1 / 7
忘れ物がある
1
しおりを挟む
突然だが、みんなは『忘却曲線』をご存知だろうか?
『忘却曲線』とはエビングハウスにより知らしめられたグラフであり、それは学習における時間と覚えている割合に関するデータである。
このグラフはしばしば耳にする。
そう、例えば貧血者が出たり妙に天井の鉄骨に挟まったバレーボールが気になり上を見てしまう体育館での校長のそれはもうなんともありがたいありがたいお話に出てくる奴である。
あのグラフによると人間は学習した内容の実に66%を1日後には忘れているそうだ。これは全くもって信用ならないと僕は思う。
世界で最も信用に値しないのは統計と政治家だと言われているが、後者は知らないが少なくとも前者に限りはその通りだとおもっている。
なぜなら、こう言ってはおしまいかもしれないが覚えている人にとっては1日だろうが1週間だろうが息絶えるその瞬間にだって忘れることはない。
そんな事が生きとし生きる人間全員が経験しているのだ。
決して忘れられないこと忘れてはならないこと。
あの曲線なんかでは語ることのできない例外というものが必ず存在するのだ。
なので僕は統計を信じない。
まあ、とは言っても僕だって今を生きる存在だから生活する上で統計を当てにすることはある。
しかし、ぜひとも僕がみんなに言いたいのは何事においても100%は存在しないのだ。
盲信してはならない。
とまあ少し語ってしまったが結局のところその例外というやつを僕は知らしめられた。
一年前、そう僕が高校へ入学した時。あんなグラフではとても表せられない人物に僕は出会ったのだから。
僕の想像とは全くもって逆を行く。
グラフに対しての反例。
そいつは、いいや彼女は願った。
決して大切なことを二度と忘れないようにと。
そして願いは叶えられた。
故に彼女は苦しむ。それはあたかも呪いのように。
さあ助けよう、救おう、彼女の真の願いを叶えにいこう。
それが僕の仕事であり、責務であり、存在意義だ。
彼女の暗雲を燦然世界に変えてやろう。
『忘却曲線』とはエビングハウスにより知らしめられたグラフであり、それは学習における時間と覚えている割合に関するデータである。
このグラフはしばしば耳にする。
そう、例えば貧血者が出たり妙に天井の鉄骨に挟まったバレーボールが気になり上を見てしまう体育館での校長のそれはもうなんともありがたいありがたいお話に出てくる奴である。
あのグラフによると人間は学習した内容の実に66%を1日後には忘れているそうだ。これは全くもって信用ならないと僕は思う。
世界で最も信用に値しないのは統計と政治家だと言われているが、後者は知らないが少なくとも前者に限りはその通りだとおもっている。
なぜなら、こう言ってはおしまいかもしれないが覚えている人にとっては1日だろうが1週間だろうが息絶えるその瞬間にだって忘れることはない。
そんな事が生きとし生きる人間全員が経験しているのだ。
決して忘れられないこと忘れてはならないこと。
あの曲線なんかでは語ることのできない例外というものが必ず存在するのだ。
なので僕は統計を信じない。
まあ、とは言っても僕だって今を生きる存在だから生活する上で統計を当てにすることはある。
しかし、ぜひとも僕がみんなに言いたいのは何事においても100%は存在しないのだ。
盲信してはならない。
とまあ少し語ってしまったが結局のところその例外というやつを僕は知らしめられた。
一年前、そう僕が高校へ入学した時。あんなグラフではとても表せられない人物に僕は出会ったのだから。
僕の想像とは全くもって逆を行く。
グラフに対しての反例。
そいつは、いいや彼女は願った。
決して大切なことを二度と忘れないようにと。
そして願いは叶えられた。
故に彼女は苦しむ。それはあたかも呪いのように。
さあ助けよう、救おう、彼女の真の願いを叶えにいこう。
それが僕の仕事であり、責務であり、存在意義だ。
彼女の暗雲を燦然世界に変えてやろう。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【商業企画進行中・取り下げ予定】さようなら、私の初恋。
ごろごろみかん。
ファンタジー
結婚式の夜、私はあなたに殺された。
彼に嫌悪されているのは知っていたけど、でも、殺されるほどだとは思っていなかった。
「誰も、お前なんか必要としていない」
最期の時に言われた言葉。彼に嫌われていても、彼にほかに愛するひとがいても、私は彼の婚約者であることをやめなかった。やめられなかった。私には責務があるから。
だけどそれも、意味のないことだったのだ。
彼に殺されて、気がつけば彼と結婚する半年前に戻っていた。
なぜ時が戻ったのかは分からない。
それでも、ひとつだけ確かなことがある。
あなたは私をいらないと言ったけど──私も、私の人生にあなたはいらない。
私は、私の生きたいように生きます。
【一話完結】断罪が予定されている卒業パーティーに欠席したら、みんな死んでしまいました
ツカノ
ファンタジー
とある国の王太子が、卒業パーティーの日に最愛のスワロー・アーチェリー男爵令嬢を虐げた婚約者のロビン・クック公爵令嬢を断罪し婚約破棄をしようとしたが、何故か公爵令嬢は現れない。これでは断罪どころか婚約破棄ができないと王太子が焦り始めた時、招かれざる客が現れる。そして、招かれざる客の登場により、彼らの運命は転がる石のように急転直下し、恐怖が始まったのだった。さて彼らの運命は、如何。
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです
NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた
私はいけにえ
七辻ゆゆ
ファンタジー
「ねえ姉さん、どうせ生贄になって死ぬのに、どうしてご飯なんて食べるの? そんな良いものを食べたってどうせ無駄じゃない。ねえ、どうして食べてるの?」
ねっとりと息苦しくなるような声で妹が言う。
私はそうして、一緒に泣いてくれた妹がもう存在しないことを知ったのだ。
****リハビリに書いたのですがダークすぎる感じになってしまって、暗いのが好きな方いらっしゃったらどうぞ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる