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十三話
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ゲンナイ先生を敵だとみなした大型のオークが叫ぶと学生の小隊は一目散に逃げ出した。
「キアス、なにしている。早く逃げるぞ」
フレイはオークにとらえられていた二人に肩を貸し、早歩きしていた。
「キアスくん、早く逃げないと襲われちゃうよ」
ライトも一人に肩を貸している。危険を冒し、動けない仲間を助けるなど普通の精神では難しい。それをフレイとライトはやってのけている。
――二人共、心が強いのか。
「でも、このままだとゲンナイ先生が危ないよ。放っておいたら死んじゃうかも」
「ゲンナイ先生は元近衛騎士だぞ。そんな簡単に死ぬわけないだろ。早く来い。小隊で行動しないといけないからキアスも一緒じゃないとこっちも動けないんだ」
フレイは良くも悪くも、規則に従順だった。
私がすこしよそ見した最中、ゲンナイ先生は大型のオークの攻撃を受け、軽々と弾き飛んだ。おそらく大型のオークが足を無理やり動かして攻撃に回ったと思われる。
彼は吹っ飛ばされた先に生えていた大木に衝突したのち地面に落下。死んではいないと思うが意識を失っていた。
「グオオオオオオオオオオオオオオオオッ」
大型のオークはゲンナイ先生に切られた足が自然に治癒し、難なく立ち上がった。回復速度が普通のオークよりも速い。
「お、おいおい、まずいぞ。このままじゃ、ゲンナイ先生が本当に死んじまう」
フレイは身を動かし、両腕に抱えている二人を地面に置いて救出に向かおうとしていた。
「駄目だよ、フレイくん。ぼくたちが勝てる相手じゃない。このまま逃げるんだ」
ライトは冷静な状況判断を下し、フレイを引き留めた。ゲンナイ先生の教えをしっかりと守っている。ただ、珈琲豆をそのまま食べているような表情になっている。
「く……。ゲンナイ先生。キアス、俺は先に行くぞ」
フレイは前を向き直し、二人に肩を貸しながら逃げる。
私はフレイとライトが逃げて行ったのを見たのち、外套の内側から羽根ペンを取り出して魔力を込める。羽根ペンが星のように輝きだしたら、大型のオークに目がけて投げる。
指先を動かしてオークの眉間に羽根ペンの先を突き刺した。羽根ペンは何の抵抗もなくオークの眉間を貫通し、脳漿を後方にまき散らす。
大型のオークは大声も出せずに雷に打たれた人間の如く後方に倒れ込む。樹木のおかげで大きな音は鳴らなかった。
「これで良し……」
私はゲンナイ先生をその場に残してフレイとライトを追う。すでにオークの巣は潰したので危険は少ないはずだ。
私達は森の中から王都に繋がる道に抜ける。そのまま、ルークス王国の王都を囲っている城壁まで走った。他の小隊は見つかったのだろうか。
とりあえず私はゲンナイ先生の言う通りに王都の城壁までやって来た。先についていた者が騎士達に話を通したのか、すでに戦いの準備は出来ていた。そのため、馬に乗った多くの騎士達がルークス森の方向に駆けていく。
「これでオークは何とかなるかもしれないけど、ゲンナイ先生は……」
ライトは歯を食いしばり、目に涙を浮かべている。今の表情はあまり可愛くない。
「ゲンナイ先生は俺達を逃がすために……」
フレイもライトと同じくらい表情を引きつらせており、両手を握りしめながら肩を小さく震わせていた。
「二人共、生き残ったのに嬉しくないの?」
「嬉しいだと……。そんなわけあるか。俺たちはゲンナイ先生に逃がしてもらっただけだ。それの何が嬉しいんだ」
フレイは私の胸ぐらをつかみ、狂犬の如く叫んでくる。
「そ、そうだよね。変なことを訊いてごめん……」
私は視線を落とし、殴る相手もいないのに握り拳を作る。
「あ、ああ。俺もかっとなって悪かった」
フレイは私の胸ぐらを放し、反対を向く。
「フレイくん、キアスくん、エルツ工魔学園に戻ろう。少しでも休んだほうがいいよ」
ライトは私たちの姿を見て、無理に笑顔を作っていた。
「そうだな。学園に戻ろう。にしても、ただの実習が、なんでこんなことに」
私たちはエルツ工魔学園に移動した。そのまま寮に戻り、夕食を取ってから各自解散となる。
私は大盛料理をサンザ先輩にばれないように、彼の皿に移して量を減らした。それでも、胃が重くなる食事を終え、部屋に戻る。お風呂に入り、汗や疲れを流す。お風呂から出て体を乾いた布で拭き、下着を身に着ける。
「はぁ、今日は無駄に疲れたな。羽根ペンを四本も使っちゃった」
私は机の引き出しを開け、羽根ペンを四本持ち、外套の内側に補充しておく。
「もうすぐ中間試験だし、追試にならないように予習復習しておいてっと」
勉強を終えた後、『禁断の書』を書く気は起こらず、ベッドに入ってから八〇秒、気絶並みの速さで眠る。
☆☆☆☆
次の日、教室に向かうとクラスメイトは全員無事にそろっていた。加えて、包帯だらけのゲンナイ先生も前方に立っていた。
「えー、皆が無事にそろってよかった。加えて心配をかけてすまなかった」
ゲンナイ先生は頭を下げた。彼の無事を皆が知ると、拍手する者がいたり、感謝の言葉を大声で叫ぶ者がいたり、何気に慕われているのが見て取れる。
「今回は何者かがオークを軒並み倒して行ったから、皆、無事に生還できた。これが普通だと思うな。運よく近くに化け物がいてよかったな」
ゲンナイ先生は溜息をつきながら、寝不足気味の鋭い視線を私に向けた。
「今日もいつも通りに生活しろ。昨日を引きずっていてもいいことはない。逆に自分たちの力量を理解したはずだ。無駄だと思わず鍛錬し続けろ」
クラスの皆はゲンナイ先生の誠実さに感銘を受けたのか、大きな声で返事していた。
講義は淡々と進み、放課後を迎える。
私はいつも通り生徒会室に向かい、魔物と戦うよりは簡単な仕事をこなす。
「キアスくん、大型のオークに襲われたようだけど大丈夫だった?」
パッシュさんは後輩を心配したのか、私に話しかけてきた。
「はい、ゲンナイ先生が守ってくれました。あと、誰も死んでいません」
「へぇー、すごいじゃないか。オークの群れと遭遇して誰も死んでいないなんて奇跡だよ。Sランククラスの者達でも、無事じゃすまないはずだ」
「Sランククラスの者達なら皆が強くてオークくらい余裕で倒せると思ってました」
「まあ、出来る者もいるけど大半がお金を積んだ貴族たちだ。実力が伴わない生徒も多い。だから、Dランククラスの者達が一人も死なずに無事帰って来れたのはすごいんだ」
「虚言壁のパッシュが珍しく事実を言っているな。にしてもキアスくんが無事でよかった」
ハンスさんは眼鏡を掛け直し、私にねぎらいの言葉をかけてくれる。
「本当にキアスくんが無事でよかった。もし、私一人になっていたらどうなっていたか」
コルトは胸に手を置き、安堵していた。なんか別のことで安堵しているように聞こえるけど。
「ま、まあ、逃げるのに必死になっていましたよ」
私は軽く嘘をつき、誤魔化す。これほど、誰かに心配されたのは初めてだった。
冒険者のころはいつも、無事に帰ってくるのが当たり前だと思われていた節がある。実際、危険な目にあった覚えはあまりない。身の無事を安堵してもらえるのは、感謝とはまた違って心が温まる。
生徒会の仕事を終え、私とコルトは生徒会室を出た。
「キアスくんが多くのオークを倒したんだろ」
コルトは部屋を出るなり私を壁に追い詰めてきた。彼にしては珍しく強引な事情聴取だった。いつもはもっと穏便に話を済ませるのに。
「な、何のことかな」
私は目を見て話してくるコルトから視線を反らし、知らんぷりした。
「騎士達に話を聞いたら、オークの駆除がすでに終わっていたそうじゃないか。オークの群れの駆除が出来る実力があると証明すれば今からでもSランククラスに編入できる」
コルトは私をどうしてもSランククラスに入れたいみたいだ。
「な、なんでそこまで私をSランククラスに入れさせようとするの?」
「なんでって。別に、大層な理由はないけど……」
今度は彼が視線を反らした。何か後ろめたいことでもあるのだろうか。
「私をSランククラスに入れたがる理由もないのに、向きになるなんておかしいでしょ。いったいどんな理由があるの? 言ってみなさい」
「う……。は、話し相手がいない」
コルトは目を瞑り、頬を赤らめながら呟いた。妙に可愛く見えてしまうのは、なぜだろうか。
「へぇ、コルトはSランククラスで独りぼっちなんだー。意外だね」
「し、仕方ないだろ。私は他の者に嫌われているっぽい。そうじゃなかったら誰からも話しかけられないのはおかしいじゃないか」
コルトは全身に影が落ちたように暗くなっていた。あまりにも落ち込み過ぎている。まあ、彼の性格が少々お堅いところがあるので、他の生徒たちと反りが合わないのかもしれない。
「キアス、なにしている。早く逃げるぞ」
フレイはオークにとらえられていた二人に肩を貸し、早歩きしていた。
「キアスくん、早く逃げないと襲われちゃうよ」
ライトも一人に肩を貸している。危険を冒し、動けない仲間を助けるなど普通の精神では難しい。それをフレイとライトはやってのけている。
――二人共、心が強いのか。
「でも、このままだとゲンナイ先生が危ないよ。放っておいたら死んじゃうかも」
「ゲンナイ先生は元近衛騎士だぞ。そんな簡単に死ぬわけないだろ。早く来い。小隊で行動しないといけないからキアスも一緒じゃないとこっちも動けないんだ」
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私がすこしよそ見した最中、ゲンナイ先生は大型のオークの攻撃を受け、軽々と弾き飛んだ。おそらく大型のオークが足を無理やり動かして攻撃に回ったと思われる。
彼は吹っ飛ばされた先に生えていた大木に衝突したのち地面に落下。死んではいないと思うが意識を失っていた。
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「お、おいおい、まずいぞ。このままじゃ、ゲンナイ先生が本当に死んじまう」
フレイは身を動かし、両腕に抱えている二人を地面に置いて救出に向かおうとしていた。
「駄目だよ、フレイくん。ぼくたちが勝てる相手じゃない。このまま逃げるんだ」
ライトは冷静な状況判断を下し、フレイを引き留めた。ゲンナイ先生の教えをしっかりと守っている。ただ、珈琲豆をそのまま食べているような表情になっている。
「く……。ゲンナイ先生。キアス、俺は先に行くぞ」
フレイは前を向き直し、二人に肩を貸しながら逃げる。
私はフレイとライトが逃げて行ったのを見たのち、外套の内側から羽根ペンを取り出して魔力を込める。羽根ペンが星のように輝きだしたら、大型のオークに目がけて投げる。
指先を動かしてオークの眉間に羽根ペンの先を突き刺した。羽根ペンは何の抵抗もなくオークの眉間を貫通し、脳漿を後方にまき散らす。
大型のオークは大声も出せずに雷に打たれた人間の如く後方に倒れ込む。樹木のおかげで大きな音は鳴らなかった。
「これで良し……」
私はゲンナイ先生をその場に残してフレイとライトを追う。すでにオークの巣は潰したので危険は少ないはずだ。
私達は森の中から王都に繋がる道に抜ける。そのまま、ルークス王国の王都を囲っている城壁まで走った。他の小隊は見つかったのだろうか。
とりあえず私はゲンナイ先生の言う通りに王都の城壁までやって来た。先についていた者が騎士達に話を通したのか、すでに戦いの準備は出来ていた。そのため、馬に乗った多くの騎士達がルークス森の方向に駆けていく。
「これでオークは何とかなるかもしれないけど、ゲンナイ先生は……」
ライトは歯を食いしばり、目に涙を浮かべている。今の表情はあまり可愛くない。
「ゲンナイ先生は俺達を逃がすために……」
フレイもライトと同じくらい表情を引きつらせており、両手を握りしめながら肩を小さく震わせていた。
「二人共、生き残ったのに嬉しくないの?」
「嬉しいだと……。そんなわけあるか。俺たちはゲンナイ先生に逃がしてもらっただけだ。それの何が嬉しいんだ」
フレイは私の胸ぐらをつかみ、狂犬の如く叫んでくる。
「そ、そうだよね。変なことを訊いてごめん……」
私は視線を落とし、殴る相手もいないのに握り拳を作る。
「あ、ああ。俺もかっとなって悪かった」
フレイは私の胸ぐらを放し、反対を向く。
「フレイくん、キアスくん、エルツ工魔学園に戻ろう。少しでも休んだほうがいいよ」
ライトは私たちの姿を見て、無理に笑顔を作っていた。
「そうだな。学園に戻ろう。にしても、ただの実習が、なんでこんなことに」
私たちはエルツ工魔学園に移動した。そのまま寮に戻り、夕食を取ってから各自解散となる。
私は大盛料理をサンザ先輩にばれないように、彼の皿に移して量を減らした。それでも、胃が重くなる食事を終え、部屋に戻る。お風呂に入り、汗や疲れを流す。お風呂から出て体を乾いた布で拭き、下着を身に着ける。
「はぁ、今日は無駄に疲れたな。羽根ペンを四本も使っちゃった」
私は机の引き出しを開け、羽根ペンを四本持ち、外套の内側に補充しておく。
「もうすぐ中間試験だし、追試にならないように予習復習しておいてっと」
勉強を終えた後、『禁断の書』を書く気は起こらず、ベッドに入ってから八〇秒、気絶並みの速さで眠る。
☆☆☆☆
次の日、教室に向かうとクラスメイトは全員無事にそろっていた。加えて、包帯だらけのゲンナイ先生も前方に立っていた。
「えー、皆が無事にそろってよかった。加えて心配をかけてすまなかった」
ゲンナイ先生は頭を下げた。彼の無事を皆が知ると、拍手する者がいたり、感謝の言葉を大声で叫ぶ者がいたり、何気に慕われているのが見て取れる。
「今回は何者かがオークを軒並み倒して行ったから、皆、無事に生還できた。これが普通だと思うな。運よく近くに化け物がいてよかったな」
ゲンナイ先生は溜息をつきながら、寝不足気味の鋭い視線を私に向けた。
「今日もいつも通りに生活しろ。昨日を引きずっていてもいいことはない。逆に自分たちの力量を理解したはずだ。無駄だと思わず鍛錬し続けろ」
クラスの皆はゲンナイ先生の誠実さに感銘を受けたのか、大きな声で返事していた。
講義は淡々と進み、放課後を迎える。
私はいつも通り生徒会室に向かい、魔物と戦うよりは簡単な仕事をこなす。
「キアスくん、大型のオークに襲われたようだけど大丈夫だった?」
パッシュさんは後輩を心配したのか、私に話しかけてきた。
「はい、ゲンナイ先生が守ってくれました。あと、誰も死んでいません」
「へぇー、すごいじゃないか。オークの群れと遭遇して誰も死んでいないなんて奇跡だよ。Sランククラスの者達でも、無事じゃすまないはずだ」
「Sランククラスの者達なら皆が強くてオークくらい余裕で倒せると思ってました」
「まあ、出来る者もいるけど大半がお金を積んだ貴族たちだ。実力が伴わない生徒も多い。だから、Dランククラスの者達が一人も死なずに無事帰って来れたのはすごいんだ」
「虚言壁のパッシュが珍しく事実を言っているな。にしてもキアスくんが無事でよかった」
ハンスさんは眼鏡を掛け直し、私にねぎらいの言葉をかけてくれる。
「本当にキアスくんが無事でよかった。もし、私一人になっていたらどうなっていたか」
コルトは胸に手を置き、安堵していた。なんか別のことで安堵しているように聞こえるけど。
「ま、まあ、逃げるのに必死になっていましたよ」
私は軽く嘘をつき、誤魔化す。これほど、誰かに心配されたのは初めてだった。
冒険者のころはいつも、無事に帰ってくるのが当たり前だと思われていた節がある。実際、危険な目にあった覚えはあまりない。身の無事を安堵してもらえるのは、感謝とはまた違って心が温まる。
生徒会の仕事を終え、私とコルトは生徒会室を出た。
「キアスくんが多くのオークを倒したんだろ」
コルトは部屋を出るなり私を壁に追い詰めてきた。彼にしては珍しく強引な事情聴取だった。いつもはもっと穏便に話を済ませるのに。
「な、何のことかな」
私は目を見て話してくるコルトから視線を反らし、知らんぷりした。
「騎士達に話を聞いたら、オークの駆除がすでに終わっていたそうじゃないか。オークの群れの駆除が出来る実力があると証明すれば今からでもSランククラスに編入できる」
コルトは私をどうしてもSランククラスに入れたいみたいだ。
「な、なんでそこまで私をSランククラスに入れさせようとするの?」
「なんでって。別に、大層な理由はないけど……」
今度は彼が視線を反らした。何か後ろめたいことでもあるのだろうか。
「私をSランククラスに入れたがる理由もないのに、向きになるなんておかしいでしょ。いったいどんな理由があるの? 言ってみなさい」
「う……。は、話し相手がいない」
コルトは目を瞑り、頬を赤らめながら呟いた。妙に可愛く見えてしまうのは、なぜだろうか。
「へぇ、コルトはSランククラスで独りぼっちなんだー。意外だね」
「し、仕方ないだろ。私は他の者に嫌われているっぽい。そうじゃなかったら誰からも話しかけられないのはおかしいじゃないか」
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