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第6話 その答えは ルイーザ視点(2)
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((刺された!?))
会釈をして背を向け、3歩ほど歩いた時でした。背後からマリー様の大絶叫が響き渡り、わたしは無意識的に振り返りました。
「刺された!! 背中をっ! 刺された!! しぬぅううううううううううううううううううう!!」
振り返ると床に倒れ込んでいるマリー様がいて、
「………………」
「………………」
そのそばではアンル様とエルア様が、唖然となってマリー様を見下ろしていました。
「お二人とも何をしているのですか!? 早く手当てをしないと!」
「…………て、手当てと、言われても……」
「ど、どうすればいいのでしょうか……?」
「と、とりあえず止血をしましょう!! 傷口を圧迫して――え……?」
ハンカチを取り出しながら慌てて駆け寄り、しゃがみ込んでようやく理解しました。お二人がなぜ唖然としているのかが。
「背中!! 真ん中!! 真ん中を刺された!! しけつ! しけつしてぇええええええええええええええええ!!」
「…………止血の必要は、ありませんよ。だって、刺されてなどいないのですから」
マリー様の背中には何も刺さっていませんし、極僅かの出血もありません。念のため触ってみましたが、やはり傷口はありませんでした。
「嘘ですわ!! だってこんなにも痛いんですもの!! 今なお痛みが続いてるんですものっ!! もういいですわ!! アンル様エルア様っ! 処置を!!」
「…………た、助けようが、ないのです……」
「刺さっているものはありませんし、出血だってしておりません……」
その声に周囲の方々も頷かれ、皆さん困惑しながら顔を見合わせました。
「してない!? そんなバカな!! じゃあっ、この痛みはなんですの!? わたくしっ、痛みが頭がっ! 頭がおかしくなりそうになりながらしゃべってますのよ!? この痛みはなんなんですの!?」
「………………」
「………………」
「………………」
『『『『『………………』』』』』
それは、誰にも分かりません。
滝のように脂汗が出ており、マリー様の発言に嘘はないことは分かるのですが……。痛みの原因までは、分かりません……。
「あの時の――腕と脚の痛みの非じゃないんですの! 死ぬ!! 死んでしまう!! だっ、誰かぁ! 誰か助けて――ひぎいいいいい!? またぁああ!! また刺された!! 今度は腰の辺り!! ひぎゃあああああああああ!!」
わたし達が戸惑っている間に痛みが増えたらしく、表情と声が更に悲痛なものとなりました。
しかも、それだけではなく――
会釈をして背を向け、3歩ほど歩いた時でした。背後からマリー様の大絶叫が響き渡り、わたしは無意識的に振り返りました。
「刺された!! 背中をっ! 刺された!! しぬぅううううううううううううううううううう!!」
振り返ると床に倒れ込んでいるマリー様がいて、
「………………」
「………………」
そのそばではアンル様とエルア様が、唖然となってマリー様を見下ろしていました。
「お二人とも何をしているのですか!? 早く手当てをしないと!」
「…………て、手当てと、言われても……」
「ど、どうすればいいのでしょうか……?」
「と、とりあえず止血をしましょう!! 傷口を圧迫して――え……?」
ハンカチを取り出しながら慌てて駆け寄り、しゃがみ込んでようやく理解しました。お二人がなぜ唖然としているのかが。
「背中!! 真ん中!! 真ん中を刺された!! しけつ! しけつしてぇええええええええええええええええ!!」
「…………止血の必要は、ありませんよ。だって、刺されてなどいないのですから」
マリー様の背中には何も刺さっていませんし、極僅かの出血もありません。念のため触ってみましたが、やはり傷口はありませんでした。
「嘘ですわ!! だってこんなにも痛いんですもの!! 今なお痛みが続いてるんですものっ!! もういいですわ!! アンル様エルア様っ! 処置を!!」
「…………た、助けようが、ないのです……」
「刺さっているものはありませんし、出血だってしておりません……」
その声に周囲の方々も頷かれ、皆さん困惑しながら顔を見合わせました。
「してない!? そんなバカな!! じゃあっ、この痛みはなんですの!? わたくしっ、痛みが頭がっ! 頭がおかしくなりそうになりながらしゃべってますのよ!? この痛みはなんなんですの!?」
「………………」
「………………」
「………………」
『『『『『………………』』』』』
それは、誰にも分かりません。
滝のように脂汗が出ており、マリー様の発言に嘘はないことは分かるのですが……。痛みの原因までは、分かりません……。
「あの時の――腕と脚の痛みの非じゃないんですの! 死ぬ!! 死んでしまう!! だっ、誰かぁ! 誰か助けて――ひぎいいいいい!? またぁああ!! また刺された!! 今度は腰の辺り!! ひぎゃあああああああああ!!」
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しかも、それだけではなく――
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