6 / 38
同族殺しの少年 (黒執 我久)
しおりを挟む
廃校となった校舎の一室。
教室の中まで伸びた蔦は、精根尽きたかのように色を失い乾いていた。歩くたびにパキパキと生命の残りカスが砕けていく。
うん、今度、時間があるときに清掃でもしよう。
部屋の汚れは心の汚れって言うしね。
なんてことを考えながら、僕は今にも壊れそうな教卓の上にタブレット端末を置いた。これは、〈並行世界〉に来るにあたり、なんだかよく分からない人がくれたモノだ。
確か〈神〉と名乗っていたっけ?
……厨二か。
そう思わなくはないけど、僕がこの世界――〈並行世界〉に連れて来られたことは違いない。彼は口だけでなく力も持っていたようだ。
僕がこの世界に来て一か月。
昨晩、ようやく、〈悪魔〉とやらを倒した。
全身緑の突起物を付けた化け物。
思い出しただけで気持ちが悪くなってくる。
タブレットの液晶には手に入れた〈ポイント〉の合計が表示される。昨日の時点で確認した数と同じ『3Pt』のままだった。
何もしないで増えるようなシステムではないらしい。
利子くらい付けて置いてよね……。
僕は端末を操作して、景品と書かれた項目を選択する。そして、迷うことなく情報と書かれた文字を選ぶ。
僕が欲しい情報は一つ。
僕が狙っていた〈悪魔〉と、先に戦っていた二人の男のことだった。
窓ガラスを割って現れるなんてなんとも歌舞いた男達だ。
状況が状況でなければ、是非とも一緒に平和のために戦いたいが――まあ、相手は拒むだろう。
僕も〈ポイント〉貰えないのは嫌だし、そもそも平和のために戦う気もないし。
「それにしても……遅いんだけど。もしかして、僕、騙されちゃった?」
初めて情報を買ったのだけど、何も起こらない。
3分ほど待ったところでようやく、一人の女性が姿を見せた。黒い下着にガーターベルト。実に露出度の高い格好だった。
……あれ?
もしかして、僕にその姿を見せるために時間を掛けていたのかな?
だとしたら、嬉しいなと思いつつも、
「ねぇ、なんで情報を買ったのに直ぐに出てくれないのかな? いや、僕は別に構わないんだけどさ」
文句は言っておいた。
言うべき文句は言っておかないと。我慢して良いことなんて一つもない。……別に照れ隠しじゃないからね?
僕の言葉にムスっとした表情を浮かべる彼女。どうやら、今日は機嫌が悪いようだ。まあ、旧知の仲じゃないから、上辺の感情を読み取っただけなんだけどね。
もしかしたら、僕に見られて喜んでるのかも知れない。
その可能性も捨てきれずに彼女の言葉を待っては見たのだけど、表情の通りに抱いている感情は怒りのようだった。
残念。
「こっちにも色々あるのよ。マスターと早く良いことしたいから、なにが知りたいのかさっさと教えなさい」
「分かったよ。それにしても、何度見ても良い身体してるよね。良かったら、マスターとやらじゃなくて、僕と良いことしない? そしたら〈ポイント〉を『5Pt』だけ貰って上げてもいいよ?」
情報を聞かない僕に、眉尻を振るわせて彼女が言う。
「あなた……。自分の立場が分かってるの? なんで、あなたと良いことをして、〈ポイント〉まであげなきゃいけないのよ? あんまりふざけたこと言ってると、流石の私も怒るわよ……? あなた、自分の立場分かってる訳?」
彼女に取って僕達はゲームを盛り上げるための〈プレイヤー〉
それくらい分かってるさ。
「僕たちの立場は――君が大好きなマスターの駒でしょ? だから、ゲームが始まったばかりの今は、そう簡単に放棄はしないと思ってるんだけど、違ったかな? もし、違うなら直ぐ謝るよ」
序盤で駒を捨てるゲームなんてないよね。
それに、もしも彼らが本気で罰を与えようとするなら例え離れていても、どこにいても関係なく与えることができるはずだ。
〈並行世界〉から人を呼び出し殺す力を持ってるのは――この目で確認済だ。
見たくはないけども。
僕の言葉に無言を貫く彼女。
「うん、僕の予想は当たってたみたいだね。良かった、良かった。ああ、それで欲しい情報なんだけど、僕たちと同じく〈ポイント〉を集めている人間(・・)のことを知りたいんだけど……」
「ええ、それなら構わないわ」
彼女は僕の質問は答えても問題はないと判断したようだ。すぐに二人の男の写真が写る。写真の横には年齢と性別が書いてあった。
僕はその画面に映った言葉を読み上げる。
「えっと、一人目は正大(しょうだい) 継之介(つぎのすけ)。 23歳。もう一人は明神(みょうじん) 公人(きみと)。21歳。彼ら二人は幼馴染で、|僕達と同じく生き残った人間(・・・・・・・・・・)ね」
そうか。やはり、彼らも僕と同じ条件で生き残り〈ポイント〉を集めているのか。
そうなると――やっぱり協力は無理だね。
再び画面が切り替り彼女の胸元が映る。僕としてはしばらく、その画面のままでいてくれても構わなかったのだが、彼女は僕と話したくないのか、
「教えられるのはそれだけよ。あなたはもう二度と情報を買わないで貰いたいわね」
ぶつりと非常にも回線が切られてしまった。
景品交換画面に戻る。電源を落とそうとした僕の視線に、景品の一番上に表示されている二文字が目についた。
『人間』
たった二文字なのに人の命が掛かってると思うと――。
うん。
これは僕が手に入れないとね。
改めて自分に言い聞かせると――
「あれ、もしかして昨日の奴らの情報を買った感じ? ねぇ、誰だった!?」
と教室に一人の少女が入ってきた。
おかっぱのような髪型で、前髪をピンで留めていた。その隙間から眉が見える。女性は化粧をするために殆ど眉を残さない人もいるようだけど、目の前にいる少女は化粧をしないからか、立派な眉を持っていた。
そんな少女の胸元には、木の板を張り合わせて作られた風呂桶が抱えられていた。
中にはタオルや洗髪剤が入っている。この廃校には当然の如くお風呂なんてないから、銭湯にでも行ってきたのだろう。
胸元が大きく開けたピンクの浴衣姿で教室に入ってくる。決して小さくはない谷間が動くたびに揺れていた。ふむ、ここは彼女の動きを大きくしてもっと、楽しませて貰うとしようか。
「知りかったら自分で買わないと。それか――僕に〈ポイント〉を支払うか。そうだねー、特別に〈1Pt〉で教えてあげるよ」
「もう、黒執(くろとり)は本当に守銭奴なんだから。そんなんじゃ、女の子にモテませんよー!」
僕の予想通りピョンピョンと跳ねる彼女――春馬(はるま) 莉子(りこ)。彼女は文句をいいながらも、自身が持っていた端末を操作して、僕に〈ポイント〉を送った。
二人で一つの端末を共有するのかと最初に問われたが、求めるモノが僕とリコちゃんは違うんだからと1人1つの端末を受け取った。
なんで、共有しなきゃいけないんだろう?
電源を落としたばかりの端末を再び操作すると、情報を購入したことで失った〈ポイント〉が『1Pt』に増えていた。
僕はそのことを確認して莉子ちゃんに手に入れた情報を莉子ちゃんの端末に送る。
「うん、OK! 教えて貰ったのは二人の名前だよ」
「え、これだけ……?」
「うん」
「はぁ、なら払わなきゃ良かったよ」
名前と年齢。それに顔写真しか映っていない画面を見てがっくりと肩を落として――、
「〈ポイント〉返せー!」
と、両手をぐるぐると振り回しなながら、僕にちょっかいを掛けてきた。ここは〈並行世界〉だというのに、どこまでも明るい莉子ちゃんだった。
教室の中まで伸びた蔦は、精根尽きたかのように色を失い乾いていた。歩くたびにパキパキと生命の残りカスが砕けていく。
うん、今度、時間があるときに清掃でもしよう。
部屋の汚れは心の汚れって言うしね。
なんてことを考えながら、僕は今にも壊れそうな教卓の上にタブレット端末を置いた。これは、〈並行世界〉に来るにあたり、なんだかよく分からない人がくれたモノだ。
確か〈神〉と名乗っていたっけ?
……厨二か。
そう思わなくはないけど、僕がこの世界――〈並行世界〉に連れて来られたことは違いない。彼は口だけでなく力も持っていたようだ。
僕がこの世界に来て一か月。
昨晩、ようやく、〈悪魔〉とやらを倒した。
全身緑の突起物を付けた化け物。
思い出しただけで気持ちが悪くなってくる。
タブレットの液晶には手に入れた〈ポイント〉の合計が表示される。昨日の時点で確認した数と同じ『3Pt』のままだった。
何もしないで増えるようなシステムではないらしい。
利子くらい付けて置いてよね……。
僕は端末を操作して、景品と書かれた項目を選択する。そして、迷うことなく情報と書かれた文字を選ぶ。
僕が欲しい情報は一つ。
僕が狙っていた〈悪魔〉と、先に戦っていた二人の男のことだった。
窓ガラスを割って現れるなんてなんとも歌舞いた男達だ。
状況が状況でなければ、是非とも一緒に平和のために戦いたいが――まあ、相手は拒むだろう。
僕も〈ポイント〉貰えないのは嫌だし、そもそも平和のために戦う気もないし。
「それにしても……遅いんだけど。もしかして、僕、騙されちゃった?」
初めて情報を買ったのだけど、何も起こらない。
3分ほど待ったところでようやく、一人の女性が姿を見せた。黒い下着にガーターベルト。実に露出度の高い格好だった。
……あれ?
もしかして、僕にその姿を見せるために時間を掛けていたのかな?
だとしたら、嬉しいなと思いつつも、
「ねぇ、なんで情報を買ったのに直ぐに出てくれないのかな? いや、僕は別に構わないんだけどさ」
文句は言っておいた。
言うべき文句は言っておかないと。我慢して良いことなんて一つもない。……別に照れ隠しじゃないからね?
僕の言葉にムスっとした表情を浮かべる彼女。どうやら、今日は機嫌が悪いようだ。まあ、旧知の仲じゃないから、上辺の感情を読み取っただけなんだけどね。
もしかしたら、僕に見られて喜んでるのかも知れない。
その可能性も捨てきれずに彼女の言葉を待っては見たのだけど、表情の通りに抱いている感情は怒りのようだった。
残念。
「こっちにも色々あるのよ。マスターと早く良いことしたいから、なにが知りたいのかさっさと教えなさい」
「分かったよ。それにしても、何度見ても良い身体してるよね。良かったら、マスターとやらじゃなくて、僕と良いことしない? そしたら〈ポイント〉を『5Pt』だけ貰って上げてもいいよ?」
情報を聞かない僕に、眉尻を振るわせて彼女が言う。
「あなた……。自分の立場が分かってるの? なんで、あなたと良いことをして、〈ポイント〉まであげなきゃいけないのよ? あんまりふざけたこと言ってると、流石の私も怒るわよ……? あなた、自分の立場分かってる訳?」
彼女に取って僕達はゲームを盛り上げるための〈プレイヤー〉
それくらい分かってるさ。
「僕たちの立場は――君が大好きなマスターの駒でしょ? だから、ゲームが始まったばかりの今は、そう簡単に放棄はしないと思ってるんだけど、違ったかな? もし、違うなら直ぐ謝るよ」
序盤で駒を捨てるゲームなんてないよね。
それに、もしも彼らが本気で罰を与えようとするなら例え離れていても、どこにいても関係なく与えることができるはずだ。
〈並行世界〉から人を呼び出し殺す力を持ってるのは――この目で確認済だ。
見たくはないけども。
僕の言葉に無言を貫く彼女。
「うん、僕の予想は当たってたみたいだね。良かった、良かった。ああ、それで欲しい情報なんだけど、僕たちと同じく〈ポイント〉を集めている人間(・・)のことを知りたいんだけど……」
「ええ、それなら構わないわ」
彼女は僕の質問は答えても問題はないと判断したようだ。すぐに二人の男の写真が写る。写真の横には年齢と性別が書いてあった。
僕はその画面に映った言葉を読み上げる。
「えっと、一人目は正大(しょうだい) 継之介(つぎのすけ)。 23歳。もう一人は明神(みょうじん) 公人(きみと)。21歳。彼ら二人は幼馴染で、|僕達と同じく生き残った人間(・・・・・・・・・・)ね」
そうか。やはり、彼らも僕と同じ条件で生き残り〈ポイント〉を集めているのか。
そうなると――やっぱり協力は無理だね。
再び画面が切り替り彼女の胸元が映る。僕としてはしばらく、その画面のままでいてくれても構わなかったのだが、彼女は僕と話したくないのか、
「教えられるのはそれだけよ。あなたはもう二度と情報を買わないで貰いたいわね」
ぶつりと非常にも回線が切られてしまった。
景品交換画面に戻る。電源を落とそうとした僕の視線に、景品の一番上に表示されている二文字が目についた。
『人間』
たった二文字なのに人の命が掛かってると思うと――。
うん。
これは僕が手に入れないとね。
改めて自分に言い聞かせると――
「あれ、もしかして昨日の奴らの情報を買った感じ? ねぇ、誰だった!?」
と教室に一人の少女が入ってきた。
おかっぱのような髪型で、前髪をピンで留めていた。その隙間から眉が見える。女性は化粧をするために殆ど眉を残さない人もいるようだけど、目の前にいる少女は化粧をしないからか、立派な眉を持っていた。
そんな少女の胸元には、木の板を張り合わせて作られた風呂桶が抱えられていた。
中にはタオルや洗髪剤が入っている。この廃校には当然の如くお風呂なんてないから、銭湯にでも行ってきたのだろう。
胸元が大きく開けたピンクの浴衣姿で教室に入ってくる。決して小さくはない谷間が動くたびに揺れていた。ふむ、ここは彼女の動きを大きくしてもっと、楽しませて貰うとしようか。
「知りかったら自分で買わないと。それか――僕に〈ポイント〉を支払うか。そうだねー、特別に〈1Pt〉で教えてあげるよ」
「もう、黒執(くろとり)は本当に守銭奴なんだから。そんなんじゃ、女の子にモテませんよー!」
僕の予想通りピョンピョンと跳ねる彼女――春馬(はるま) 莉子(りこ)。彼女は文句をいいながらも、自身が持っていた端末を操作して、僕に〈ポイント〉を送った。
二人で一つの端末を共有するのかと最初に問われたが、求めるモノが僕とリコちゃんは違うんだからと1人1つの端末を受け取った。
なんで、共有しなきゃいけないんだろう?
電源を落としたばかりの端末を再び操作すると、情報を購入したことで失った〈ポイント〉が『1Pt』に増えていた。
僕はそのことを確認して莉子ちゃんに手に入れた情報を莉子ちゃんの端末に送る。
「うん、OK! 教えて貰ったのは二人の名前だよ」
「え、これだけ……?」
「うん」
「はぁ、なら払わなきゃ良かったよ」
名前と年齢。それに顔写真しか映っていない画面を見てがっくりと肩を落として――、
「〈ポイント〉返せー!」
と、両手をぐるぐると振り回しなながら、僕にちょっかいを掛けてきた。ここは〈並行世界〉だというのに、どこまでも明るい莉子ちゃんだった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
巻き込まれ異世界召喚、なぜか俺だけ竜皇女の推しになった
ノラクラ
ファンタジー
俺、霧島悠斗は筋金入りの陰キャ高校生。
学校が終わったら即帰宅して、ゲームライフを満喫するのが至福の時間――のはずだった。
だがある日の帰り道、玄関前で学園トップスターたちの修羅場に遭遇してしまう。
暴君・赤城獅童、王子様系イケメン・天条院義孝、清楚系美少女・柊奏、その親友・羽里友莉。
よりによって学園の顔ぶれが勢ぞろいして大口論!?
……陰キャ代表の俺に混ざる理由なんて一ミリもない。見なかったことにしてゲームしに帰りたい!
そう願った矢先――空気が変わり、街に巨大な魔法陣が出現。
赤城たちは光に呑まれ、異世界へと召喚されてしまった。
「お~、異世界召喚ね。ラノベあるあるだな」
そう、他人事のように見送った俺だったが……。
直後、俺の足元にも魔法陣が浮かび上がる。
「ちょ、待て待て待て! 俺は陰キャだぞ!? 勇者じゃないんだぞ!?」
――かくして、ゲームライフを愛する陰キャ高校生の異世界行きが始まる。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
魔道具は歌う~パーティ追放後に最高ランクになった俺を幼馴染は信じない。後で気づいてももう遅い、今まで支えてくれた人達がいるから~
喰寝丸太
ファンタジー
異世界転生者シナグルのスキルは傾聴。
音が良く聞こえるだけの取り柄のないものだった、
幼馴染と加入したパーティを追放され、魔道具に出会うまでは。
魔道具の秘密を解き明かしたシナグルは、魔道具職人と冒険者でSSSランクに登り詰めるのだった。
そして再び出会う幼馴染。
彼女は俺がSSSランクだとは信じなかった。
もういい。
密かにやってた支援も打ち切る。
俺以外にも魔道具職人はいるさ。
落ちぶれて行く追放したパーティ。
俺は客とほのぼのとした良い関係を築きながら、成長していくのだった。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
無能と追放された俺、死にかけて覚醒した古代秘術を極めて最強になる
仲山悠仁
ファンタジー
魔力がすべての世界で、“無能”と烙印を押された少年アレックスは、
成人儀式の日に家族と村から追放されてしまう。
守る者も帰る場所もなく、魔物が徘徊する森へ一人放り出された彼は、
そこで――同じように孤独を抱えた少女と出会う。
フレア。
彼女もまた、居場所を失い、ひとりで生きてきた者だった。
二人の出会いは偶然か、それとも運命か。
無能と呼ばれた少年が秘めていた“本当の力”、
そして世界を蝕む“黒い霧”の謎が、静かに動き始める。
孤独だった二人が、共に歩き出す始まりの物語。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる