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第11話 真実を知らない妹達の、1か月間 ロレッタ視点
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※この国の通貨ガルスは、1ガルス=1円の価値となっております。
「お姉様は元々美しい容姿を持っているけど、まだまだ磨けば輝くと思うのっ。ねっ、お父様お母様っ」
「うむ、そうだな。今まではつまらない意地で、言及することはなかったが……。我々の子とは思えないほどに、美しい」
「だから更なる高みへとのぼるために、今日からエステに通いましょうね」
「これはわたし達からの、お詫びの一つなの。受け取ってくださいっ」
綺麗になればなるほど、ジョシュア様の好意が戻りやすくなる。そこで1施術20万ガルスもする――わたしも体験したことのない高級エステを用意したり。
「お姉様、ミュージカルのチケットが手に入ったの。ジョシュア様と観に行ってくださいっ」
「これはな、ステファニー。お前が以前興味を持っていた、あの有名劇団『シーレイル』のものなのだよ」
「わたくし達は興味がなくて、そんな人達が観るのは勿体ないわ。楽しんできてね」
貴族でさえも特別扱いされない、入手困難なプラチナチケット。それを3人で必死になって動き回って確保したり。
「そういえばお姉様って、わたしの半分も服を持ってなかったよね? 今日は沢山買っちゃおっ」
「オーダーメードで仕立てるつもりだが、それはすぐには出来上がらないからな。まずは採寸を行い、そのあと既製品を選ぼうじゃないかっ」
「既製品の方は、本命が出来上がるまでの『繋ぎ』よ。ああでもねっ。だからといって、遠慮しないで。貴方が欲しいと思ったものは、何着でも購入するわ」
わたし、お父様、お母様。3人で使う予定だったお金を全部回して、お姉様が外で着るものを購入したり。
わたし達は昼夜問わず支援を行って、1か月が経過した。
なので――
「ジョシュア様。いかがですか?」
今日はまたジョシュア様と校舎裏でお会いして、今のお気持ちを伺っている。
あれから、こんなにもお姉様を応援したんだもん。失敗するはずがない。今度こそ『ステファニーを愛しているよ』って、返ってくるよね――
「う~ん。君は確定的だと言っていたけど、そうなっていないね」
…………。
え? えっ!?
「お姉様は元々美しい容姿を持っているけど、まだまだ磨けば輝くと思うのっ。ねっ、お父様お母様っ」
「うむ、そうだな。今まではつまらない意地で、言及することはなかったが……。我々の子とは思えないほどに、美しい」
「だから更なる高みへとのぼるために、今日からエステに通いましょうね」
「これはわたし達からの、お詫びの一つなの。受け取ってくださいっ」
綺麗になればなるほど、ジョシュア様の好意が戻りやすくなる。そこで1施術20万ガルスもする――わたしも体験したことのない高級エステを用意したり。
「お姉様、ミュージカルのチケットが手に入ったの。ジョシュア様と観に行ってくださいっ」
「これはな、ステファニー。お前が以前興味を持っていた、あの有名劇団『シーレイル』のものなのだよ」
「わたくし達は興味がなくて、そんな人達が観るのは勿体ないわ。楽しんできてね」
貴族でさえも特別扱いされない、入手困難なプラチナチケット。それを3人で必死になって動き回って確保したり。
「そういえばお姉様って、わたしの半分も服を持ってなかったよね? 今日は沢山買っちゃおっ」
「オーダーメードで仕立てるつもりだが、それはすぐには出来上がらないからな。まずは採寸を行い、そのあと既製品を選ぼうじゃないかっ」
「既製品の方は、本命が出来上がるまでの『繋ぎ』よ。ああでもねっ。だからといって、遠慮しないで。貴方が欲しいと思ったものは、何着でも購入するわ」
わたし、お父様、お母様。3人で使う予定だったお金を全部回して、お姉様が外で着るものを購入したり。
わたし達は昼夜問わず支援を行って、1か月が経過した。
なので――
「ジョシュア様。いかがですか?」
今日はまたジョシュア様と校舎裏でお会いして、今のお気持ちを伺っている。
あれから、こんなにもお姉様を応援したんだもん。失敗するはずがない。今度こそ『ステファニーを愛しているよ』って、返ってくるよね――
「う~ん。君は確定的だと言っていたけど、そうなっていないね」
…………。
え? えっ!?
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