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第5話(3)
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「ありがとうございます……っ。そして、ごめんなさい……っ! エリオット君、ごめんなさい……っっ! ずっと私の為に動いてくれていたのに……っ。やりたくもない事を、やってくれていたのに……。あんな態度を取って、ごめんなさい……っ!」
「ルシィは騙されていただけ、全部が真実だと思ってたんだから仕方がないんだよ。こっちこそ、ごめんな。レオンの動きと内心、アリーの気持ちにも、全く気付かず守れなかった。辛い思いをさせて、悪かった」
エリオット君は優しく頭を撫でてくれて、ぎゅっと抱き締めてくれました。
いつも思い遣りに溢れる声。お日様のようないい匂い。無条件で安心できてしまう温かさ。私は今、本当に大好きな人と事に、包まれています……っ。
「ルシィ、こんな事は二度と起こらない。起こさない。これからは絶対に、俺が守るから。安心してくれ」
「はぃ……っ。はい……っ。ありがとう、ございます……! エリオット君、大好き……っ。世界で一番嫌いではなくて、世界で一番好きです……!!」
「俺も、だよ。いっつも考えているのは、アリーではなくルシィのこと。世界で一番、誰よりもルシィを愛してる」
顔を上げると、エリオット君が真っすぐ見つめてくれて。そうしていたら、どうしてもしたくなってしまって。私達の距離は更に縮まってゆき、唇と唇を重ねました。
「…………久し振りのキス、でしたね。この唇は、エリオット君だけのものですから。守れていて、よかったです」
「…………………………うん、これも久し振りだなぁ。この幼馴染ってば時々、天然でそういうことを言っちゃうんだよなぁ……」
「??? エリオット君?」
「んーん、なんでもない。ルシィは完璧に操られていたのに、色々と抗ってくれてたんだよな。そんなに想われてるなんて、俺は幸せ者だよ」
「エリオット君が沢山愛してくれているから、私もそうなるんです。私も幸せ者ですよ、エリオット君」
私達は揃って照れ笑いを浮かべて、もう一度キス。そのあとは2人でベッド際に座って――いつもの体勢で空白を埋めて、そうしていると下の階から7回『ボーン』という音が聞こえていました。
これは掛け時計の音(ね)で、7回という事は午後7時。そろそろ帰らないと、お父様達が心配してしまいます。
「もっと一緒にいたいけど、レオン達を仕留めるまでは我慢だな。ルシィは家に帰って、現状維持で――操られているフリを続けてもらって、そうだな……。3日後、だったっけ? レオンと、出掛ける予定なんだよな?」
「そうですね。長めに時間が取れたそうでして、お洋服を買うようになっていました」
「だったら、決行はその時だな。その日レオンを、とある場所に誘導して欲しい」
〇〇時頃に○○という店を訪れ、そこであることをして欲しい。エリオット君の説明は分かりやすく、しっかりと覚えました。
「そうしたらレオンはお仕舞いで、俺はその前日にアリーを仕留めておく。つまりソレが済んだら敵は0で、事件は解決だ。好きだけ一緒にいられるから、どうぞお楽しみに」
「はいっ、楽しみにしています。アリーさんの件、お願いしますねエリオット君」
「任せておいてくれ。レオンとアリーには、随分お世話になったもんな。……しっかりと、お礼をするよ」
「ルシィは騙されていただけ、全部が真実だと思ってたんだから仕方がないんだよ。こっちこそ、ごめんな。レオンの動きと内心、アリーの気持ちにも、全く気付かず守れなかった。辛い思いをさせて、悪かった」
エリオット君は優しく頭を撫でてくれて、ぎゅっと抱き締めてくれました。
いつも思い遣りに溢れる声。お日様のようないい匂い。無条件で安心できてしまう温かさ。私は今、本当に大好きな人と事に、包まれています……っ。
「ルシィ、こんな事は二度と起こらない。起こさない。これからは絶対に、俺が守るから。安心してくれ」
「はぃ……っ。はい……っ。ありがとう、ございます……! エリオット君、大好き……っ。世界で一番嫌いではなくて、世界で一番好きです……!!」
「俺も、だよ。いっつも考えているのは、アリーではなくルシィのこと。世界で一番、誰よりもルシィを愛してる」
顔を上げると、エリオット君が真っすぐ見つめてくれて。そうしていたら、どうしてもしたくなってしまって。私達の距離は更に縮まってゆき、唇と唇を重ねました。
「…………久し振りのキス、でしたね。この唇は、エリオット君だけのものですから。守れていて、よかったです」
「…………………………うん、これも久し振りだなぁ。この幼馴染ってば時々、天然でそういうことを言っちゃうんだよなぁ……」
「??? エリオット君?」
「んーん、なんでもない。ルシィは完璧に操られていたのに、色々と抗ってくれてたんだよな。そんなに想われてるなんて、俺は幸せ者だよ」
「エリオット君が沢山愛してくれているから、私もそうなるんです。私も幸せ者ですよ、エリオット君」
私達は揃って照れ笑いを浮かべて、もう一度キス。そのあとは2人でベッド際に座って――いつもの体勢で空白を埋めて、そうしていると下の階から7回『ボーン』という音が聞こえていました。
これは掛け時計の音(ね)で、7回という事は午後7時。そろそろ帰らないと、お父様達が心配してしまいます。
「もっと一緒にいたいけど、レオン達を仕留めるまでは我慢だな。ルシィは家に帰って、現状維持で――操られているフリを続けてもらって、そうだな……。3日後、だったっけ? レオンと、出掛ける予定なんだよな?」
「そうですね。長めに時間が取れたそうでして、お洋服を買うようになっていました」
「だったら、決行はその時だな。その日レオンを、とある場所に誘導して欲しい」
〇〇時頃に○○という店を訪れ、そこであることをして欲しい。エリオット君の説明は分かりやすく、しっかりと覚えました。
「そうしたらレオンはお仕舞いで、俺はその前日にアリーを仕留めておく。つまりソレが済んだら敵は0で、事件は解決だ。好きだけ一緒にいられるから、どうぞお楽しみに」
「はいっ、楽しみにしています。アリーさんの件、お願いしますねエリオット君」
「任せておいてくれ。レオンとアリーには、随分お世話になったもんな。……しっかりと、お礼をするよ」
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