死んでも蘇る世界で俺は何度も死ぬ

スぺラ

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4話 王都散策

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王都に到着したハジメと騎士団は王城の前に立っていた。

「ここからは君は入れない。一旦お別れだ。入団試験の受付は私から伝えておく。2日後に試験会場に来い。それと、これは餞別だ。」

そう言ってレイヴン団長は50000z(ゼニー)をハジメに手渡した。

「それだけあれば、宿代を除いても余裕はあるだろう。簡単ではないと思うが試験では頑張ってくれ。」

ハジメはレイヴン団長から手渡された50000zを受け取り、感謝の意を込めて頭を下げた。

「ありがとうございます、レイヴンさん。大切に使わせていただきます。」

その後、エレナと騎士達も激励をしてくれた。

「私達との訓練の成果を出せれば大丈夫、頑張れ、ハジメ!」

騎士団の皆はハジメに励ましの言葉をかけ、王城に入っていった。

「よし、じゃあ宿に行って手続きしてから街を見て回るか!」

ハジメは宿に行き9000z払い3日間の宿代を払った。その後、街中を見て回ることにした。

「おお、王都って言うだけあって賑わってるな。…ん、冒険者ギルド?へぇ、こういうのもあるんだな。」

ハジメは冒険者ギルドに入って行った。中は戦士や魔法使い、さまざまな格好をした人で賑わっていた。

「すいません、冒険者ギルドについて聞きたいんですけど。」

ハジメは受付の女性に話しかけた。

「初めての方ですね?では説明させていただきます。ここは冒険者たちが集まる場所で、さまざまな活動やクエストが行われています。

冒険者ギルドは、冒険者たちが情報の共有や仲間の募集、クエストの受注などを行うための組織です。

当ギルドに登録することで、冒険者としての身分を正式に認められ、ギルドのサービスを利用することができます。

登録には一定の手続きと登録料が必要です。登録料はギルドの運営費や施設の維持に充てられます。

また、登録すると冒険者としての身分証明書を受け取ることができます。この証明書は、クエスト受注やギルド内での活動時に必要となりますので、大切に保管してください。

ギルド内では案内所や掲示板が設置されており、そこでクエストの情報や仲間募集の掲示などを確認することができます。

クエストは冒険者が依頼主から頼まれた任務を遂行し、報酬を得る仕組みです。冒険者にはランクがありランク以上のクエストは受注出来ません。

以上が冒険者ギルドの概要です。もしご質問や疑問がありましたら、どうぞお気軽にお尋ねください。冒険者の道において、ギルドはあなたの力強いサポートとなるでしょう。」

受付の女性は一定のリズムでスラスラと冒険者ギルドについての説明をした。

「なるほど、登録しておいたら便利かもな。登録料はいくらですか?」

受付の女性は微笑みながら答えた。

「登録は5000zですが能力鑑定を行う場合3000z別途でかかります。」

ハジメはうなずいた。

「能力鑑定なんてのもあるんですね。じゃあ、登録お願いします。」

受付の女性は喜んで応じた。

「ありがとうございます、冒険者としての道に幸がありますよう祈っています。手続きを進めさせていただきますので、お待ちください。」

女性はハジメにいくつかの書類を渡し、必要事項を埋めるよう指示しました。ハジメは丁寧に書類を記入し、必要な情報を提供しました。

「これが登録料の5000zです。」

ハジメは登録料を受付の女性に渡した。

「はい、確かに確認しました。では、左手に見える鑑定士を訪ねて能力鑑定を行ってください。その能力に応じて冒険者ランクに多少の加点がされるかもしれません。」

ハジメは受付の指示通り、冒険者ギルド内にいる能力鑑定士のもとに向かいました。鑑定士は魔法によって物の価値等を見極める鑑定士と対象の能力を見極める能力鑑定士に分かれている。

「能力鑑定お願いします。」とハジメは言い3000zを手渡した。

能力鑑定士は魔法陣のが重なった部屋にハジメを案内し魔力を放出しだした。



10分ほどたって鑑定結果が出たのでハジメは結果を聞きに向かった。

「あなたの能力はこんな所ですね。肉体的な強さは多少ありますね。魔法の知識も割とありますがそれを扱う魔力が足りませんね。」

ハジメ
力:D 素早さ:D 戦闘技術:D+ 魔力:E 魔法知識:D+ 

ハジメは能力鑑定士からの結果を聞き、自分の現在の能力を知った。戦闘技術と魔法知識は他より高いが、身体的な能力はあまり高くないな、鍛錬を続けないとな。魔力は増やす方法もあるらしいが、王都に来るまでの間には魔力を増やすトレーニングはしてこなかったな。

「ありがとうございました。」

ハジメは受付の女性に能力鑑定の結果を報告した。

「ふむふむ、多少Dランクよりですが安全面を考慮してEランクですね。」

ハジメは自分の冒険者ランクがEランクと判定され少し落胆したが、仕方ないと思うことにした。はたして、入団試験は大丈夫なのか?と別の不安も現れた。

「ところで、魔物関係の依頼は全体的にどのくらいあるんですか?」

受付の女性は少し考えて答えた。

「魔物ですか?たまに発見されることがありますが、それ程無いですよ?」

あれ、魔王はいるはずだよな?と不思議に思ったが、ハジメは考えるのを一旦やめ試験に向けてのトレーニングに向かった。
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