55 / 159
勇者物語に首を突っ込む編
055-魔王
しおりを挟む
「とりあえず座りましょ」とソファーに案内された私は自分の噂をどうにかすることを早々に諦めてアロイーンさんとリーシャーさんから聞いたニーニャさん誘拐事件のあとの出来事を教えてあげました。目を輝かせて聖鎧と聖杖の話を聞く彼女に森の迷宮でおきた本当のことは言えなかった。「偶然に森の迷宮で出会い3人でミノタウロスを倒しアロイーンさんは無事に聖剣を手に入れました」と説明した。
「そんな事があったのですね……皆さん無事だとよいのですが……」
「トルヘミン卿がついていますからきっと大丈夫ですよ」
「そうですね、お父様はずっと領地を守ってきたのですもの」
だいぶ不安は和らいだ様子ですけれど話が途切れると今行われているであろう戦争の事が思い浮かぶようで、表情が暗くなってしまう。
なにか話題がないかと学園の思い出を探るも楽しいのは座学だけの1年生の間だけで2年生の体力訓練と魔法実技は厳しいだとか、3年生になってから良く聞いた「ここ学園じゃなくて軍事訓練所だろ……」などの新入生の夢をぶち壊すような話しか思い浮かばず黙ってしまいました。
嫌な沈黙を破ったのは遠くからだんだん近づいてくる足音でした。足音は部屋の前まで来るとピタリと止まり鉄格子の向こう側のソファーにドカッと腰を下ろした。
頭には2本の大きな角があり薄紫の髪は伸ばしっぱなしの長髪そして肌の色は何かを塗ったように真っ白だった。鋭い目つきでこちらを見渡した瞳は本来白目の場所は黒くそして瞳孔は赤かった。みた瞬間人間でないのがわかった。
「ふむ……何故お前が檻に入っている……」
ガタガタと震えだすニーニャさんをみていられなくて、彼女の手をギュッと握り(私がついてますよ)とささやくと安心してくれたのか震えが止まった。
「あなたは何者?」
「この城の主……つまり魔王だ」
「で……何故お前はニーニャの部屋にいる?」
「そんなの聖女とただの冒険者を間違えた無能な道化の魔物に聞いてみたらいかが?」
「ふむ……人も収監場所も間違えるとは思った以上に役に立たないやつだな」
魔王が空中に手をかざすと壁に戦闘中のアロイーンさんとリーシャーさんが映し出された。それを見た魔王がパチンと指を鳴らすと、黒い霧と共に私達をさらった道化の魔物が「魔王様只今参上しました」とあらわれた。以前見たときと言葉遣いも態度も全く別物でした。
「お前は人さらいすら満足に出来ぬのか?」
「聖女を連れてきて隣の牢に入れてあります!」
「では……そこにいる娘はなんだ?」
魔王が私を指差すと道化がこちらを確認した。
「お前!なんでこっちにいるんだ!?」
「知らないわよ!あなたか間違えたのではなくて?」
よかった自力で出られるとは少しも思ってないみたいですわね。
「ばっ場所は間違えましたが聖女はこのとおりです!」
「ほう……では前線で戦ってる勇者を回復してるのは何者だ?」
壁に映し出された映像にはリーシャーさんに回復されているアロイーンさんが映し出されていた。
「そっそんなはずは!」
道化は私の顔をじっと見つめると私が聖女じゃないと言っていたのを思い出したようです。
「もうしわけありません!」
「もう一度チャンスをやる……今すぐ前線に行け!勇者を倒してこなくば命はないと思え……」
「はい!今すぐに!」
道化は黒い霧とともに消え去った。
「ふむ……聖女と間違えて厄介な娘をつれてきたな……たった一人でニーニャから恐怖を取り除くとは……せっかくの食事が台無しだ」
食事?ニーニャとつないだ私の手がギュッと握られる。
「食事?それはどういう意味ですの?」
「簡単な話だ…‥私は恐怖を食らう……とくにニーニャの恐怖は一人でも百人分にも匹敵する……」
「そういうことでしたか……誘拐や進軍の理由が大体わかりましたわ」
私は魔王がこんな行動をしている理由に想像がついた。
この国は平和すぎたのです……魔物に町が襲われることもなければ、戦争も無いし奴隷も禁止されている。王族の力により孤児ですら3食満足に食べられているし、暴力沙汰は騎士団が食い止め詐欺などの不正は[トレイル]が裏から監視している。他国に比べると恐怖が入り込む余地は限りなく少ない。他の国なら座っているだけで、腹いっぱい恐怖を食えるが、この国内にある魔の領域に住む彼は、自分から行動を起こさなくてはならないのですね。
「お前が考えている通りこの国は平和すぎる……私の餓死は近い……そして娘一人の犠牲すらこの国は許さない……ならば戦うしかあるまい……」
「言葉が通じるのに共存はできない……戦うしかない……悲しいわね」
「フン……そういう事だ……最後ぐらい腹一杯で死にたい……お前たちも見るがよい」
そう言うと魔王は、魔王軍と防魔軍が戦っている前線の様子を映した壁を指さした。
前線で戦う兵士たちは傷を負って後退すると回復を受け恐怖に震える心にムチを打ちまた前線へと戻る。そんな事が繰り返され魔王の腹を満たしていく……
「最後の晩餐か……晩餐の準備として勇者を監視していたときにお前が現れたときは楽しかったぞ……」
「見ていたのですか!」
「ああ……勇者でもない者が聖剣を振り回してる様子には大いに笑わせてもらった」
「そうですか……」
アレも卒業後の演劇と同じ黒歴史の1ページとして私の歴史書に収められてしまうのね……
「笑わせてもらった礼に一つだけ教えてやろう、ミノタウロスをゾンビ化させたのは我らではない……あれは、聖域にいる聖獣だ並の力ではゾンビ化など、とうてい無理だ……きっとアレはお前を狙ったものだろう……」
ミノタウロスが聖域を守る聖獣ですって?それにゾンビ化したのは自然になったのでも魔王がやったのでもなく、私を狙ったもの……
「何者か検討はつきますか?」
「知らぬな……光属性を持つことができぬ魔物でないことは確かだ」
私が狙われている……一体何者でしょう……心当たりはありませんね……
「ふむ……もう城まで辿りついたようだ……王都からの援軍は予想を上回る実力のようだな……」
魔王が目を向けた壁には城門を破り城の中へと侵入してくる勇者たちが映っていた。
「戦う以外に道はないのですか?」
「それが捕食する者と捕食される者の正しいあり方だ……もし私が勇者に勝ってしまったらそのときはお前と戦おう」
魔王はソファーから立ち上がり決戦の地へ向かった。
「そんな事があったのですね……皆さん無事だとよいのですが……」
「トルヘミン卿がついていますからきっと大丈夫ですよ」
「そうですね、お父様はずっと領地を守ってきたのですもの」
だいぶ不安は和らいだ様子ですけれど話が途切れると今行われているであろう戦争の事が思い浮かぶようで、表情が暗くなってしまう。
なにか話題がないかと学園の思い出を探るも楽しいのは座学だけの1年生の間だけで2年生の体力訓練と魔法実技は厳しいだとか、3年生になってから良く聞いた「ここ学園じゃなくて軍事訓練所だろ……」などの新入生の夢をぶち壊すような話しか思い浮かばず黙ってしまいました。
嫌な沈黙を破ったのは遠くからだんだん近づいてくる足音でした。足音は部屋の前まで来るとピタリと止まり鉄格子の向こう側のソファーにドカッと腰を下ろした。
頭には2本の大きな角があり薄紫の髪は伸ばしっぱなしの長髪そして肌の色は何かを塗ったように真っ白だった。鋭い目つきでこちらを見渡した瞳は本来白目の場所は黒くそして瞳孔は赤かった。みた瞬間人間でないのがわかった。
「ふむ……何故お前が檻に入っている……」
ガタガタと震えだすニーニャさんをみていられなくて、彼女の手をギュッと握り(私がついてますよ)とささやくと安心してくれたのか震えが止まった。
「あなたは何者?」
「この城の主……つまり魔王だ」
「で……何故お前はニーニャの部屋にいる?」
「そんなの聖女とただの冒険者を間違えた無能な道化の魔物に聞いてみたらいかが?」
「ふむ……人も収監場所も間違えるとは思った以上に役に立たないやつだな」
魔王が空中に手をかざすと壁に戦闘中のアロイーンさんとリーシャーさんが映し出された。それを見た魔王がパチンと指を鳴らすと、黒い霧と共に私達をさらった道化の魔物が「魔王様只今参上しました」とあらわれた。以前見たときと言葉遣いも態度も全く別物でした。
「お前は人さらいすら満足に出来ぬのか?」
「聖女を連れてきて隣の牢に入れてあります!」
「では……そこにいる娘はなんだ?」
魔王が私を指差すと道化がこちらを確認した。
「お前!なんでこっちにいるんだ!?」
「知らないわよ!あなたか間違えたのではなくて?」
よかった自力で出られるとは少しも思ってないみたいですわね。
「ばっ場所は間違えましたが聖女はこのとおりです!」
「ほう……では前線で戦ってる勇者を回復してるのは何者だ?」
壁に映し出された映像にはリーシャーさんに回復されているアロイーンさんが映し出されていた。
「そっそんなはずは!」
道化は私の顔をじっと見つめると私が聖女じゃないと言っていたのを思い出したようです。
「もうしわけありません!」
「もう一度チャンスをやる……今すぐ前線に行け!勇者を倒してこなくば命はないと思え……」
「はい!今すぐに!」
道化は黒い霧とともに消え去った。
「ふむ……聖女と間違えて厄介な娘をつれてきたな……たった一人でニーニャから恐怖を取り除くとは……せっかくの食事が台無しだ」
食事?ニーニャとつないだ私の手がギュッと握られる。
「食事?それはどういう意味ですの?」
「簡単な話だ…‥私は恐怖を食らう……とくにニーニャの恐怖は一人でも百人分にも匹敵する……」
「そういうことでしたか……誘拐や進軍の理由が大体わかりましたわ」
私は魔王がこんな行動をしている理由に想像がついた。
この国は平和すぎたのです……魔物に町が襲われることもなければ、戦争も無いし奴隷も禁止されている。王族の力により孤児ですら3食満足に食べられているし、暴力沙汰は騎士団が食い止め詐欺などの不正は[トレイル]が裏から監視している。他国に比べると恐怖が入り込む余地は限りなく少ない。他の国なら座っているだけで、腹いっぱい恐怖を食えるが、この国内にある魔の領域に住む彼は、自分から行動を起こさなくてはならないのですね。
「お前が考えている通りこの国は平和すぎる……私の餓死は近い……そして娘一人の犠牲すらこの国は許さない……ならば戦うしかあるまい……」
「言葉が通じるのに共存はできない……戦うしかない……悲しいわね」
「フン……そういう事だ……最後ぐらい腹一杯で死にたい……お前たちも見るがよい」
そう言うと魔王は、魔王軍と防魔軍が戦っている前線の様子を映した壁を指さした。
前線で戦う兵士たちは傷を負って後退すると回復を受け恐怖に震える心にムチを打ちまた前線へと戻る。そんな事が繰り返され魔王の腹を満たしていく……
「最後の晩餐か……晩餐の準備として勇者を監視していたときにお前が現れたときは楽しかったぞ……」
「見ていたのですか!」
「ああ……勇者でもない者が聖剣を振り回してる様子には大いに笑わせてもらった」
「そうですか……」
アレも卒業後の演劇と同じ黒歴史の1ページとして私の歴史書に収められてしまうのね……
「笑わせてもらった礼に一つだけ教えてやろう、ミノタウロスをゾンビ化させたのは我らではない……あれは、聖域にいる聖獣だ並の力ではゾンビ化など、とうてい無理だ……きっとアレはお前を狙ったものだろう……」
ミノタウロスが聖域を守る聖獣ですって?それにゾンビ化したのは自然になったのでも魔王がやったのでもなく、私を狙ったもの……
「何者か検討はつきますか?」
「知らぬな……光属性を持つことができぬ魔物でないことは確かだ」
私が狙われている……一体何者でしょう……心当たりはありませんね……
「ふむ……もう城まで辿りついたようだ……王都からの援軍は予想を上回る実力のようだな……」
魔王が目を向けた壁には城門を破り城の中へと侵入してくる勇者たちが映っていた。
「戦う以外に道はないのですか?」
「それが捕食する者と捕食される者の正しいあり方だ……もし私が勇者に勝ってしまったらそのときはお前と戦おう」
魔王はソファーから立ち上がり決戦の地へ向かった。
0
あなたにおすすめの小説
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
虚弱体質?の脇役令嬢に転生したので、食事療法を始めました
たくわん
恋愛
「跡継ぎを産めない貴女とは結婚できない」婚約者である公爵嫡男アレクシスから、冷酷に告げられた婚約破棄。その場で新しい婚約者まで紹介される屈辱。病弱な侯爵令嬢セラフィーナは、社交界の哀れみと嘲笑の的となった。
攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】
水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】
【一次選考通過作品】
---
とある剣と魔法の世界で、
ある男女の間に赤ん坊が生まれた。
名をアスフィ・シーネット。
才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。
だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。
攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。
彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。
---------
もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります!
#ヒラ俺
この度ついに完結しました。
1年以上書き続けた作品です。
途中迷走してました……。
今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
【完結】番としか子供が産まれない世界で
さくらもち
恋愛
番との間にしか子供が産まれない世界に産まれたニーナ。
何故か親から要らない子扱いされる不遇な子供時代に番と言う概念すら知らないまま育った。
そんなニーナが番に出会うまで
4話完結
出会えたところで話は終わってます。
悪役令息の継母に転生したからには、息子を悪役になんてさせません!
水都(みなと)
ファンタジー
伯爵夫人であるロゼッタ・シルヴァリーは夫の死後、ここが前世で読んでいたラノベの世界だと気づく。
ロゼッタはラノベで悪役令息だったリゼルの継母だ。金と地位が目当てで結婚したロゼッタは、夫の連れ子であるリゼルに無関心だった。
しかし、前世ではリゼルは推しキャラ。リゼルが断罪されると思い出したロゼッタは、リゼルが悪役令息にならないよう母として奮闘していく。
★ファンタジー小説大賞エントリー中です。
※完結しました!
転生しましたが悪役令嬢な気がするんですけど⁉︎
水月華
恋愛
ヘンリエッタ・スタンホープは8歳の時に前世の記憶を思い出す。最初は混乱したが、じきに貴族生活に順応し始める。・・・が、ある時気づく。
もしかして‘’私‘’って悪役令嬢ポジションでは?整った容姿。申し分ない身分。・・・だけなら疑わなかったが、ある時ふと言われたのである。「昔のヘンリエッタは我儘だったのにこんなに立派になって」と。
振り返れば記憶が戻る前は嫌いな食べ物が出ると癇癪を起こし、着たいドレスがないと癇癪を起こし…。私めっちゃ性格悪かった!!
え?記憶戻らなかったらそのままだった=悪役令嬢!?いやいや確かに前世では転生して悪役令嬢とか流行ってたけどまさか自分が!?
でもヘンリエッタ・スタンホープなんて知らないし、私どうすればいいのー!?
と、とにかく攻略対象者候補たちには必要以上に近づかない様にしよう!
前世の記憶のせいで恋愛なんて面倒くさいし、政略結婚じゃないなら出来れば避けたい!
だからこっちに熱い眼差しを送らないで!
答えられないんです!
これは悪役令嬢(?)の侯爵令嬢があるかもしれない破滅フラグを手探りで回避しようとするお話。
または前世の記憶から臆病になっている彼女が再び大切な人を見つけるお話。
小説家になろうでも投稿してます。
こちらは全話投稿してますので、先を読みたいと思ってくださればそちらからもよろしくお願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる