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江戸に舞うのは月の光
目覚め
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「……っ!!」
目が覚めると、私は知らない森にいた
ちょうど森の葉の間から日の光が顔にあたり
ひどく眩しい……
『おはよっ!起きたぁ?』
「……」
目覚めたばかりの私の視界は、少年らしき顔でうめつくされた
…デジャブ。
『自分のことぉわかるー?』
「…わかるよ神様。」
どうやら無事に江戸にきてしまったようだ
たしか、事故死した私は鬼狂いとやらを倒すためにこの少年のような神様に江戸に連れてこられた…んだったっけ……
当の本人である神様はにこにこした顔で、木からぶらさがりながら私をみている。
とりあえず、自分を確認してみる。この時代の服装に合わせたのか少し古めかしい格好をしている。これは多分男性の服だが、動きやすいからいいか…。
…とりあえず、服きててよかった……。
『江戸に来て、初めての感想がそれって笑えるねぇ?』
うるさいですよ。人の尊厳に関わることなんでほぉっておいてください
一息ついて、体調を確認する
痛いところはとくにない。身体も…うん。
異常は見当たらない。
………けど、少し縮んだような…?
『実はこっちにくるときの代償として、年齢が5歳くらい若くなっちゃってるんだっ☆』
私の思考をよんだ神様気にぶら下がりながら、悪びれもなく笑顔で言った
……そーゆーことは先に言っておいてくれると助かるんですけど。
『えへへっ。次から気をつけるよ☆』
…とりあえず、私は15歳が享年なので
今の年齢は10歳ということになる。
「私はなぜ森に?」
『この森が1番聖域に近かったからだよぉ。
ちなみここは町の外れにある
帰らずの森って言われてる所ぉー』
聖域ってたしか、天国みたいなところだっけ…?なんでそんな不気味な森が聖域に1番近かったんだろう……。
『そんなことはともかく、君のことについて教えてるねっ☆』
ふよふよと宙を舞いながら、神様はプロフィールのようなものをだした
「えーっと
…名前は西條(さいじょう) 夜叉(やしゃ)?」
『そう!僕が名付け親だよ!』
若干の厨二ネーム……。恥ずかしいな……。
『なんかいったぁ……?』
神様の機嫌があまり悪くならないうちに
次に進む。
「…えっと、性別は女。……創造神によるギフト、鬼夜月?」
『そう!そこに気づいて欲しかったんだぁ!
鬼夜月っていうのは、この僕直々に制作した
鬼狂いを倒すための力のことだよ!』
そーいえば、そんなことをきいたような……。
『そう!鬼狂いは現在、鬼に憑かれている人間ごと殺さないと止めることはできない。
だけど、僕のつくった鬼夜月の力があれば!
人間を殺さずに鬼だけを斬ることができる!』
ってことは
無駄に人が死ななくてすむってことか……。
流石に鬼に憑かれているとはいえ、
人を殺すのはためらいがあったからよかった…
『あ、ちなみに、鬼夜月をギフトにした時点で君ちょっと人間じゃなくなってるから
よろしくね?』
……は?
「いや、きいてないんですけど?!」
『だって今言ったもんっ☆』
「どーしてそーゆー大切なことすぐに言わないんですか?!」
『人間か、人間じゃないかなんて大差ないでしょぉ?!』
「ありますよっ!あるんですっっ」
『……まぁ、なっちゃったものはしかたないから話続けない?』
「…それは私のセリフだと思うんですが」
どこまでも自分勝手な神様だ……
目が覚めると、私は知らない森にいた
ちょうど森の葉の間から日の光が顔にあたり
ひどく眩しい……
『おはよっ!起きたぁ?』
「……」
目覚めたばかりの私の視界は、少年らしき顔でうめつくされた
…デジャブ。
『自分のことぉわかるー?』
「…わかるよ神様。」
どうやら無事に江戸にきてしまったようだ
たしか、事故死した私は鬼狂いとやらを倒すためにこの少年のような神様に江戸に連れてこられた…んだったっけ……
当の本人である神様はにこにこした顔で、木からぶらさがりながら私をみている。
とりあえず、自分を確認してみる。この時代の服装に合わせたのか少し古めかしい格好をしている。これは多分男性の服だが、動きやすいからいいか…。
…とりあえず、服きててよかった……。
『江戸に来て、初めての感想がそれって笑えるねぇ?』
うるさいですよ。人の尊厳に関わることなんでほぉっておいてください
一息ついて、体調を確認する
痛いところはとくにない。身体も…うん。
異常は見当たらない。
………けど、少し縮んだような…?
『実はこっちにくるときの代償として、年齢が5歳くらい若くなっちゃってるんだっ☆』
私の思考をよんだ神様気にぶら下がりながら、悪びれもなく笑顔で言った
……そーゆーことは先に言っておいてくれると助かるんですけど。
『えへへっ。次から気をつけるよ☆』
…とりあえず、私は15歳が享年なので
今の年齢は10歳ということになる。
「私はなぜ森に?」
『この森が1番聖域に近かったからだよぉ。
ちなみここは町の外れにある
帰らずの森って言われてる所ぉー』
聖域ってたしか、天国みたいなところだっけ…?なんでそんな不気味な森が聖域に1番近かったんだろう……。
『そんなことはともかく、君のことについて教えてるねっ☆』
ふよふよと宙を舞いながら、神様はプロフィールのようなものをだした
「えーっと
…名前は西條(さいじょう) 夜叉(やしゃ)?」
『そう!僕が名付け親だよ!』
若干の厨二ネーム……。恥ずかしいな……。
『なんかいったぁ……?』
神様の機嫌があまり悪くならないうちに
次に進む。
「…えっと、性別は女。……創造神によるギフト、鬼夜月?」
『そう!そこに気づいて欲しかったんだぁ!
鬼夜月っていうのは、この僕直々に制作した
鬼狂いを倒すための力のことだよ!』
そーいえば、そんなことをきいたような……。
『そう!鬼狂いは現在、鬼に憑かれている人間ごと殺さないと止めることはできない。
だけど、僕のつくった鬼夜月の力があれば!
人間を殺さずに鬼だけを斬ることができる!』
ってことは
無駄に人が死ななくてすむってことか……。
流石に鬼に憑かれているとはいえ、
人を殺すのはためらいがあったからよかった…
『あ、ちなみに、鬼夜月をギフトにした時点で君ちょっと人間じゃなくなってるから
よろしくね?』
……は?
「いや、きいてないんですけど?!」
『だって今言ったもんっ☆』
「どーしてそーゆー大切なことすぐに言わないんですか?!」
『人間か、人間じゃないかなんて大差ないでしょぉ?!』
「ありますよっ!あるんですっっ」
『……まぁ、なっちゃったものはしかたないから話続けない?』
「…それは私のセリフだと思うんですが」
どこまでも自分勝手な神様だ……
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