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てぃー☆ちゃー

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わくわくのダンジョン研修

第46話 わくわくのダンジョン研修 20

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 30層のボス部屋の休憩室でポータル更新を行い、31層に足を進めます。

「31層からは密林ステージ、しかも常に夜なんだ」
「へえ、今がただ夜なのではなくて常に夜なのですね?」
「そうらしい。31層は敵がどこから来るかわかんねえから攻撃を察知してから反撃してたんだが満足に進めなくてな、ここで詰まっちまったんだ」
「つまり、朝が来てから進もうとしたのに朝が来なくて音を上げたです?」
「ぐぬっ…まあそういうことだ」
「なるほど、まあ今も囲まれてますしね」
「マジか! …敵いねえじゃねえか」
「弾君は鈍感です。モテないですよ?」
「関係ないだろ! てかほんとに敵いるのかよ」
「見えない敵ですね。気配もほとんどしないですが、敵もこちらを注視してる感じはしないですね」
「わかるのか? すげえな冒険者」
「この程度基本です! 弾君はもっと感覚を磨くべきです。敵は匂いで知るです」
「私の感知能力は匂いではありませんが」

 私の場合は魔石から発せられる魔力の感知です。

「匂いかよ…破面のせいで匂いはあんまりわかんねえんだよな。優さんは何で感知してるんだ?」
「魔力ですよ。分かりませんか?」
「魔力かよ。そっちは才能がねえんだよ、てかどうやって鍛えるんだそれ」
「どうやるんでしょうか?」
「おいおい」

 なんというか、気が付いたら出来るようになっていただけですので。

「まあ今出来ないことを嘆いてもしょうがないですね」

 光の魔法を使い姿を隠している敵がいるようですので、その光の魔法を上書する事にします。

「光と影の現身…これで見えますか?」

 離れた場所に見えるのは派手派手しい赤い花をつけた背の高い植物です。ひまわりのような形に、根っこの近くから大量の触手が見えています。

「植物系のモンスターですね」
「モンスターなら殺気とかで感知出来ると思うんだがなあ」
「あの手の植物は無意識に範囲内の生き物を襲うので、相当研ぎ澄まされていないと殺気なんかは感知出来ないと思います」
「匂いなら一発です!」
「歩き回るタイプではなさそうなので、弾君。お願いします」
「お、おう」

 弾君が拳銃を持ち上げて見えるようになった植物モンスターを打ち抜く弾君。

「こんなに簡単に…」
「適材適所ですね」
「修行不足とも言うです」
「ぐぬ…」
「ほら、反撃飛んできますよ」

 植物の種っぽい物がこちらに飛んできます。
 私とゆかなさんは弾君の後ろに待機です。50層までは弾君にお任せ。

「なんかずるい気がするんだが」
「文句言うなです! HEROならか弱い市民を守るです!」

 私は襲う側です。

「か弱い…?」
「なにか言ったですか?」
「なんでもないです」

 結局この階層は姿を偽装する植物タイプモンスターが色々出てきました。
 単純に他の植物に擬態する物から、先ほどのように魔法を用いて隠れるものまで様々です。
 対人…というか対怪人ですか? に特化している弾君とは相性が悪いモンスターばかりの様です。
 私やゆかなさんが敵を感知して場所を教えて、弾君が拳銃で攻撃して敵を倒す形が確立しました。場所さえ分かれば破面ライダーと化した弾君の火力は過剰気味です。
 破面化したら銃の火力が上がるのはどういう理屈なのでしょうか。
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