153 / 159
自分達の物語に決着をつける編
153-農都襲撃 ― 亡霊
しおりを挟む
ヴィクトルが取り出したのは、小脇に抱えられるぐらいの大きさの壺だった。
その壺は、下の部分は普通の壺と同じ形だが蓋の部分は、胸像のような形になっている。その胸像は、いま目の前で空を飛んでいる亡霊の顔とそっくりだった。
「止めろ!それを開けるな!」
焦るアウゲルの静止も聞かずヴィクトルは、壺をそっと地面に置き胸像の部分を掴むと壺の蓋を開け放った。
「ぐあああ止めろ! まだその時ではない! ぐううううう!」
アウゲルが苦しみだすと、壺の中身がゆっくりと空中へ浮かんでゆく。
それは、ドクンドクンと脈打つ心臓であった。
生命封印――アウゲルが、開発した死後に再びこの世に復活するための魔法だ。この魔法は、自分の心臓に体の魂ともいえる[カニマ]を閉じ込め活かしたままにすることで、生命力を貯め込むのだ。
300年前アウゲルがトレイルに抹殺された時に、首をはねられたのだが、残された体は無傷だったためすぐに部下がこの封印を行ったのだ。
通常の亡霊は、常にカニマによって死後の世界へ引かれるためるため本領を発揮できないが、カニマを封印したことによりアウゲルの力は強大であったが、今その封印が解かれた。
亡霊のアウゲルと脈打つ心臓は、互いに引き合い重なり合う。心臓は、魂を受け入れると、溜めた生命力が激流となり周囲を漂う。
心臓を中心に骨が、肉が、血が蘇り体を再生してゆく……
融合反応が終わると、そこには、亡霊と同じ姿をした人間が一人横たわっていた。
アウゲルが再び国を支配した後に子孫を残すために行った魔法が、仇となり不滅の体を失ったのだ。
「よーし!カヴァの言ったとおり生身の人間に戻ったぜ!」
「そうだろ?やはり俺のカンはただしかったな!」
「さっさと片付けよう……」
未だに息が上がっているアウゲルに対しラーバルの兄ルーバード、アークの兄カヴァナント、マルレの兄ヴィクトルの3人は、武器を構えた。
「おのれ!おのれ!おのれー!」
アウゲルは、狼狽しながら立ち上がると、防御力が皆無の裸体に、すぐに光の鎧を生み出し身にまとった。
頭の上には、黄色い環が浮かび、背中には白く大きな翼をはためかせている。体は、金装飾のついた鮮やかな青の軽鎧に包まれていて、手には光そのものともいえる長剣を携えていた。
これは、セイントレイト家の始祖レイトの先祖である[環の一族]を模した鎧であった。
「増長せぬようにと先祖のレイト様が封印した環の一族を形どった鎧か、趣味が悪いな」
レイトが封印したこととアウゲルが愛用していたことで、忌み嫌われている装備であった。
「うちの家にとっての槍みたいな存在か?」
ルーバードが、自分の家の事情に当てはめた感想を漏らす。
「……」
ヴィクトルは、無言で鎧姿のアウゲルを睨みつけている。
「まぁ似たようなものだが、何よりドレストレイル家の者があの鎧を見ると、何故かめちゃくちゃイラつくみたいなんだ」
カヴァナントは、ルーバードの肩をたたいてヴィクトルを指さすと、ルーバードは、指されたヴィクトルの憎悪に満ちた顔を見てたじろいだ。
「……殺るぞ」
「おう!」
「あー、これは俺に決着つけさせてくれない感じかね?」
ヴィクトルが影を広げたのを合図に戦闘が開始された。
影から逃げる様にアウゲルが空へと飛び立つ、それを追ってルーバードが両手剣を構えながら跳躍する。
「遅い!」
恵まれた体格からは予想できない速さでアウゲルを追い越すと、振りかぶった両手剣を背中に思い切り叩きつけた。
「ぐぉっ!」
アウゲルは、その衝撃に耐えきれずものすごいスピードで落下を始める。
「ナイスだ!ルー!」[ゴーレムフィスト!]
いち早く落下地点を予測したカヴァナントは、アウゲルを迎撃する巨大な岩石の拳を生み出した。圧縮された巨石はアウゲルを地上から上空へと殴り飛ばす。
「……シャドウバインド」
ヴィクトルの影から大きな黒い腕が伸びると空中に放り出されたアウゲルをギュッと掴んだ。そしてそのまま凄まじい力で握りつぶす。
「うがああ!」
たまらずアウゲルは絶叫する。アウゲルの鎧はミシミシと音を立ててヒビが入ってゆく。そして影の腕は、アウゲルを地面に叩きつけた。
「おいおい……やりすぎだろ一人で終わらせる気かよ!」
ヴィクトルの強烈な攻撃にルーバードは追撃をためらうほどだった。落下地点のくぼみを覗き込むルーバードにカヴァナントが大声で呼びかけた。
「離れろルー!ヴィクトルがヤバイの出してる!巻き込まれて死ぬぞ!」
ヴィクトルは、追撃の手を緩める気はなく両手で闇の魔力を凝縮している。渦巻く漆黒が生み出されてゆく……
「うわ!魔王の魂を取り込んで使えるようになったって言ってたアレかよ!」
ルーバードは、焦って逃げ出した。彼は、一度その目でこの技を見ていた。アウゲルの壺を守護していた、レッドドラゴンをたやすく葬った技だった。
「開けアビスゲート……すべてを飲み込め!」
ヴィクトルは作り出した渦巻く漆黒を空へと放った。
放たれた漆黒の球体は空中で静止すると中で何かがうごめき始めた。
それは、深淵のような黒い姿をした人間だった。ひとり、ふたりと、黒い球体から這い出るように、どんどん増えてゆくそれは、ついに球体から溢れ出す。ぐしゃっと地面に落ちた深淵の人型は、ゆっくりと起き上がるとアウゲルに向かって走りだす!
「ぐっ!闇の魔術が光属性である私に通用すると思うな!」
アウゲルは、光の剣で深淵の人型を斬りつけるが、何の手応えもなく深淵の人型に触れた光の剣は消失した。
「なんだと!」
闇属性に絶対的な優位性を誇る光の剣が、いとも簡単に消失したことに驚きを隠せないでいた。そのことに気をとられていたアウゲルは、触れてはいけない者に触れられてしまった。
「さぁ……亡者たちよ……お前たちを殺した奴を連れてゆけ……」
アビスゲート――この技は、ヴィクトルが回収していた魔王の魂を自身に取り込んだことにより習得した技であった。黒い球体が、対象への憎悪を持つ魂を深淵の力で一時的に蘇らせ深淵へと引きずり込むのだ。
深淵の人型は、またひとり、またひとりと、どんどんアウゲルにしがみついていく……
「止めろ!離せ!」
体のあちこちにしがみつかれたアウゲルは、身動きが取れなくなり徐々に漆黒の球体へと近づいて行く……
「いやだ!いやだ!」
アウゲルは、恐怖で情けない声を上げ始める。すると周囲の深淵の人型たちから声が聞こえ始める。
「私も嫌だった」「俺も……」「砂漠の民はお前のことを許さないぞ」「さぁこっちへ来るんだ」「お前は、魂の輪廻から外れるのだ」
深淵の人型は、アウゲルによってグール化された北東の小国郡の市民たちであった。
「許して!許して下さい~!」
ラーバルたちと戦ってたときとは大違いの態度を取りながらアウゲルは、漆黒の球体に引きずり込まれていった。
「……終わったか」
アウゲルが引きずり込まれたのを確認するとヴィクトルは、アビスゲートを閉じた。
「おまえ……その技怖いから止めろよ……」
「ああ俺も同感だ……アレがいると心がすり減るような感じがするんだよ」
ルーバードとカヴァナントは見ていただけでかなりの心労を負ったようで愚痴りながら地面に腰を下ろしていた。
「そうか……それはすまない」
ヴィクトルが感情のこもってない謝罪をしたその時だった。
「おー!ボンクラの残りカスを始末したのかよ!やるじゃねぇか!」
突然現れた男に3人の視線が集まる。
赤い髪の野性味のある顔立ちのその男は、両手にボロボロになった、ふたりの人物を抱えていた。
「ほら!このふたりは、ダウンして動けなくなったぞ!」
そう言ってヴィクトルの前に投げ出されたのは、満身創痍で唸り声を上げているザロットとファーダであった。
「あー?まだアウゲルの命令が有効みたいだな……悪いけど戦わなくちゃいけねーみたいだ!」
ヴィクトルは、冷や汗をかきながら座り込んでいるふたりをちらりと見ると呟いた。
「相手は初代様だ……ふたり共、死ぬ気で足掻けよ……」
これから本当の戦いが始まる……
その壺は、下の部分は普通の壺と同じ形だが蓋の部分は、胸像のような形になっている。その胸像は、いま目の前で空を飛んでいる亡霊の顔とそっくりだった。
「止めろ!それを開けるな!」
焦るアウゲルの静止も聞かずヴィクトルは、壺をそっと地面に置き胸像の部分を掴むと壺の蓋を開け放った。
「ぐあああ止めろ! まだその時ではない! ぐううううう!」
アウゲルが苦しみだすと、壺の中身がゆっくりと空中へ浮かんでゆく。
それは、ドクンドクンと脈打つ心臓であった。
生命封印――アウゲルが、開発した死後に再びこの世に復活するための魔法だ。この魔法は、自分の心臓に体の魂ともいえる[カニマ]を閉じ込め活かしたままにすることで、生命力を貯め込むのだ。
300年前アウゲルがトレイルに抹殺された時に、首をはねられたのだが、残された体は無傷だったためすぐに部下がこの封印を行ったのだ。
通常の亡霊は、常にカニマによって死後の世界へ引かれるためるため本領を発揮できないが、カニマを封印したことによりアウゲルの力は強大であったが、今その封印が解かれた。
亡霊のアウゲルと脈打つ心臓は、互いに引き合い重なり合う。心臓は、魂を受け入れると、溜めた生命力が激流となり周囲を漂う。
心臓を中心に骨が、肉が、血が蘇り体を再生してゆく……
融合反応が終わると、そこには、亡霊と同じ姿をした人間が一人横たわっていた。
アウゲルが再び国を支配した後に子孫を残すために行った魔法が、仇となり不滅の体を失ったのだ。
「よーし!カヴァの言ったとおり生身の人間に戻ったぜ!」
「そうだろ?やはり俺のカンはただしかったな!」
「さっさと片付けよう……」
未だに息が上がっているアウゲルに対しラーバルの兄ルーバード、アークの兄カヴァナント、マルレの兄ヴィクトルの3人は、武器を構えた。
「おのれ!おのれ!おのれー!」
アウゲルは、狼狽しながら立ち上がると、防御力が皆無の裸体に、すぐに光の鎧を生み出し身にまとった。
頭の上には、黄色い環が浮かび、背中には白く大きな翼をはためかせている。体は、金装飾のついた鮮やかな青の軽鎧に包まれていて、手には光そのものともいえる長剣を携えていた。
これは、セイントレイト家の始祖レイトの先祖である[環の一族]を模した鎧であった。
「増長せぬようにと先祖のレイト様が封印した環の一族を形どった鎧か、趣味が悪いな」
レイトが封印したこととアウゲルが愛用していたことで、忌み嫌われている装備であった。
「うちの家にとっての槍みたいな存在か?」
ルーバードが、自分の家の事情に当てはめた感想を漏らす。
「……」
ヴィクトルは、無言で鎧姿のアウゲルを睨みつけている。
「まぁ似たようなものだが、何よりドレストレイル家の者があの鎧を見ると、何故かめちゃくちゃイラつくみたいなんだ」
カヴァナントは、ルーバードの肩をたたいてヴィクトルを指さすと、ルーバードは、指されたヴィクトルの憎悪に満ちた顔を見てたじろいだ。
「……殺るぞ」
「おう!」
「あー、これは俺に決着つけさせてくれない感じかね?」
ヴィクトルが影を広げたのを合図に戦闘が開始された。
影から逃げる様にアウゲルが空へと飛び立つ、それを追ってルーバードが両手剣を構えながら跳躍する。
「遅い!」
恵まれた体格からは予想できない速さでアウゲルを追い越すと、振りかぶった両手剣を背中に思い切り叩きつけた。
「ぐぉっ!」
アウゲルは、その衝撃に耐えきれずものすごいスピードで落下を始める。
「ナイスだ!ルー!」[ゴーレムフィスト!]
いち早く落下地点を予測したカヴァナントは、アウゲルを迎撃する巨大な岩石の拳を生み出した。圧縮された巨石はアウゲルを地上から上空へと殴り飛ばす。
「……シャドウバインド」
ヴィクトルの影から大きな黒い腕が伸びると空中に放り出されたアウゲルをギュッと掴んだ。そしてそのまま凄まじい力で握りつぶす。
「うがああ!」
たまらずアウゲルは絶叫する。アウゲルの鎧はミシミシと音を立ててヒビが入ってゆく。そして影の腕は、アウゲルを地面に叩きつけた。
「おいおい……やりすぎだろ一人で終わらせる気かよ!」
ヴィクトルの強烈な攻撃にルーバードは追撃をためらうほどだった。落下地点のくぼみを覗き込むルーバードにカヴァナントが大声で呼びかけた。
「離れろルー!ヴィクトルがヤバイの出してる!巻き込まれて死ぬぞ!」
ヴィクトルは、追撃の手を緩める気はなく両手で闇の魔力を凝縮している。渦巻く漆黒が生み出されてゆく……
「うわ!魔王の魂を取り込んで使えるようになったって言ってたアレかよ!」
ルーバードは、焦って逃げ出した。彼は、一度その目でこの技を見ていた。アウゲルの壺を守護していた、レッドドラゴンをたやすく葬った技だった。
「開けアビスゲート……すべてを飲み込め!」
ヴィクトルは作り出した渦巻く漆黒を空へと放った。
放たれた漆黒の球体は空中で静止すると中で何かがうごめき始めた。
それは、深淵のような黒い姿をした人間だった。ひとり、ふたりと、黒い球体から這い出るように、どんどん増えてゆくそれは、ついに球体から溢れ出す。ぐしゃっと地面に落ちた深淵の人型は、ゆっくりと起き上がるとアウゲルに向かって走りだす!
「ぐっ!闇の魔術が光属性である私に通用すると思うな!」
アウゲルは、光の剣で深淵の人型を斬りつけるが、何の手応えもなく深淵の人型に触れた光の剣は消失した。
「なんだと!」
闇属性に絶対的な優位性を誇る光の剣が、いとも簡単に消失したことに驚きを隠せないでいた。そのことに気をとられていたアウゲルは、触れてはいけない者に触れられてしまった。
「さぁ……亡者たちよ……お前たちを殺した奴を連れてゆけ……」
アビスゲート――この技は、ヴィクトルが回収していた魔王の魂を自身に取り込んだことにより習得した技であった。黒い球体が、対象への憎悪を持つ魂を深淵の力で一時的に蘇らせ深淵へと引きずり込むのだ。
深淵の人型は、またひとり、またひとりと、どんどんアウゲルにしがみついていく……
「止めろ!離せ!」
体のあちこちにしがみつかれたアウゲルは、身動きが取れなくなり徐々に漆黒の球体へと近づいて行く……
「いやだ!いやだ!」
アウゲルは、恐怖で情けない声を上げ始める。すると周囲の深淵の人型たちから声が聞こえ始める。
「私も嫌だった」「俺も……」「砂漠の民はお前のことを許さないぞ」「さぁこっちへ来るんだ」「お前は、魂の輪廻から外れるのだ」
深淵の人型は、アウゲルによってグール化された北東の小国郡の市民たちであった。
「許して!許して下さい~!」
ラーバルたちと戦ってたときとは大違いの態度を取りながらアウゲルは、漆黒の球体に引きずり込まれていった。
「……終わったか」
アウゲルが引きずり込まれたのを確認するとヴィクトルは、アビスゲートを閉じた。
「おまえ……その技怖いから止めろよ……」
「ああ俺も同感だ……アレがいると心がすり減るような感じがするんだよ」
ルーバードとカヴァナントは見ていただけでかなりの心労を負ったようで愚痴りながら地面に腰を下ろしていた。
「そうか……それはすまない」
ヴィクトルが感情のこもってない謝罪をしたその時だった。
「おー!ボンクラの残りカスを始末したのかよ!やるじゃねぇか!」
突然現れた男に3人の視線が集まる。
赤い髪の野性味のある顔立ちのその男は、両手にボロボロになった、ふたりの人物を抱えていた。
「ほら!このふたりは、ダウンして動けなくなったぞ!」
そう言ってヴィクトルの前に投げ出されたのは、満身創痍で唸り声を上げているザロットとファーダであった。
「あー?まだアウゲルの命令が有効みたいだな……悪いけど戦わなくちゃいけねーみたいだ!」
ヴィクトルは、冷や汗をかきながら座り込んでいるふたりをちらりと見ると呟いた。
「相手は初代様だ……ふたり共、死ぬ気で足掻けよ……」
これから本当の戦いが始まる……
0
あなたにおすすめの小説
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
虚弱体質?の脇役令嬢に転生したので、食事療法を始めました
たくわん
恋愛
「跡継ぎを産めない貴女とは結婚できない」婚約者である公爵嫡男アレクシスから、冷酷に告げられた婚約破棄。その場で新しい婚約者まで紹介される屈辱。病弱な侯爵令嬢セラフィーナは、社交界の哀れみと嘲笑の的となった。
攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】
水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】
【一次選考通過作品】
---
とある剣と魔法の世界で、
ある男女の間に赤ん坊が生まれた。
名をアスフィ・シーネット。
才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。
だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。
攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。
彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。
---------
もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります!
#ヒラ俺
この度ついに完結しました。
1年以上書き続けた作品です。
途中迷走してました……。
今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
【完結】番としか子供が産まれない世界で
さくらもち
恋愛
番との間にしか子供が産まれない世界に産まれたニーナ。
何故か親から要らない子扱いされる不遇な子供時代に番と言う概念すら知らないまま育った。
そんなニーナが番に出会うまで
4話完結
出会えたところで話は終わってます。
悪役令息の継母に転生したからには、息子を悪役になんてさせません!
水都(みなと)
ファンタジー
伯爵夫人であるロゼッタ・シルヴァリーは夫の死後、ここが前世で読んでいたラノベの世界だと気づく。
ロゼッタはラノベで悪役令息だったリゼルの継母だ。金と地位が目当てで結婚したロゼッタは、夫の連れ子であるリゼルに無関心だった。
しかし、前世ではリゼルは推しキャラ。リゼルが断罪されると思い出したロゼッタは、リゼルが悪役令息にならないよう母として奮闘していく。
★ファンタジー小説大賞エントリー中です。
※完結しました!
転生しましたが悪役令嬢な気がするんですけど⁉︎
水月華
恋愛
ヘンリエッタ・スタンホープは8歳の時に前世の記憶を思い出す。最初は混乱したが、じきに貴族生活に順応し始める。・・・が、ある時気づく。
もしかして‘’私‘’って悪役令嬢ポジションでは?整った容姿。申し分ない身分。・・・だけなら疑わなかったが、ある時ふと言われたのである。「昔のヘンリエッタは我儘だったのにこんなに立派になって」と。
振り返れば記憶が戻る前は嫌いな食べ物が出ると癇癪を起こし、着たいドレスがないと癇癪を起こし…。私めっちゃ性格悪かった!!
え?記憶戻らなかったらそのままだった=悪役令嬢!?いやいや確かに前世では転生して悪役令嬢とか流行ってたけどまさか自分が!?
でもヘンリエッタ・スタンホープなんて知らないし、私どうすればいいのー!?
と、とにかく攻略対象者候補たちには必要以上に近づかない様にしよう!
前世の記憶のせいで恋愛なんて面倒くさいし、政略結婚じゃないなら出来れば避けたい!
だからこっちに熱い眼差しを送らないで!
答えられないんです!
これは悪役令嬢(?)の侯爵令嬢があるかもしれない破滅フラグを手探りで回避しようとするお話。
または前世の記憶から臆病になっている彼女が再び大切な人を見つけるお話。
小説家になろうでも投稿してます。
こちらは全話投稿してますので、先を読みたいと思ってくださればそちらからもよろしくお願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる