69 / 159
古霊の尖兵編
069-ラーバルの休暇
しおりを挟む
「魔王討伐支援ご苦労!たまには休暇を取れこれは命令だぞ?」
私は騎士団宿舎の自室のベッドに寝転がりながら報告を終えた昨夜のことを思い出していた。本格的に騎士団の副長として働きだして初めの大きい仕事を終えて更にやる気に満ちていたが、ここ一ヶ月間休み無しで働いていたことを心配した騎士団長でもあるラッシュ兄様に無理やり休みを取るように言われてしまった。
「休み……鍛錬したら怒られますよね……」
私は非常に困っていた。趣味もなにもない私は休みの日に何をしたら良いかわからない。学園にいたときは友人に誘われてお茶をしたり下級生に稽古をつけたりして時間を潰していたが卒業した今はやることがない。不規則な騎士団の休みでは友人と出かけることも出来ず、稽古に至っては仕事になってしまった。
唯一時間が合うのは同じ騎士の仲間だが彼らは休みとなれば酒を飲み明かすだけで共に行動するのは無理だ。たとえ飲んでなかったとしても2人きりなら妙な噂が立ち大勢引き連れてもそれはそれで休暇どころではなくなる。
「どうすれば良いでしょうか……」
私は考えた末に良いことを思いついた。
買い物と称して王都の見回り警備をすれば良い!
「早速でかけましょう」
いつもの癖で朝の支度のときに編んでしまった三つ編みをとき軽く櫛を通す。身だしなみ程度の軽い化粧をする。少ない普段着の中から薄黄色のワンピースを選びそして護身用の短剣を太股のベルトに仕込み鏡で自分の姿を確認する。
「よし、おかしくないね」
準備を終えて騎士団宿舎を後にする。騎士団の敷地から出ようとすると門番がジロジロと私を見て来たので、なにか用事があるのかと尋ねると「ふっ副団長!?なんでもありませんどうぞお通りください」と慌てていた。声を聞くまでわからないほど、見た目が変わっているとは思わないのだが……気にしても仕方がないので王都の商店街へとむかった。
特に目的もないので端から適当に商店を眺めながらゆったりと大通りを歩いていく。商魂たくましい店主たちからいろいろ声をかけられるが、興味のあった武器屋だけは何故か声をかけてこず、入りづらい雰囲気がして立ち寄ることはなかった。
これと言ったトラブルもなく商店街を通り過ぎ飲食店街へと足を伸ばす。ここは酔っ払いなども多く一番トラブルが多い地区だ。騎士団に入りたての頃は一番のトラブルが酔っ払いなことにがっかりして自分達騎士団はいらないのではないのか?と騎士団がいるからこその平和だとのジレンマに陥ったものだ。
もちろん上に立ち隅々まで見た今では騎士団による防犯と王族による食の安定が平和を支えているという事は理解している。それに学園を卒業した後に教えてもらったマルレの実家が率いる裏の仕事を引き受ける[トレイル]もいる。
この国は今でも始まりの3家である、セイントレイト、バルトレイス、ドレストレイルが支えているのだなと実感する。
そんな事を考えていたら少し嫌なことを思い出してしまった。
私の家系は妙な家訓で当主が決まる。成人を過ぎた一族の中で一番、戦闘能力が低い者が当主になる。というか領地運営を押し付けられるのである。父の「もう引退して魔物退治がしたい」とのつぶやきに[選定の義]とよばれる総当たりの試合が行われるかもしれないと噂が出ているのだ。どうせなら私が成人を迎えていないうちにやってくれれば良かったのになと思った。
考えても仕方がない……今すぐにでも鍛錬をしたいところだが強制休暇中なので、買い物と称した見回りを続けることにした。まだ昼前の飲食店街は人通りも少なくトラブルは起きていそうもないな、と思った途端にガヤガヤとうるさい集団が酒場から出てきた。
「きみ~綺麗だね~?これからさ~二軒目に行くんだけど君も一緒に来ない?」
私を見るとすぐに声をかけてきたコイツラの顔には見覚えがある。それもそのはずつい先日魔王討伐に一緒にいた騎士達だ彼らも私と同じく休みをもらったのでこうして昼前から飲み歩いているのであろう……
「ね~聞いてるの~いっしょにのもうよ~」
「用事があるのでお断りします」
私は無用なトラブルを避けるため丁寧に断る。
「え~いいじゃん少しだけだからね?」
そう言って私の腕をつかみ無理やり連れていこうとした……彼は一線を越えてしまった。
「今すぐ手を離しなさい!」
私はナンパ男を睨みつけて大声を上げた。
すると後ろにいた団員たちが顔を真っ青にしてすぐに私からナンパ男を引き剥がし膝裏にに蹴りを入れて地面に跪かせた。
「馬鹿野郎!なんてことしやがる!」
「すいませんコイツ最近戦果を上げて気が大きくなってしまって……本当に申し訳ない!」
私はこの集団のすべてが悪い人ではないことに安堵したがこれは到底見逃せる事ではない……私はナンパ男を睨みつけながら彼らを指導するときの口調で言い放った。
「その男は懲罰室行きだ!他の団員は本日は謹慎の後今日を含めた三日間の禁酒処分だ!わかったらさっさと騎士団宿舎に戻れ!」
「え?謹慎?禁酒……?あんたいったい……」
「貴様らは上官の顔も忘れたのか!!!」
聞き覚えのある怒号でやっと今の私と鎧姿の私が一致したようですでに青い顔から更に血の気が引いて行くのがわかった。
「「「了解しました副団長殿!」」」
今までフニャフニャに気を抜いていた彼らはビシッと姿勢を正し敬礼をすると一刻でも早くここから離れたかったらしく大急ぎで騎士団宿舎へと逃げるように去っていった。
駆けつけようとした衛兵にもう終わったとハンドサインを送り見回り警備に戻ることにした。
この後は何もなく日暮れまで過ごし出会ったトラブルが身内のことだけだったことに少し悲しくなりもっと厳しくするべきかと思いながら宿舎へ戻ろうとしていたその時だった。
「敵襲!食料品市場の広場に魔物が現れた!市民の方は建物内に避難してください!騎士団員は広場に集合しろ!」
その警報を聞いた私は頼りない短剣を抜き広場へと急いだ!
私は騎士団宿舎の自室のベッドに寝転がりながら報告を終えた昨夜のことを思い出していた。本格的に騎士団の副長として働きだして初めの大きい仕事を終えて更にやる気に満ちていたが、ここ一ヶ月間休み無しで働いていたことを心配した騎士団長でもあるラッシュ兄様に無理やり休みを取るように言われてしまった。
「休み……鍛錬したら怒られますよね……」
私は非常に困っていた。趣味もなにもない私は休みの日に何をしたら良いかわからない。学園にいたときは友人に誘われてお茶をしたり下級生に稽古をつけたりして時間を潰していたが卒業した今はやることがない。不規則な騎士団の休みでは友人と出かけることも出来ず、稽古に至っては仕事になってしまった。
唯一時間が合うのは同じ騎士の仲間だが彼らは休みとなれば酒を飲み明かすだけで共に行動するのは無理だ。たとえ飲んでなかったとしても2人きりなら妙な噂が立ち大勢引き連れてもそれはそれで休暇どころではなくなる。
「どうすれば良いでしょうか……」
私は考えた末に良いことを思いついた。
買い物と称して王都の見回り警備をすれば良い!
「早速でかけましょう」
いつもの癖で朝の支度のときに編んでしまった三つ編みをとき軽く櫛を通す。身だしなみ程度の軽い化粧をする。少ない普段着の中から薄黄色のワンピースを選びそして護身用の短剣を太股のベルトに仕込み鏡で自分の姿を確認する。
「よし、おかしくないね」
準備を終えて騎士団宿舎を後にする。騎士団の敷地から出ようとすると門番がジロジロと私を見て来たので、なにか用事があるのかと尋ねると「ふっ副団長!?なんでもありませんどうぞお通りください」と慌てていた。声を聞くまでわからないほど、見た目が変わっているとは思わないのだが……気にしても仕方がないので王都の商店街へとむかった。
特に目的もないので端から適当に商店を眺めながらゆったりと大通りを歩いていく。商魂たくましい店主たちからいろいろ声をかけられるが、興味のあった武器屋だけは何故か声をかけてこず、入りづらい雰囲気がして立ち寄ることはなかった。
これと言ったトラブルもなく商店街を通り過ぎ飲食店街へと足を伸ばす。ここは酔っ払いなども多く一番トラブルが多い地区だ。騎士団に入りたての頃は一番のトラブルが酔っ払いなことにがっかりして自分達騎士団はいらないのではないのか?と騎士団がいるからこその平和だとのジレンマに陥ったものだ。
もちろん上に立ち隅々まで見た今では騎士団による防犯と王族による食の安定が平和を支えているという事は理解している。それに学園を卒業した後に教えてもらったマルレの実家が率いる裏の仕事を引き受ける[トレイル]もいる。
この国は今でも始まりの3家である、セイントレイト、バルトレイス、ドレストレイルが支えているのだなと実感する。
そんな事を考えていたら少し嫌なことを思い出してしまった。
私の家系は妙な家訓で当主が決まる。成人を過ぎた一族の中で一番、戦闘能力が低い者が当主になる。というか領地運営を押し付けられるのである。父の「もう引退して魔物退治がしたい」とのつぶやきに[選定の義]とよばれる総当たりの試合が行われるかもしれないと噂が出ているのだ。どうせなら私が成人を迎えていないうちにやってくれれば良かったのになと思った。
考えても仕方がない……今すぐにでも鍛錬をしたいところだが強制休暇中なので、買い物と称した見回りを続けることにした。まだ昼前の飲食店街は人通りも少なくトラブルは起きていそうもないな、と思った途端にガヤガヤとうるさい集団が酒場から出てきた。
「きみ~綺麗だね~?これからさ~二軒目に行くんだけど君も一緒に来ない?」
私を見るとすぐに声をかけてきたコイツラの顔には見覚えがある。それもそのはずつい先日魔王討伐に一緒にいた騎士達だ彼らも私と同じく休みをもらったのでこうして昼前から飲み歩いているのであろう……
「ね~聞いてるの~いっしょにのもうよ~」
「用事があるのでお断りします」
私は無用なトラブルを避けるため丁寧に断る。
「え~いいじゃん少しだけだからね?」
そう言って私の腕をつかみ無理やり連れていこうとした……彼は一線を越えてしまった。
「今すぐ手を離しなさい!」
私はナンパ男を睨みつけて大声を上げた。
すると後ろにいた団員たちが顔を真っ青にしてすぐに私からナンパ男を引き剥がし膝裏にに蹴りを入れて地面に跪かせた。
「馬鹿野郎!なんてことしやがる!」
「すいませんコイツ最近戦果を上げて気が大きくなってしまって……本当に申し訳ない!」
私はこの集団のすべてが悪い人ではないことに安堵したがこれは到底見逃せる事ではない……私はナンパ男を睨みつけながら彼らを指導するときの口調で言い放った。
「その男は懲罰室行きだ!他の団員は本日は謹慎の後今日を含めた三日間の禁酒処分だ!わかったらさっさと騎士団宿舎に戻れ!」
「え?謹慎?禁酒……?あんたいったい……」
「貴様らは上官の顔も忘れたのか!!!」
聞き覚えのある怒号でやっと今の私と鎧姿の私が一致したようですでに青い顔から更に血の気が引いて行くのがわかった。
「「「了解しました副団長殿!」」」
今までフニャフニャに気を抜いていた彼らはビシッと姿勢を正し敬礼をすると一刻でも早くここから離れたかったらしく大急ぎで騎士団宿舎へと逃げるように去っていった。
駆けつけようとした衛兵にもう終わったとハンドサインを送り見回り警備に戻ることにした。
この後は何もなく日暮れまで過ごし出会ったトラブルが身内のことだけだったことに少し悲しくなりもっと厳しくするべきかと思いながら宿舎へ戻ろうとしていたその時だった。
「敵襲!食料品市場の広場に魔物が現れた!市民の方は建物内に避難してください!騎士団員は広場に集合しろ!」
その警報を聞いた私は頼りない短剣を抜き広場へと急いだ!
0
あなたにおすすめの小説
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
虚弱体質?の脇役令嬢に転生したので、食事療法を始めました
たくわん
恋愛
「跡継ぎを産めない貴女とは結婚できない」婚約者である公爵嫡男アレクシスから、冷酷に告げられた婚約破棄。その場で新しい婚約者まで紹介される屈辱。病弱な侯爵令嬢セラフィーナは、社交界の哀れみと嘲笑の的となった。
攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】
水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】
【一次選考通過作品】
---
とある剣と魔法の世界で、
ある男女の間に赤ん坊が生まれた。
名をアスフィ・シーネット。
才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。
だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。
攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。
彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。
---------
もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります!
#ヒラ俺
この度ついに完結しました。
1年以上書き続けた作品です。
途中迷走してました……。
今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
【完結】番としか子供が産まれない世界で
さくらもち
恋愛
番との間にしか子供が産まれない世界に産まれたニーナ。
何故か親から要らない子扱いされる不遇な子供時代に番と言う概念すら知らないまま育った。
そんなニーナが番に出会うまで
4話完結
出会えたところで話は終わってます。
悪役令息の継母に転生したからには、息子を悪役になんてさせません!
水都(みなと)
ファンタジー
伯爵夫人であるロゼッタ・シルヴァリーは夫の死後、ここが前世で読んでいたラノベの世界だと気づく。
ロゼッタはラノベで悪役令息だったリゼルの継母だ。金と地位が目当てで結婚したロゼッタは、夫の連れ子であるリゼルに無関心だった。
しかし、前世ではリゼルは推しキャラ。リゼルが断罪されると思い出したロゼッタは、リゼルが悪役令息にならないよう母として奮闘していく。
★ファンタジー小説大賞エントリー中です。
※完結しました!
転生しましたが悪役令嬢な気がするんですけど⁉︎
水月華
恋愛
ヘンリエッタ・スタンホープは8歳の時に前世の記憶を思い出す。最初は混乱したが、じきに貴族生活に順応し始める。・・・が、ある時気づく。
もしかして‘’私‘’って悪役令嬢ポジションでは?整った容姿。申し分ない身分。・・・だけなら疑わなかったが、ある時ふと言われたのである。「昔のヘンリエッタは我儘だったのにこんなに立派になって」と。
振り返れば記憶が戻る前は嫌いな食べ物が出ると癇癪を起こし、着たいドレスがないと癇癪を起こし…。私めっちゃ性格悪かった!!
え?記憶戻らなかったらそのままだった=悪役令嬢!?いやいや確かに前世では転生して悪役令嬢とか流行ってたけどまさか自分が!?
でもヘンリエッタ・スタンホープなんて知らないし、私どうすればいいのー!?
と、とにかく攻略対象者候補たちには必要以上に近づかない様にしよう!
前世の記憶のせいで恋愛なんて面倒くさいし、政略結婚じゃないなら出来れば避けたい!
だからこっちに熱い眼差しを送らないで!
答えられないんです!
これは悪役令嬢(?)の侯爵令嬢があるかもしれない破滅フラグを手探りで回避しようとするお話。
または前世の記憶から臆病になっている彼女が再び大切な人を見つけるお話。
小説家になろうでも投稿してます。
こちらは全話投稿してますので、先を読みたいと思ってくださればそちらからもよろしくお願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる