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わくわくのダンジョン研修
第47話 わくわくのダンジョン研修 21
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相変わらず連続して聞こえてくる銃声と、無駄に高い火力で迫りくる巨体の虎を吹き飛ばして安定したダンジョン攻略を進めています。
「もうすぐ40層のボスだな」
破面ライダーバレットこと弾君の呟きに私とゆかなさんは頷きます。
31階層から35階層までは植物モンスターのお祭り、36階層から40階層に入ると夜行性の動物型モンスターも混ざってなかなかの賑わいを見せていました。
弾君が引き金を引きすぎて指が痛いと何度か言っていたので回復魔法を使ったのと、姿の見えない敵を炙り出す以外には魔法は使っていない気がします。
ゆかなさんも、敵が真横でリポップしてきた時にハンマーを振るうくらいで戦闘に参加はほとんどしていませんでした。
その時のハンマー捌きは目を見張るものでしたので、ゴールドの冒険者というのも納得です。
そんな事を考えていると、40層のボス部屋の扉が見えてきました。大きな木の根元に隠されています。
扉に入り休憩室を経由。一休みしたいという弾君は変身を解いてお茶をしています。
「今日はイベントをやっているらしいのです」
「イベントですか?」
ほとんど歩いているだけだった私たちも、ゆかなさんが持っていたお菓子を片手に椅子に座ってお茶を食べています。
「ようやく到着っと、お? 先客か」
そんな会話をしていると、真っ黒な鎧姿の男が休憩室へと入ってきます。
「おお、ジークです! 今日はこっちなんです?」
「『無限鉄槌』か。お前が浦安を離れるなんて珍しいな」
「でも学校から見るとこっちの方が近いですよ?」
「や、お前の学校がどこだか知らねえが…」
そこで男が私の顔を注視します。
「お前…生きてたのか!? こんなところで会えるとは」
「突然ご挨拶ですね、どなたですか?」
「オレは浦安のダンジョンを根城にしてる『黒角騎士団』所属の冒険者、ジークだ」
「はあ」
「5年前だったか、合同でボス倒しただろ。あの時は世話になったな」
浦安で倒したボス…あの超巨大怪魚ですか。あの時に組んだメンバーの一人だったのですか。
「知り合いです?」
「すいません、あまりに大人数でしたので…」
「あー、当時オレはシルバーだったし目覚ましい活躍もしてなかったからな」
「今もそんな感じです」
「今はゴールドだ! つかお前はなんでも自分基準で考えすぎなんだよ」
巨大な剣を背負っているその男が呆れたような言葉を言います。
「…興味あるな、こいつとどんな冒険したんだ?」
一心地ついたのか、弾君が会話に参加します。
「集団でパーティ組んだときというと、ディメンションスイマーの時でしたっけ」
浦安の海ダンジョン、80層のボスですね。あいつの魔石が私の欲しいアイテムでした。
6人以下でボス部屋に入るとディメンションフィッシャーというボスが出てきて、7人以上でボス部屋に入るとディメンションスイマーが出てくる特殊なボスルームでした。
あの時はそれを知らなくて何度も何度も何度も何度もディメンションフィッシャーを倒しまくって…それを知った時の絶望感と言ったらもう。
「その時なんだがな、合計6パーティで総勢40人でボスに挑む予定だったんだ」
そういえばとんでもなく大人数でしたね。
「ボス部屋前で合流だったんだが、道中にユニークボスに遭遇してな。その時に全滅しかけたんだ、その時にこの子に助けられたんだ」
「あー、いましたいました。でっかい空飛ぶクラゲのボスに捕まってた人たちでしたか」
「そうそう、あの時は世話になったな」
私に頭を下げて当時のお礼を私に言います。
「いえいえ、もう何年も前の話の事ですし。あの時もお礼してくれましたから」
この人達のパーティは結局ボス戦で全滅しましたし。
「もうすぐ40層のボスだな」
破面ライダーバレットこと弾君の呟きに私とゆかなさんは頷きます。
31階層から35階層までは植物モンスターのお祭り、36階層から40階層に入ると夜行性の動物型モンスターも混ざってなかなかの賑わいを見せていました。
弾君が引き金を引きすぎて指が痛いと何度か言っていたので回復魔法を使ったのと、姿の見えない敵を炙り出す以外には魔法は使っていない気がします。
ゆかなさんも、敵が真横でリポップしてきた時にハンマーを振るうくらいで戦闘に参加はほとんどしていませんでした。
その時のハンマー捌きは目を見張るものでしたので、ゴールドの冒険者というのも納得です。
そんな事を考えていると、40層のボス部屋の扉が見えてきました。大きな木の根元に隠されています。
扉に入り休憩室を経由。一休みしたいという弾君は変身を解いてお茶をしています。
「今日はイベントをやっているらしいのです」
「イベントですか?」
ほとんど歩いているだけだった私たちも、ゆかなさんが持っていたお菓子を片手に椅子に座ってお茶を食べています。
「ようやく到着っと、お? 先客か」
そんな会話をしていると、真っ黒な鎧姿の男が休憩室へと入ってきます。
「おお、ジークです! 今日はこっちなんです?」
「『無限鉄槌』か。お前が浦安を離れるなんて珍しいな」
「でも学校から見るとこっちの方が近いですよ?」
「や、お前の学校がどこだか知らねえが…」
そこで男が私の顔を注視します。
「お前…生きてたのか!? こんなところで会えるとは」
「突然ご挨拶ですね、どなたですか?」
「オレは浦安のダンジョンを根城にしてる『黒角騎士団』所属の冒険者、ジークだ」
「はあ」
「5年前だったか、合同でボス倒しただろ。あの時は世話になったな」
浦安で倒したボス…あの超巨大怪魚ですか。あの時に組んだメンバーの一人だったのですか。
「知り合いです?」
「すいません、あまりに大人数でしたので…」
「あー、当時オレはシルバーだったし目覚ましい活躍もしてなかったからな」
「今もそんな感じです」
「今はゴールドだ! つかお前はなんでも自分基準で考えすぎなんだよ」
巨大な剣を背負っているその男が呆れたような言葉を言います。
「…興味あるな、こいつとどんな冒険したんだ?」
一心地ついたのか、弾君が会話に参加します。
「集団でパーティ組んだときというと、ディメンションスイマーの時でしたっけ」
浦安の海ダンジョン、80層のボスですね。あいつの魔石が私の欲しいアイテムでした。
6人以下でボス部屋に入るとディメンションフィッシャーというボスが出てきて、7人以上でボス部屋に入るとディメンションスイマーが出てくる特殊なボスルームでした。
あの時はそれを知らなくて何度も何度も何度も何度もディメンションフィッシャーを倒しまくって…それを知った時の絶望感と言ったらもう。
「その時なんだがな、合計6パーティで総勢40人でボスに挑む予定だったんだ」
そういえばとんでもなく大人数でしたね。
「ボス部屋前で合流だったんだが、道中にユニークボスに遭遇してな。その時に全滅しかけたんだ、その時にこの子に助けられたんだ」
「あー、いましたいました。でっかい空飛ぶクラゲのボスに捕まってた人たちでしたか」
「そうそう、あの時は世話になったな」
私に頭を下げて当時のお礼を私に言います。
「いえいえ、もう何年も前の話の事ですし。あの時もお礼してくれましたから」
この人達のパーティは結局ボス戦で全滅しましたし。
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