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第二章 地響きの前夜

冒険の始まり

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 彼女の惑星が夏の終わりを迎えようとしているその日、女神ファレシラは一羽の白い鳩として夜明け前の空に翼を広げていた。

 鳥の体は世界を見て回るのに都合が良かった。この惑星の主神たる彼女は、遥かな古代にひとつの誓いを立てている。

『わたしは、この世界の誰にも加護を与えない』

 それは世界を統べる女神としてのけじめで、自分の星に生きとし生けるものすべてを差別無く扱うために必要な不文律ルールだった。

 しかし、それと引き換えに彼女は星に対する「全知」を失った。

 神々が地上について知ることのできる範囲は、基本的に自らの加護を与えた者についてだけだ。それ以上を知ることができないわけではないが、知ろうとすれば莫大な情報の渦に飲み込まれてしまうことになるだろう。実際、彼女の参謀たる叡智の女神ですら世界のすべてを把握することはできない。

 まして誰にも加護をやらないと決め、「全知」を放棄したファレシラは、世界に対してほとんど無知だった。

「高度を下げましょう。蝶に扮したカヌストンが待っていますよ」

 白い鳩の隣には黒いカラスが飛んでいた。叡智たるアクシノの助言に従って鳩は下降を始め、白と黒、二羽の鳥が夏の青空を降下する。

 地上が近づくにつれ、ファレシラは耳を覆いたくなるような酷い歌を聞いた。

 軍歌だ。国家や皇帝を主題に置いた、威圧的な歌が聞こえてくる。

 自分に対して捧げられたわけでもなく、他の神々に対して捧げられたわけでもない軍歌は、歌たる女神の心を削った。ただでさえ〈月〉のために消耗している力が失われていく。

 雲を抜けると眼下に血みどろの戦場が見えた。全知を放棄したファレシラにはどちらの陣営も同じ人間に見えたが、叡智によれば、二つの陣営は言葉も文化も違うのだそうで、互いに富や領土を争い、大地を赤く染めているのだという。

「見えてきました——あれがカヌストンの子、イサウです」

 カラスに扮したアクシノに促され、ファレシラは剣の神に愛された本物の勇者を見つけることができた。

 剣神カヌストンの直訴によって1HPを与えられたSランク冒険者が見えてくる。

 切りそろえた黒髪に苔のような緑の瞳。HPはまだ温存している——鍛え抜かれた肉体にあえていくつもの弓矢を受けたまま、男は神々の真の敵に挑んでいた。

 最初の相手はレディ・アントと呼ばれている〈月〉から来たアリの化物だ。数千匹のイビル・アントを使役するアリの女王は配下のすべてに男の殺害を指示したが、冒険者イサウは日本刀と呼ばれる片刃の剣の一振りで配下を蹴散らし、続くニノ太刀で女王を切り裂いた。

 その傍らでは蝶に扮した剣神カヌストンが飛び回り、懸命に加護を与え続けている。

「——予想通り〈月〉から竜が来ます。ファレシラ様もご加護と〈天罰〉のご用意を」

 カラスが冷静に告げた。鳩は頷いて、天罰に備え〈神秘の力〉を準備した。

 レディ・アントを斬り殺したSランク冒険者イサウはそのままレテアリタ帝国の本陣に突撃した。彼は祖国たるドーフーシ帝国の側に付いて戦っているそうだが、神の視点からすれば国家は重要ではない。どうでもいい。

 どちらの国の王家にもこのあと天罰を下す。重要なのは、この世界に生まれた者たちに〈月〉の守りを突破してもらうことだ。

 レテアリタ帝王の本陣から腹の震えるような遠吠えが上がった。〈月〉から呼び出された化物がファレシラの世界に解き放たれ、周囲の人間を敵味方問わず踏み潰しながらイサウを目指して突き進む。

 ファレシラの統べる惑星に顕現した異物は赤く巨大な竜だった。叡智によれば、あれは〈月〉の伯爵で、ロスルーコという名前だと聞く。その巨体は動く城のように見え、細く伸びた首の先から水銀を含んだ毒の炎を吐いていた。

 哀れな両国の兵士たちは炎に焼かれ、踏み殺されながらも軍歌を歌い、歌の女神ファレシラの加護を祈っていた。しかしファレシラには応えるつもりがない。

 むしろ聞かないようにして歌の女神は戦いを見守った。

 冒険者イサウは剣の神から本当に愛されたものだけが持ちうる〈天剣〉のスキルを発動し、莫大なMPを消費して赤き竜ロスルーコに切りかかった。

 一打目はかわされ、二打目は厚い皮膚に阻まれた。竜が吠えながら火を吹く。イサウは炎をもろに浴びたが、HPが彼を守った。三打目がついに竜の首を捉える。

 武闘派ではないファレシラでさえその剣は美しく見えた。

 首を飛ばされた竜はマグマのように熱い血を吹き出しながら倒れ、血液を浴びた兵士たちが次々と焼け死ぬ。

 Sランクの冒険者であってもその被害から逃れることはできず、黒髪の男は竜血に全身を焼かれながらもレテアリタ皇帝が指揮を執る本陣に突撃した。

 皇帝は忌々しい魔法陣の上に立ち、結界の周りを〈月〉の神々から加護を得た護衛が囲んでいる。この世界に生まれた存在が、あの結界さえ超えてくれたら……!

「——加速を!」

 黒いカラスが鋭く鳴き、ファレシラは男に〈思考加速〉と〈調速〉の奇跡を与えた。主観的な時間が急変したことになるが、イサウは決して慌てることなく、むしろ嬉しそうに微笑んだ。男の視点ではゆっくりと——客観的には人類を超越した速さで動き、次々と護衛を切り伏せていく。

 ファレシラはほとんど勝利を確信したが——彼女の耳に訃報が届いた。

「うあ、え……? くそ……あの土地はまだ〈星辰祭〉じゃないのに!」
「どうしたの、アクシノ?」

 カラスは混乱したように首を振った。

「——ウユギワ村の服屋で、ワタシの子パルテが『敵』を鑑定しました。〈月の眷属〉です! パルテの鑑定はレベル1ですし、敵を見つけたことに気づいていませんが、相手は見抜かれたと知った——ウユギワのダンジョンに逃げていきます。想定より5ヶ月も早い……!」
「混沌の影()の村で……?」

 ファレシラはカオスシェイドの名に思わず笑いかけたが、そんな場合ではなかった。

 ウユギワ村に、神々の宿敵が潜んでいる……!?

 つい口調がキツくなった。

「アレを——カオスを呼び出すだけで百年かけたのよ、アクシノ!?」
「考えさせてください」

 カラスはそう答えて沈黙した。黒い首を小刻みに震わせ、目まぐるしく思考を巡らせる。ややあって、叡智の女神は口を開いた。

「今、冒険のニケが挑発に乗りました。一芝居打ってもらいます。あの村に子猫がいて良かった……7年前、あいつやケンケンが大騒ぎしたときは不要だろうと馬鹿にしましたが、こうしてみると三毛猫は必要でしたね。このあと混沌()に予定外のSPをくれてやりますが、これでどうにかなるでしょう——それよりも、今はあの英雄に慈悲を!」

 Sランクの冒険者は今にも命を失いそうだった。

 停止した時間の中、すべてを賭けて帝国に挑んだイサウはついに本陣へ分け入り、帝王を守る最後の護衛二人を切り伏せた。

「もうMPが……思考加速が解除されます」

 しかしイサウはそれまでだった。ずっと体に刺さったままの弓矢は彼の体力を消耗させていたし、剣を振る手からも握力が失われていく。しかし男は帝王に向かって足を踏み出し、一歩、その足を結界の中に入れてくれた。

 ファレシラは鳩の体を捨て、結界の中へ即座に顕現した。迫り来る勇者に怯えていた帝王は、愚かにも救いの女神が現れたと考えたようだ。

「おお、女神よ——」
「レテアリタ皇帝アニザラ、あなたはわたしの世界に要らない」

 ファレシラは帝王の言葉を打ち消すように言った。

「あなたは、わたしの星に居てはいけない」

 女神の世界から存在を否定された王は黒い闇に包まれ、女神の星から一瞬で消え去った。〈月〉の守りさえ突破できれば存在否定てんばつを妨げる壁は無い。少し酷かもしれないが、今ごろ帝王の妻や子もこの星から拭い去られているだろう。

「……感謝する、剣よ……。娘のかたきを取ることができた」

 振り返るとSランク冒険者が口から血を吐いていた。その傍らには白衣を纏い顕現したカヌストンの姿がある。長身の禿で、長く白い髭を伸ばした老人は、加護を与えた責任として死に向かう子に立ち会っていた。

「……カヌストン様、どうか、どうか娘を……奇妙な子ですが、あの子はきっと……」

 冒険者イサウは死出の哀れみを乞うように平伏してつぶやいた。

「無論だ、イサウ。おまえはわしの願った通り勇敢に戦った。剣たるわしの名にかけて、願いは必ず聞き遂げられる」

 ファレシラの世界からまたひとり英雄が消えた。偉大な冒険者は床に広がる魔法陣の上に崩れ落ち、忌々しい〈常世の女神〉が現れて静かに命を引き取って行く。座敷わらしのようなおかっぱ頭の少女は遺体からなにかをすくい上げ、カヌストンは一瞬、腰に佩いた剣を抜きたいような動きを見せたが——しかし、なにもせず常世を見送る。

 剣の老人は重々しく言った。

「……まだですぞ、ファレシラ様。〈月の眷属〉はイサウの祖国たるドーフーシにも忍び込んでいる。あちらにはラーナボルカ市のギルマスら5人が向かっていますが、どうなるか……」

 レテアリタ帝王の死にドーフーシの兵士が沸き立つ声がした。兵士たちは不愉快な軍歌を絶叫し、ファレシラは思わず耳を塞いだ。

 こんな戦争が起きている上に、ウユギワ村に裏切り者がいる……?

 想像すると恐ろしくなった。あっちもこっちも、問題だらけの自分の世界に目を回しそうだったが、そんな女神の混乱に輪をかけるようにアクシノの叫び声がする。

「鑑定が! ——今、三毛猫の母でワタシの子が——ポコニャが迷宮の5層で〈敵〉の姿を鑑定しました。
 へえ、なるほどね……予想外ではあったが、よりにもよって〈剣閃の風〉を利用するつもりか? しかしながら——おいおいポコニャ、しっかりしろ。常識的に考えろ! もっと言葉を……む……うわ、嵌められました。だけど……?」

 不安になるようなつぶやきだったが、しかし、叡智のカラスは口を大きく開いて星辰に請け合った。

「——勝てますね。連中が剣閃の風を巻き込んだ時点で『雑草』の自滅です。例の三毛猫が黙っていませんし、子猫にはカオス()が付いている。この世界の者には加護を与えないと決めたあなたが、異世界から連れてきたイカれた子です」

 勝てる、という叡智の予想にファレシラは安堵した。本来であればウユギワ村の冬を襲うはずだった戦いは予想外に前倒しされたが、問題なさそうだ。

「アイツの馬鹿げた〈鍛冶〉は見ものですよ。きっと今夜にも銘を入れるでしょう」

 カラスに扮したアクシノは気楽な調子で予想を語った。

「奴が作った武器や防具は、この五年、鍛冶の男神おがみが目を離せないでいる“業物”です。鍛冶の神アイワンには、気になるのなら加護をやれよと提案しているのですがね。
 ——今はあの子をお気になさらず、ドーフーシの王家にも天罰を与えてください。僭越ながら申し上げましょう……あの罪深い帝国もまた、ワタシたちの星に許されてはいけない」

 叡智の声が氷のような響きに変わり、〈歌〉は再び鳩に変わって、カラスと一緒にドーフーシの本陣へ飛んだ。


  ◇


 抜けるような夏空の下、あぜ道を1時間ほど歩いた俺たちはウユギワ迷宮の入り口にたどり着いた。

 それまでずっと聞こえていたセミの声がしない。耳が痛くなるような静けさの中、木々の生い茂る山の裾野にぽっかりと黒い口が開いている。暗い海の底でじっと口を開き、獲物が目の前にやってくるのを待つ深海魚のようだ。

 横は二十、高さも十メートルはありそうな入り口の脇には四畳半ほどの鋼鉄の檻があり、中で老人が孤独に耐えていた。冒険者から「イケニエ」と呼ばれているギルドの職員だ。

「……おお、今日は入る子が多いね」

 老人の本来の仕事は迷宮に入ろうとする者の確認と記録だ。相手がギルドに所属していて、冒険者カードを持った者なら名前と時刻を記録して通行を許可する。資格を持たず、好奇心から見物に来ただけの子供は怒鳴って追い返す。それが彼の仕事なのだが——問題は、迷宮からは日に数十体の魔物が飛び出してくる点にあった。大半は弱いモンスターばかりだが、時にはオークのような強敵が出てくることもあり、そうなれば最初の犠牲者は彼だった。

 イケニエはギルドでも一、二を争う不人気の依頼クエストで、冒険者を引退し、家族もいない老人が交代でやることが多いと聞いている。

 魔物相手にどこまで役に立つのかわからない鉄柵ぼうへきの中には木の机と椅子があり、どこか寂しげな顔をした老人は、シュコニが差し出した冒険者カードと、俺とミケの臨時通行証を控えに書き写した。机には簡単な日時計があり、大まかな時間も書き残す。

「ギルドから聞いてはいたが、こんな子供を入れるなんて……通って良いよ。仮の通行証カードではあるが、ニケ様の守りを得られるだろう」
「にゃ? じいさんは、夜とか雨の日は時間をどうやって知る?」
「気をつけなさいよ、危なくなったらすぐ逃げるんだ。わしも長いこと冒険したが、冒険者の極意は逃げることだ。命がけの戦いなんてのは戦士のやることさ」

 老人はミケの質問を無視して警告し、シュコニとミケを順番に見たあと俺の姿を何度も見た。

「おい、おい、あんたたち鎧はどうした? ——ああ、子供二人はあの星辰祭の子か。HP持ちを見たのは後にも先にもあの時だけだが……そうか、もうこんなに大きく——にしても坊主、武器はどうした。魔法系かね? 後衛でも普通はナイフくらい持つものだぞ」

 ミケは赤いスカートの上に皮ベルトを締め、母さんの〈シルフの懐刀〉を吊っていた。

 シュコニの武器は見た目も拵えも日本刀そのままで、鞘についた紐をパイスラッシュして背中に担いでいる。ここまでの道中で聞いたのだが、彼女はドーフーシという国の剣術に心得があるらしい。

 MPを節約したいのもあって剣術について詳しい鑑定はしていないが、彼女は道中で襲って来た火頭雉かとうきじなら鎧袖一触だった。おかげで卵が20個も手に入った。


 3人きりのパーティのうち、素手でいるのは俺ひとりだけだ。子猫が偉そうに鳴く。

「にゃ! じいさんナイス・クエスチョン。ミケもひたすら詰問したのだが、カオスシェイドは口を割らないのです」
「その呼び名はやめろ。道中の雑魚はミケやシュコニが倒しちゃったから、俺は武器を出さなくても良かっただけだよ」

 しかしまあ、迷宮に入るならそろそろ装備するべきかね。

「……武器ならあるよ。倉庫に入ってる。ミケには昨日言いかけたけど、」
「にゃにゃ……!? 昨日ゆってたカッシェのお宝か?」

 俺が〈常世の倉庫〉を開く詠唱を始めると、ミケはワクワクした顔で倉庫が開くのを待った。両親らのための鎧はまだ秘密にするとして、俺は自分の〈武器〉を取り出した。

 布に包まれたそれを取り出すとミケは興奮したようにしっぽを太くしたが——布を取り去るとジト目になった。シュコニも首をかしげたし、イケニエの老人がため息をつく。

「おい坊主、そのふざけた武器えものはなんだ?」

 ——ふん、鑑定を持たない連中にはコレのヤバさがわからないだろうな。

 ゼロ歳で鍛冶スキルを取得し、二歳から金槌を振り始めたとき、俺は2着の鎧と一緒に自分専用の武器を作ることにした。本命たる鎧作りを前に武器でスキルを試したかったのもある。

 色々な武器を考えてはみたが、当時も今も、俺が使いたい武器はコレだけだった。両親の目を盗んで素材を確保した俺は、ゼロ歳時点で四千もあったMPを毎日惜しみなくつぎ込み、五年がかりでこの武器を鍛えてきた。

「……お前らは笑うけどな、これは伝統的な武器なんだぞ? これは日本……イヤつまり、これは〈叡智の女神〉よると、チキューという地域にある謎の王国ジャパンでは、駆け出しの冒険者が最初に装備しなければいけない武器なんだ。それがお約束なんだ。他の武器ではダメなんだ」

 俺は“木の棒”を手に取った。約120センチのこの棒は、見る目を持たないアホには「ただの棒」に見えるだろう。しかしそうじゃねえ。

 邪神ファレシラからクエストを押し付けられたゼロ歳のあの日、俺は、この迷宮の攻略こそが俺の最初の〈冒険〉になるのだと理解した。

『異世界転生のテンプレみてえな人生を送りたい』

 女神に馬鹿な願いをしてしまった自分が、これから7年かけて迷宮に挑み、〈最初の冒険〉をしなければならないのだと理解した。

 RPGの勇者のように、まずは村の周辺で暴食の蔓グラトニーバインのようなザコを倒すレベル上げに徹した。自分用じゃないが鎧だって用意したし、火と水の魔法も訓練した。

 テンプレみたいなレベル上げに励んだ。

 ——なら、最初に持っていく武器は「コレ」以外にあり得ないよね……?

「教えてやろう、ミケ……この棒は『ひのき』を削ってできている。ジャパンでもウユギワでも『ひのき』と呼ばれている木だ」
「にゃ? ひのきなんてその辺にいくらでも生えてる。ただの木」

 子猫が馬鹿にしたように笑ったが、俺は相手にしなかった。

「……銘は、見たままの名前にした」

 棒を両手でしっかり握ると、その“棒”は青白く輝いて、薄暗い洞窟ダンジョンの入り口を明るくした。

 ほとんどビームサーベルのような見た目だ。ただ握っただけで放たれた圧倒的な剣気に俺を嘲笑っていた三毛猫が真顔になる。

「おいカオス……その棒、にゃに」

 ……なあ父さん、無事か? あんたに言われた通り、俺は今から〈冒険〉してみるぜ。


 脳内に〈叡智〉の怜悧な声が響いた。声は半笑いだった。

〈ウユギワ村のカオスシェイドは、『ひのきのぼう』を装備しましたw〉

 七年がかりで鍛えた“棒”には、概算で370万ものMPがそそぎ込まれている。



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