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勇者物語に首を突っ込む編
056-アロイーン 作戦会議
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----時は少し戻りマルレがさらわれた直後----
「マルレさん!!」
俺はすでに誰もいなくなった空中をじっと見つめた。聖女をさらうと言った魔物は勘違いでマルレさんを連れて行ってしまった。いつも「私って聖女って感じしないよね……」と言っていたリーシャーが魔物から田舎娘と言われショックを受けているのを見てついフォローに回ってしまった……マルレさんなら大丈夫だろう、そんな何の根拠もない判断でリーシャーを気にかけてしまった。俺は命の恩人になんて事を……
「早急に前線に赴く!ニーニャ共々救出しに行くぞ!」
トルヘミン卿の言う通り一刻でも早く魔王城へいかなくては!田舎娘呼ばわりとマルレさんがさらわれたショックでおろおろしているリーシャーの背中をバシンと叩き現実に引き戻してやる。戦闘準備は整っていたのでそのまま境界で待機している防魔軍に合流する。
屋敷から魔の領域の境界は非常に近いロットヴァルデ家の民の盾になるという覚悟から魔防軍駐屯地と侯爵邸は最前線にあり町へ魔物一匹通さないとの覚悟の表れである。
暫く走るとすぐに魔防軍と騎士団、魔術師団が見えた。トルヘミン卿は一人馬をとばし先に合流した。
「勇者と聖女を連れて参った!これより攻勢に出る!防魔軍はすぐさま戦闘準備に移れ!」
「「「了解!」」」
トルヘミン卿は防魔軍に指示を終えると救援軍の方へ向かった。
「王都からの救援!感謝する!これより軍議を行なう代表の者は後方へ」
トルヘミン卿、リーシャー俺がいるところへ騎士団と魔術師団から二人の人物がこちらへやってくる。二人共美しい女性だ。
騎士団から来た女性は片手剣に盾そして重鎧の騎士装備で緑の髪はおさげに結ばれていて戦場にいるとは思えない優しい表情をしていた。
魔術師団からきたもうひとりはリーシャーと似たひらひらした白いローブをまとい栗色の髪にパッチリした目で瞳は茶色だ。
「騎士団 先行救援部隊 隊長 ラーバル・バルトレイスだ よろしく」
「魔術師団 先行救援部隊 隊長 アリッサ・エトワンスです よろしくね~」
新人と聞いていたけど思ったより若い……俺と同じ16歳ぐらいじゃないだろうか?
「この度は救援誠にありがとう御座います!防魔軍 軍団長トヘルミン・ロットヴァルデと申します。そしてこちらの2人が聖鎧と聖杖に選ばれた勇者と聖女です」
勇者と聖女と紹介されるとなんだか照れくさいビートムの街でのチヤホヤを思い出しむず痒くなる。
「勇者 アロイーンです。よろしくおねがいします」
「聖女 リーシャーです。よろしくおねがいします」
「救援は新人と聞いていたが副団長殿が来てくれるとは思いもよりませんでした!」
副団長!?この人が!?あらためてじっくり見てしまう見た感じはそんなに強そうに見えない……と思ったところでマルレさんの顔が浮かび見た目で判断した自分を少し恥じた。
「フフフ 私もアリッサも学園を卒業したばかりなので新人と言っても間違いではないですよ」
「そうでしたか、今回は私が指揮を執る予定でしたがどういたしましょうか?」
流石のトルヘミン卿も騎士団の副団長には頭が上がらないようで見たことないトルヘミン卿の姿に複雑な思いがする。
「今回の戦争に関してですが防魔軍はこれまで通り防衛に努めていただき私達の部隊で魔王城を落としにいきます」
「ですが……たった2部隊で大丈夫でしょうか?」
「まずは相手の力量を見てまいります。厳しそうなら引き返して長期戦に入ります」
「分かりました……しかし私達は娘と勇者の恩人を攫われています……せめて勇者と聖女も攻撃隊に加えてはもらえませんか?」
確かに待ってるだけというのは精神的に厳しい俺からもお願いして見よう。
「俺からもお願いします!ニーニャ様とマルレさんを助けに行きたいのです」
「私も!行きたいです!マルレさんは聖女と間違われて私の代わりに連れて行かれてしまったのです!ぜひお願いします!」
俺に続いてリーシャーも攻撃隊への参加を申し出た。じっとしていられない気持ちはよく分かる一刻も早く2人を救い出してあげたい。
「え?マルレ?」
「マルレ?まさか」
救援にきた2人の隊長の様子が変だ……もしかしたら知り合いなのか?俺は聖剣を手に入れる時に大変お世話になった冒険者の方と説明しリーシャーは、命の恩人と説明した。
「えっと……名前はマルレリンドで赤い巻き髪ですか?」
2人の隊長が恐る恐る聞いてくる……特徴的に確かにマルレさんだ巻き髪の冒険者など他にはいないだろう。
「そうです……お知り合いですか?」
「「親友です!」」
「親友!?マルレさんはいったい何者ですか……」
「私とアリッサとマルレは王立魔法学園の同級生です」
「世間は狭いね~というかマルレが首を突っ込んでる感じかな?」
2人の隊長は呆れた様子だったが急に雰囲気を変えた。なにか不都合でもおきたのか眉をひそめた。
「マルレが捕まってるとなると……ちょっと急いだほうがいいかもしれませんね……」
一体どんな不都合があるのだろうでも急いだほうがいいのは確かだ……トルヘミン卿を交えて作戦会議をした。会議の結果、防魔軍と魔術師団の回復班はこの地を防衛して救援部隊に俺とリーシャーを加えた部隊は城まで一直線に進軍し魔王を打ち倒す事となった。
「マルレさん!!」
俺はすでに誰もいなくなった空中をじっと見つめた。聖女をさらうと言った魔物は勘違いでマルレさんを連れて行ってしまった。いつも「私って聖女って感じしないよね……」と言っていたリーシャーが魔物から田舎娘と言われショックを受けているのを見てついフォローに回ってしまった……マルレさんなら大丈夫だろう、そんな何の根拠もない判断でリーシャーを気にかけてしまった。俺は命の恩人になんて事を……
「早急に前線に赴く!ニーニャ共々救出しに行くぞ!」
トルヘミン卿の言う通り一刻でも早く魔王城へいかなくては!田舎娘呼ばわりとマルレさんがさらわれたショックでおろおろしているリーシャーの背中をバシンと叩き現実に引き戻してやる。戦闘準備は整っていたのでそのまま境界で待機している防魔軍に合流する。
屋敷から魔の領域の境界は非常に近いロットヴァルデ家の民の盾になるという覚悟から魔防軍駐屯地と侯爵邸は最前線にあり町へ魔物一匹通さないとの覚悟の表れである。
暫く走るとすぐに魔防軍と騎士団、魔術師団が見えた。トルヘミン卿は一人馬をとばし先に合流した。
「勇者と聖女を連れて参った!これより攻勢に出る!防魔軍はすぐさま戦闘準備に移れ!」
「「「了解!」」」
トルヘミン卿は防魔軍に指示を終えると救援軍の方へ向かった。
「王都からの救援!感謝する!これより軍議を行なう代表の者は後方へ」
トルヘミン卿、リーシャー俺がいるところへ騎士団と魔術師団から二人の人物がこちらへやってくる。二人共美しい女性だ。
騎士団から来た女性は片手剣に盾そして重鎧の騎士装備で緑の髪はおさげに結ばれていて戦場にいるとは思えない優しい表情をしていた。
魔術師団からきたもうひとりはリーシャーと似たひらひらした白いローブをまとい栗色の髪にパッチリした目で瞳は茶色だ。
「騎士団 先行救援部隊 隊長 ラーバル・バルトレイスだ よろしく」
「魔術師団 先行救援部隊 隊長 アリッサ・エトワンスです よろしくね~」
新人と聞いていたけど思ったより若い……俺と同じ16歳ぐらいじゃないだろうか?
「この度は救援誠にありがとう御座います!防魔軍 軍団長トヘルミン・ロットヴァルデと申します。そしてこちらの2人が聖鎧と聖杖に選ばれた勇者と聖女です」
勇者と聖女と紹介されるとなんだか照れくさいビートムの街でのチヤホヤを思い出しむず痒くなる。
「勇者 アロイーンです。よろしくおねがいします」
「聖女 リーシャーです。よろしくおねがいします」
「救援は新人と聞いていたが副団長殿が来てくれるとは思いもよりませんでした!」
副団長!?この人が!?あらためてじっくり見てしまう見た感じはそんなに強そうに見えない……と思ったところでマルレさんの顔が浮かび見た目で判断した自分を少し恥じた。
「フフフ 私もアリッサも学園を卒業したばかりなので新人と言っても間違いではないですよ」
「そうでしたか、今回は私が指揮を執る予定でしたがどういたしましょうか?」
流石のトルヘミン卿も騎士団の副団長には頭が上がらないようで見たことないトルヘミン卿の姿に複雑な思いがする。
「今回の戦争に関してですが防魔軍はこれまで通り防衛に努めていただき私達の部隊で魔王城を落としにいきます」
「ですが……たった2部隊で大丈夫でしょうか?」
「まずは相手の力量を見てまいります。厳しそうなら引き返して長期戦に入ります」
「分かりました……しかし私達は娘と勇者の恩人を攫われています……せめて勇者と聖女も攻撃隊に加えてはもらえませんか?」
確かに待ってるだけというのは精神的に厳しい俺からもお願いして見よう。
「俺からもお願いします!ニーニャ様とマルレさんを助けに行きたいのです」
「私も!行きたいです!マルレさんは聖女と間違われて私の代わりに連れて行かれてしまったのです!ぜひお願いします!」
俺に続いてリーシャーも攻撃隊への参加を申し出た。じっとしていられない気持ちはよく分かる一刻も早く2人を救い出してあげたい。
「え?マルレ?」
「マルレ?まさか」
救援にきた2人の隊長の様子が変だ……もしかしたら知り合いなのか?俺は聖剣を手に入れる時に大変お世話になった冒険者の方と説明しリーシャーは、命の恩人と説明した。
「えっと……名前はマルレリンドで赤い巻き髪ですか?」
2人の隊長が恐る恐る聞いてくる……特徴的に確かにマルレさんだ巻き髪の冒険者など他にはいないだろう。
「そうです……お知り合いですか?」
「「親友です!」」
「親友!?マルレさんはいったい何者ですか……」
「私とアリッサとマルレは王立魔法学園の同級生です」
「世間は狭いね~というかマルレが首を突っ込んでる感じかな?」
2人の隊長は呆れた様子だったが急に雰囲気を変えた。なにか不都合でもおきたのか眉をひそめた。
「マルレが捕まってるとなると……ちょっと急いだほうがいいかもしれませんね……」
一体どんな不都合があるのだろうでも急いだほうがいいのは確かだ……トルヘミン卿を交えて作戦会議をした。会議の結果、防魔軍と魔術師団の回復班はこの地を防衛して救援部隊に俺とリーシャーを加えた部隊は城まで一直線に進軍し魔王を打ち倒す事となった。
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