隣に住んでた7歳上のお姉ちゃんが好きだった話

フロッちゃん

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思い出

中二

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 中二の正月は、うるさかった。飲み慣れてきたお酒を飲んでよっていたからだ。なぜ、正月に彼女が我が家にいるのか。彼女は一年ほど前から車の免許が欲しいと言っていた。念願の免許だったらしい。うちの親は乗り気になって正月兼彼女のお祝いパーティーと化していたのだった。
彼女のはしゃぐ様ははいつもとは比べ物にならないほどだった。
 深夜三時、痺れを切らして彼女が渋々家に帰る時、手紙を渡した。
「ほんとは入学式後に渡したかったんだけど、忘れてたわ」
「ちゃんとしてよ…」
そう言いながらも喜びを隠せなかったと思う。手紙には一言、「友達、つくりなよー」とだけ。おせっかいだ。とも思ったが。確かに今まで一度も家に友達を連れてきた事がない。今まで一度も話の合う友達がなかったわけじゃない。でも、あくまでそれは学校の中での中だった。
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