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本編
☆昇愛の階段13
しおりを挟むフィーネは勢いの無くなった精液を、へにゃりとなった自身の陰茎から、とぷ……♡と垂れ流し、時おりびくっ♡びくっ♡と身体を震わせている。
「っあ♡は、ぁあ……♡はやと……♡」
脱力した身体を抱きしめられ、未だに中に留まっているハヤトをきゅん♡きゅんっ♡と締め付けてしまう。
ハヤトの魔力がお腹の奥からじんわりと身体中に回っていくのを感じる。
エルフで魔力量の多いフィーネが、他人に魔力を分け与えられるのは初めてだった。
(これがハヤトの……♡)
ぼんやりとした頭で感じるのは、温かさと心地の良さだった。
「……はぁっ、フィーネ」
再びハヤトにキスをされ、髪を優しく撫ぜられる。
先程までの強い視線は息を潜め、いつもの優しい瞳へ戻っていた。
(なんか、ちょっと残念……かも……)
ハヤトに強く求められて嬉しかった。
いつものように優しくて冷静なハヤトもそりゃあ好きだ。
だけど、こちらを食い尽くさんばかりの視線と、本能のままに貪られるのは、凄く求められている気がして胸がときめいた。
(これがこのダンジョンの罠なんかな……確かに溺れてまいそう……)
激しく交わるのを嬉しいと思う気持ちを少しやましく感じる部分もあり、中々複雑だ。
「フィーネ、ありがとう。お疲れ様」
「こちらこそ……?」
「ふふ、ゆっくり抜くから……」
「んぅ……♡あ、ぁ……♡」
額にキスをしたハヤトがゆっくりと出て行く。
ぴったりとハヤトを包んでいた中が、カリでまた拡げられ、フィーネの腰が緩く震えた。
ごごごご……と音がし、2人のいる段が上がっていく。
中で出した事で、本当に指令がクリア出来たのだ。
段の動きが止まったと同時に、ちゅぽ♡っと完全にフィーネの身体からハヤトが出ていった。
少し緩くなった後孔から、とろっ♡とハヤトの精液が漏れる。
「ぁ、でてるぅ……」
「ぅわ、えっろ……」
「ちょ、みんといてぇやぁ……」
「これは見るでしょ、俺、ほんとにフィーネとえっちできたんだ……」
「へんたいさんやんかぁ……!」
ハヤトはフィーネの後孔を見つめ、初めて会った時のような謎のモードに入っている。
瞬きも一切せずに見られて、フィーネの後孔はひくひくと恥ずかしがった。
その後、満足したのかハヤトはフィーネに浄化魔法を掛け、服の乱れを整えた。
精液とローションのヌルついた感触がなくなり、さっぱりしたフィーネはそっと胸を撫で下ろす。
身体ですら全部見られていないのに、恥ずかしい所ばかり見られて何かが削られた気がした。
少しぼんやりしているフィーネをハヤトは抱き抱える。
「えっ!歩けるって!」
「……俺がこうしたいだけだから」
「フィーネ」
「なに?」
「好きだよ」
「……ぼくも」
観念したフィーネは、そっとハヤトの胸に顔を寄せた。
ハヤトはフィーネの赤く染った耳を見て密かに微笑んだ。
ハヤトは後ろを振り返り、下を見る。
入り口の段は遥か下の方に見えた。
目の前には下から見たときにあった炎に照らされた扉。
その扉にまた文字が浮かび上がる。
『昇愛の階段層、条件達成』
ぎぎぎ……と音を立て、扉が開いていく。
「……よかった、クリア出来て」
「……うん。フィーネとだったからクリア出来た」
「ぅ、うん。」
「今更なんだけどさ……俺たち恋人になれたってことでいいんだよな……?」
ハヤトが不安そうに見下ろしてきて、フィーネはハッとした。
(こ、恋人……)
「う、うん!」
「そっか、よかった。これからもよろしく」
「こちらこそ!」
2人は微笑みあって扉の中へと足を進めた。
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