騎士様達の閨係~体だけの関係はお断りです~

明日から頑張る予定

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1章

★最後まで②

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ぷるんと露になる磨かれた豊満な両胸。
たまきの陶器のように艶がある白い肌によく映えるピンク色の蕾。
全体的にしなやかでくびれのある体なのに、胸だけは体につきやすい脂肪を全て集めたように膨らんで、その存在感に固唾を飲む。


両胸を両手で包み込む。
ふんわりとしているのに指を飲み込むもちもちとした胸の感触に夢中になり、優しく時に激しく揉みしだいていく。
ああ、やばいな。これはやばい。


「んんっ……あっ……」
「痛くないか?」
「だい……じょうぶ……」
「気持ちいい?」


無言でこくこくと頷くたまきをもっと気持ちよくしてやりたい。今日はぐずぐずに甘やかして、とことん気持ちよくして、たまきが他の男の閨係になったとしても、俺を帰り場所に選んでくれるように……俺を刻み込みたい。


「好きだ……お前の事が誰よりも」


右側に咲く蕾を口に含んで舌を這わせる。一瞬で体を大きくのけぞらせて鳴くその声をもっと聞きたい。左側でその瞬間を心待ちにしている蕾を指の腹で捏ねたり、優しく摘んだりする。両胸に与えられた刺激に先程より一際高い声をあげて、体を軽く痙攣させながら大きくのけぞった。


「……上手にイケたな」
「むねばっかり……やだぁ……」
「じゃあ、どうしてほしい?」


今度は快感から解放してやらない。たまきに残る理性を焼き切りたい。羞恥心も何もかも忘れて、俺だけを求めて、俺から与えられる快感にしがみついて欲しい。


「した……っ!まださわ……ってない……とこ……」
「下の触ってないとこを?」
「んんっ……あっ……ぐちゃぐちゃに……して……っ!」
「……っ!」
「素直な可愛いおねだりには誠心誠意……答えないとなっ!」
「んぁぁぁぁっ!」


下着の隙間から指を1本秘所にねじこむ。
本当はゆっくりじわじわ焦らしながら撫でて、思考回路もぐちゃぐちゃにした所で指をねじ込む予定だったけど、俺の方が先に我慢できなかった。


ぐちゅ。
ぐちゅり。


痛くないようにゆっくり浅い所を抜き差ししていく。指の動きに合わせて鼓膜を刺激する水音。たまきが感じている音。


「痛くないか?」
「はっ……いっ……」
「痛かったら言えよ?……指もう少し入れるな」


狭くきついナカを指が進んでいく。狭いのに良く濡れて俺の指を飲み込もうとするナカの動きに、俺の指はすっぽり全部埋まってしまった。


「悪い。全部入れちまった」
「……それ……だけ……?」
「ああ、ちゃんと動かしてやるから安心しな。何も考えずに気持ちよくなれよっ!」


指を激しく出し抜きすれば、激しく音を立てる水音。指を少し曲げて、壁を擦れば甲高い甘美な声が上がる。これからもっと大きいものを飲み込む必要があるから、しっかりほぐしてやる。


ぐちゅっ。
ぬちゅっ。
ぐちゅぐちゅっ。


わざと音を大きく立てる度に、耳まで真っ赤にさせながら顔を背けるその姿は男を煽る材料にしかならないっていい加減覚えて欲しいし、でもずっとそのままでいて欲しいって気持ちもある。


「よーく聞こえるな?お前のいやらしい音。……ほら、俺の手にまで垂れてきた」
「いわないでっ……」
「言う。こんなに濡らして音を立てて指を締め付けて、もっともっとってナカはおねだりしてるってちゃんと教えてあげないとな?」
「やぁ……」
「嫌?じゃあ……」


秘所に埋めていた指を思いっきり引き抜く。
俺の指はたまきの愛液でテカテカと輝いている。見せつけるようにその指を舐めとった。


「指が嫌なら……次はこれだな……」


足を閉じられないように両手で抑えて、秘所に顔を埋める。甘酸っぱくて脳がクラクラするような甘美な匂い。痛い程に自分の下半身に熱が集まるのが分かった。


ぴちゃ。
じゅるるる。


秘所の入口をひと舐め、溢れる愛液を音を立てながら吸い込む。ここにいると表情は見えないけれど、ガクガクと震える足に喘ぎと叫びを混じらせたような脳に響く嬌声がよく聞こえる。


「次から次に溢れてきて……舐めきれないなあ……そうだ。舐めながら指で蓋をしてやるよ」
「……?!んなぁぁぁぁぁぁん!!」
「……くくっ。猫みたいな声が出たな。あーあ、腰まで揺らしていやらしくて可愛くてたまんねぇな」


指で蓋なんか出来るわけなく、指を抜き差しする度に大量に漏れる愛液をシーツに零れないように舐め続ける。息をつく暇もなく愛液に溺れるように舐め続ける。


ぷっくり膨らんで、ここも触ってと主張する……クリトリスを指の腹で刺激すれば、顔に勢いよくかかる生暖かい水。


「上手に潮を吹けて偉いな」
「ごっ……ごめんなさいっ!」
「なんで謝る?いくらでも潮吹いて、いくらでも感じて、おかしくなれよ。ぜーんぶ受け止めてやるから」
「ほんと……?ひかない……?」
「ああ、可愛くて仕方がないから安心しろ」


早く理性を捨てて堕ちてこいと願いを込めて、食い尽くすように激しいキスをすれば、表情が見た事ない程とろんとした。


「すてふぁんさま……」
「ん?」
「はやく……すてふぁんさまが……ほしいっ……ねえ……すてふぁんさまがほしいよぉ……」


口角が上がって、頬が緩むのを抑えられない。
堕ちた姿……エロすぎだろ。
俺の腕を掴んで早く、とクイクイ引っ張る姿は、白竜の時のように可愛らしい子供のようなものではなく、妖艶で男を誘う女の顔をしていた。


腰タオルで隠してる意味が無いほどに反り立ち、ガチガチに痛みを発する自身に避妊具をつける。


本当は今すぐにでも種付けして、ナカをいっぱいにしてやりたいけど、閨係の為に少なくとも後2人の団長と関係を持つ事になるであろうたまきの為に、今は我慢。
仮に子供が出来ても問題ない状況になれば、必ず一番に俺が孕ませるという決意を新たにして、今か今かと待ち構える秘所に思いっきり自身を埋め込んだ。
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