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第8話 キャンペーン(3)
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「おや? 嬉しいことがあったみたいですね?」
「そうなんです。こちらをご覧ください」
穏やかに微笑む安倍さんに、スマホをお見せする。その画面内には、キャンペーンに誘ってくださった公式アカウントさんからのDMが映っていて――
《実は以前に天地村公式さんの投稿を友人経由でお見掛けしたことがありまして、かなり奇抜な内容でして気になっていたんですよ。
その時わたしはSNSをやっていなくって、ようやく作った頃にはアカウントがなくなっていて後悔していたんです。フォローをいただいた時、復活したんだ! ってついはしゃいでしまいました》
――そんな文字が、お知り合いから送られてきた旧公式アカウントの投稿の写真付きで並んでいるのです。
「……そうでしたか。旧アカウントの投稿を」
「わたし、ずっと不思議に思っていたんですよ。こんなタイミングでどうして誘ってくださるんだろうって」
新天地村アカウントは前よりフォロワーさんが増えたとはいえ、まだ100にも満たない。その上そのキャンペーンはとっくに始まっていて、今から天地村を追加するとなると色々な面倒ごとが発生する。
次から、ではなく佳境になっているのに誘ってくださった裏には、心問答さん達村人さんや安倍さんの頑張りがあったんだ。
「地栄さんにお伝えしないといけません。空回りなんかではなかったって」
ちゃんと、見てくれている人がいた。その結果、キャンペーンに参加できた。
成功、大成功だよ。
「僕はこの通りでして、結果としてまったくお役に立ててないと思っていました。ほんの少しではありますが、貢献できてほっとしています」
「少しなんかじゃないですよ。皆さんの行動で生まれたご縁は、大きな追い風になりますよ」
その言葉は、お世辞でも慰めの言葉でもない。
「嬢ちゃん! 見たかこれ!!」
「すごいですよね。フォロワーさんの数が、1000を超えました」
「清香ちゃん、水尾から聞いたよ。また大きく増えたんだってね」
「そうなんですよ操形さん。フォロワーさんの数が2000を超えました」
ウチの村は終盤で仲間入りをさせてしまったから、今更フォローを応募の条件にはできない。そこで主催者さんと相談して『天地村公式アカウントをフォローしたら当選率がアップ』にしてもらって、そのおかげで一気にフォロワーさんの数が増えたのです。
「水前寺さん、3000目前となりましたね。しかも天地村に興味を持ってくださっているフォロワーさんも、かなりいらっしゃるようですね」
「そうなんですよ。そのおかげで星空祭りの告知にも、結構な数のリアクションがありました」
プレゼントの野菜を食べられるの!? 美味しそうだったから絶対に行きます! などなど、たくさんのリプをいただいている。
星空祭りの開催は、明日。この段階でこんな熱量があるのなら、わたしの経験上想定以上の方が来てくださるはず。
「明日は、忙しくなりそうですよ。安倍さん、みなさん、頑張っていきましょう!」
「ええっ!」
「「「「「おお~!!」」」」」
「そうなんです。こちらをご覧ください」
穏やかに微笑む安倍さんに、スマホをお見せする。その画面内には、キャンペーンに誘ってくださった公式アカウントさんからのDMが映っていて――
《実は以前に天地村公式さんの投稿を友人経由でお見掛けしたことがありまして、かなり奇抜な内容でして気になっていたんですよ。
その時わたしはSNSをやっていなくって、ようやく作った頃にはアカウントがなくなっていて後悔していたんです。フォローをいただいた時、復活したんだ! ってついはしゃいでしまいました》
――そんな文字が、お知り合いから送られてきた旧公式アカウントの投稿の写真付きで並んでいるのです。
「……そうでしたか。旧アカウントの投稿を」
「わたし、ずっと不思議に思っていたんですよ。こんなタイミングでどうして誘ってくださるんだろうって」
新天地村アカウントは前よりフォロワーさんが増えたとはいえ、まだ100にも満たない。その上そのキャンペーンはとっくに始まっていて、今から天地村を追加するとなると色々な面倒ごとが発生する。
次から、ではなく佳境になっているのに誘ってくださった裏には、心問答さん達村人さんや安倍さんの頑張りがあったんだ。
「地栄さんにお伝えしないといけません。空回りなんかではなかったって」
ちゃんと、見てくれている人がいた。その結果、キャンペーンに参加できた。
成功、大成功だよ。
「僕はこの通りでして、結果としてまったくお役に立ててないと思っていました。ほんの少しではありますが、貢献できてほっとしています」
「少しなんかじゃないですよ。皆さんの行動で生まれたご縁は、大きな追い風になりますよ」
その言葉は、お世辞でも慰めの言葉でもない。
「嬢ちゃん! 見たかこれ!!」
「すごいですよね。フォロワーさんの数が、1000を超えました」
「清香ちゃん、水尾から聞いたよ。また大きく増えたんだってね」
「そうなんですよ操形さん。フォロワーさんの数が2000を超えました」
ウチの村は終盤で仲間入りをさせてしまったから、今更フォローを応募の条件にはできない。そこで主催者さんと相談して『天地村公式アカウントをフォローしたら当選率がアップ』にしてもらって、そのおかげで一気にフォロワーさんの数が増えたのです。
「水前寺さん、3000目前となりましたね。しかも天地村に興味を持ってくださっているフォロワーさんも、かなりいらっしゃるようですね」
「そうなんですよ。そのおかげで星空祭りの告知にも、結構な数のリアクションがありました」
プレゼントの野菜を食べられるの!? 美味しそうだったから絶対に行きます! などなど、たくさんのリプをいただいている。
星空祭りの開催は、明日。この段階でこんな熱量があるのなら、わたしの経験上想定以上の方が来てくださるはず。
「明日は、忙しくなりそうですよ。安倍さん、みなさん、頑張っていきましょう!」
「ええっ!」
「「「「「おお~!!」」」」」
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