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第15話 知り尽くされていた理由 レリア視点(1)
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「――これが、あの日から今日までの出来事。僕はずっと貴方を監視していたから、何もかもを知っていたのですよ」
「…………。………………」
アドレルザ様の話を聞き終えたわたくしは、口をパクパクとさせるコトしかできずにいた。
だって……。わたくしの知らないところで、あんなコトが起きていたんですもの……。
「だから、どんなに間に人を入れても無意味。僕の『目』が、ヤテリネ家の者が1人目の仲介者に依頼する場面、1人目の仲介者が2人目の仲介者に依頼する場面、2人目の仲介者が21人に接触する場面。その全てを、見ていたのだからね」
「…………。………………そ、そんな……。全部の、努力が……。最初から、意味がなかった……」
「ええ、そうですね。随分と苦労をして動いていたみたいですが、スタートした時点からゴールが決まっていたのですよ。いかがですか、何もかにもが水の泡となった気分は?」
「っっ!! 最悪ですわっ!! 最悪に決まっているでしょ!! なんですのそれはバカにしてますの!?」
嫌みったらしい嘲笑によって、一気に怒りがこみ上げ爆発した。固まっていたわたくしは大音声を上げ、アドレルザさま――シリルを睨みつけた。
「いかがですか? じゃない!! バカにしてるでしょ!? しているんでしょ!?」
「当たり前でしょう。今し方説明したように、君は許せない相手なのだからね。フィナーレの前にも、楽しませてもらうさ」
「っっ!! こんな意地の悪い男に翻弄されただなんて……!! 悔しい……っ!! 悔しい悔しい……!!」
それにっ、何が『フィナーレの前に』よ!! なに優雅を気取っているのよ!!
「大体、フィナーレってなんですの!? もう散々な目に遭ってるのに!! これ以上何が起きるというんですの!?」
「おやおや。理不尽な怒りによって、肝心な部分が抜けて落ちてしまっているようですね。やはり、面白く愚かな人だ」
「っっ!! はあ!? 肝心なっ!? なにを言って――……。ぁ……」
そうだ。そうでしたわ……。そうでしたわ…………。
「やっと、思い出したようですね。そう。これから貴方は――貴方達は今回の大失敗により、身勝手な復讐計画の罰を受けることになるのですよ」
「…………。………………」
アドレルザ様の話を聞き終えたわたくしは、口をパクパクとさせるコトしかできずにいた。
だって……。わたくしの知らないところで、あんなコトが起きていたんですもの……。
「だから、どんなに間に人を入れても無意味。僕の『目』が、ヤテリネ家の者が1人目の仲介者に依頼する場面、1人目の仲介者が2人目の仲介者に依頼する場面、2人目の仲介者が21人に接触する場面。その全てを、見ていたのだからね」
「…………。………………そ、そんな……。全部の、努力が……。最初から、意味がなかった……」
「ええ、そうですね。随分と苦労をして動いていたみたいですが、スタートした時点からゴールが決まっていたのですよ。いかがですか、何もかにもが水の泡となった気分は?」
「っっ!! 最悪ですわっ!! 最悪に決まっているでしょ!! なんですのそれはバカにしてますの!?」
嫌みったらしい嘲笑によって、一気に怒りがこみ上げ爆発した。固まっていたわたくしは大音声を上げ、アドレルザさま――シリルを睨みつけた。
「いかがですか? じゃない!! バカにしてるでしょ!? しているんでしょ!?」
「当たり前でしょう。今し方説明したように、君は許せない相手なのだからね。フィナーレの前にも、楽しませてもらうさ」
「っっ!! こんな意地の悪い男に翻弄されただなんて……!! 悔しい……っ!! 悔しい悔しい……!!」
それにっ、何が『フィナーレの前に』よ!! なに優雅を気取っているのよ!!
「大体、フィナーレってなんですの!? もう散々な目に遭ってるのに!! これ以上何が起きるというんですの!?」
「おやおや。理不尽な怒りによって、肝心な部分が抜けて落ちてしまっているようですね。やはり、面白く愚かな人だ」
「っっ!! はあ!? 肝心なっ!? なにを言って――……。ぁ……」
そうだ。そうでしたわ……。そうでしたわ…………。
「やっと、思い出したようですね。そう。これから貴方は――貴方達は今回の大失敗により、身勝手な復讐計画の罰を受けることになるのですよ」
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