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第4話 婚約破棄 ナタン視点(4)
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「そうしておけば、いずれ撤回してくれるはず。お前はそう思っているのだろうが、それは大間違いだ」
――…………。え……?
揺さぶろうと、していたら……。父上の首が、はっきりと左右に振られた。
「え。あ、あれ……? ちち、うえ……?」
「我々にもルーラくんにも、確かにそういった感情はあった。だがソレは最後のチャンスをフイとしたことで、全員の中から消え去っているのだよ」
はったりでも、カマをかけているのでもない。俺を確かめているんじゃない。
父上は本気で、そう言っている……。
「そ、そんな……。じゃ、じゃななぜ!? なぜこんなにも時間がかかったのです!?」
わけが分からない!! あの時見切っているのならっ、どうして2・5か月もかかったんだ!?
「! そうか分かったぞ!! これはルーラの意趣返しなんだ!!」
そうだっ。それしかない!
「自分の想いを踏みにじった上に責任を擦り付けようとした、それへの仕返しなんだよなっっ!? 計画が上手くいっていると思い込ませてっ、影で嗤ってたんだろ!? これが正解なんだよなぁっ!?」
「違います。私にそういった感情はなく、そういった風に過ごしてはおりません」
「はっ、じゃあどうしてこんなに時間がかかったんだよ!! 説明してみろよ!!」
反応を見るに、大臣や宰相はその理由を把握していない。だからコイツらに真相を知られたくなくて、誤魔化そうとしているんだ。
ソイツらの子どもはそこそこ人気があるから狙っていて、印象の悪化を防ごうとしてるんだろうよ!
((だが、そうはさせない))
父上と母上の指示とはいえ、俺を監視していた罰だ! 徹底的に追及をして、縁が生まれないようにしてやる――……と、思っていた時だった。
今度は……。思いもよらない方向から、思いもよらない言葉が飛んできたのだった……。
「分かりました。では僕が代わりに説明を致しますよ、兄上」
――…………。え……?
揺さぶろうと、していたら……。父上の首が、はっきりと左右に振られた。
「え。あ、あれ……? ちち、うえ……?」
「我々にもルーラくんにも、確かにそういった感情はあった。だがソレは最後のチャンスをフイとしたことで、全員の中から消え去っているのだよ」
はったりでも、カマをかけているのでもない。俺を確かめているんじゃない。
父上は本気で、そう言っている……。
「そ、そんな……。じゃ、じゃななぜ!? なぜこんなにも時間がかかったのです!?」
わけが分からない!! あの時見切っているのならっ、どうして2・5か月もかかったんだ!?
「! そうか分かったぞ!! これはルーラの意趣返しなんだ!!」
そうだっ。それしかない!
「自分の想いを踏みにじった上に責任を擦り付けようとした、それへの仕返しなんだよなっっ!? 計画が上手くいっていると思い込ませてっ、影で嗤ってたんだろ!? これが正解なんだよなぁっ!?」
「違います。私にそういった感情はなく、そういった風に過ごしてはおりません」
「はっ、じゃあどうしてこんなに時間がかかったんだよ!! 説明してみろよ!!」
反応を見るに、大臣や宰相はその理由を把握していない。だからコイツらに真相を知られたくなくて、誤魔化そうとしているんだ。
ソイツらの子どもはそこそこ人気があるから狙っていて、印象の悪化を防ごうとしてるんだろうよ!
((だが、そうはさせない))
父上と母上の指示とはいえ、俺を監視していた罰だ! 徹底的に追及をして、縁が生まれないようにしてやる――……と、思っていた時だった。
今度は……。思いもよらない方向から、思いもよらない言葉が飛んできたのだった……。
「分かりました。では僕が代わりに説明を致しますよ、兄上」
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