私は嫌いじゃないよ」
「キアスくん……」
「ズボンのチャックが空きっぱなしのところとか天然っぽくて面白いよね」
私はチャックが全開になっているコルトのズボンに指先を向ける。
「なっ」
コルトはチャックをすぐに閉める。私を男だと思っているはずなのに、恥ずかしかったんだろうか。
私はコルトと通路で別れる。
その後、学園の広間に向かった。するとフレイとライトが鍛錬していた。
「二人共、頑張っているみたいだね」
私はフレイとライトのもとに近づき、話し掛けた。
「そりゃあ、頑張るだろ。昨日みたいに仲間を見捨てて逃げるような人生は嫌だからな」
フレイは剣を振り、顔から大量の汗を流している。
「ぼくも助けられてばかりの人生は嫌だ。誰かを助けるカッコいい男になりたい」
ライトは腕立て伏せをしながら細い体を鍛えていた。
「じゃあ、今の練習量を二倍にすれば、二倍速く強くなれるよ」
フレイとライトは黙ってしまった。何か言ってくれないと困るんだけど。
「じゃあ、三倍にしようかな。そうすれば三倍速く強くなれる」
「「体が壊れるっ」」
フレイとライトは大きな声を出し、私の申し出を断った。
「だが。体が壊れないギリギリまでなら、やってやる」
フレイは一番に口を開き、赤い瞳を燃やしていた。
「ぼ、ぼくは、自分の可能性を越えたい」
ライトも黄色の瞳を輝かせ、両手を硬く握りしめる。男らしい顔つきになっていた。
そんな二人を見ていると、私も期待に応えてあげたくなってしまう。
「ふふっ、やる気満々だね。仕方ないなぁ。私が二人を強くしてあげるよ」
「お、お手柔らかに頼む……」
フレイは私が前に踏み込むと、体を少々引いた。
「こ、殺さないでね……」
ライトも私の顔を見ながら、注射を打たれる前の犬のように身構えていた。
「ほらほら、愚痴を漏らしていないで走った走った」
私は師匠を真似しながら叫ぶ。夕食までぶっ続けで体を動かしてもらう。
訓練後に夕食を取り、私は二人と別れ、自分の部屋に戻った。
すると、質の良い手紙が届いていた。相手はウルフィリアギルドのギルドマスター、ルドラさんだった。
椅子に座り、蝋印を割って手紙を取り出す。面倒事のにおいがする。破り捨ててもよかったが、何か重要な話かもしれないので見ないわけにはいかない。
「なになに……。今度の休みにウルフィリアギルドに顔を出してほしいって。はぁ、面倒くさいなぁ。今は休業中なのに、なんでわざわざ職場に行かないといけないの」
私は億劫だと思いながらも、手紙の文面がとても焦っていた。行かないわけにはいかなかった。
☆☆☆☆
次の休日、私は手紙でお願いされた通り、ウルフィリアギルドに足を運んだ。ギルドマスターがいる仕事部屋の前に来て、無駄に高級な木製扉を叩く。
「キアスですけど、ルドラさんはいますか?」
「開いている。入って来てもいいぞ」
扉の奥から声が聞こえたので私は部屋の中に入った。ルドラさんが黒革の高そうな椅子に座り、後ろを向いていた。
「私、休業中なんですけど。なんで、呼び出したんですか?」
「キアス、ルークス森にオークの群れが現れた。エルツ工魔学園の生徒が襲われ、あわや大惨事になるところだった」
ルドラさんは私の方を向かずに話す。少々曇った声だった。
「そうですね。えっと、私を呼び出した理由と何か関係があるんですか?」
「ウルフィリアギルドは事前にシトラ学園長からルークス森内部にいる危険な魔物の駆除を頼まれていた。私は冒険者を使って仕事を遂行したのだが……このような結果になってしまった」
ルドラさんは私の方を見る。顔が大量の蜂に刺されたのかと思うほどボコボコ。
「シトラ学園長に殴られたんですか?」
「反論すら許されず殴殺されかけた。話を聞く限り、運が良かったから多くの者が助かったそうだ。だが長年この仕事をこなして来た私はわかる。オークを倒したのはキアスだろ」
「な、なにを言っているんですか。私は知りませんよ……」
「回収されたオークの頭部に小さな穴が開いていた。羽根ペン一本分の細さだそうだ。どの個体も急所を一撃で貫かれ絶命しているという報告を得た」
「へ、へぇー。なかなかやる者もいますね。私も負けないように頑張らないとなー」
「大量のオークの死骸の中に、一本の黒い羽根ペンが見つかったそうだ」
ルドラさんは黒く変色した羽根ペンを取り出し、私に見せてくる。
「はい、私がやりました……」
私は正座し、潔く認める。仕事を振られたくない一心で、何もしていないと嘘をついていたが物的証拠があがっているなら、逃げようがない。
「やっぱりな……」
「私はウルフィリアギルドの尻拭いをしてあげたんですよ。怒らないでください」
「まだ、何も言っていないだろう。私はキアスにお礼が言いたかったんだ。大量のオークを倒してくれてありがとう。凄く助かった」
ルドラさんは頭を下げ、私に感謝してきた。
「まあ感謝されて悪い気はないのでありがたく感謝の気持ちを受け取っておきます。では」
私は身をひるがえし、何か言われる前にさっさと部屋から出ようとした。ここにいたら彼らの策にはめられてしまう。
「最近、魔物の数が増え、質が上がり、冒険者に多くの被害が出ている」
ルドラさんは私が背中を向けているのにペラペラと喋り出した。
「魔物が強くなってきたのに加え、魔族の動きも活発になっている。やはり、魔王が復活した噂は本当かもしれない」
私はルドラさんの話を聞き流し、扉の取っ手を握った。
「魔族に関してはまだよくわかっていないが、魔物が狂暴化しているのは事実だ。このまま放っておけば、キアスの故郷の村のように、多くの者が魔物に襲われて死ぬぞ」
私は奥歯を噛みしめ、肩を震わせる。踵を返し、ルドラさんを睨んだ。
「他の冒険者を使ってくださいよ。私は青春を謳歌しているところなんです。仕事の話を入れないでください」
「キアスがいないと、魔物の被害が多すぎて手が回らないんだよ」
ルドラさんは子供のような弱い声で泣き出した。ほんと、何でこの人がギルドマスターを任されているのか謎だ。
「おじさんの泣き落としに私が応じるとでも?」
「報酬は弾む。キアスならチョチョイのチョイだろ。魔法で空を飛び、羽根ペンで増えすぎた魔物をチャチャっと倒してきてくれよぉ」
「あのですね、簡単にやっているよう見えるかもしれませんけど、普通に疲れますからね。魔物も怖いし、責任があると重圧がかかるわけですよ。長年の疲労を今、発散しているんです。他の冒険者に任せて私に拘わらないでください」
「キアスさん、とある女性から『禁断の書』という黒い本が送られてきました」
カイリさんは黒い本を手に持ち、私に話しかけてくる。
「なんですって……」
私の視線は黒い本に一瞬で向く。師匠の『禁断の書』で間違いない。しかも、私がまだ読んだ覚えのない最新作。どんな大金や宝石より輝いて見えた。
「キアスくん……」
「ズボンのチャックが空きっぱなしのところとか天然っぽくて面白いよね」
私はチャックが全開になっているコルトのズボンに指先を向ける。
「なっ」
コルトはチャックをすぐに閉める。私を男だと思っているはずなのに、恥ずかしかったんだろうか。
私はコルトと通路で別れる。
その後、学園の広間に向かった。するとフレイとライトが鍛錬していた。
「二人共、頑張っているみたいだね」
私はフレイとライトのもとに近づき、話し掛けた。
「そりゃあ、頑張るだろ。昨日みたいに仲間を見捨てて逃げるような人生は嫌だからな」
フレイは剣を振り、顔から大量の汗を流している。
「ぼくも助けられてばかりの人生は嫌だ。誰かを助けるカッコいい男になりたい」
ライトは腕立て伏せをしながら細い体を鍛えていた。
「じゃあ、今の練習量を二倍にすれば、二倍速く強くなれるよ」
フレイとライトは黙ってしまった。何か言ってくれないと困るんだけど。
「じゃあ、三倍にしようかな。そうすれば三倍速く強くなれる」
「「体が壊れるっ」」
フレイとライトは大きな声を出し、私の申し出を断った。
「だが。体が壊れないギリギリまでなら、やってやる」
フレイは一番に口を開き、赤い瞳を燃やしていた。
「ぼ、ぼくは、自分の可能性を越えたい」
ライトも黄色の瞳を輝かせ、両手を硬く握りしめる。男らしい顔つきになっていた。
そんな二人を見ていると、私も期待に応えてあげたくなってしまう。
「ふふっ、やる気満々だね。仕方ないなぁ。私が二人を強くしてあげるよ」
「お、お手柔らかに頼む……」
フレイは私が前に踏み込むと、体を少々引いた。
「こ、殺さないでね……」
ライトも私の顔を見ながら、注射を打たれる前の犬のように身構えていた。
「ほらほら、愚痴を漏らしていないで走った走った」
私は師匠を真似しながら叫ぶ。夕食までぶっ続けで体を動かしてもらう。
訓練後に夕食を取り、私は二人と別れ、自分の部屋に戻った。
すると、質の良い手紙が届いていた。相手はウルフィリアギルドのギルドマスター、ルドラさんだった。
椅子に座り、蝋印を割って手紙を取り出す。面倒事のにおいがする。破り捨ててもよかったが、何か重要な話かもしれないので見ないわけにはいかない。
「なになに……。今度の休みにウルフィリアギルドに顔を出してほしいって。はぁ、面倒くさいなぁ。今は休業中なのに、なんでわざわざ職場に行かないといけないの」
私は億劫だと思いながらも、手紙の文面がとても焦っていた。行かないわけにはいかなかった。
☆☆☆☆
次の休日、私は手紙でお願いされた通り、ウルフィリアギルドに足を運んだ。ギルドマスターがいる仕事部屋の前に来て、無駄に高級な木製扉を叩く。
「キアスですけど、ルドラさんはいますか?」
「開いている。入って来てもいいぞ」
扉の奥から声が聞こえたので私は部屋の中に入った。ルドラさんが黒革の高そうな椅子に座り、後ろを向いていた。
「私、休業中なんですけど。なんで、呼び出したんですか?」
「キアス、ルークス森にオークの群れが現れた。エルツ工魔学園の生徒が襲われ、あわや大惨事になるところだった」
ルドラさんは私の方を向かずに話す。少々曇った声だった。
「そうですね。えっと、私を呼び出した理由と何か関係があるんですか?」
「ウルフィリアギルドは事前にシトラ学園長からルークス森内部にいる危険な魔物の駆除を頼まれていた。私は冒険者を使って仕事を遂行したのだが……このような結果になってしまった」
ルドラさんは私の方を見る。顔が大量の蜂に刺されたのかと思うほどボコボコ。
「シトラ学園長に殴られたんですか?」
「反論すら許されず殴殺されかけた。話を聞く限り、運が良かったから多くの者が助かったそうだ。だが長年この仕事をこなして来た私はわかる。オークを倒したのはキアスだろ」
「な、なにを言っているんですか。私は知りませんよ……」
「回収されたオークの頭部に小さな穴が開いていた。羽根ペン一本分の細さだそうだ。どの個体も急所を一撃で貫かれ絶命しているという報告を得た」
「へ、へぇー。なかなかやる者もいますね。私も負けないように頑張らないとなー」
「大量のオークの死骸の中に、一本の黒い羽根ペンが見つかったそうだ」
ルドラさんは黒く変色した羽根ペンを取り出し、私に見せてくる。
「はい、私がやりました……」
私は正座し、潔く認める。仕事を振られたくない一心で、何もしていないと嘘をついていたが物的証拠があがっているなら、逃げようがない。
「やっぱりな……」
「私はウルフィリアギルドの尻拭いをしてあげたんですよ。怒らないでください」
「まだ、何も言っていないだろう。私はキアスにお礼が言いたかったんだ。大量のオークを倒してくれてありがとう。凄く助かった」
ルドラさんは頭を下げ、私に感謝してきた。
「まあ感謝されて悪い気はないのでありがたく感謝の気持ちを受け取っておきます。では」
私は身をひるがえし、何か言われる前にさっさと部屋から出ようとした。ここにいたら彼らの策にはめられてしまう。
「最近、魔物の数が増え、質が上がり、冒険者に多くの被害が出ている」
ルドラさんは私が背中を向けているのにペラペラと喋り出した。
「魔物が強くなってきたのに加え、魔族の動きも活発になっている。やはり、魔王が復活した噂は本当かもしれない」
私はルドラさんの話を聞き流し、扉の取っ手を握った。
「魔族に関してはまだよくわかっていないが、魔物が狂暴化しているのは事実だ。このまま放っておけば、キアスの故郷の村のように、多くの者が魔物に襲われて死ぬぞ」
私は奥歯を噛みしめ、肩を震わせる。踵を返し、ルドラさんを睨んだ。
「他の冒険者を使ってくださいよ。私は青春を謳歌しているところなんです。仕事の話を入れないでください」
「キアスがいないと、魔物の被害が多すぎて手が回らないんだよ」
ルドラさんは子供のような弱い声で泣き出した。ほんと、何でこの人がギルドマスターを任されているのか謎だ。
「おじさんの泣き落としに私が応じるとでも?」
「報酬は弾む。キアスならチョチョイのチョイだろ。魔法で空を飛び、羽根ペンで増えすぎた魔物をチャチャっと倒してきてくれよぉ」
「あのですね、簡単にやっているよう見えるかもしれませんけど、普通に疲れますからね。魔物も怖いし、責任があると重圧がかかるわけですよ。長年の疲労を今、発散しているんです。他の冒険者に任せて私に拘わらないでください」
「キアスさん、とある女性から『禁断の書』という黒い本が送られてきました」
カイリさんは黒い本を手に持ち、私に話しかけてくる。
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