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自分達の物語に決着をつける編
147-石の巨人 VS 肉の巨人
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アークは16人から流された魔力を一手に引き受けると自身の光属性と混合して魔導具へと送り込んでいる。
古代兵器の起動規定の魔力量に達すると、砦の屋上は剥がれ中に浮かび始める。
「浮上を確認!構築開始!」
光と水で作られたずんぐりとした人間の骨格のような物がアーク達の足元に構築されていく。
光水骨格の頭の位置にはアークたちが乗る砦の屋上があった。
骨格が組み上がると、足元にある砦を構成する石ブロックが意思を持った様に動き始め。柔らかい光水骨格を覆っていく。
足元の砦がすっかりなくなる頃には、石ブロックで巨人が構築されていた。
巨人は手足が太くずんぐりとした体型だ。首はなく肩から頭頂部まで緩やかな斜面になっている。そしてアークたちがいる顔の部分には、帯状のぶ厚い光の障壁があり外を見渡せるようになっていた。
アークの目の前には、一枚の石版がせり上がってきた。
その石版には、巨人の絵が中心にあり最上部には緑色の帯が、その下には黄色い帯があり、巨人の周りには、今では誰も読めなくなってしまった古代文字が何行も描かれている。
その石版の絵は刻一刻と姿を変えている。辛うじて解読できている古代文字の数字と思われる部分を読み取る。
この文字が数字であるのがわかったのは、幸運にも1、2、3が棒1本、棒2本、棒3本であらわされているからであった。
「古代兵器レイトの巨人起動確認!緑数値100!黄色数値94!」
アークは目の前に示された数値を読み上げると、目の前にある分厚い光の障壁越しに、今まさに立ち上がりつつある巨大なフレッシュゴーレムを見据えた。
「アーク様!敵と我らの古代兵器の大きさは同等のようです!」
改めて見る敵の大きさに、この古代兵器を持ってきて心底良かったと思った。
アークが自身の腕を動かすと、石の巨人の腕もそれと同じ様に動く。そう、このレイトの巨人を動かすのはアークであった。
「戦闘開始!」
それを合図にアークは、巨人を動かし始める。
一歩二歩と歩くのに支障がないことを確認すると、一気に走り出す。
起き上がって間もない肉の巨人を走り込んだ勢いのまま全力で殴りつける!
「オオオオォォオォォオオオオ!」
殴りつけた部分は拳の形にへこみ、肉の巨人は野太い声で叫びながら大の字に倒れる。
「効いていますよ!」
アークはちらりと石版を見て、黄色数値が89に減っているのを確認した。
「緑数値が構成質量で黄色い数値が魔力量と見て間違いないか……」
アークは、質量と魔力の数値を見ながら戦闘方法を頭の中で構築していく、少々のダメージなら魔力を使って回避するより質量で受けたほうが結果的に良いと考えていた。
アークが考えた理想的な戦いとしては、質量と魔力共に消費し敵を打ち倒すことだ。どちらも均等に消費しなければ、片方が先になくなりレイトの巨人を維持できなくなる。
「敵が起き上がりました!攻撃来ます!」
敵のフレッシュゴーレムは起き上がるとアーク達がいる頭の部分を狙って拳を放つ!
「質量で受け止める!揺れに注意しろ!」
アークは、敵の攻撃を左腕で受け止める。
内部は大きく揺れ動き、攻撃を受け止めた、巨人の左腕からは崩れた石ブロックがバラバラと落ちていく。
緑の数値は、96を示していた。完璧に防御し、柔らかい骨格を通してうまく地面に衝撃を逃がせたようだ。
それから巨人の殴り合いは続く。フレッシュゴーレムが攻撃すれば、石材が飛び散りアークが攻撃すれば血と肉と骨が飛び散り、周囲は肉と石の瓦礫で汚れていく。
「アーク様!このままでは、競り負けてしまいそうです!」
その言葉にアークは焦りだす。
フレッシュゴーレムは骨を体の表面に集めることにより徐々に防御力と攻撃力をあげてきているのだ。
うすうすは感じていたが、言葉に出されると劣勢だと認めざる負えない……
緑の数値は40以下になり、黄色の数値に至っては30を切っていた。
アークは、藁にもすがる思いで、目の前の石版を見つめる。
すると起動時には、何もなかった巨人の右腕付近に、穂先の大きい槍のような物が表示されていた。
アークがその絵を注視していると。右手になにか握るような感触を感じる。
「これは……槍か?気分の悪くなる武器だが……試して見るより他にない!」
アークは手に感じた物に意識を集中する……
「右腕に質量が集まっています!なにか出ます!」
巨人の右腕に集まった、石ブロックはある形を作り上げていく……
「え?シャベルだと!?」
そこに現れたのは巨大なシャベルだった。
思わぬ形で現れた道具は、枢密院の主な仕事である、農業、建築、治水の全てに関わりのある道具だった。
はははは!とアークは笑い声を上げた。周りの魔導師たちも、何かを察したようで、口元が緩む。
「そういえばそうだ!セイントレイト家は代々国の地盤づくりに関わってきたんだ!古代から伝わってる物が兵器なわけはない![レイトの巨人]は大規模工事の道具だ!」
アークはそう言うとシャベルを構えた。
枢密院では、仕事を終え魔力が切れたところに魔物の襲撃などがあると、手近な道具を使って応戦することがある。その時に活躍するのが杭打ちハンマーと先の尖った剣先シャベルだった。
アークは、どちらかというとシャベルのほうが扱いやすかった。
「シャベルとは嬉しいね!叩いて良し!」
巨人は大きなシャベルの平らな面をフレッシュゴーレムの頭へと振り下ろす。フレッシュゴーレムはたまらずよろける。
「そして!薙ぎ払って良し!」
スコップの側面を斧の刃に見立てて横薙ぎにする。スコップはフレッシュゴーレムの左膝に側面から食い込みその機能を失わせる。
バランスを崩したフレッシュゴーレムは仰向けに倒れた。
「最後に!突き刺して良し!」
アークはシャベルを地面に突き刺し掘り起こすのと同じ様にフレッシュゴーレムの首めがけて突き刺し、シャベルの縁に足をかけて思い切り踏み込み頭と胴を切り離した。
「おおおおおおおおおおお!」
勝利の予感に魔導師たちから歓声が上がる!しかし、アークは油断していなかった。
アークが注目していたのは、フレッシュゴーレムの頭だ。転がった先で、戦いで飛び散った周囲の骨や肉を引き寄せて再生を始めたのを確認した。
「頭が肉を取り込んでいる!やはりトラディネントは頭部にいる!」
アークは巨人の数値を確認する質量、魔力共に一桁になっている。アークは止まりそうな巨人を操り頭へと近づく。
思いついたのは一番動作の少ない攻撃……。
「皆のもの!衝撃に備えろ!行くぞ!」
巨人は頭に近寄ると大きく地面を蹴る。少しだけ宙に浮き空中で、手を大の字に広げ倒れ込む。
「ダイビング・ボディープレス!」
レイトの巨人の石でできた厚い胸板でトラディネントがいる頭を押しつぶした。
なんとか巨人の体を起こしたアークは、再生する気配のない肉塊を見ると、勝利を確信しレイトの巨人の機能を停止した。
「ふう……ギリギリだった」
アークは、そうつぶやくと歓声を上げ肩を組み喜ぶ魔導師達を見ながら、勝利の余韻に浸った。
古代兵器の起動規定の魔力量に達すると、砦の屋上は剥がれ中に浮かび始める。
「浮上を確認!構築開始!」
光と水で作られたずんぐりとした人間の骨格のような物がアーク達の足元に構築されていく。
光水骨格の頭の位置にはアークたちが乗る砦の屋上があった。
骨格が組み上がると、足元にある砦を構成する石ブロックが意思を持った様に動き始め。柔らかい光水骨格を覆っていく。
足元の砦がすっかりなくなる頃には、石ブロックで巨人が構築されていた。
巨人は手足が太くずんぐりとした体型だ。首はなく肩から頭頂部まで緩やかな斜面になっている。そしてアークたちがいる顔の部分には、帯状のぶ厚い光の障壁があり外を見渡せるようになっていた。
アークの目の前には、一枚の石版がせり上がってきた。
その石版には、巨人の絵が中心にあり最上部には緑色の帯が、その下には黄色い帯があり、巨人の周りには、今では誰も読めなくなってしまった古代文字が何行も描かれている。
その石版の絵は刻一刻と姿を変えている。辛うじて解読できている古代文字の数字と思われる部分を読み取る。
この文字が数字であるのがわかったのは、幸運にも1、2、3が棒1本、棒2本、棒3本であらわされているからであった。
「古代兵器レイトの巨人起動確認!緑数値100!黄色数値94!」
アークは目の前に示された数値を読み上げると、目の前にある分厚い光の障壁越しに、今まさに立ち上がりつつある巨大なフレッシュゴーレムを見据えた。
「アーク様!敵と我らの古代兵器の大きさは同等のようです!」
改めて見る敵の大きさに、この古代兵器を持ってきて心底良かったと思った。
アークが自身の腕を動かすと、石の巨人の腕もそれと同じ様に動く。そう、このレイトの巨人を動かすのはアークであった。
「戦闘開始!」
それを合図にアークは、巨人を動かし始める。
一歩二歩と歩くのに支障がないことを確認すると、一気に走り出す。
起き上がって間もない肉の巨人を走り込んだ勢いのまま全力で殴りつける!
「オオオオォォオォォオオオオ!」
殴りつけた部分は拳の形にへこみ、肉の巨人は野太い声で叫びながら大の字に倒れる。
「効いていますよ!」
アークはちらりと石版を見て、黄色数値が89に減っているのを確認した。
「緑数値が構成質量で黄色い数値が魔力量と見て間違いないか……」
アークは、質量と魔力の数値を見ながら戦闘方法を頭の中で構築していく、少々のダメージなら魔力を使って回避するより質量で受けたほうが結果的に良いと考えていた。
アークが考えた理想的な戦いとしては、質量と魔力共に消費し敵を打ち倒すことだ。どちらも均等に消費しなければ、片方が先になくなりレイトの巨人を維持できなくなる。
「敵が起き上がりました!攻撃来ます!」
敵のフレッシュゴーレムは起き上がるとアーク達がいる頭の部分を狙って拳を放つ!
「質量で受け止める!揺れに注意しろ!」
アークは、敵の攻撃を左腕で受け止める。
内部は大きく揺れ動き、攻撃を受け止めた、巨人の左腕からは崩れた石ブロックがバラバラと落ちていく。
緑の数値は、96を示していた。完璧に防御し、柔らかい骨格を通してうまく地面に衝撃を逃がせたようだ。
それから巨人の殴り合いは続く。フレッシュゴーレムが攻撃すれば、石材が飛び散りアークが攻撃すれば血と肉と骨が飛び散り、周囲は肉と石の瓦礫で汚れていく。
「アーク様!このままでは、競り負けてしまいそうです!」
その言葉にアークは焦りだす。
フレッシュゴーレムは骨を体の表面に集めることにより徐々に防御力と攻撃力をあげてきているのだ。
うすうすは感じていたが、言葉に出されると劣勢だと認めざる負えない……
緑の数値は40以下になり、黄色の数値に至っては30を切っていた。
アークは、藁にもすがる思いで、目の前の石版を見つめる。
すると起動時には、何もなかった巨人の右腕付近に、穂先の大きい槍のような物が表示されていた。
アークがその絵を注視していると。右手になにか握るような感触を感じる。
「これは……槍か?気分の悪くなる武器だが……試して見るより他にない!」
アークは手に感じた物に意識を集中する……
「右腕に質量が集まっています!なにか出ます!」
巨人の右腕に集まった、石ブロックはある形を作り上げていく……
「え?シャベルだと!?」
そこに現れたのは巨大なシャベルだった。
思わぬ形で現れた道具は、枢密院の主な仕事である、農業、建築、治水の全てに関わりのある道具だった。
はははは!とアークは笑い声を上げた。周りの魔導師たちも、何かを察したようで、口元が緩む。
「そういえばそうだ!セイントレイト家は代々国の地盤づくりに関わってきたんだ!古代から伝わってる物が兵器なわけはない![レイトの巨人]は大規模工事の道具だ!」
アークはそう言うとシャベルを構えた。
枢密院では、仕事を終え魔力が切れたところに魔物の襲撃などがあると、手近な道具を使って応戦することがある。その時に活躍するのが杭打ちハンマーと先の尖った剣先シャベルだった。
アークは、どちらかというとシャベルのほうが扱いやすかった。
「シャベルとは嬉しいね!叩いて良し!」
巨人は大きなシャベルの平らな面をフレッシュゴーレムの頭へと振り下ろす。フレッシュゴーレムはたまらずよろける。
「そして!薙ぎ払って良し!」
スコップの側面を斧の刃に見立てて横薙ぎにする。スコップはフレッシュゴーレムの左膝に側面から食い込みその機能を失わせる。
バランスを崩したフレッシュゴーレムは仰向けに倒れた。
「最後に!突き刺して良し!」
アークはシャベルを地面に突き刺し掘り起こすのと同じ様にフレッシュゴーレムの首めがけて突き刺し、シャベルの縁に足をかけて思い切り踏み込み頭と胴を切り離した。
「おおおおおおおおおおお!」
勝利の予感に魔導師たちから歓声が上がる!しかし、アークは油断していなかった。
アークが注目していたのは、フレッシュゴーレムの頭だ。転がった先で、戦いで飛び散った周囲の骨や肉を引き寄せて再生を始めたのを確認した。
「頭が肉を取り込んでいる!やはりトラディネントは頭部にいる!」
アークは巨人の数値を確認する質量、魔力共に一桁になっている。アークは止まりそうな巨人を操り頭へと近づく。
思いついたのは一番動作の少ない攻撃……。
「皆のもの!衝撃に備えろ!行くぞ!」
巨人は頭に近寄ると大きく地面を蹴る。少しだけ宙に浮き空中で、手を大の字に広げ倒れ込む。
「ダイビング・ボディープレス!」
レイトの巨人の石でできた厚い胸板でトラディネントがいる頭を押しつぶした。
なんとか巨人の体を起こしたアークは、再生する気配のない肉塊を見ると、勝利を確信しレイトの巨人の機能を停止した。
「ふう……ギリギリだった」
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