5 / 10
夫と息子
夫と息子
しおりを挟む
息子に性教育をした後、夫にどう話したらいいか考えていた。隠しておくこともできるだろうけど、それじゃまるで悪いことをしたみたい。別に恥ずかしいことでもこそこそ隠すようなことをしたつもりは無いのだから、思い切って話してしまおう。
寝る前に二人きりになった時、あの日のことを包み隠さず話した。もちろん、彼女のことは別にしてである。これだけはずっと私だけの秘密だ。
夫の反応は意外なものだった。
「ぼくも、あれくらいの歳の時、母の「秘密の園」の中がどうなっているのか気になって仕方がなかったな。あの子みたいに聞いてみる勇気は無かったけど」
私も父に「おちんちん」のことが気になって見せてもらったことを思い出した。夫も同じような経験があったんだ。
「ただ、ぼくには妹がいるからね」
夫には年子の妹がいる。
「小学校低学年ころまでは二人だけでお風呂に入ったりしてたんだけど」
まあ、それくらいは普通かもしれないな。
「両親に話していないけど、妹の割れ目がどうなっているのか気になったことがあってね」
確かに、自分とは違う形だから、それが正直なところかも。
「妹に広げて見せてもらったことがあったんだ。向こうはすっかり忘れているだろうと思うけど」
見せろ、って言ったり、あなたの手で広げたわけじゃないでしょうね。
「いいや、「どうなってるの?」って聞いたら、自分から広げて見せてくれた」
子供だから深く考えていなかったのかもね。あなたのおちんちんも触らせたりしたの?
「憶えていないけど、やってないんじゃないかな。男のからだは一目瞭然だし」
「でも、当時は子供の裸なんてドラマでもCMでも平気で出ていたし、今みたいに「児童ポルノ」なんて言葉は無かったから、親に話せば叱られたかもしれないけど、大したことととらえられなかったかもね」
見せてもらって、どう思ったの?
「子供だから、よくわからなかった。おしっこが出てくる部分は分かったけど、子供が生まれてくる部分まであるなんて想像もしなかったし」
そんなものかもね。夫も私同様結構すごい体験をしてきたことがわかった。私たち案外「似たもの夫婦」なのかも。
数日後。
風呂から上がって寝室に入ってきた夫が、随分と興奮した声でこう言った。
「いきなりこんなことを頼むのは、いくら夫婦でも礼儀に反していることだということは分かっている。それは承知のうえで、お願いする」
「いったいどうしたのよ」
「今すぐやりたい」
一瞬意味が分からなかったが、夫は急に何かのきっかけで欲情してしまったらしい。今すぐ相手をして欲しい、ということのようだ。
目を見ると、今まで見たことがないようなくらい爛々と輝いている。こりゃ本気だ。
「わかったわ」
「ありがとう。どうにも止まらないんだ」
急いで彼女を呼び出す。
「悪いわね。お願い」
「任せておきなさい!」
夫はすぐに脱ぎ始める。私はコンドームを用意すると、夫の局部が今まで見たことがないくらい大きくなっている。これを鎮めることができるのは、私と彼女しかいないだろう。
夫の「先端」に注意深く装着すると、夫のベッドに仰向けになる。パジャマを脱ぐのももどかしい。彼女の中が急に濡れてきた。彼女の仕事ぶりはさすがに早いが、夫のベッドを汚すかも。
「さあ、どうぞ。脱がすのが面倒なら破いちゃってもいいから」
「悪いね。もっといいのを買ってあげるから」
夫の手がパジャマにかかると、あっという間にボタンが飛び散った。夫は文科系の人で、運動の経験はゼロだ。それがすさまじい勢いで私の服を破いている。
ブラのカップを両手で持つと、左右に引き裂いた。知らない人には私が襲われているようにしか見えないだろう。
パジャマのズボンとショーツはさすがに非力な夫には引き裂くのは無理だと思ったら、重ねて掴んで一気に足元まで引きずり降ろされた。これで「準備」は整った。
ここであることに気付いた。なんかおかしい。
彼女がささやく。
「あの子、見てるわね」
息子の部屋はドアで直接行き来できる。上の隙間から覗き込めば、見るのは容易だ。
彼女の声を聞くまでもなく、隣の息子の部屋からその雰囲気を感じる。夫に話す。
「あの子、見てるわよ」
「えっ」
欲情している夫にはそんな神経は回らなかったらしい。
「今更隠しても仕方ないじゃない。こっちに呼びましょう。あの子、私たちが何をしているのか分かっているわ」
「どうする気?」
「別に恥ずかしいことをしているわけでも、悪いことをしているわけでもないでしょ。そのまま見せればいいじゃない」
「君は平気なの?」
「あの子だって興味を持ったんだから、やめさせたところでこれからも見ようとするわよ。夫婦なんだから、するのは当たり前。どんなものだか見せればいいと思わない?あなただって、今更やめられないでしょ?」
「あの子にも、今後ネットや週刊誌で変な性情報が次々入ってくるわよ。その前に普通の「夫婦生活」がどんなものか教えてあげましょう。性教育の仕上げに」
「さっき、君の服を引き裂いてしまったからな。あれが「普通」だと思われるのもまずい」
「次からやらなければあの子にも分かっていくわよ」
「今日だけじゃなく、これからもずっと見せるの?」
「「結婚」とか、「夫婦」って、そういう物だということを分かってもらういいチャンスじゃない。あの子、私の股間の中を知りたがった時、真剣な目だった。いい加減な情報にまみれていく前に正しい「性教育」をできるのは私たちだけなのよ」
「わかった。君がそこまで覚悟しているなら」
部屋の間のドアに手を掛ける(注:「僕とママ」参照)。
「起きてるんでしょ?こっそり覗いていないでこちらにいらっしゃい」
考えてみれば、隣であれだけ大騒ぎしてなおかつ目を覚まさないと思う方がおかしい。先日話したことから、息子は私たちが何をしているのか即座に理解したことだろう。私も両親の秘め事を覗いたことがあるし、「興味を持つな」という方が無理だ。
ドアを開けると、椅子の上に立った息子がいた。やはり覗いていたのだ。いきなり両親が裸で立っているのに全く驚いていない。先日の「性教育」の成果で、私たちが何をしているのか分かっているのだろう。
「どうする?見るのをやめる?見たいのならこっちにいらっしゃい」
「見たい」
「聞きたいことが出てくるかもしれないけど、終わるまで待って」
息子の部屋から椅子を持ってきて、座らせる。
「続けましょうか」
夫のベッドに戻る。息子の視線が気にならないとは言わないけど、忘れることにした。
夫のからだが私の上に覆いかぶさってくる。いくら中断したとはいえ、欲情した男性の性欲というのはすさまじい。夫の両手が私の乳房を揉みしだいている。いつもより力が籠っている。私も思わず声を上げる。今までは息子が目を覚まさないように気をつけていたが、そんな気を使う必要もなくなった。
夫の舌が私の口の中に入ってくる。抜くと、そのまま私のからだの上を這い続ける。首筋、乳房、乳首、臍周りと徐々に下に降りて来て、今は股間に顔を埋めている。
内腿、陰唇に舌を這わせてくる。初めての時は驚いたが、日常になってきている。
息子は初めて見るはずだが、案外冷静に見ている様子。私がこっそり両親の秘め事を見た時にはドキドキしていたから、随分と違う。
腰を浮かしてきた。いよいよだ。無意識のうちに股間を広げていたらしい。
「そんなに股を広げなくても。いつもすんなり入っていくじゃない。じゃあ、いくよ」
そう言うと、私の「秘園」を見ることなく、一気に押し込んできた。数年の「夫婦生活」で慣れてきたのか正確だ。あまりの勢いの強さに思わず声が出る。
「うっ」
「ごめん。痛かった?」
「大丈夫。いつもよりずいぶん気合が入っていたから」
いつもなら彼女がうまくやってくれるのだが、これだけ濡らしてくれていても痛いということは相当なものだ。
息子が不思議そうな顔をしている。痛みを伴うようなことをわざわざ積極的にするということが理解できないのだろう。
「これだけ「元気」なら、こちらは当分心配はなさそうね」
「何を言うか」
傍から見れば、「結合」状態の夫婦の不思議な会話だろう。私に遠慮してか、激しく動かしたりはせず、小刻みにぴくぴくさせている程度だが、
「もう少しこのままでいたいんだけど。ぼくのあそこはきみの中が一番居心地がいい。締まり具合が気持ち良くて天国にいるみたい」
夫には珍しくとんでもない下ネタが飛び出した。息子が見ていることなど一切気にしていない。良くも悪くも相変わらず思った通りのことを口にする人。
「バカ」
すべては彼女の能力だ。悲しませないようにもちろんそんなことはしなかったけど、多くの男性とやっていたら、案外彼らを夢中にさせていたかもしれない。顔は今一つでも、男にモテる女性というのはそういうものかもしれないと思う。
ようやく終わった。夫は満足げに引き抜いていく。察して、息子の質問が飛ぶ。
息子 「それ、何?」
夫 「コンドーム。男の人と女の人がセックスするときには、子供が欲しいと思えば使わないけど、そうでないときは、女の人のからだに精子が入らないようにおちんちんの先にかぶせておく」
夫は亀頭から引き抜いた。先端には液体が溜まっている。息子にもそれが何だか分かったよう。
息子「ママのからだを舐めたりしてたのはなぜ」
夫 「「私はあなたのことがこれだけ好きなんですよ」という愛情表現かな。「食べちゃいたいくらい好き」という言葉があるでしょ」
息子「ママの股の間に顔を埋めていたのは?」
夫 「この前、ママの股の間の毛の中を見せてもらったんでしょ。何があった?」
息子「お尻みたいな割れ目。その中におしっこをするところと、男の人がおちんちんを挿し込む穴があった」
夫 「ママの股の間の割れ目って、縦の唇みたいにも見えなかった?」
息子「言われてみれば」
夫 「だから、「これからおちんちんを挿し込みますよ。そのための準備をしてくださいね」という挨拶をしてたわけ。すると、その部分が濡れて来て、おちんちんが入りやすくなる」
その説は初耳だ。何より、濡れてきたのは彼女のおかげで、夫の「挨拶」のせいじゃない。こんなことは話すわけにはいかないけど。
息子「おちんちんを入れる場所って、パパのおちんちんが簡単に入るほど濡れているの?」
夫の陰茎が大きく勃起したのを見ていたんだな。
夫「そうだね。普段はもっとするっと入る。今日はママが痛がっていたけど」
息子「どんなものだか、もっと知りたい」
まずい。まさか息子のおちんちんを入れさせるわけにはいかない。夫もさすがに分かっていて、
夫「ママのからだだから、ママに判断は任せるけど」
「指だったらいいんじゃないかな」
ここまで来たら、私の方で今更「ダメ」って言えないじゃない。まあいいわ。彼女にお詫びをしておく。
私「ごめんね、急にこんなことになっちゃって」
彼女「いいのよ。ただ、こんなに忙しい日になるとは思っていなかったわ」
先日の「性教育」の時みたいに、仰向けになって股を開く。あの時とは違うのは、今日はたっぷり濡れているということ。
息子「手を消毒してくるね」
覚えていたか。いい子だ。
夫「まるで僕のおちんちんが汚いみたいじゃない。アルコール消毒なんてしていないぞ」
私「あなたはやる前にお風呂で皮をずらして洗っているからいいのよ」
夫は結構気を使ってくれている。ただ、それでも私は舐めたり口に含んだりはしない。やはり、普段おしっこをする部分を口に入れるなんて気持ち悪い。
消毒を済ませた息子の指先が私の敏感な部分に触れてくる。思わず声を上げたくなるが、必死で我慢する。息子の指先に反応したりしたらしゃれにもならない。
息子「本当に濡れてる」
私「将来、女の人の体におちんちんを入れる時が来たら、気をつけるのよ。十分に濡れていないときに無理やり押し込まれたら、相手は痛いだけで、あなたのことを嫌いになるかもしれないわよ」
息子「ママは痛い思いをしてまで何でこんなことするの?」
私「夫婦がお互いの愛情を繋いでいくには必要なことだと思うから。いつもはそんな痛い思いはしないのよ。お互いの体を合わせることによって「愛し合っている」ことを実感することができる。本当はコンドームも使いたく無いけど、うちはそんなにお金がないから、あなたに弟や妹を産んであげることはできない。でも、装着したうえで擬似行為としてこういうことをやり続けることによって、これからもパパと一緒に生きていく気になれるのよ」
息子は自分の部屋に戻って行った。
「ぼくのベッド、だいぶ汚しちゃったな。君の体から出た液だから愛おしいけど」
「バカ。明日業者を呼んできれいにしてもらうわ」
業者は見ればどういう物だか分かるだろうけど、職業上口にはしないだろう。
「今夜は私のベッドで一緒に寝ましょう。ただ、第二ラウンドは無いわよ」
「わかっています」
夫は満足したのか、すぐ眠ってしまった。私は彼女に語り掛ける。
「急なお仕事、ご苦労様。大変だったでしょ」
「あなたにも今日は痛い目に遭わせてしまったわね。私でもできないこともあるから勘弁して」
「十分よ。それにしても、急にあんなになるとはね」
「男の人はそういうこともあるから、覚悟しておいた方がいいわよ。それにしても、あの子にこれから見せる覚悟、よく出来たわね」
「夫婦なら当然やることを隠しておくのが嫌だったから。これで乗って来たときには思い切り声も上げられるし」
「ご近所に響かない程度にね。「お宅、お盛んですね」なんて言われかねないわよ」
「そこまで気にしてたらやってられないけど、自重するわ」
会話のできない双子にもお礼を言っておく。今日はご苦労様。夫の相手をしてくれてありがとう。あの人、あなた達のこと大好きだから。これからもよろしくね。
それから、夫と愛し合うときには必ず息子に声をかけるようになった。もう、息子に気付かれないように声を潜める必要もない。
「これから始めるけど、見る?見るならこっちに来て」
息子は低俗な目ではなく、むしろ教育番組でも見るような目つきで私たちの行為を真剣に見ている。私たちが息子にした性教育は無駄ではなかった。息子が見ていることも気にならない。こうやって生まれてきた子なんだから。
性教育にかこつけているけど、実は息子に見られていることに快感を覚え始めていた。AV女優というカメラの前で夫でも彼氏でもない相手とセックスをする職業の希望者が後を絶たないのは、そういうことに快感を覚える女性が少なからずいるからではないだろうか。
寝る前に二人きりになった時、あの日のことを包み隠さず話した。もちろん、彼女のことは別にしてである。これだけはずっと私だけの秘密だ。
夫の反応は意外なものだった。
「ぼくも、あれくらいの歳の時、母の「秘密の園」の中がどうなっているのか気になって仕方がなかったな。あの子みたいに聞いてみる勇気は無かったけど」
私も父に「おちんちん」のことが気になって見せてもらったことを思い出した。夫も同じような経験があったんだ。
「ただ、ぼくには妹がいるからね」
夫には年子の妹がいる。
「小学校低学年ころまでは二人だけでお風呂に入ったりしてたんだけど」
まあ、それくらいは普通かもしれないな。
「両親に話していないけど、妹の割れ目がどうなっているのか気になったことがあってね」
確かに、自分とは違う形だから、それが正直なところかも。
「妹に広げて見せてもらったことがあったんだ。向こうはすっかり忘れているだろうと思うけど」
見せろ、って言ったり、あなたの手で広げたわけじゃないでしょうね。
「いいや、「どうなってるの?」って聞いたら、自分から広げて見せてくれた」
子供だから深く考えていなかったのかもね。あなたのおちんちんも触らせたりしたの?
「憶えていないけど、やってないんじゃないかな。男のからだは一目瞭然だし」
「でも、当時は子供の裸なんてドラマでもCMでも平気で出ていたし、今みたいに「児童ポルノ」なんて言葉は無かったから、親に話せば叱られたかもしれないけど、大したことととらえられなかったかもね」
見せてもらって、どう思ったの?
「子供だから、よくわからなかった。おしっこが出てくる部分は分かったけど、子供が生まれてくる部分まであるなんて想像もしなかったし」
そんなものかもね。夫も私同様結構すごい体験をしてきたことがわかった。私たち案外「似たもの夫婦」なのかも。
数日後。
風呂から上がって寝室に入ってきた夫が、随分と興奮した声でこう言った。
「いきなりこんなことを頼むのは、いくら夫婦でも礼儀に反していることだということは分かっている。それは承知のうえで、お願いする」
「いったいどうしたのよ」
「今すぐやりたい」
一瞬意味が分からなかったが、夫は急に何かのきっかけで欲情してしまったらしい。今すぐ相手をして欲しい、ということのようだ。
目を見ると、今まで見たことがないようなくらい爛々と輝いている。こりゃ本気だ。
「わかったわ」
「ありがとう。どうにも止まらないんだ」
急いで彼女を呼び出す。
「悪いわね。お願い」
「任せておきなさい!」
夫はすぐに脱ぎ始める。私はコンドームを用意すると、夫の局部が今まで見たことがないくらい大きくなっている。これを鎮めることができるのは、私と彼女しかいないだろう。
夫の「先端」に注意深く装着すると、夫のベッドに仰向けになる。パジャマを脱ぐのももどかしい。彼女の中が急に濡れてきた。彼女の仕事ぶりはさすがに早いが、夫のベッドを汚すかも。
「さあ、どうぞ。脱がすのが面倒なら破いちゃってもいいから」
「悪いね。もっといいのを買ってあげるから」
夫の手がパジャマにかかると、あっという間にボタンが飛び散った。夫は文科系の人で、運動の経験はゼロだ。それがすさまじい勢いで私の服を破いている。
ブラのカップを両手で持つと、左右に引き裂いた。知らない人には私が襲われているようにしか見えないだろう。
パジャマのズボンとショーツはさすがに非力な夫には引き裂くのは無理だと思ったら、重ねて掴んで一気に足元まで引きずり降ろされた。これで「準備」は整った。
ここであることに気付いた。なんかおかしい。
彼女がささやく。
「あの子、見てるわね」
息子の部屋はドアで直接行き来できる。上の隙間から覗き込めば、見るのは容易だ。
彼女の声を聞くまでもなく、隣の息子の部屋からその雰囲気を感じる。夫に話す。
「あの子、見てるわよ」
「えっ」
欲情している夫にはそんな神経は回らなかったらしい。
「今更隠しても仕方ないじゃない。こっちに呼びましょう。あの子、私たちが何をしているのか分かっているわ」
「どうする気?」
「別に恥ずかしいことをしているわけでも、悪いことをしているわけでもないでしょ。そのまま見せればいいじゃない」
「君は平気なの?」
「あの子だって興味を持ったんだから、やめさせたところでこれからも見ようとするわよ。夫婦なんだから、するのは当たり前。どんなものだか見せればいいと思わない?あなただって、今更やめられないでしょ?」
「あの子にも、今後ネットや週刊誌で変な性情報が次々入ってくるわよ。その前に普通の「夫婦生活」がどんなものか教えてあげましょう。性教育の仕上げに」
「さっき、君の服を引き裂いてしまったからな。あれが「普通」だと思われるのもまずい」
「次からやらなければあの子にも分かっていくわよ」
「今日だけじゃなく、これからもずっと見せるの?」
「「結婚」とか、「夫婦」って、そういう物だということを分かってもらういいチャンスじゃない。あの子、私の股間の中を知りたがった時、真剣な目だった。いい加減な情報にまみれていく前に正しい「性教育」をできるのは私たちだけなのよ」
「わかった。君がそこまで覚悟しているなら」
部屋の間のドアに手を掛ける(注:「僕とママ」参照)。
「起きてるんでしょ?こっそり覗いていないでこちらにいらっしゃい」
考えてみれば、隣であれだけ大騒ぎしてなおかつ目を覚まさないと思う方がおかしい。先日話したことから、息子は私たちが何をしているのか即座に理解したことだろう。私も両親の秘め事を覗いたことがあるし、「興味を持つな」という方が無理だ。
ドアを開けると、椅子の上に立った息子がいた。やはり覗いていたのだ。いきなり両親が裸で立っているのに全く驚いていない。先日の「性教育」の成果で、私たちが何をしているのか分かっているのだろう。
「どうする?見るのをやめる?見たいのならこっちにいらっしゃい」
「見たい」
「聞きたいことが出てくるかもしれないけど、終わるまで待って」
息子の部屋から椅子を持ってきて、座らせる。
「続けましょうか」
夫のベッドに戻る。息子の視線が気にならないとは言わないけど、忘れることにした。
夫のからだが私の上に覆いかぶさってくる。いくら中断したとはいえ、欲情した男性の性欲というのはすさまじい。夫の両手が私の乳房を揉みしだいている。いつもより力が籠っている。私も思わず声を上げる。今までは息子が目を覚まさないように気をつけていたが、そんな気を使う必要もなくなった。
夫の舌が私の口の中に入ってくる。抜くと、そのまま私のからだの上を這い続ける。首筋、乳房、乳首、臍周りと徐々に下に降りて来て、今は股間に顔を埋めている。
内腿、陰唇に舌を這わせてくる。初めての時は驚いたが、日常になってきている。
息子は初めて見るはずだが、案外冷静に見ている様子。私がこっそり両親の秘め事を見た時にはドキドキしていたから、随分と違う。
腰を浮かしてきた。いよいよだ。無意識のうちに股間を広げていたらしい。
「そんなに股を広げなくても。いつもすんなり入っていくじゃない。じゃあ、いくよ」
そう言うと、私の「秘園」を見ることなく、一気に押し込んできた。数年の「夫婦生活」で慣れてきたのか正確だ。あまりの勢いの強さに思わず声が出る。
「うっ」
「ごめん。痛かった?」
「大丈夫。いつもよりずいぶん気合が入っていたから」
いつもなら彼女がうまくやってくれるのだが、これだけ濡らしてくれていても痛いということは相当なものだ。
息子が不思議そうな顔をしている。痛みを伴うようなことをわざわざ積極的にするということが理解できないのだろう。
「これだけ「元気」なら、こちらは当分心配はなさそうね」
「何を言うか」
傍から見れば、「結合」状態の夫婦の不思議な会話だろう。私に遠慮してか、激しく動かしたりはせず、小刻みにぴくぴくさせている程度だが、
「もう少しこのままでいたいんだけど。ぼくのあそこはきみの中が一番居心地がいい。締まり具合が気持ち良くて天国にいるみたい」
夫には珍しくとんでもない下ネタが飛び出した。息子が見ていることなど一切気にしていない。良くも悪くも相変わらず思った通りのことを口にする人。
「バカ」
すべては彼女の能力だ。悲しませないようにもちろんそんなことはしなかったけど、多くの男性とやっていたら、案外彼らを夢中にさせていたかもしれない。顔は今一つでも、男にモテる女性というのはそういうものかもしれないと思う。
ようやく終わった。夫は満足げに引き抜いていく。察して、息子の質問が飛ぶ。
息子 「それ、何?」
夫 「コンドーム。男の人と女の人がセックスするときには、子供が欲しいと思えば使わないけど、そうでないときは、女の人のからだに精子が入らないようにおちんちんの先にかぶせておく」
夫は亀頭から引き抜いた。先端には液体が溜まっている。息子にもそれが何だか分かったよう。
息子「ママのからだを舐めたりしてたのはなぜ」
夫 「「私はあなたのことがこれだけ好きなんですよ」という愛情表現かな。「食べちゃいたいくらい好き」という言葉があるでしょ」
息子「ママの股の間に顔を埋めていたのは?」
夫 「この前、ママの股の間の毛の中を見せてもらったんでしょ。何があった?」
息子「お尻みたいな割れ目。その中におしっこをするところと、男の人がおちんちんを挿し込む穴があった」
夫 「ママの股の間の割れ目って、縦の唇みたいにも見えなかった?」
息子「言われてみれば」
夫 「だから、「これからおちんちんを挿し込みますよ。そのための準備をしてくださいね」という挨拶をしてたわけ。すると、その部分が濡れて来て、おちんちんが入りやすくなる」
その説は初耳だ。何より、濡れてきたのは彼女のおかげで、夫の「挨拶」のせいじゃない。こんなことは話すわけにはいかないけど。
息子「おちんちんを入れる場所って、パパのおちんちんが簡単に入るほど濡れているの?」
夫の陰茎が大きく勃起したのを見ていたんだな。
夫「そうだね。普段はもっとするっと入る。今日はママが痛がっていたけど」
息子「どんなものだか、もっと知りたい」
まずい。まさか息子のおちんちんを入れさせるわけにはいかない。夫もさすがに分かっていて、
夫「ママのからだだから、ママに判断は任せるけど」
「指だったらいいんじゃないかな」
ここまで来たら、私の方で今更「ダメ」って言えないじゃない。まあいいわ。彼女にお詫びをしておく。
私「ごめんね、急にこんなことになっちゃって」
彼女「いいのよ。ただ、こんなに忙しい日になるとは思っていなかったわ」
先日の「性教育」の時みたいに、仰向けになって股を開く。あの時とは違うのは、今日はたっぷり濡れているということ。
息子「手を消毒してくるね」
覚えていたか。いい子だ。
夫「まるで僕のおちんちんが汚いみたいじゃない。アルコール消毒なんてしていないぞ」
私「あなたはやる前にお風呂で皮をずらして洗っているからいいのよ」
夫は結構気を使ってくれている。ただ、それでも私は舐めたり口に含んだりはしない。やはり、普段おしっこをする部分を口に入れるなんて気持ち悪い。
消毒を済ませた息子の指先が私の敏感な部分に触れてくる。思わず声を上げたくなるが、必死で我慢する。息子の指先に反応したりしたらしゃれにもならない。
息子「本当に濡れてる」
私「将来、女の人の体におちんちんを入れる時が来たら、気をつけるのよ。十分に濡れていないときに無理やり押し込まれたら、相手は痛いだけで、あなたのことを嫌いになるかもしれないわよ」
息子「ママは痛い思いをしてまで何でこんなことするの?」
私「夫婦がお互いの愛情を繋いでいくには必要なことだと思うから。いつもはそんな痛い思いはしないのよ。お互いの体を合わせることによって「愛し合っている」ことを実感することができる。本当はコンドームも使いたく無いけど、うちはそんなにお金がないから、あなたに弟や妹を産んであげることはできない。でも、装着したうえで擬似行為としてこういうことをやり続けることによって、これからもパパと一緒に生きていく気になれるのよ」
息子は自分の部屋に戻って行った。
「ぼくのベッド、だいぶ汚しちゃったな。君の体から出た液だから愛おしいけど」
「バカ。明日業者を呼んできれいにしてもらうわ」
業者は見ればどういう物だか分かるだろうけど、職業上口にはしないだろう。
「今夜は私のベッドで一緒に寝ましょう。ただ、第二ラウンドは無いわよ」
「わかっています」
夫は満足したのか、すぐ眠ってしまった。私は彼女に語り掛ける。
「急なお仕事、ご苦労様。大変だったでしょ」
「あなたにも今日は痛い目に遭わせてしまったわね。私でもできないこともあるから勘弁して」
「十分よ。それにしても、急にあんなになるとはね」
「男の人はそういうこともあるから、覚悟しておいた方がいいわよ。それにしても、あの子にこれから見せる覚悟、よく出来たわね」
「夫婦なら当然やることを隠しておくのが嫌だったから。これで乗って来たときには思い切り声も上げられるし」
「ご近所に響かない程度にね。「お宅、お盛んですね」なんて言われかねないわよ」
「そこまで気にしてたらやってられないけど、自重するわ」
会話のできない双子にもお礼を言っておく。今日はご苦労様。夫の相手をしてくれてありがとう。あの人、あなた達のこと大好きだから。これからもよろしくね。
それから、夫と愛し合うときには必ず息子に声をかけるようになった。もう、息子に気付かれないように声を潜める必要もない。
「これから始めるけど、見る?見るならこっちに来て」
息子は低俗な目ではなく、むしろ教育番組でも見るような目つきで私たちの行為を真剣に見ている。私たちが息子にした性教育は無駄ではなかった。息子が見ていることも気にならない。こうやって生まれてきた子なんだから。
性教育にかこつけているけど、実は息子に見られていることに快感を覚え始めていた。AV女優というカメラの前で夫でも彼氏でもない相手とセックスをする職業の希望者が後を絶たないのは、そういうことに快感を覚える女性が少なからずいるからではないだろうか。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
17歳男子高生と32歳主婦の境界線
MisakiNonagase
恋愛
32歳主婦のカレンはインスタグラムで20歳大学生の晴人と知り合う。親密な関係となった3度目のデートのときに、晴人が実は17歳の高校2年生だと知る。
カレンと晴人はその後、どうなる?
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる