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一章
ハーフタイム(2)
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それは、生命の絶叫。
――……ゥゥ、ァオオオオォォォォ――――ンッ!!!
森の中の空き地の方から響く、再度の咆哮。
そこには、重圧と、殺気と。
胸を締め付けられるほどの哀切が籠もっている。
悲壮なほどの覚悟が、込められている。
その叫びに、俺とカノンも覚悟を決める。
俺たちは、あいつと相対する。
あいつとの闘争に、正面から勝利する。
あいつの命を奪い取ってでも、生き延びる。
それが俺たちの望む、この冒険の結末だ。
休息も取れた。相談もできた。
取るべき道も決めた。その覚悟も決まった。
ならばあとは――ただひたすら、往くだけだ。
「――っと、カノン。ケープは外しといたほうがいいかもしれんぞ」
空き地の方へ向かう前に、カノンに声を掛ける。
カノンの纏う、漆黒のケープ。
カノンがそれに特別な思い入れを持っていることはわかる。
激しい相対の中で邪魔になるかもしれないということを抜きにしても、破れたり汚れたりすることを避けたいならば、外しておいたほうが良いだろう。
そう思い、声を掛けたのだが。
「……ううん。付けてる」
強い意志の籠もった目と共に返される、否定の言葉。
その理由を言わないカノンの、その胸中までは――測れない。
「……わかった。
でも、そのケープよりも自分の身を優先してくれよ?
死んだらロストすることには変わりないからな」
「んっ」
厳密に言えば、カノンが死に戻った後、その遺品として俺が回収することはできる。
だが――そのケープが、カノンの手に戻ることはないだろう。
「あと――ごめん、カノンに渡した楔、1本貰ってもいい?」
「んっ、いいよ。……2本とも、持ってってもいい、けど」
「……いや。1本は持っとけ。噛まれそうな時とかに――っと、ありがと」
これで手持ちは再び6本。
……まぁ、余程ミスらなきゃ、足りる……か?
最低でも2本は使う予定なのだが、ミスるとそれだけ猶予が減る。
「……ぅしっ、んじゃ行くかっ!!」
「うんっ!!」
さぁ、行こうか。
俺たちの望む結末ってやつを、掴み取るために。
*────
先ほどの咆哮の聞こえてきた、森の中の空き地。
そこに俺たちは、その獣の姿を見る。
四つ脚で立った状態では体高1.5m、全長3mほどにもなる、白い巨躯。
色素の抜け落ちた薄絹のような、どこか儚げなその灰色の体毛が――
「――ぁ……」
「――ッ!!」
――真っ赤に、汚れている。
その体躯には、その身を穿つ、広げた手のひらほどの太さの鉄杭が刺さっている。
背中側から胴体に貫通する鉄杭が、1本だけ。
地面に引きずられた鉄杭の先からは、赤い液体が、今もなお、どくどくと流れ落ちている。
その赤は、目の前の獣が、生きているという証左で。
そしてそれは、その命が、今まさに流れ出しているという証拠で。
獣の背中には、手のひらほどの大きさの、赤黒い孔が空いている。
その穴のまわりは、真っ赤に、真っ赤に、汚れている。
「……そう、か。
……そう、だよ、な」
獣の背後、空き地の周縁部、森の中へと続く。
夥しい流血痕、引きずるような擦過痕。
その血だまりは、まるで乾く気配はない。
その痕は、俺が目の前の獣を樹の下敷きにした方から続いている。
「お前には……時間がなかった、んだよな」
目の前の獣は、アミー種ではあるが、通常のアミー種ではない。
大型犬ほどの大きさの通常種と比べ、異常なほどに巨体化した体躯。
通常種と比べ、より大きく、より速く、より強くなった。
――それだけで、済むはずがないのだ。
身体を支える四肢にかかる負担も、その身が費やすエネルギーも。
その身が発散しなければならない熱量も、取り込むべき酸素量も。
生きるために成立していたバランスのなにもかもが、歪になってしまっている。
運動すればするほど、身体に熱が溜まる。
その巨体を支える四肢に、恐ろしいほどの負荷が掛かる。
あるべきかたちを失ってしまったお前の身体は、動けば動くほど壊れていく。
動けば動くほど身体に負担が掛かり、その命を削ることになる。
だがそれでも、お前は狩りを続けなければならない。
その巨躯を動かし続けるためには、膨大なエネルギーが必要だ。
ほかの命を喰らい続ける必要がある。
動き続ける必要が、ある。
「お前は……強引にでも、抜け出すしかなかったんだよな。
その身に刺さり、傷口を塞いでいた鉄杭を、引き抜いてでも」
目の前の獣には、2本の鉄杭が刺さっていたはずだ。
だが目の前の獣に刺さっている鉄杭は、1本だけだ。
もう1本は、抜けたのか、それとも強引に抜いたのか。
木の下から抜け出すためには、抜く必要があったのだろう。
だが――その鉄杭を抜いたことで、傷が開いてしまった。
いや、流血具合からすると、そんな生易しいものではない。
それはまるで、今の今まで、なんの治癒も成されていなかったような。
つい先ほどその身に杭を穿たれ、そして乱暴に引き抜かれたような。
目の前の獣の、死に至る失血量などわからないが。
身体から流れ出るその量は――駄目だろう。
流血が止まるような気配も――ない。
目の前の獣はもう――死にかけている。
目の前の獣の死は、その身に刺さる杭を引き抜いてしまったことで、秒読みとなった。
だが、それでも。
目の前の獣は、樹の下で緩やかな衰弱死を待つことを嫌った。
目の前の獣は、死の淵に立ってでも、俺たちを喰おうとしている。
それが、生き延びるための、最善の道と信じて。
「……ッ」
身体に負担を掛け、自分の命を削って狩り続けて。
自分の命の灯を、自ら風前に晒すような状況に追い込んで。
自分の命をベットに載せた、乾坤一擲の賭けに打って出て。
それでも――お前は、長く生きられない。
俺たちとの闘争に勝利し、狩りを成功させても。
俺たちの血肉を喰らい、その飢えを満たしても。
お前という命は――続かない。
なぜなら、お前は異常な進化をしてしまったから。
アミー種という生命の規格を外れ、大きくなりすぎてしまったから。
その活動コストに、エネルギーの供給が釣り合わないから。
喰っても喰っても、その飢えを満たすに足りないから。
だからお前らは、かつて、俺たちを殺すことができたのに、俺たちに負けた。
俺たちを追い立て、駆り立て、惨殺し、その死肉を食い漁り。
そしてその果てに、お前らは、餓死した。
ひたすらに殺され続けた俺たちは、生き残った。
それが死に戻りを可能とする仮想現実のなかでなくとも同じことだ。
たとえ現実であっても、お前らは生存競争で人間という種に敗北していただろう。
人間という生命種をすべて殺して回るには、お前らの寿命は短すぎる。
お前らの存在は、生存競争を生き延びられる形をしていない。
お前らが生きやすい、お前らのあるべきかたちでは、ない。
ただ強いというだけでは、ただ殺せるというだけでは。
生き延びることなど、できないのだ。
――……
目の前の獣が、にわかに鼻先を高く持ち上げる。
遠吠えすることもなく、鼻先を引くつかせることもなく。
ただ、天を仰ぐように。
俺は知っている。
その仕草の意味を知っている。
だから俺は――ナイフを構え、足を緩く開く。
目の前の獣をぎゅっと見つめたまま、囁くように呟く。
「――カノン。やれる?」
「……や、るっ」
目の前の獣が放つ、膝を折りたくなるほどの重圧。
微動だにしない、前方にピンと伸ばされた細い耳。
歯茎を剥き出すように、食いしばられた顎。
落ち窪んだ暗い眼窩から、確かに放たれる視線。
張り詰められた四肢に漲る、今にも弾けそうな力。
ぶわりと膨らんだ、長く嫋やかな尻尾。
そのすべてが、声高に告げている。
お前を――殺す。
お前を――喰う。
おれは――生きるッ!
後退りを始めようとする足を、地面に縫い留める。
背中に伝う冷たい雫。響く耳鳴り。脈打つ鼓動。
呼吸を忘れて詰まる息を――ぐっと呑み込む。
ああ、もう――
「――最高だよ、おまえ」
俺の掲げる信念、その一つの境地。
生きるということ。
最後の最期まで、生き足掻くということ。
かつてそれを示してくれたのは、一匹の獣だった。
死の淵に立ってもなお、闘争心を失わない。
死ぬと分かってもなお、生きるのを諦めない。
それが、単なる足掻きに過ぎないとしても。
その果てに待ち受ける死を、悟っていても。
最期まで、生き足掻くことを諦めなかった。
俺はそこに、命の矜持を見た。
それは、気高いと。
それが、恰好いいと。
そのように、生きたいと。
そのように、逝きたいと――思ったんだ。
なぁ、師匠。
ワンダラーとしての、俺の原点。
俺は、お前を目指してみたけど。
全力で、生き足掻いてきたけど。
ほんの少しは、お前に近づけたのか?
俺はお前のように、カッコよくなれたのか?
……え、まだ見てないからわからない?
そりゃそうだ。じゃあ悪いけど、今から見てくれ。
そして、もう一度、教えてくれ。
迸るほどの、命の熱さを。
眩いほどの、命の輝きを。
誰もが持つ、命の強さを。
「――行くぞ、ズールッ!!」
俺たちも、お前も、まだ生きているんだ。
ならば死ぬまで、生き足掻いてやろうぜッ!!
――……ゥゥ、ァオオオオォォォォ――――ンッ!!!
森の中の空き地の方から響く、再度の咆哮。
そこには、重圧と、殺気と。
胸を締め付けられるほどの哀切が籠もっている。
悲壮なほどの覚悟が、込められている。
その叫びに、俺とカノンも覚悟を決める。
俺たちは、あいつと相対する。
あいつとの闘争に、正面から勝利する。
あいつの命を奪い取ってでも、生き延びる。
それが俺たちの望む、この冒険の結末だ。
休息も取れた。相談もできた。
取るべき道も決めた。その覚悟も決まった。
ならばあとは――ただひたすら、往くだけだ。
「――っと、カノン。ケープは外しといたほうがいいかもしれんぞ」
空き地の方へ向かう前に、カノンに声を掛ける。
カノンの纏う、漆黒のケープ。
カノンがそれに特別な思い入れを持っていることはわかる。
激しい相対の中で邪魔になるかもしれないということを抜きにしても、破れたり汚れたりすることを避けたいならば、外しておいたほうが良いだろう。
そう思い、声を掛けたのだが。
「……ううん。付けてる」
強い意志の籠もった目と共に返される、否定の言葉。
その理由を言わないカノンの、その胸中までは――測れない。
「……わかった。
でも、そのケープよりも自分の身を優先してくれよ?
死んだらロストすることには変わりないからな」
「んっ」
厳密に言えば、カノンが死に戻った後、その遺品として俺が回収することはできる。
だが――そのケープが、カノンの手に戻ることはないだろう。
「あと――ごめん、カノンに渡した楔、1本貰ってもいい?」
「んっ、いいよ。……2本とも、持ってってもいい、けど」
「……いや。1本は持っとけ。噛まれそうな時とかに――っと、ありがと」
これで手持ちは再び6本。
……まぁ、余程ミスらなきゃ、足りる……か?
最低でも2本は使う予定なのだが、ミスるとそれだけ猶予が減る。
「……ぅしっ、んじゃ行くかっ!!」
「うんっ!!」
さぁ、行こうか。
俺たちの望む結末ってやつを、掴み取るために。
*────
先ほどの咆哮の聞こえてきた、森の中の空き地。
そこに俺たちは、その獣の姿を見る。
四つ脚で立った状態では体高1.5m、全長3mほどにもなる、白い巨躯。
色素の抜け落ちた薄絹のような、どこか儚げなその灰色の体毛が――
「――ぁ……」
「――ッ!!」
――真っ赤に、汚れている。
その体躯には、その身を穿つ、広げた手のひらほどの太さの鉄杭が刺さっている。
背中側から胴体に貫通する鉄杭が、1本だけ。
地面に引きずられた鉄杭の先からは、赤い液体が、今もなお、どくどくと流れ落ちている。
その赤は、目の前の獣が、生きているという証左で。
そしてそれは、その命が、今まさに流れ出しているという証拠で。
獣の背中には、手のひらほどの大きさの、赤黒い孔が空いている。
その穴のまわりは、真っ赤に、真っ赤に、汚れている。
「……そう、か。
……そう、だよ、な」
獣の背後、空き地の周縁部、森の中へと続く。
夥しい流血痕、引きずるような擦過痕。
その血だまりは、まるで乾く気配はない。
その痕は、俺が目の前の獣を樹の下敷きにした方から続いている。
「お前には……時間がなかった、んだよな」
目の前の獣は、アミー種ではあるが、通常のアミー種ではない。
大型犬ほどの大きさの通常種と比べ、異常なほどに巨体化した体躯。
通常種と比べ、より大きく、より速く、より強くなった。
――それだけで、済むはずがないのだ。
身体を支える四肢にかかる負担も、その身が費やすエネルギーも。
その身が発散しなければならない熱量も、取り込むべき酸素量も。
生きるために成立していたバランスのなにもかもが、歪になってしまっている。
運動すればするほど、身体に熱が溜まる。
その巨体を支える四肢に、恐ろしいほどの負荷が掛かる。
あるべきかたちを失ってしまったお前の身体は、動けば動くほど壊れていく。
動けば動くほど身体に負担が掛かり、その命を削ることになる。
だがそれでも、お前は狩りを続けなければならない。
その巨躯を動かし続けるためには、膨大なエネルギーが必要だ。
ほかの命を喰らい続ける必要がある。
動き続ける必要が、ある。
「お前は……強引にでも、抜け出すしかなかったんだよな。
その身に刺さり、傷口を塞いでいた鉄杭を、引き抜いてでも」
目の前の獣には、2本の鉄杭が刺さっていたはずだ。
だが目の前の獣に刺さっている鉄杭は、1本だけだ。
もう1本は、抜けたのか、それとも強引に抜いたのか。
木の下から抜け出すためには、抜く必要があったのだろう。
だが――その鉄杭を抜いたことで、傷が開いてしまった。
いや、流血具合からすると、そんな生易しいものではない。
それはまるで、今の今まで、なんの治癒も成されていなかったような。
つい先ほどその身に杭を穿たれ、そして乱暴に引き抜かれたような。
目の前の獣の、死に至る失血量などわからないが。
身体から流れ出るその量は――駄目だろう。
流血が止まるような気配も――ない。
目の前の獣はもう――死にかけている。
目の前の獣の死は、その身に刺さる杭を引き抜いてしまったことで、秒読みとなった。
だが、それでも。
目の前の獣は、樹の下で緩やかな衰弱死を待つことを嫌った。
目の前の獣は、死の淵に立ってでも、俺たちを喰おうとしている。
それが、生き延びるための、最善の道と信じて。
「……ッ」
身体に負担を掛け、自分の命を削って狩り続けて。
自分の命の灯を、自ら風前に晒すような状況に追い込んで。
自分の命をベットに載せた、乾坤一擲の賭けに打って出て。
それでも――お前は、長く生きられない。
俺たちとの闘争に勝利し、狩りを成功させても。
俺たちの血肉を喰らい、その飢えを満たしても。
お前という命は――続かない。
なぜなら、お前は異常な進化をしてしまったから。
アミー種という生命の規格を外れ、大きくなりすぎてしまったから。
その活動コストに、エネルギーの供給が釣り合わないから。
喰っても喰っても、その飢えを満たすに足りないから。
だからお前らは、かつて、俺たちを殺すことができたのに、俺たちに負けた。
俺たちを追い立て、駆り立て、惨殺し、その死肉を食い漁り。
そしてその果てに、お前らは、餓死した。
ひたすらに殺され続けた俺たちは、生き残った。
それが死に戻りを可能とする仮想現実のなかでなくとも同じことだ。
たとえ現実であっても、お前らは生存競争で人間という種に敗北していただろう。
人間という生命種をすべて殺して回るには、お前らの寿命は短すぎる。
お前らの存在は、生存競争を生き延びられる形をしていない。
お前らが生きやすい、お前らのあるべきかたちでは、ない。
ただ強いというだけでは、ただ殺せるというだけでは。
生き延びることなど、できないのだ。
――……
目の前の獣が、にわかに鼻先を高く持ち上げる。
遠吠えすることもなく、鼻先を引くつかせることもなく。
ただ、天を仰ぐように。
俺は知っている。
その仕草の意味を知っている。
だから俺は――ナイフを構え、足を緩く開く。
目の前の獣をぎゅっと見つめたまま、囁くように呟く。
「――カノン。やれる?」
「……や、るっ」
目の前の獣が放つ、膝を折りたくなるほどの重圧。
微動だにしない、前方にピンと伸ばされた細い耳。
歯茎を剥き出すように、食いしばられた顎。
落ち窪んだ暗い眼窩から、確かに放たれる視線。
張り詰められた四肢に漲る、今にも弾けそうな力。
ぶわりと膨らんだ、長く嫋やかな尻尾。
そのすべてが、声高に告げている。
お前を――殺す。
お前を――喰う。
おれは――生きるッ!
後退りを始めようとする足を、地面に縫い留める。
背中に伝う冷たい雫。響く耳鳴り。脈打つ鼓動。
呼吸を忘れて詰まる息を――ぐっと呑み込む。
ああ、もう――
「――最高だよ、おまえ」
俺の掲げる信念、その一つの境地。
生きるということ。
最後の最期まで、生き足掻くということ。
かつてそれを示してくれたのは、一匹の獣だった。
死の淵に立ってもなお、闘争心を失わない。
死ぬと分かってもなお、生きるのを諦めない。
それが、単なる足掻きに過ぎないとしても。
その果てに待ち受ける死を、悟っていても。
最期まで、生き足掻くことを諦めなかった。
俺はそこに、命の矜持を見た。
それは、気高いと。
それが、恰好いいと。
そのように、生きたいと。
そのように、逝きたいと――思ったんだ。
なぁ、師匠。
ワンダラーとしての、俺の原点。
俺は、お前を目指してみたけど。
全力で、生き足掻いてきたけど。
ほんの少しは、お前に近づけたのか?
俺はお前のように、カッコよくなれたのか?
……え、まだ見てないからわからない?
そりゃそうだ。じゃあ悪いけど、今から見てくれ。
そして、もう一度、教えてくれ。
迸るほどの、命の熱さを。
眩いほどの、命の輝きを。
誰もが持つ、命の強さを。
「――行くぞ、ズールッ!!」
俺たちも、お前も、まだ生きているんだ。
ならば死ぬまで、生き足掻いてやろうぜッ!!
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