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私じゃ、だめかな。
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コツコツとヒールの音だけが鳴り響く
「……」
やばい、話題がない
何か喋らなくちゃ
このままだと気まづいし
しかも、その
ふたりきり…ええと
「楓花ちゃんさ、」
「!? は、はいっ」
「去年僕の誕生日にマフラーくれたじゃん?
実はそれ今も使ってんだ~」
そう言ってみずきくんが自分のカバンからマフラーをとりだし見せてきた
「ほんとだ!まだ使ってくれてたの!?」
「ん、最近は暖かくなってきたからつける機会減っちゃったけどね」
「ううん、嬉しいっ」
そのマフラー
まだ持っててくれたんだ
高2の時に選んだやつだから
少し子供っぽいのに…
誕生日、か
去年は大学受験でひたすら勉強してたらしいけど
みずきくんは今年 誰と過ごすんだろう。
「……」
やばい、話題がない
何か喋らなくちゃ
このままだと気まづいし
しかも、その
ふたりきり…ええと
「楓花ちゃんさ、」
「!? は、はいっ」
「去年僕の誕生日にマフラーくれたじゃん?
実はそれ今も使ってんだ~」
そう言ってみずきくんが自分のカバンからマフラーをとりだし見せてきた
「ほんとだ!まだ使ってくれてたの!?」
「ん、最近は暖かくなってきたからつける機会減っちゃったけどね」
「ううん、嬉しいっ」
そのマフラー
まだ持っててくれたんだ
高2の時に選んだやつだから
少し子供っぽいのに…
誕生日、か
去年は大学受験でひたすら勉強してたらしいけど
みずきくんは今年 誰と過ごすんだろう。
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