息子は恋人

zebra

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外伝

二人

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 改めて息子のからだを見る。息子のおちんちんが今まで以上に愛おしく感じられる。

 まだ射精はできないだろうけど、私の体で童貞を捨ててもらうことになる。恐らく同級生でもまだいないはず。

 改めて息子の全身を見る。子供の裸というのは、こんなに美しく、愛おしいものだったのか。この子もやがて大人の体になるのだろうけど、今の姿を残しておきたい。陰毛などと言う無粋なものが生え始める前の、生まれたままの姿を。

 「触ってもいい?」

 息子は頷いた。

 全身を愛撫する。顔、上半身、背中、お尻、そしてあの部分。大人の私からはとっくに失われた、柔らかい肌。

 息子のからだを見ていると、子供の裸というのはこんなに美しいものだったのかとあらためて思う。大人のヌードには一切興味を示さず子供の裸が大好きという嗜好の人もいるそうだが、分かるような気もした。できることなら、家の中ではずっと裸で過ごさせたい。嫌がるかもしれないけど。子供の裸を見ることができる仕事に就いている人が羨ましくもなってくる。この子が私の手を離れて行ったら、そういう仕事に就けないかな。

 「写真を撮っておきましょう」

 スマホを持ってくる。元々夫は私のスマホを勝手に見たりする習慣はないけど、普段からロックを掛けているから万が一にも見られることはない。

 「なにも恥ずかしがること、無いのよ。あなたのありのままの姿なんだから」

 息子は無言で頷く。私の言うがままになっている。

   息子の全身の写真、横向きの写真、後ろ向きの写真、おちんちんのアップを撮る。

 いつかは私の孫を作ってくれることだろう。その日が楽しみだ。

 掌で愛撫してあげると、すぐ反応してくれた。本当に愛おしい。

 大きくなった写真も撮る。準備万端のようだ。

 「ママの写真も撮ってもいい?」

 「それはダメよ。見たくなったり、触りたくなったらいつでも言ってくれればいいから。他の人に見られたら困るでしょ。ママとあなただけの秘密だから」

 いつどんな時に見つかってしまうか分からない。いくら注意していたとしても、子供のやることだからうっかりすることもあるだろう。現実に、息子は学校に持って行くものでさえしょっちゅう忘れている。

 まず、初めに言っておかなければならないことがある。「目覚めさせてから」では手遅れだから。

 「女の人の服を脱がせたりからだを触ったりするのは、いくらあなたにその気があっても、女の人が認めてからでなければ絶対にしてはダメ。相手が嫌がっているのに無理やりするのは犯罪よ。今日はママもその気になっているから好きなようにやっていいけど、あなたがいくらその気になっても「ダメ」と言われたら、我慢するのよ」

 「うん」
 
 忘れていた。爪を切らせなきゃ。そしてやすりを掛けておかないと。

 「教えておくわね。女の人のからだはものすごく敏感なの。触っているときに傷つけたりしたりしないように、爪は切っておくのよ。手を見せてごらんなさい」

 息子は手を出して見せてくる。それほど爪は伸びていないけど、念のためにやすりを掛けておく。

 ベッドに仰向けになる。初めての時、息子はどうしてくれるのかしら。ドキドキする。

 夫と初めてした時のことを思い出す。とりとめの無いことを話しながらしたっけ。

 「女の人のおっぱい、何で膨らんでいるのか分かる?」

 「赤ちゃんにお乳をあげるためでしょ?」
 
 「残念だけど、間違い。猫や犬の雌のおっぱい、見てごらん。普段は膨らんでいないから」

 「じゃあ、何でなの?」

 「男の人に触らせるためよ。子供だけじゃなく、大人の男の人もおっぱいは大好きなの。もちろん、好きな男の人に限られるけど、女の人も好きな男の人に見られたり、触られることは嫌ではないのよ。子供を作るためには好きな男の人に気に入ってもらわなければならないの。だから、あなたの同級生の女の子も、子供が産める年齢に近付くと、そういう体になるのよ」

 これはどこかで聞いた話。出所は思い出せないけど。

 「パパもママのおっぱい、好きなの?」

 「もちろんよ。あなたが生まれてきて、ママのおっぱいを吸うずっと前に何度触ったり、舐めたりしたか数え切れないほどよ。あなたも、そういう女の人ができたらそうすることを許してくれるようになるから、その時は優しく触ってあげるのよ」

 「パパのおちんちん、随分と大きいでしょ?あんなもの押し込まれて痛くないか、心配だったの。痛い人もたくさんいるらしいわ。でも、やらないと子どもはできないし、男の人をがっかりさせないように我慢してい女の人も多いようよ。ママの場合はおっぱいを触られると、その気になってきて、この前みたいに適度に濡れて挿り易くなるみたい」
 
 「じゃあ、僕もよく触ってあげるね」

 「ありがとう。優しくしてあげてね」

 改めて息子の手が私の両胸を愛撫し始めた。柔らかい掌が心地いい。

 「好きなように舐めてもいいわよ」

 息子の唇が乳首に吸いついた。もう何度もされたことだけど、ここまで喜んでくれて本当に嬉しい。私の体も正直だ。すなおに反応してくれている。

 「好きな女の人ができたら、同じようにしてあげるのよ」

 息子が改めて私の体を見ている。私の胸、臍、そして大事な部分に視線が移っていく。

 思わず苦笑した。私のからだを見る顔が夫とそっくりだ。

 緊張を和らげてあげようと思う。

 「おちんちん、舐めてあげようか。手で触ったほうがいい?恥ずかしいかな?」

 「ママにされるなら恥ずかしくない。両方共」

 「ありがとう。やってあげる」

 両手で優しく包むように息子の大事な部分を愛撫する。陰茎だけではなく、陰嚢も。舌先でを細かく動かして舐める。子供だけど、ちゃんと反応してくれている。口を大きく開けて、喉の奥まで入れる。子供だから、さすがにそんなに長くはない。

 「どう?気持ちいい?」

 「うん。ママ、僕のおちんちん、好き?」

 「もちろんよ。大好きなあなたのからだの大切な部分なんだから」

 「大事な部分なんだから、大切に扱うのよ。何人の男の人を相手にしてるか分からない女の人に挿れるなんてもってのほか。変な病気を伝染されるかもしれない。本当にあなたのことを思ってくれる女の人だけに使うのよ。そういう人が現れるといいわね」

 「今日から、ママを練習台にして。分からないことがあれ教えてあげるから。そろそろ挿れてみる?」

 「うん」

  その気になってくれているようだ。

 新しいコンドームを出してくる。

 「自分でやってごらんなさい」

 息子は中の空気を出して、被せた。びっくりするほど手際がいい。初めてなんて信じられない。

 私はベッドに仰向けになった。

 息子は私の「子安貝」をじっと見ている。

 「ぼくも舐めていい?」

 「いいけど、ママがおしっこしたりするところよ。きれいなところじゃないけど、それでもいいの?」

 「でも、ママも僕のおちんちん、舐めてくれたよね」

 「だったら、好きなようにしなさい。ママは構わないわよ」
 
 「ただ、何度も言うけど、きれいなところじゃないからね。もちろんおいしいわけは無いし、嫌なにおいがするかもしれない。それを承知した上なら好きなようになさい」

 息子は指先で「子安貝」を開いて匂いを嗅ぎ始めた。何だかものすごく恥ずかしい。夫とする時にもこんなことはされたことが無い。

 「なんだか匂いするね。でも、ママのこと大好きだから、構わない」

 「無理すること無いからね。我慢してやることではないから」

 「無理なんかしてない。ぼくの生まれてきたところだもん、汚いなんて思わないよ」

 「ありがと」

 息子は、私の股間に顔を埋めて舐め始めた。息子なのに物凄く恥ずかしい。でも、舌先が触れるのが心地いい。

 「なんだか懐かしい気持ちがする。ぼくがママの中から出てきたからところだからかな」

 「そうかもしれないわね。今日はあなたのおちんちんを挿れるところになるのよ」

 「本当は、こういうことしちゃいけないんだよね」

 「そうね。でも、赤ちゃんができないように気を付けていれば大丈夫よ」

 息子は決意したようだ。

 「挿れてもいい?」

 首をかしげて見てみる。今まで見たことが無いくらい固くそびえたっている。息子からすれば「おばさん」なのに、その気になってくれて嬉しい。

 「いいわよ。喜んで迎えてあげる」

 初めての経験、息子はどんなふうに挿れて来るのだろう

 落ち着かないのは息子も同じだったらしい。しばらく間が開く。

 「どうしたの?」

 「なんだかドキドキする。なんでだろう」

 「初めての時はみんなそうよ。リラックスしていいから」

 手を伸ばして触ってみる。とても小学生とは思えないくらい固い。

 「ほら、早くしてって言ってるわよ。応えてあげないとかわいそうよ」

 「ごめんなさいね。あなたの御主人、踏ん切りが悪くて」

 中学生くらいならもっと積極的なのだろうけど、小学生では所詮これくらいが限界か。

 「やる」

 聞き分けがいいわね。かわいい子。

 「好きになった女の人とする時にも、あまり焦らしてはダメよ。無理やり押込むのはもちろんいけないけど、なかなかしないのもダメ」

 息子の亀頭が私の「桜貝」に当たった。いよいよ、来る。


 
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