フリーター、ゴーレムになり異世界を闊歩する

てぃー☆ちゃー

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第二章 悪逆非道、邪悪なゴーレム

第二十二話 ゴーレムは止まらない

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オレはもう諦めた。無理だ、誰もオレを壊せない。
勇者から受けた傷も自動的に修復されてしまった。
最速で城の地下に行こう。
そして目的の物を入手して、すぐに街を離れよう。
勇者の亡骸を地面に横たえ、オレは正面を向く。
勇者の剣と盾は魔石が入っていたので袋に(勝手に)回収した。
鎧は粉々になっていた為、捨てるしかなかったが。

さっきの爆発で城までの道に人影は見えない。
念のため障壁を広く張って先に進もう。
城の前の橋が吊り上げられている。
その周りには、多くの人の亡骸が倒れていた。
城に逃げ込もうとしたのだろうか。むしろその城が一番危ないというのに。
オレは両手を上げて、橋の吊り下げ部分に拳を飛ばした。
直撃させて橋を下す。飛ばした腕は念動と重力魔法で回収し再び腕に戻る。
轟音を立て吊り橋が出来上がった。
橋を渡る、門だ。門の前に何人か衛兵がいる。
武器こそ構えているが、みな震えて絶望的な表情を浮かべている。
そりゃそうだろう。
オレは念動でそいつらを纏めて街の方に移動させた。
驚いているようだ。
そのまま逃げてくれ。攻撃されたら反撃しちまう。

門を拳で破壊して、そのまま城の中に。
中庭のような場所だ。更に奥に扉が見える。
中庭にも衛兵が多数いる。
障壁を広げてどかそう。
並行して探知の魔法も使う。地下室の入り口は・・・あそこか。
扉に手をかける、扉の内側から攻撃魔法が飛んできた。

くそ、邪魔するな。

オレは攻撃魔法を撃ってきた人間に火炎放射をお見舞いする。
今度は自分の意思で、火力を抑えての行動だ。
排除行動は防げないようだが、攻撃方法を自分で選ぶことは出来るようだ。
魔法使い達が慌てて逃げていく。そうだ、それでいい。
オレは地下へと続く階段を見つけた。
人間が通るサイズだ、オレじゃあ通れない。
自分の重力魔法をカットして、地面に向かって拳を叩きこんだ。
床を破壊して、地下へと向かう。
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