悪役令嬢ですが最強ですよ??

鈴の音

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6歳

強いのだよ!

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「いっくよー!」

『こい!』

「やあ」

城に見張り付きという名の地獄がはじまって2時間暇で暇で仕方がなかったので皇牙をよんでキャッチボールをしてます。

え?ボールがあったのかって?
そんなの作りましたよ、ちょちょちょっとね!

『リリー身体強化つかってるか?』

「え?使ってないですよ?」

『えっ、…。いやなんでもないんだがな。』

えー聞こえないよー!
もっと大きな声で喋ってよー!

『なんでこんなに強いんだ?
我は普通の攻撃も効かないはずなのに身体強化なしで痛いと思ったのははじめてだ。
…。もし、リリーが人間とキャッチボールをしたら…。』

なんかブツブツ言ってて不気味なんですけど。

『リリー、お前は我か雪しかキャッチボールとやらをやるな』

「えっ!?なんでですか?帰ったらルークとやろうと思っていたのに」

『リリーはルークを殺したくないだろ!』

「当たり前じゃかいですか!」

『だったらやるでない!』

「?もうわかりましたよ!」

なんなんですかね!
私がゴリラか怪物みたいな言い方じゃないですか!!

「リリー入っていいかい?」

「!お父様!!……どうぞ!」

すぐにボールをしまってイスに座った。
皇牙もイスに座らせた。

…えぇ、座らせたたんです、思いっきり引っ張って投げ飛ばしました。

「お父様どうしたんですか?」

「いや、リリィーの事だからもう暇になってるかと思って来てみたんだが…。」

「えぇ!暇です!帰りたいです~!」

「私もあのクソ王…、陛下に言ってみたんだがダメだったんだよ。
我慢してくれ…。」 

あっ、ナデナデめっちゃ気持ちいい。
でもね、お父様クソ王って言ったの誤魔化してません??

「わかりました、幸い皇牙も雪も呼べるのでなんとか耐えれそうですわ。
帰ったらガトーショコラが食べたいです」

「わかった、用意させとくよ。
じゃあ私は帰るよ、また明日来るからな」

「はい。」

あぁなんか寂しいな。
私もしかして結構寂しがり屋だったのかもしれない。

前世まで平気だったのにな…。
いやなにもおもわないようにしてたからな。

『リリー!リリー!!』

「あっ!はい!」

『急に大人しくなってどうした?』

「いえ、眠くなってしまって…。」

『そうか、だったら今日は寝ろ、我も帰る』

一瞬で目の前から皇牙が消えた。
ボスッっとベットに倒れ込むと同時に眠気が来た。

今日は色々あったから眠ろう。

大丈夫、大丈夫だよ。
この前世の嫌な事は忘れられる…。
もう、あの人達はいないんだから…。

『大丈夫だよ、この世界は君に優しいからね』

私の気持ちに答えるかのような声が聞こえた気がした。
それはとてもとても懐かしい感じがした。

私はその声の人とある『約束』を交わした気がする。
それが何か思い出せないまま私は夢の世界に旅立った。




『まだいい。いつか思い出してね凛。
いつまでも待ってるから』

その声はとても優しい声だったのと同時にとても切なそうだった。
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