13 / 16
壊れた自分
しおりを挟む
「昨夜未明、ボランティア団体のリーダー、シェリー氏が、
援助していた貧困層の集団に暴行を受け死亡しました」
ニュースから流れてきた情報を聞いて耳を疑った。
直ぐに携帯電話を取り出し、シェリーに連絡をするが繋がらない。
その後、学校から連絡があり直ぐに病院へ向かった。
病院のベッドにはシェリーが横になっていた。
表情は真っ白でただ寝ているのと変わらない様子だった。
「シェリー、起きろよ! なぁ、寝る振りなんてよしてくれよ! 返事しろよ!」
シェリーは反応しない。
「あんなにたくさんの民を救ってきた君が彼らに殺されるなんてあんまりじゃないか……」
その後の記憶は定かではない。
どのように帰宅したのかも分からない。
ただ一つ言えること。
それは、この日を境に“僕は完全に壊れてしまった”ということ。
自分の両親を亡くし、愛する恋人を失った。
自分は、心に決めた。
父を超えるプログラムを作り続け、そして、犯罪者を消し去る。
もっと言うならば、悪の遺伝子をこの世界から消し去り、
正しき血のみを選抜しこの世界に残す。
『選別をする』
悪の遺伝子を隠そうとしている人物を一人残らず選別し、
抹殺する。
もう自分と同じ苦しみを誰にも味合わせはしない。
遺伝子レベルで犯罪者を炙り出すには、
意識レベルで且つ、
あらゆるシチュエーションでスコア化し点数をつけて選別する必要がある。
その為に、意識を肉体から分離する必要がある。
無理矢理それを行うことは出来ないし、
現時点ではその技術も無い。
しかし、
自分にはAIを作る技術がある。
そのAIに自分が思い描くプログラムを作成させよう。
そのAIロボは作り出した僕の知能を簡単に超えることが出来るだろう。
そして、
そのAIロボの名はこうしよう。
“キース”
この国の言葉で『戦い』という意味だ。
そう、これは僕の命を懸けた戦いだ。
援助していた貧困層の集団に暴行を受け死亡しました」
ニュースから流れてきた情報を聞いて耳を疑った。
直ぐに携帯電話を取り出し、シェリーに連絡をするが繋がらない。
その後、学校から連絡があり直ぐに病院へ向かった。
病院のベッドにはシェリーが横になっていた。
表情は真っ白でただ寝ているのと変わらない様子だった。
「シェリー、起きろよ! なぁ、寝る振りなんてよしてくれよ! 返事しろよ!」
シェリーは反応しない。
「あんなにたくさんの民を救ってきた君が彼らに殺されるなんてあんまりじゃないか……」
その後の記憶は定かではない。
どのように帰宅したのかも分からない。
ただ一つ言えること。
それは、この日を境に“僕は完全に壊れてしまった”ということ。
自分の両親を亡くし、愛する恋人を失った。
自分は、心に決めた。
父を超えるプログラムを作り続け、そして、犯罪者を消し去る。
もっと言うならば、悪の遺伝子をこの世界から消し去り、
正しき血のみを選抜しこの世界に残す。
『選別をする』
悪の遺伝子を隠そうとしている人物を一人残らず選別し、
抹殺する。
もう自分と同じ苦しみを誰にも味合わせはしない。
遺伝子レベルで犯罪者を炙り出すには、
意識レベルで且つ、
あらゆるシチュエーションでスコア化し点数をつけて選別する必要がある。
その為に、意識を肉体から分離する必要がある。
無理矢理それを行うことは出来ないし、
現時点ではその技術も無い。
しかし、
自分にはAIを作る技術がある。
そのAIに自分が思い描くプログラムを作成させよう。
そのAIロボは作り出した僕の知能を簡単に超えることが出来るだろう。
そして、
そのAIロボの名はこうしよう。
“キース”
この国の言葉で『戦い』という意味だ。
そう、これは僕の命を懸けた戦いだ。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ソロ冒険者のぶらり旅~悠々自適とは無縁な日々~
.
ファンタジー
今年から冒険者生活を開始した主人公で【ソロ】と言う適正のノア(15才)。
その適正の為、戦闘・日々の行動を基本的に1人で行わなければなりません。
そこで元上級冒険者の両親と猛特訓を行い、チート級の戦闘力と数々のスキルを持つ事になります。
『悠々自適にぶらり旅』
を目指す″つもり″の彼でしたが、開始早々から波乱に満ちた冒険者生活が待っていました。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜
KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞
ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。
諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。
そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。
捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。
腕には、守るべきメイドの少女。
眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。
―――それは、ただの不運な落下のはずだった。
崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。
その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。
死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。
だが、その力の代償は、あまりにも大きい。
彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”――
つまり平和で自堕落な生活そのものだった。
これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、
守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、
いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。
―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
犬の散歩中に異世界召喚されました
おばあ
ファンタジー
そろそろ定年後とか終活とか考えなきゃいけないというくらいの歳になって飼い犬と一緒に異世界とやらへ飛ばされました。
何勝手なことをしてくれてんだいと腹が立ちましたので好き勝手やらせてもらいます。
カミサマの許可はもらいました。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる