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第15話 勝利 ロレッタ視点(1)
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「ふふふふふっ。ふふふふふふっ! ふふふふふふふふふ……っ!!」
投資作戦を始めてから、1年と3か月後。わたしはお屋敷の中で、何度も何度もピョンピョン飛び跳ねていた。
だって、ふふふふふふっ。だってね……っ。今、わたしの目の前には――
大量の札束こと、6億ギルスがあるのだからっ。
ランザルス家を資産で上回れたから、大喜びしているのでーすっ!
「1年と3か月前にわたし達をバカにしてた、ジョシュアお義兄さまぁ。残念でしたぁ。わたし達は、勝負に勝っちゃいましたぁ」
お茶会や夜会を断って、死に物狂いで勉強した。その甲斐あって、連戦連勝。面白いようにお金が増えていって、あっさりと6億に到達したんだよね~。
「ランザルス家を上回るには5億ギルスくらいでよかったんだけど、ほら、わたし達って投資のプロフェッショナルだからぁ~。そんなつもりは全然なかったのに、ついつい1億多く増やしちゃったんだよねぇ」
望んでいなくても、お金から飛び込んできてくれる。それが今の、わたし達。
あの頃と今では、何もかもがまるで違ってるんだよね~。
「ロレッタ、やったな。さあ、行こうか」
「わたくし達の、敵のもとへ」
「うん、そうだね……っ。ジョシュアとお姉様を、嗤いにいこっ」
そうしてわたし達は馬車に――今までの1・5倍は広い豪華な馬車に乗り込み、そうだっ。閃いたので、途中で進路を変更します~っ。
「圧倒的な差を見せつけたら、もっと悔しがりそうだよねぇ」
そこで店で一番高い指輪、ネックレス、イヤリングを購入して、高級品を纏った状態で今度こそランザルス邸を目指す。
「もうすぐ、2人を見下ろせる。ふっふふっふ~。楽しみだなぁ――ふぁぁ」
「うふふ、大きなあくびが出ちゃったわね。無理もないわ」
「ロレッタは興奮していて、ゆうべは殆ど眠れなかったのだろう? 着いたら起こしてあげるから、眠ったらどうだ?」
「うん、そうする。お父様お母様、お願いね」
完璧な状態で、し~っかりとお返しをしたいもんね。広々とした車内で横たわって目を閉じ、
「ロレッタ! ロレッタ!! ロレッタっ!!」
「おいロレッタ!! ロレッタっっ!!」
??? 眠っていると、すぐに体を揺さぶられ始めた。
え? もう着いたの? 眠り始めたばかりで、あと1時間はかかるはずなんだけど――
「え……!?」
そう思いながら瞼を開けたわたしは、目尻が裂けそうなくらい目を見開いた。
「ど、どうなってるの……!? なんで――」
なんでわたしは自分の部屋のベッドにいて、ボロボロの服を着てるの……!?
投資作戦を始めてから、1年と3か月後。わたしはお屋敷の中で、何度も何度もピョンピョン飛び跳ねていた。
だって、ふふふふふふっ。だってね……っ。今、わたしの目の前には――
大量の札束こと、6億ギルスがあるのだからっ。
ランザルス家を資産で上回れたから、大喜びしているのでーすっ!
「1年と3か月前にわたし達をバカにしてた、ジョシュアお義兄さまぁ。残念でしたぁ。わたし達は、勝負に勝っちゃいましたぁ」
お茶会や夜会を断って、死に物狂いで勉強した。その甲斐あって、連戦連勝。面白いようにお金が増えていって、あっさりと6億に到達したんだよね~。
「ランザルス家を上回るには5億ギルスくらいでよかったんだけど、ほら、わたし達って投資のプロフェッショナルだからぁ~。そんなつもりは全然なかったのに、ついつい1億多く増やしちゃったんだよねぇ」
望んでいなくても、お金から飛び込んできてくれる。それが今の、わたし達。
あの頃と今では、何もかもがまるで違ってるんだよね~。
「ロレッタ、やったな。さあ、行こうか」
「わたくし達の、敵のもとへ」
「うん、そうだね……っ。ジョシュアとお姉様を、嗤いにいこっ」
そうしてわたし達は馬車に――今までの1・5倍は広い豪華な馬車に乗り込み、そうだっ。閃いたので、途中で進路を変更します~っ。
「圧倒的な差を見せつけたら、もっと悔しがりそうだよねぇ」
そこで店で一番高い指輪、ネックレス、イヤリングを購入して、高級品を纏った状態で今度こそランザルス邸を目指す。
「もうすぐ、2人を見下ろせる。ふっふふっふ~。楽しみだなぁ――ふぁぁ」
「うふふ、大きなあくびが出ちゃったわね。無理もないわ」
「ロレッタは興奮していて、ゆうべは殆ど眠れなかったのだろう? 着いたら起こしてあげるから、眠ったらどうだ?」
「うん、そうする。お父様お母様、お願いね」
完璧な状態で、し~っかりとお返しをしたいもんね。広々とした車内で横たわって目を閉じ、
「ロレッタ! ロレッタ!! ロレッタっ!!」
「おいロレッタ!! ロレッタっっ!!」
??? 眠っていると、すぐに体を揺さぶられ始めた。
え? もう着いたの? 眠り始めたばかりで、あと1時間はかかるはずなんだけど――
「え……!?」
そう思いながら瞼を開けたわたしは、目尻が裂けそうなくらい目を見開いた。
「ど、どうなってるの……!? なんで――」
なんでわたしは自分の部屋のベッドにいて、ボロボロの服を着てるの……!?
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