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1話 転生と死
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如月一(以降、ハジメ)はある日、仕事から帰宅中に事故に遭い死んだ。
気が付くと図書館のような場所で目の前にいる男性が何か語り掛けてくるが聞こえない、そして如月ハジメの視界はまばゆい光に包まれ意識が遠のいていった。
次に気が付くと目の前には白い翼を持つ美女がいた。
彼女は言う「私は輪廻の女神です。あなたは予期せぬ事故で死んでしまいました。このまま輪廻の輪に流れてもよいですが、あなたの死は予定外...もしよければ別の危機に陥っている世界で救世主になってみませんか?」と...
ハジメは「救世主とは?」と疑問に思ったことを聞き返す。
すると、彼女はこう答えた、「魔王を倒して世界に平和をもたらしてください 。大丈夫あなたには救世主となるにふさわしい能力を授けますので」と。
なるほど、強力な能力を駆使して世界を救う、こういう話が嫌いな男はそうはいないはずだ。
「どんな能力をもらえるんですか?」
彼女は言う。「詳しく説明するのは難しいですが、神にも届きうる力とだけ言いましょう。」
ちょっと気にかかるけど、好奇心には勝てないな。
「わかりました、救世主になります。」
ハジメがそう言うと彼女は1枚の紙を渡してきた。
「これは契約書です、あなたの血をここへ」そしてナイフを手渡してきた。
ハジメは迷いなくナイフで指を切り、その紙へ血を落とした。その瞬間眩い光と共に体が浮遊感に包まれ始めた。
「ではあなたに加護があらんことを」と言い彼女は満面の笑みを浮かべていた。
気が付くと、そこは森の中だった。
服はハジメが着ていた覚えのないものだ、この世界に適した服装ってことか?
周りは見たことのない木や不思議な色をした草などが生い茂っている。
どうやら本当に異世界に来たようだ。
しかしここから何をすればいいのか分からない。
周りを見回しても木ばかりである。
とりあえず森を抜けようと日のさしている方へ歩き始める。
しばらく歩いていると遠くの方に人影が見えた。
向こうはまだこちらに気づいていないようでゆっくり歩いている。
ここがどこかと他に人がいる場所を聞こうと思い、声を掛けた直後、急にそいつはこちらに気付き振り向いたかと思うと手に持った剣を振り上げこちらに投げてきた。
剣はハジメの胸に突き刺さり、そのまま一の意識は遠のいていった。
意識が途切れる前に見た光景はまるでトカゲかドラゴンのような顔をした獣だった。
そいつはわけのわからない言葉らしいことをつぶやき、ハジメの胸に刺さった剣を抜き取った。
「…ああ魔王がいる世界ってことはこれが魔物ってやつか。」
次に気が付くと、ハジメは森の中にいた、胸に刺さった剣は見当たらず、痛みも無かった。
あれほど深く刺さってた剣の傷が簡単に消えるわけないしあの状況で助かったとも思えない…
信じられないけど、時間が戻った?
これが救世主になりえる力か?
とりあえず本当に最初の場面か確かめるためハジメは最初魔物と会った方に歩き出した。
しばらく歩くと、やはり遠くで人影が見えた、ハジメは隠れながら慎重に近づいて行った。
近づくにつれ姿がはっきりしてきた。形は人っぽく見えるが、顔や体を見る限り魔物に違いなさそうだな。
あんな奴らを相手にするにしてもどう戦えばいいんだ?
「魔物だ!魔物がいたぞ!」
ハジメが考えていると、どこからか声が聞こえたので急いで声の方を見た。
そこには鎧を身にまとった10人ほどの騎士?がいた。(何だあれは?まるで中世ファンタジーに出て来る軍隊みたいだ)
騎士たちの先頭にいた赤い瞳の騎士が俺に気付いたようで声をかけてきた。
「こんな所で何をしている?ここは危険だから早く逃げろ。」
その騎士の威圧感にたじろぐがその瞬間、先ほどの魔物が騎士たち目掛け襲い掛かってきた。
ハジメはあっけにとられたが赤い瞳の騎士は冷静に指示を出した 。
「みんな隊列を崩すなよ!攻撃で傷を負ったら下がって治療をするんだ!そしてすぐに動けるように待機しておけ!魔物は1体だが油断したら一瞬で死ぬぞ。」
騎士たちは隊列を取り、5人の大盾と剣を持った騎士がじりじりと魔物に近づき、後ろには弓や杖?みたいなものを持った騎士が構えをとっていた。
しかし魔物はそんなことはお構いなしに襲ってくる、すると後ろの杖を持った騎士が何かを唱えた直後、火球が魔物目掛け放たれた 。
火球は真っ直ぐ魔物に向かって飛んでいき魔物に直撃し爆発した。 (す......すごい......)
そう思った瞬間だった、煙の中から魔物が飛び出して来たのだ。それはものすごいスピードで飛び出しあっという間に騎士団の方に向かい 、次の瞬間前衛の騎士に切りかかった。
騎士は大盾で防ぐがその威力に吹き飛ばされてしまう。(嘘だろ!?あの火球を受けたのに生きてるのか?)
ハジメはあまりの光景に呆然としていたが、赤い瞳の騎士が話しかけてきた。
「危険だと言っただろう、向こうの方に行けば我らの拠点がある貴様はそこに向かえ。」と一点を指さした。
(やばい!あまりの光景にぼーっとしてた)
「......すみませんでした......」 俺は素直に謝った
「まあいい、我々もあの魔物を倒したら戻るつもりだから早くいけ。」
ハジメは再び謝罪をし、教えてもらった方向に走りだした
気が付くと図書館のような場所で目の前にいる男性が何か語り掛けてくるが聞こえない、そして如月ハジメの視界はまばゆい光に包まれ意識が遠のいていった。
次に気が付くと目の前には白い翼を持つ美女がいた。
彼女は言う「私は輪廻の女神です。あなたは予期せぬ事故で死んでしまいました。このまま輪廻の輪に流れてもよいですが、あなたの死は予定外...もしよければ別の危機に陥っている世界で救世主になってみませんか?」と...
ハジメは「救世主とは?」と疑問に思ったことを聞き返す。
すると、彼女はこう答えた、「魔王を倒して世界に平和をもたらしてください 。大丈夫あなたには救世主となるにふさわしい能力を授けますので」と。
なるほど、強力な能力を駆使して世界を救う、こういう話が嫌いな男はそうはいないはずだ。
「どんな能力をもらえるんですか?」
彼女は言う。「詳しく説明するのは難しいですが、神にも届きうる力とだけ言いましょう。」
ちょっと気にかかるけど、好奇心には勝てないな。
「わかりました、救世主になります。」
ハジメがそう言うと彼女は1枚の紙を渡してきた。
「これは契約書です、あなたの血をここへ」そしてナイフを手渡してきた。
ハジメは迷いなくナイフで指を切り、その紙へ血を落とした。その瞬間眩い光と共に体が浮遊感に包まれ始めた。
「ではあなたに加護があらんことを」と言い彼女は満面の笑みを浮かべていた。
気が付くと、そこは森の中だった。
服はハジメが着ていた覚えのないものだ、この世界に適した服装ってことか?
周りは見たことのない木や不思議な色をした草などが生い茂っている。
どうやら本当に異世界に来たようだ。
しかしここから何をすればいいのか分からない。
周りを見回しても木ばかりである。
とりあえず森を抜けようと日のさしている方へ歩き始める。
しばらく歩いていると遠くの方に人影が見えた。
向こうはまだこちらに気づいていないようでゆっくり歩いている。
ここがどこかと他に人がいる場所を聞こうと思い、声を掛けた直後、急にそいつはこちらに気付き振り向いたかと思うと手に持った剣を振り上げこちらに投げてきた。
剣はハジメの胸に突き刺さり、そのまま一の意識は遠のいていった。
意識が途切れる前に見た光景はまるでトカゲかドラゴンのような顔をした獣だった。
そいつはわけのわからない言葉らしいことをつぶやき、ハジメの胸に刺さった剣を抜き取った。
「…ああ魔王がいる世界ってことはこれが魔物ってやつか。」
次に気が付くと、ハジメは森の中にいた、胸に刺さった剣は見当たらず、痛みも無かった。
あれほど深く刺さってた剣の傷が簡単に消えるわけないしあの状況で助かったとも思えない…
信じられないけど、時間が戻った?
これが救世主になりえる力か?
とりあえず本当に最初の場面か確かめるためハジメは最初魔物と会った方に歩き出した。
しばらく歩くと、やはり遠くで人影が見えた、ハジメは隠れながら慎重に近づいて行った。
近づくにつれ姿がはっきりしてきた。形は人っぽく見えるが、顔や体を見る限り魔物に違いなさそうだな。
あんな奴らを相手にするにしてもどう戦えばいいんだ?
「魔物だ!魔物がいたぞ!」
ハジメが考えていると、どこからか声が聞こえたので急いで声の方を見た。
そこには鎧を身にまとった10人ほどの騎士?がいた。(何だあれは?まるで中世ファンタジーに出て来る軍隊みたいだ)
騎士たちの先頭にいた赤い瞳の騎士が俺に気付いたようで声をかけてきた。
「こんな所で何をしている?ここは危険だから早く逃げろ。」
その騎士の威圧感にたじろぐがその瞬間、先ほどの魔物が騎士たち目掛け襲い掛かってきた。
ハジメはあっけにとられたが赤い瞳の騎士は冷静に指示を出した 。
「みんな隊列を崩すなよ!攻撃で傷を負ったら下がって治療をするんだ!そしてすぐに動けるように待機しておけ!魔物は1体だが油断したら一瞬で死ぬぞ。」
騎士たちは隊列を取り、5人の大盾と剣を持った騎士がじりじりと魔物に近づき、後ろには弓や杖?みたいなものを持った騎士が構えをとっていた。
しかし魔物はそんなことはお構いなしに襲ってくる、すると後ろの杖を持った騎士が何かを唱えた直後、火球が魔物目掛け放たれた 。
火球は真っ直ぐ魔物に向かって飛んでいき魔物に直撃し爆発した。 (す......すごい......)
そう思った瞬間だった、煙の中から魔物が飛び出して来たのだ。それはものすごいスピードで飛び出しあっという間に騎士団の方に向かい 、次の瞬間前衛の騎士に切りかかった。
騎士は大盾で防ぐがその威力に吹き飛ばされてしまう。(嘘だろ!?あの火球を受けたのに生きてるのか?)
ハジメはあまりの光景に呆然としていたが、赤い瞳の騎士が話しかけてきた。
「危険だと言っただろう、向こうの方に行けば我らの拠点がある貴様はそこに向かえ。」と一点を指さした。
(やばい!あまりの光景にぼーっとしてた)
「......すみませんでした......」 俺は素直に謝った
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