花吐き病

【花吐き病とは】

正式名称は「嘔吐中枢花被性疾患」でその通称が「花吐き病」。
片思いをこじらせて苦しくなると花を吐く病気。
室町時代に爆発的に流行した後、潜伏・流行を繰り返しつつ現代まで続く奇病。
吐かれた花に接触することによって感染する。
有効な治療法はまだ発見されておらず、両思いになることによってのみ感知する。

これは、花を吐く 少年少女の物語。
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