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三十三話
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ギルドマスターとしてこの部屋で多くの冒険者にコルトの捜索や魔王の討伐の依頼を頼んだのだろう。だが断られ続け、瀕死になっていた。そんな彼に私が最後の一撃を放ってしまったらしい。
「キアスさん、シトラ学園長はコルトくんだけではなくあなたの心配もしておられました」
カイリさんの口からエルツ工魔学園の話が出てくると、身が固まる。私はなにを言われるのかと身構えてしまっていた。
「仕事の基本は報告、連絡、相談。学生だとしても大切な内容です。無断で休むのは罰則だそうですよ。申し訳ながら、私たちはあなたの心配をほとんどしていませんでしたが、あなたは今もエルツ工魔学園の生徒のようです。仕事をこなす時はシトラ学園長の許可を取ってからにしてください」
「うぅ、わかりました」
どうやら今の私は生徒だから、冒険者ギルドではなく学園に許可を取らなければならないようだ。
今、シトラ学園長に会うのは気が引ける。
無断で魔王城に向ってしまおうかと考えたが、もしかしたら会えなくなる可能性もあるため、今までの感謝と謝罪を述べに行くと決めた。
コルトが攫われてしまった理由は恐らく私にあるだろう。だから、私が責任を取らなければならない。今回ばかりは逃げるわけにはいかなかった。私が逃げてしまえば、コルトに二度と会えないかもしれない。
それは死ぬよりも嫌だ。
「キアス、こんな時に言うのも変かもしれないが、春のころよりずいぶんと変わったな」
「そ、そうですか? 私も成人してやっと大人の色気が出てきましたかね」
「いや、そういう意味じゃなくて……」
「ルドラ様、キアスさんは一応女性ですよ。女性が短期間で大きく変わるなんて、あれしかないじゃありませんか」
「あぁ、そうか。そういうことか」
ルドラさんとハンスさんに何か感づかれてしまったようで、私は頬が妙に熱くなってしまう。
「キアス、ようやく友達ができたんだな。そうかそうか、ずっと独りぼっちだったもんな」
ルドラさんは腕を組み、何度も頷きながら笑っていた。
私は変に緊張していたのがバカらしくなり、さっさとギルドマスターの部屋から出てエルツ工魔学園に向かう。
エルツ工魔学園は魔人カプリエルによって壊された厩舎や寮の建物を補習、改築、新設するようで多くの仕事人たちが作業に当たっていた。
学園長室がある建物は壊されておらず、私は八階に移動し、重厚な扉の前に立った。
ギルドマスターの部屋に入った時よりも体が硬い。呼吸が荒くなり口の中が乾燥してくる。前髪をかき上げてから大きく深呼吸して扉を叩き、中に入った。
シトラ学園長は椅子に座って仕事していた。
地上の工事音は八階にほとんど響いてこず、森の中よりも静寂で変な汗が身に纏わりつく。
「シトラ学園長、えっと、その……。無断で学園に戻らない判断を取ってしまい申し訳ありませんでした」
私は頭を深々と下げる。
「無事だったか。それなら何よりだ」
シトラ学園長は急ぎ足で仕事を進めていた。
「えっと、何をそんなに急いでいるんですか」
「一昨日の事件で、生徒を危険にさらしてしまった。今、その責任を取るために辞任の準備をしていたところだ」
「え……、いや、魔人がエルツ工魔学園に攻めてきたのは、私が原因で、シトラ学園長は何の罪もなくて、本当なら私が罰を受けなければいけなくて。だから、辞任する必要ありませんよ」
「キアスは何か勘違いしているようだ」
シトラ学園長は椅子から立ち上がり、私のもとに歩いてくる。
長時間眠っていないのか、肌の調子は悪く目の下に濃いクマができていた。そのため、表情が少し暗い。だが、私を恨んでいるように見えなかった。
「私やゲンナイ、パッシュ、ハンス、ライト、フレイ、学園の皆を守ってくれてありがとう。たとえ、キアスが原因だったとしても事態を収束させられなかったのは私の落ち度だ。学園長としての実力不足を感じたよ。私は私の責任の取り方がある。キアスは気にするな」
シトラ学園長は私にムギュっと抱き着く。
大きな胸の温もりは男とは違い、母性で溢れていた。母親に慰められているような感覚。久しぶりにこんな暖かい抱擁を受けた気がする。
おそらくシトラ学園長は学園長を辞任した後にコルトの捜索に向かおうとしていたのだろう。
魔王と戦うことになったら、カプリエルにやられていた彼女では太刀打ちできるわけがない。なのに、責任感が強いから、コルトを探さずにいられないようだ。
私はシトラ学園長から離れ、彼女を無駄死にさせないためにもルドラさんにも伝えた内容を話した。
「シトラ学園長はエルツ工魔学園の学園長として生徒を守る責任があります。辞任してコルトさんだけに時間を使うのは責任逃れではありませんか?」
「……言ってくれるじゃないか」
「今、辞任してしまったら、コルトさんを見捨てるよりも多くの学生を見捨てることになるんですよ。彼の件は私に任せてください。私が彼を連れ戻してきます。だから、私に彼を助けに行く許可をください」
「はぁ……、私より強い奴に許可を求められるっていうのも変な感覚だな」
シトラ学園長は椅子に座り込み、禁煙と書かれているポスターを眺めた後に、たばこを咥えた。指パッチンで小さな火を起こす。紫煙を吐き、一本吸い終わってから口を開く。
「無茶はするなよ」
「ありがとうございます」
私は頭を下げたあと学園長室から出るために踵を返した。
出入り口に近づいていくと床にローファーの踵を強くぶつけながら走っている音が聞こえる。扉が勢いよく開かれると、息が上がっているフレイとライトが現れた。
「やっぱりキアスだったか。今まで、どこに行っていたんだ。心配しただろうが」
「そうだよ。寮に戻ってこないし、本当に心配したんだからね」
フレイとライトはエルツ工魔学園の復興作業中に私を見つけたようだった。
身を隠して行けばよかったと思ったが、見つかってしまった今、考えても遅い。
「今まで仲良くしてくれてありがとう。また、会えるかどうかわからないから、感謝の気持ちだけは伝えておくね。二人共、努力を続けて誰かを助けられるくらい強くなって」
私はフレイとライトを巻き込まないよう、必要最低限の会話だけを済ませて二人の間を歩いていく。
「二人がカプリエルの前に飛び出した時、私は二人をぶん殴りたくなった。でも、鍛えなかった方がよかったかもしれないとは思わなかった。二人共、ちゃんと強くなっているよ。さよなら……」
弟子が成長しているのに私は何をくすぶっていたのだろうか。私だってまだまだ成長期真っ盛りだというのに。
「キアス・リーブンがどんな奴だろうと、俺からしたら師匠みたいなもんだ。Dランククラスのクラスメイトで、共に高見を目指す学友でもある。勝手なこと言ってるんじゃねえよ」
「キアスくん、ぼくを助けてくれてありがとう。ほんと、凄くカッコよかったよ。ぼくの憧れそのものだった。きっとコルトさんを助けに行くんだよね。キアスくんなら大丈夫、どんな敵が相手でも絶対に負けないよ。ぼくとフレイくんは学園を直してキアスくんとコルトさんの帰りを待っているから」
フレイとライトは私を引き留めるでもなく、背中を押すわけでもなく私の学友として弟子としてエルツ工魔学園で待っていてくれるらしい。これが男の友情ってやつだろうか。
私は何も答えず、学園長室を出る。八階の窓から飛び降りて魔法で姿を隠しながら飛行する。
「ザウエルちゃん、カプリエルちゃん、魔王城の場所を教えて」
「南に真っ直ぐ進め」
「そのまま、山や街を何個か超えてくださいっす」
私は二人の指示に従い、王都から魔族領に向かった。
――コルト、待っていて。必ず助けるから。
私は安全を度外視した超高速飛行で半日かけて魔族領と呼ばれる魔族たちが支配する国家の国境に到着した。
魔法で姿をくらませたまま、国境を通過。だが、水の膜を通過したような感覚が頭のてっぺんから足先に広がる。
「な……、嘘っ」
国境を通過した瞬間、私が発動していた身を隠す魔法や体を軽くする魔法、風を起こす魔法などが強制解除された。
発動する前の魔法を解除するならまだ理解できるが、発動した魔法を解除するなど普通は不可能だ。しかも、私が魔族領からすれば北側から攻めてくると読んでいなければ事前に罠を仕掛けておくのも不可能。
「キアスさん、シトラ学園長はコルトくんだけではなくあなたの心配もしておられました」
カイリさんの口からエルツ工魔学園の話が出てくると、身が固まる。私はなにを言われるのかと身構えてしまっていた。
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今、シトラ学園長に会うのは気が引ける。
無断で魔王城に向ってしまおうかと考えたが、もしかしたら会えなくなる可能性もあるため、今までの感謝と謝罪を述べに行くと決めた。
コルトが攫われてしまった理由は恐らく私にあるだろう。だから、私が責任を取らなければならない。今回ばかりは逃げるわけにはいかなかった。私が逃げてしまえば、コルトに二度と会えないかもしれない。
それは死ぬよりも嫌だ。
「キアス、こんな時に言うのも変かもしれないが、春のころよりずいぶんと変わったな」
「そ、そうですか? 私も成人してやっと大人の色気が出てきましたかね」
「いや、そういう意味じゃなくて……」
「ルドラ様、キアスさんは一応女性ですよ。女性が短期間で大きく変わるなんて、あれしかないじゃありませんか」
「あぁ、そうか。そういうことか」
ルドラさんとハンスさんに何か感づかれてしまったようで、私は頬が妙に熱くなってしまう。
「キアス、ようやく友達ができたんだな。そうかそうか、ずっと独りぼっちだったもんな」
ルドラさんは腕を組み、何度も頷きながら笑っていた。
私は変に緊張していたのがバカらしくなり、さっさとギルドマスターの部屋から出てエルツ工魔学園に向かう。
エルツ工魔学園は魔人カプリエルによって壊された厩舎や寮の建物を補習、改築、新設するようで多くの仕事人たちが作業に当たっていた。
学園長室がある建物は壊されておらず、私は八階に移動し、重厚な扉の前に立った。
ギルドマスターの部屋に入った時よりも体が硬い。呼吸が荒くなり口の中が乾燥してくる。前髪をかき上げてから大きく深呼吸して扉を叩き、中に入った。
シトラ学園長は椅子に座って仕事していた。
地上の工事音は八階にほとんど響いてこず、森の中よりも静寂で変な汗が身に纏わりつく。
「シトラ学園長、えっと、その……。無断で学園に戻らない判断を取ってしまい申し訳ありませんでした」
私は頭を深々と下げる。
「無事だったか。それなら何よりだ」
シトラ学園長は急ぎ足で仕事を進めていた。
「えっと、何をそんなに急いでいるんですか」
「一昨日の事件で、生徒を危険にさらしてしまった。今、その責任を取るために辞任の準備をしていたところだ」
「え……、いや、魔人がエルツ工魔学園に攻めてきたのは、私が原因で、シトラ学園長は何の罪もなくて、本当なら私が罰を受けなければいけなくて。だから、辞任する必要ありませんよ」
「キアスは何か勘違いしているようだ」
シトラ学園長は椅子から立ち上がり、私のもとに歩いてくる。
長時間眠っていないのか、肌の調子は悪く目の下に濃いクマができていた。そのため、表情が少し暗い。だが、私を恨んでいるように見えなかった。
「私やゲンナイ、パッシュ、ハンス、ライト、フレイ、学園の皆を守ってくれてありがとう。たとえ、キアスが原因だったとしても事態を収束させられなかったのは私の落ち度だ。学園長としての実力不足を感じたよ。私は私の責任の取り方がある。キアスは気にするな」
シトラ学園長は私にムギュっと抱き着く。
大きな胸の温もりは男とは違い、母性で溢れていた。母親に慰められているような感覚。久しぶりにこんな暖かい抱擁を受けた気がする。
おそらくシトラ学園長は学園長を辞任した後にコルトの捜索に向かおうとしていたのだろう。
魔王と戦うことになったら、カプリエルにやられていた彼女では太刀打ちできるわけがない。なのに、責任感が強いから、コルトを探さずにいられないようだ。
私はシトラ学園長から離れ、彼女を無駄死にさせないためにもルドラさんにも伝えた内容を話した。
「シトラ学園長はエルツ工魔学園の学園長として生徒を守る責任があります。辞任してコルトさんだけに時間を使うのは責任逃れではありませんか?」
「……言ってくれるじゃないか」
「今、辞任してしまったら、コルトさんを見捨てるよりも多くの学生を見捨てることになるんですよ。彼の件は私に任せてください。私が彼を連れ戻してきます。だから、私に彼を助けに行く許可をください」
「はぁ……、私より強い奴に許可を求められるっていうのも変な感覚だな」
シトラ学園長は椅子に座り込み、禁煙と書かれているポスターを眺めた後に、たばこを咥えた。指パッチンで小さな火を起こす。紫煙を吐き、一本吸い終わってから口を開く。
「無茶はするなよ」
「ありがとうございます」
私は頭を下げたあと学園長室から出るために踵を返した。
出入り口に近づいていくと床にローファーの踵を強くぶつけながら走っている音が聞こえる。扉が勢いよく開かれると、息が上がっているフレイとライトが現れた。
「やっぱりキアスだったか。今まで、どこに行っていたんだ。心配しただろうが」
「そうだよ。寮に戻ってこないし、本当に心配したんだからね」
フレイとライトはエルツ工魔学園の復興作業中に私を見つけたようだった。
身を隠して行けばよかったと思ったが、見つかってしまった今、考えても遅い。
「今まで仲良くしてくれてありがとう。また、会えるかどうかわからないから、感謝の気持ちだけは伝えておくね。二人共、努力を続けて誰かを助けられるくらい強くなって」
私はフレイとライトを巻き込まないよう、必要最低限の会話だけを済ませて二人の間を歩いていく。
「二人がカプリエルの前に飛び出した時、私は二人をぶん殴りたくなった。でも、鍛えなかった方がよかったかもしれないとは思わなかった。二人共、ちゃんと強くなっているよ。さよなら……」
弟子が成長しているのに私は何をくすぶっていたのだろうか。私だってまだまだ成長期真っ盛りだというのに。
「キアス・リーブンがどんな奴だろうと、俺からしたら師匠みたいなもんだ。Dランククラスのクラスメイトで、共に高見を目指す学友でもある。勝手なこと言ってるんじゃねえよ」
「キアスくん、ぼくを助けてくれてありがとう。ほんと、凄くカッコよかったよ。ぼくの憧れそのものだった。きっとコルトさんを助けに行くんだよね。キアスくんなら大丈夫、どんな敵が相手でも絶対に負けないよ。ぼくとフレイくんは学園を直してキアスくんとコルトさんの帰りを待っているから」
フレイとライトは私を引き留めるでもなく、背中を押すわけでもなく私の学友として弟子としてエルツ工魔学園で待っていてくれるらしい。これが男の友情ってやつだろうか。
私は何も答えず、学園長室を出る。八階の窓から飛び降りて魔法で姿を隠しながら飛行する。
「ザウエルちゃん、カプリエルちゃん、魔王城の場所を教えて」
「南に真っ直ぐ進め」
「そのまま、山や街を何個か超えてくださいっす」
私は二人の指示に従い、王都から魔族領に向かった。
――コルト、待っていて。必ず助けるから。
私は安全を度外視した超高速飛行で半日かけて魔族領と呼ばれる魔族たちが支配する国家の国境に到着した。
魔法で姿をくらませたまま、国境を通過。だが、水の膜を通過したような感覚が頭のてっぺんから足先に広がる。
「な……、嘘っ」
国境を通過した瞬間、私が発動していた身を隠す魔法や体を軽くする魔法、風を起こす魔法などが強制解除された。
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