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犬
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雨を降らせる魔法を覚えた。
三十分だけ自分を中心とした場所に雨を降らせることができる魔法である。
雨不足を考えて覚えたのだが、この魔法はすぐに役に立つことになった。
村の近くにヘルハウンドと言う犬の魔物をが現れた。
数は十五頭。
口から火を吐く彼らのせいで焼け野原になるところだったが、雨を降らせる魔法で大きくなる前に火を消化。
ヘルハウンドたちはシラユキによって沈静化させられていた。
『誠に申し訳ありませんでした!』
『『『した!』』』
ヘルハウンドが一列に整列。
僕とシラユキに頭を垂れている。
彼らはいわゆる暴走族みたいな存在だ。
あちこちでブイブイ言っていたらしい。
負け知らずの彼らだったが、今回シラユキにコテンパンにされた……で、こうなった。
『今日からこいつらは我の舎弟になるそうだ』
『その通りです!』
『『『です!』』』
魔物はより強い存在に惹かれるのは至極当然のことだとシラユキが話してくれた。
ヘルハウンドたちはシラユキに負けてシラユキの下僕になることを決めたようだ。
そこまでは良いだろう。
『我の舎弟と言うことは主の舎弟と言うことだ』
『これからよろしくお願いしやす! 兄貴と兄貴の兄貴!』
『『『しやす!』』』
なぜそうなった?
僕は首を傾げた。
ヘルハウンドたちとは既に主従の契約が済んでいる。
シラユキが彼らと契約したのだが、僕とも契約が結ばれてしまった。
主の主だからだろうか?
後、シラユキ結構ノリノリである。
ヘルハウンドたちは忠義の証として自身たちの牙や爪を渡して来た。
こう言う魔物の素材は高く売れるそうだ。
牙も爪また生えるから問題ないらしい。
有難く頂くことにした。
ヘルハウンドの名前はリーダーだけフレイと名付けた。
残り十四頭は今のところ名前を付ける気はない。
ぶっちゃけて言うと面倒だからだ。
彼らは基本的に野放しだ。
だが、シラユキの号令一つですぐに集まる。
もちろん、人を襲わないように命じておいた。
テイマーの才能が開花してから二つの魔法を習得した。
その一つが自身と契約している対象と話せる魔法だ。
ヘルハウンドたちのやり取りはこの魔法で理解することができた。
もう一つは自身の契約している対象を召喚できる魔法だ。
何処でも何時でもシラユキたちを呼び出すことができるようになった。
時間がある時にアルトとレナに魔法を教えている。
ハッキリ言って二人は天才だ。
教えた魔法は殆ど一日でマスターする。
花を咲かせる魔法とか一部の魔法は使えないようだが、それでも魔法の効力は桁値だった。
これはお兄ちゃんも負けてられませんね。
初心に戻って魔法の初歩を一から勉強し始めた。
三十分だけ自分を中心とした場所に雨を降らせることができる魔法である。
雨不足を考えて覚えたのだが、この魔法はすぐに役に立つことになった。
村の近くにヘルハウンドと言う犬の魔物をが現れた。
数は十五頭。
口から火を吐く彼らのせいで焼け野原になるところだったが、雨を降らせる魔法で大きくなる前に火を消化。
ヘルハウンドたちはシラユキによって沈静化させられていた。
『誠に申し訳ありませんでした!』
『『『した!』』』
ヘルハウンドが一列に整列。
僕とシラユキに頭を垂れている。
彼らはいわゆる暴走族みたいな存在だ。
あちこちでブイブイ言っていたらしい。
負け知らずの彼らだったが、今回シラユキにコテンパンにされた……で、こうなった。
『今日からこいつらは我の舎弟になるそうだ』
『その通りです!』
『『『です!』』』
魔物はより強い存在に惹かれるのは至極当然のことだとシラユキが話してくれた。
ヘルハウンドたちはシラユキに負けてシラユキの下僕になることを決めたようだ。
そこまでは良いだろう。
『我の舎弟と言うことは主の舎弟と言うことだ』
『これからよろしくお願いしやす! 兄貴と兄貴の兄貴!』
『『『しやす!』』』
なぜそうなった?
僕は首を傾げた。
ヘルハウンドたちとは既に主従の契約が済んでいる。
シラユキが彼らと契約したのだが、僕とも契約が結ばれてしまった。
主の主だからだろうか?
後、シラユキ結構ノリノリである。
ヘルハウンドたちは忠義の証として自身たちの牙や爪を渡して来た。
こう言う魔物の素材は高く売れるそうだ。
牙も爪また生えるから問題ないらしい。
有難く頂くことにした。
ヘルハウンドの名前はリーダーだけフレイと名付けた。
残り十四頭は今のところ名前を付ける気はない。
ぶっちゃけて言うと面倒だからだ。
彼らは基本的に野放しだ。
だが、シラユキの号令一つですぐに集まる。
もちろん、人を襲わないように命じておいた。
テイマーの才能が開花してから二つの魔法を習得した。
その一つが自身と契約している対象と話せる魔法だ。
ヘルハウンドたちのやり取りはこの魔法で理解することができた。
もう一つは自身の契約している対象を召喚できる魔法だ。
何処でも何時でもシラユキたちを呼び出すことができるようになった。
時間がある時にアルトとレナに魔法を教えている。
ハッキリ言って二人は天才だ。
教えた魔法は殆ど一日でマスターする。
花を咲かせる魔法とか一部の魔法は使えないようだが、それでも魔法の効力は桁値だった。
これはお兄ちゃんも負けてられませんね。
初心に戻って魔法の初歩を一から勉強し始めた。
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