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第二章 新しい恋の予感
53話 ※笑顔が可愛かった
しおりを挟む男は困ったなぁと呟きながら腰の動きは止めずにどちゅどちゅと奥を突くのを止めなかった。俺は男の手に自分の手を重ねて涙を流しながら必死に快楽に耐えていた
その姿が楽しいのかずっと男は楽しそうにニコニコしていた
「、、、ん?あぁ、手が汚れちゃうよ?ばっちいから僕のこと掴んでなよ」
「ああっ?!あ、あん、、、うぅんっ」
草を掴んでいた手を取られて男の肩へと誘導される。その時に男が身体を倒したせいで中の角度が変わり軽くイってしまう
あ、これいいとこあたって、、、いくっ
はふはふと息を吸いながらぼやける視界の中で男の顔を見る。さっきまでの猛獣のような瞳はなりを潜めて優しい目に変わっていた
「ほら、どうしたら奥まで挿入れていい?僕、無理やりするの嫌だからさぁ」
「あっああ、、、あんっ、んん、んあ!」
「君がいいって言ってくれないと美味しくもないし、、、ね?」
耳元まで顔を寄せ教えてと男に囁かれ腰が跳ねてしまうと、男に耳が弱いことがバレてしまいかぷりと耳を食べられた。
グチュグチュと耳元で卑猥な音が鳴り響き頭がクラクラとしてくる。肩を掴んでいる手で嫌だと押し返すのにやっぱり無力で舐められ続けた
「んちゅ、、、はぁ、、、もっとトロトロになったね、ふふふ」
「あぅ、、、ぁ、、、ひぃあっ、あんっ」
「ねぇ、頭撫でてあげるから奥まで挿入れていい?ほら、こうやってよしよ~しって撫でてあげるよ」
「、、、ぁ」
いつの間にかピタリと腰が止まって男は腰を掴んでいた手で頭を撫でてくれた。頭が少しクリアになっても撫でられるのが心地よくてふわふわとした気持ちになる
指に髪を絡めながらよしよしと撫でてくれて俺が掴んでいる手でも頬をもにもにと愛でてくれる。おまけに泣いた目元にキスまで、、、
そんなに甘く接しないで欲しい。こんなの、もっとして欲しくてだめになるやんか
「ほら、言ってごらん。僕に何をして欲しい?」
「あ、頭なでてほし、、、」
「そりゃもちろん、撫でるよ」
「、、、んぅ、しっぽもあとで食べたい」
「そうだねぇ~、ちゃんと食べられてないもんね。いいよ~、ちゅっ」
「あ、、、あと、は」
「うんうん」
俺がして欲しいことを話している間、ずっと目元や頬、唇へと悪戯にキスをされて無意識のうちににへらっと笑ってしまっていた
「っ?!」
「あと、、、はぐ、もして欲しい」
「っえ?!めちゃかわっ!、、、もちろんハグもしようね!♡」
「ふふふ、うれしい」
男はどこか嬉しさを滲ませながらも戸惑っていてぶつぶつと俺に聞こえない声で何か言っていた
「え、なに、胸がきゅんきゅんするんだけど、、、てか、可愛すぎない?え、どういうこと、、、え?」
「、、、あの」
男が顔に手を覆ったまま何か考えごとをしていたのをどうしてか自分に意識を向けたくて声をかけ、胸元の服を少しだけ引っ張る
すると紫の瞳と目が合って意識が自分に向いた事がわかるとさらに胸が高なった
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