逆行令嬢の反撃~これから妹達に陥れられると知っているので、安全な自分の部屋に籠りつつ逆行前のお返しを行います~

柚木ゆず

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少し未来のお話~3人の最期?~ ソフィ―視点(1) 修正および追加版

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「二度に渡る毒物の入手や毒殺の偽装など、計13の罪を犯した者――ハミンズ子爵家の次女ソフィ―。被告に極刑を言い渡す」

 王都にある、裁判所。被告罪人が立つスペースで後ろ手に拘束されているあたしは、大粒の涙を流しながら判決を聞いていた。

 ……どれも完璧な作戦だったのに……。失敗した……。

 あたしとママとシリルが考えた計画は、どこにも隙はなかった……。絶対に上手くいくはずだった……。
 なのに……。大失敗……。
 なにもかもが悪い方に転がってしまって……。あたし達は散々ダメージを受けた挙句……。こんなことに、なってしまった……。

((今頃はこの場に、セリアが立っているはずだったのに……。あたし達は今頃、幸せに過ごしていたはずだったのに……))

 ここに居るのは、あたし達で……。
 あたし達は……。明日、死ぬ……。

「いっ、いやぁあああああああああああああああああ!! 死にたくない!! 死ぬのはいやあああああああああああ!! お願いしますお願いしますお願いします!! チャンスをください!! 極刑だけはやめてください!!」
「……………………」
「お願いです!! お願いです!! 一度だけチャンスをください!! チャンスを――きゃああ!?」

 どんなにお願いしても、駄目……。
 裁判長の合図であたしは――あたし達は外へと引きずりだされてしまい、そのまま牢屋に放り込まれてしまった……。

「執行は、明日の正午だ。それまで大人しくしていろ」

 そして、そんなことを言われて……。
 また、あたしは……。冷たい牢屋の中で、ひとりぼっちになってしまった……。

「いやぁああああああ!! いやぁああああああああああ!! ママぁあああああああああああああ!! たすけてぇええええええええええええええ!!」

「しりるるうううううううううううううううううううううううううううううううううううううう!! 助けてぇええええええええええええええええええええええええええええええ!!」

 いくら叫んでも誰も返事をしてくれないし、助けにきてもくれない。
 やってくるのは、絶望だけで……。
 もう、起きているのが嫌になったから……。
 現実逃避をするために……。5時間くらい叫び続けた疲れを使って……眠る…………ことに、した……。


「神様、お願いします……。反省していますから、助けて……。時間を、戻してください……。朝起きたら…………時間が、巻き戻って、います…………よう、に………………」

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