18 / 43
5歳
好みでは無くて。
しおりを挟む
ことのはじまりはお母様の誕生日の日の朝でした。
お母様にバレたくないからお父様と2人でちょっと出かけてもらいました。
お母様はいつも通りニコニコしてるだけなので気づいてるかわからないのでハラハラします。
急いで準備に取り掛かろうとした時にその人は現れた。
「ヒューちょっとおじゃまするよ。」
本当に邪魔だよ!
なんでよりにもよって今日来るんだよ!!
思っても言いませんよ。
スルーです、スルー。変に関わるとめんどくさそうな相手ですから、私の勘がそう言ってる!
「チッ!カインなにしに来た」
うわ、お兄様が露骨に不機嫌になるとかこの人ある意味大物だよ。
「近くを通ったから寄ってみたんだ。」
そんなくらいでよるなよ!
やばい、ツッコミ過ぎて疲れる。
もうなにを聞いても無心でいよう、そういえば今日は何人くらいの人が参加するんだ?
「ヒュー兄様今日って何人くらいおいでになるのですか?」
「えっとね、おじさんとおばあ様2人と、おじい様が2人の5人じゃなかったかな。」
「ありがとうございます」
「リリー、一応この人に挨拶しておいてこんな奴だけど貴族だから。」
「わかりました。私はリリア・ネリシャ・ハイナと申します。」
普通の挨拶はこの後に「以後お見知りおきを」と言うのだが私はおぼえてて欲しくない!
という事でいいません。
お兄様は理解出来たのかニコニコして頭撫でてくれました。
気持ちいいです。
「俺は、カイン・ヒルネス・タニラだ。よろしくな」
曖昧に微笑んでおく。
「ほらリリー、ルークとお皿の用意してきなよ。」
「!はい。」
お兄様何その回避の仕方かっこいい!
将来結婚するならお兄様みたいな人がいいですね。
「ルークあっちの机にこのお皿並べてきて。」
「あい!」
あぁー癒される!
私はイケメンより癒しを求めてるんだ!
カインだっけな、あの人は顔はまぁいいけどすべてが好みじゃないんだよね。
私の好み?癒しもいいけど結婚するならやっぱりお兄様みたいな人よ。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「ただいま。」
お母様と、お父様が帰ってきた!
「せーの、誕生日おめでとう!!!」
この世界にはクラッカーというものがないので私が光と水魔法を使ってキラキラを作りました!
「お母様!これプレゼントです!私が自分で作りました。」
「まぁ、綺麗!ありがとう。」
「はいっ!」
喜んで貰えてよかった!
おじさん、私頑張ってよかったよ!
「お母様、僕からはこれを。」
「これは今女性に人気のカバンだわ!
ありがとう」
「おかあしゃまぼくはねーこれあげゆ」
「まぁ~四葉のクローバーじゃないの!ありがとう」
ルーク昨日庭でなにかやってると思ったらめっちゃ可愛い事してるじゃん!
「突然おじゃましてすいません。私からはこれを」
「まぁ、ありがとう家族だけでやると思ってたから小さいパーティーだけど楽しんでね」
「はい。ありがとうございます。」
えっだれ?!
さっきまで俺呼びだったのにいきなり私とか言い始めたんだけど。
「あともう一ついいですか?」
「何かしら?」
「リリアさんに一目惚れしました。婚約者にしてもらえませんか?」
さっきまでポカポカしてた空気が一瞬で凍ったきがした。
今日はお母様の誕生日会だから楽しんでもらおうと思ったのにこいつのせいで、空気よめよ!
ここから事件がはじまった。
お母様にバレたくないからお父様と2人でちょっと出かけてもらいました。
お母様はいつも通りニコニコしてるだけなので気づいてるかわからないのでハラハラします。
急いで準備に取り掛かろうとした時にその人は現れた。
「ヒューちょっとおじゃまするよ。」
本当に邪魔だよ!
なんでよりにもよって今日来るんだよ!!
思っても言いませんよ。
スルーです、スルー。変に関わるとめんどくさそうな相手ですから、私の勘がそう言ってる!
「チッ!カインなにしに来た」
うわ、お兄様が露骨に不機嫌になるとかこの人ある意味大物だよ。
「近くを通ったから寄ってみたんだ。」
そんなくらいでよるなよ!
やばい、ツッコミ過ぎて疲れる。
もうなにを聞いても無心でいよう、そういえば今日は何人くらいの人が参加するんだ?
「ヒュー兄様今日って何人くらいおいでになるのですか?」
「えっとね、おじさんとおばあ様2人と、おじい様が2人の5人じゃなかったかな。」
「ありがとうございます」
「リリー、一応この人に挨拶しておいてこんな奴だけど貴族だから。」
「わかりました。私はリリア・ネリシャ・ハイナと申します。」
普通の挨拶はこの後に「以後お見知りおきを」と言うのだが私はおぼえてて欲しくない!
という事でいいません。
お兄様は理解出来たのかニコニコして頭撫でてくれました。
気持ちいいです。
「俺は、カイン・ヒルネス・タニラだ。よろしくな」
曖昧に微笑んでおく。
「ほらリリー、ルークとお皿の用意してきなよ。」
「!はい。」
お兄様何その回避の仕方かっこいい!
将来結婚するならお兄様みたいな人がいいですね。
「ルークあっちの机にこのお皿並べてきて。」
「あい!」
あぁー癒される!
私はイケメンより癒しを求めてるんだ!
カインだっけな、あの人は顔はまぁいいけどすべてが好みじゃないんだよね。
私の好み?癒しもいいけど結婚するならやっぱりお兄様みたいな人よ。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「ただいま。」
お母様と、お父様が帰ってきた!
「せーの、誕生日おめでとう!!!」
この世界にはクラッカーというものがないので私が光と水魔法を使ってキラキラを作りました!
「お母様!これプレゼントです!私が自分で作りました。」
「まぁ、綺麗!ありがとう。」
「はいっ!」
喜んで貰えてよかった!
おじさん、私頑張ってよかったよ!
「お母様、僕からはこれを。」
「これは今女性に人気のカバンだわ!
ありがとう」
「おかあしゃまぼくはねーこれあげゆ」
「まぁ~四葉のクローバーじゃないの!ありがとう」
ルーク昨日庭でなにかやってると思ったらめっちゃ可愛い事してるじゃん!
「突然おじゃましてすいません。私からはこれを」
「まぁ、ありがとう家族だけでやると思ってたから小さいパーティーだけど楽しんでね」
「はい。ありがとうございます。」
えっだれ?!
さっきまで俺呼びだったのにいきなり私とか言い始めたんだけど。
「あともう一ついいですか?」
「何かしら?」
「リリアさんに一目惚れしました。婚約者にしてもらえませんか?」
さっきまでポカポカしてた空気が一瞬で凍ったきがした。
今日はお母様の誕生日会だから楽しんでもらおうと思ったのにこいつのせいで、空気よめよ!
ここから事件がはじまった。
4
あなたにおすすめの小説
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
悪役令嬢の慟哭
浜柔
ファンタジー
前世の記憶を取り戻した侯爵令嬢エカテリーナ・ハイデルフトは自分の住む世界が乙女ゲームそっくりの世界であり、自らはそのゲームで悪役の位置づけになっている事に気付くが、時既に遅く、死の運命には逆らえなかった。
だが、死して尚彷徨うエカテリーナの復讐はこれから始まる。
※ここまでのあらすじは序章の内容に当たります。
※乙女ゲームのバッドエンド後の話になりますので、ゲーム内容については殆ど作中に出てきません。
「悪役令嬢の追憶」及び「悪役令嬢の徘徊」を若干の手直しをして統合しています。
「追憶」「徘徊」「慟哭」はそれぞれ雰囲気が異なります。
完璧(変態)王子は悪役(天然)令嬢を今日も愛でたい
咲桜りおな
恋愛
オルプルート王国第一王子アルスト殿下の婚約者である公爵令嬢のティアナ・ローゼンは、自分の事を何故か初対面から溺愛してくる殿下が苦手。
見た目は完璧な美少年王子様なのに匂いをクンカクンカ嗅がれたり、ティアナの使用済み食器を欲しがったりと何だか変態ちっく!
殿下を好きだというピンク髪の男爵令嬢から恋のキューピッド役を頼まれてしまい、自分も殿下をお慕いしていたと気付くが時既に遅し。不本意ながらも婚約破棄を目指す事となってしまう。
※糖度甘め。イチャコラしております。
第一章は完結しております。只今第二章を更新中。
本作のスピンオフ作品「モブ令嬢はシスコン騎士様にロックオンされたようです~妹が悪役令嬢なんて困ります~」も公開しています。宜しければご一緒にどうぞ。
本作とスピンオフ作品の番外編集も別にUPしてます。
「小説家になろう」でも公開しています。
悪役令嬢はモブ化した
F.conoe
ファンタジー
乙女ゲーム? なにそれ食べ物? な悪役令嬢、普通にシナリオ負けして退場しました。
しかし貴族令嬢としてダメの烙印をおされた卒業パーティーで、彼女は本当の自分を取り戻す!
領地改革にいそしむ充実した日々のその裏で、乙女ゲームは着々と進行していくのである。
「……なんなのこれは。意味がわからないわ」
乙女ゲームのシナリオはこわい。
*注*誰にも前世の記憶はありません。
ざまぁが地味だと思っていましたが、オーバーキルだという意見もあるので、優しい結末を期待してる人は読まない方が良さげ。
性格悪いけど自覚がなくて自分を優しいと思っている乙女ゲームヒロインの心理描写と因果応報がメインテーマ(番外編で登場)なので、叩かれようがざまぁ改変して救う気はない。
作者の趣味100%でダンジョンが出ました。
一家処刑?!まっぴらごめんですわ!!~悪役令嬢(予定)の娘といじわる(予定)な継母と馬鹿(現在進行形)な夫
むぎてん
ファンタジー
夫が隠し子のチェルシーを引き取った日。「お花畑のチェルシー」という前世で読んだ小説の中に転生していると気付いた妻マーサ。 この物語、主人公のチェルシーは悪役令嬢だ。 最後は華麗な「ざまあ」の末に一家全員の処刑で幕を閉じるバッドエンド‥‥‥なんて、まっぴら御免ですわ!絶対に阻止して幸せになって見せましょう!! 悪役令嬢(予定)の娘と、意地悪(予定)な継母と、馬鹿(現在進行形)な夫。3人の登場人物がそれぞれの愛の形、家族の形を確認し幸せになるお話です。
【完結】ヒロインに転生しましたが、モブのイケオジが好きなので、悪役令嬢の婚約破棄を回避させたつもりが、やっぱり婚約破棄されている。
樹結理(きゆり)
恋愛
「アイリーン、貴女との婚約は破棄させてもらう」
大勢が集まるパーティの場で、この国の第一王子セルディ殿下がそう宣言した。
はぁぁあ!? なんでどうしてそうなった!!
私の必死の努力を返してー!!
乙女ゲーム『ラベルシアの乙女』の世界に転生してしまった日本人のアラサー女子。
気付けば物語が始まる学園への入学式の日。
私ってヒロインなの!?攻略対象のイケメンたちに囲まれる日々。でも!私が好きなのは攻略対象たちじゃないのよー!!
私が好きなのは攻略対象でもなんでもない、物語にたった二回しか出てこないイケオジ!
所謂モブと言っても過言ではないほど、関わることが少ないイケオジ。
でもでも!せっかくこの世界に転生出来たのなら何度も見たイケメンたちよりも、レアなイケオジを!!
攻略対象たちや悪役令嬢と友好的な関係を築きつつ、悪役令嬢の婚約破棄を回避しつつ、イケオジを狙う十六歳、侯爵令嬢!
必死に悪役令嬢の婚約破棄イベントを回避してきたつもりが、なんでどうしてそうなった!!
やっぱり婚約破棄されてるじゃないのー!!
必死に努力したのは無駄足だったのか!?ヒロインは一体誰と結ばれるのか……。
※この物語は作者の世界観から成り立っております。正式な貴族社会をお望みの方はご遠慮ください。
※この作品は小説家になろう、カクヨムで完結済み。
悪役令嬢によればこの世界は乙女ゲームの世界らしい
斯波@ジゼルの錬金飴③発売中
ファンタジー
ブラック企業を辞退した私が卒業後に手に入れたのは無職の称号だった。不服そうな親の目から逃れるべく、喫茶店でパート情報を探そうとしたが暴走トラックに轢かれて人生を終えた――かと思ったら村人達に恐れられ、軟禁されている10歳の少女に転生していた。どうやら少女の強大すぎる魔法は村人達の恐怖の対象となったらしい。村人の気持ちも分からなくはないが、二度目の人生を小屋での軟禁生活で終わらせるつもりは毛頭ないので、逃げることにした。だが私には強すぎるステータスと『ポイント交換システム』がある!拠点をテントに決め、日々魔物を狩りながら自由気ままな冒険者を続けてたのだが……。
※1.恋愛要素を含みますが、出てくるのが遅いのでご注意ください。
※2.『悪役令嬢に転生したので断罪エンドまでぐーたら過ごしたい 王子がスパルタとか聞いてないんですけど!?』と同じ世界観・時間軸のお話ですが、こちらだけでもお楽しみいただけます。
【長編版】悪役令嬢は乙女ゲームの強制力から逃れたい
椰子ふみの
恋愛
ヴィオラは『聖女は愛に囚われる』という乙女ゲームの世界に転生した。よりによって悪役令嬢だ。断罪を避けるため、色々、頑張ってきたけど、とうとうゲームの舞台、ハーモニー学園に入学することになった。
ヒロインや攻略対象者には近づかないぞ!
そう思うヴィオラだったが、ヒロインは見当たらない。攻略対象者との距離はどんどん近くなる。
ゲームの強制力?
何だか、変な方向に進んでいる気がするんだけど。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる