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一章
提案
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*────
――なにか、いい匂いがする。
――寝るのには、まだ早い。
――眼を、開こうか。
*────
「ん――」
目を開いた、俺の目の前に。
カノンの、顔がある。
俺を、見下ろしている。
全身に、感覚がない。
なにも、感じられない。
だが、妙に頭は冴えている。
「――カノン?」
「うん」
「……俺……生きて、る?」
「……たぶ、ん?」
こてん、と、困ったような顔で頭を傾けるカノンがかわいらしい。
しかし、そこで困るということは――
「……俺……オチてた?」
「ちょっと、だけ」
「そう、か……」
だが、俺とカノンがいて、死に戻っていないというのなら――
「……フーガくん、あたま、だいじょうぶ?」
「え」
そんな、真面目な顔で言われると……つらい。
「……あっ、ちがう、の。その……右眼、だいじょうぶかなって」
「ああ、そういう……」
『おまえ頭おかしいよ』って言われたのかと思った。
前にも、カノンに頭おかしいって言われたことあったよな。
いつだっけ―― ……あれ、もしかして、それ今朝の話?
「右眼は……たぶん潰れてる……のかな。……とろりと潰れてる感じがする」
「えっ」
「ああでも……くらくらするだけで……痛くはないんだ。
いつの間にか……痛覚が麻痺してた……かな」
その辺、フルダイブゲームだと、どうなんだろう。
痛みでショック死とか起こりかねないし、どこかの時点でカットされてたのかな。
しかし痛覚カットの代償は、決して安くはないらしい。
「身体もほとんど……動かせんな。感覚もない。
もしかしてだけど……今ってカノンの膝の上?」
「うっ……うん……」
「くそっ……惜しいことを……」
なんでこんな時に限って感覚がないんだ。
俺はいま、カノンの熱を感じたかった。
「そういや、モンターナ、来た?」
「……ううん。まだ」
「……そっか。……まぁ、気長に待つか」
どうせもう、なにも、やることがない。
やるべきことは、全部やった。
「……。……ふぅ……」
さすがにこれ以上は、無茶だ。
いや、この上でさらに追加が来たら、気合で動くけど。
動くと言っても、もう満足に動かせる部位もないけど。
でもいまのところは、とても――静かだ。
「俺が寝てる間、なんか、あった?」
「……アミー、もとに、もどらなかった」
「そう、か……」
死力を尽くして戦った、好敵手。
できればその骸を、正しい形で弔ってやりたかった。
「でも……。……最後に、フーガくんを、助けてくれた」
「うん?」
「落ちてきたフーガくんを、地面に残ってた、アミーの毛皮が、受け止めて。
それで……だいじょうぶ、だったんだと思う」
「……。……そっか」
最後に俺は、あいつに生かされたのか。
どこまでも――俺の師匠だな、あいつは。
(……。…………なぁ、師匠)
お前との戦い、死力を尽くした生存競争。
そのあとのヘンなサプライズも含めて。
いつかお前が、見せてくれたように。
全力で、生き足掻いてきたけど。
ほんの少しは、お前に近づけてたかな。
俺はお前のように、カッコよく生きていたかな。
カノンに見せられるくらいの――生き様を、示せただろうか。
(……『そんなもの、聞いてみればわかる』って?)
そりゃそうだ。
じっと、こちらを見ているカノンに、問いかける。
「……で、どうだった、よ」
「んっ、と?」
俺は俺の、精一杯の足掻きを見せた。
俺の必死の生き様は、十分見せられたと思う。
だから、あとは――彼女次第だ。
「――愉しかった?」
「――っ」
血に汚れ、涙の痕の残るカノンの顔に――陰りはない。
だから、もう、問いかける必要もないだろうけれど。
それでもカノンの言葉で聞きたい。
いま、彼女の声を――聞きたい。
「今回は結局、俺もカノンも……死に損なったけどさ。
どうだ、カノン。いまの……気分は」
「んっ。いまは……すがすがしい? ……かも。
でも……アミーと戦ってるときは……ちがって。
かぁっ、って胸が熱くなって。目の前がちりちりして。
ぜんぶ終わって、いまもちょっと……どきどきしてる。
これが……フーガくんの、愉しかった……なのかな」
「ああ……。……そう、だ……」
そうだ。
そうだろう、カノン。
お前の答えは、たしかに聞かせてもらった。
『おまえなんかに――ころされ、たくないッ!!』
潰れかけていた俺を目覚めさせた、お前の抗いの声。
殺されてたまるかという、足掻きの叫び。
俺はずっと、その言葉が、聞きたかったんだ。
俺がいるから、じゃなくて。
誰かのために、じゃなくて。
お前自身が、お前自身のために、生きようとして欲しかった。
それができれば、それさえできれば……
もうなにも、案ずるものはないんだ。
「……ふーが、くん……寝てもいい、よ?」
……ああ、カノンの答えを聞いたら。
なんだか……ねむくなってきた……。
話したいことが、いっぱいあるのに。
このときのために、考えてきたのに。
どうにも、まとめられそうにない。
それでも、言葉を紡いでみせる。
伝えたいことが、あるんだ。
「……なぁ、カノン――」
*────
なぁ、カノン。
今日は―― 愉しかったろ。
お前の、衝動。
それを満たすほどの痛みや苦しみも、今日のなかには、あったはずだ。
でも、おまえが今日愉しんだのは、それだけじゃ、なかっただろ。
お前が感じた、熱さのような。
お前が感じた、悔しさのような。
お前が感じた、胸の高鳴りのような。
痛みや苦しみ以外にも、多くの愉しみが、足掻きの中にはある。
足掻きの中で得られるのは、痛みや苦しみだけじゃない。
それ以外にも多くの、深く、彩り豊かな、愉しみがあるんだ。
だからカノンにも一度、本気で生き足掻いてみて欲しかったんだ。
その途中で、痛いのや、苦しいのを、愉しんでもいい。
それを愉しむのも―― いい。
それは別に、悪いことなんかじゃない。
だけど、そこで愉しみ終わってしまうのはもったいない。
足掻けば足掻くほど、生きようとすればするほど。
痛みも、苦しみも、それ以外のものも、愉しめる。
だから―― 最後の最期まで、生を謳うんだ。
……だから。
だから、俺と一緒に、足掻いてくれ、カノン。
お前の衝動を、抑え込む必要なんて、ない。
それを、愉しみながらで、いいんだ。
ただ、死ぬまで、限界まで、足掻いてくれ。
ただ、それだけでいい。
それだけでもう、おまえは、変わることができる。
俺と同じものを、俺と一緒に愉しむことができる。
……そして、もう、おまえは変わることができた。
それができたから、おまえはいま、俺の隣にいる。
……なぁ、カノン。
最後に生きるか死ぬかなんて、どっちでもいいんだ。
そんなのは、俺たちの愉しみに、なんの関係もない。
俺とカノンは、ただ、死ぬまで足掻き続ければいい。
痛みも、苦しみも、それ以外の愉しみも。
俺たちの昏い悦びを充足させてくれるものは、その足掻きの中に、全部ある。
俺たちの求めてるものは、その先じゃなくて、その中に全部あったんだよ。
……だからさ、カノン。
おまえが、破滅を望むとしても。
痛みや苦しみを、望むとしても。
急いで、死ななくてもいいんだ。
ゆっくり、生きていてもいいんだ。
この世界でも―― あっちの世界でも。
はしゃいで、足掻いて、苦しんで、愉しんで。
そうしてちょっとばかり寄り道をしたところで。
どうせ最後には、俺も、カノンも、そこに辿り着くんだ。
それなら、それまでに、できるだけ長く。
いろいろ、いっぱい、愉しんだほうが……楽しいよな。
こっちでも、あっちでも。
とびきりきもちいいおわりを迎えたいなら。
まずは、全力で、生きて。生き足掻いて。
死ぬまでは、それを愉しんでみるのも、いいんじゃないか――
*────
「―― 俺と、一緒に」
それが、俺の4年の後悔と反省の結実。
それが、今の俺にできる精いっぱいの、彼女への提案だ。
彼女のうちにある衝動を、否定するのではなく、抑え込むのではなく。
現実では満たしえないものとして、仮想世界のなかに限定するのでもなく。
死ぬまで、生きて。
精いっぱい、足掻いて。
痛みも、苦しみも。
それ以外のものも、ぜんぶ。
そこにあるすべてを、愉しめるようになればいい。
一緒に、愉しんで、愉しんで、愉しみ抜いて。
二人で、その先に待つ終わりを見に行こう。
だって、一人より二人の方が……楽しそうだろう?
結局のところ、俺にできたのは、彼女の前で生き足掻いてみせること。
そしてそれが、こんなにも愉しいのだと、一緒にやろうぜと、誘うことだけだ。
俺の4年の後悔と反省の結実である、その提案を聞いた彼女。
彼女以外の誰にも与り知られることのない、21年の時間を生きてきた彼女が。
なにを想い、なにを決めたのかは、俺にはわからない。
果たして、彼女は俺の提案に。
「……うんっ!」
彼女の表情が、くしゃりと、歪んで――
そうして俺は――目を瞑る。
なにも――聞こえなくなる。
意識が――かすむ――
「――っ、――っ!!」
遠くから――
誰かの――声が聞こえ――
*────
そうして、今度こそ。
俺の意識は――深い、深い闇の中へ――
――なにか、いい匂いがする。
――寝るのには、まだ早い。
――眼を、開こうか。
*────
「ん――」
目を開いた、俺の目の前に。
カノンの、顔がある。
俺を、見下ろしている。
全身に、感覚がない。
なにも、感じられない。
だが、妙に頭は冴えている。
「――カノン?」
「うん」
「……俺……生きて、る?」
「……たぶ、ん?」
こてん、と、困ったような顔で頭を傾けるカノンがかわいらしい。
しかし、そこで困るということは――
「……俺……オチてた?」
「ちょっと、だけ」
「そう、か……」
だが、俺とカノンがいて、死に戻っていないというのなら――
「……フーガくん、あたま、だいじょうぶ?」
「え」
そんな、真面目な顔で言われると……つらい。
「……あっ、ちがう、の。その……右眼、だいじょうぶかなって」
「ああ、そういう……」
『おまえ頭おかしいよ』って言われたのかと思った。
前にも、カノンに頭おかしいって言われたことあったよな。
いつだっけ―― ……あれ、もしかして、それ今朝の話?
「右眼は……たぶん潰れてる……のかな。……とろりと潰れてる感じがする」
「えっ」
「ああでも……くらくらするだけで……痛くはないんだ。
いつの間にか……痛覚が麻痺してた……かな」
その辺、フルダイブゲームだと、どうなんだろう。
痛みでショック死とか起こりかねないし、どこかの時点でカットされてたのかな。
しかし痛覚カットの代償は、決して安くはないらしい。
「身体もほとんど……動かせんな。感覚もない。
もしかしてだけど……今ってカノンの膝の上?」
「うっ……うん……」
「くそっ……惜しいことを……」
なんでこんな時に限って感覚がないんだ。
俺はいま、カノンの熱を感じたかった。
「そういや、モンターナ、来た?」
「……ううん。まだ」
「……そっか。……まぁ、気長に待つか」
どうせもう、なにも、やることがない。
やるべきことは、全部やった。
「……。……ふぅ……」
さすがにこれ以上は、無茶だ。
いや、この上でさらに追加が来たら、気合で動くけど。
動くと言っても、もう満足に動かせる部位もないけど。
でもいまのところは、とても――静かだ。
「俺が寝てる間、なんか、あった?」
「……アミー、もとに、もどらなかった」
「そう、か……」
死力を尽くして戦った、好敵手。
できればその骸を、正しい形で弔ってやりたかった。
「でも……。……最後に、フーガくんを、助けてくれた」
「うん?」
「落ちてきたフーガくんを、地面に残ってた、アミーの毛皮が、受け止めて。
それで……だいじょうぶ、だったんだと思う」
「……。……そっか」
最後に俺は、あいつに生かされたのか。
どこまでも――俺の師匠だな、あいつは。
(……。…………なぁ、師匠)
お前との戦い、死力を尽くした生存競争。
そのあとのヘンなサプライズも含めて。
いつかお前が、見せてくれたように。
全力で、生き足掻いてきたけど。
ほんの少しは、お前に近づけてたかな。
俺はお前のように、カッコよく生きていたかな。
カノンに見せられるくらいの――生き様を、示せただろうか。
(……『そんなもの、聞いてみればわかる』って?)
そりゃそうだ。
じっと、こちらを見ているカノンに、問いかける。
「……で、どうだった、よ」
「んっ、と?」
俺は俺の、精一杯の足掻きを見せた。
俺の必死の生き様は、十分見せられたと思う。
だから、あとは――彼女次第だ。
「――愉しかった?」
「――っ」
血に汚れ、涙の痕の残るカノンの顔に――陰りはない。
だから、もう、問いかける必要もないだろうけれど。
それでもカノンの言葉で聞きたい。
いま、彼女の声を――聞きたい。
「今回は結局、俺もカノンも……死に損なったけどさ。
どうだ、カノン。いまの……気分は」
「んっ。いまは……すがすがしい? ……かも。
でも……アミーと戦ってるときは……ちがって。
かぁっ、って胸が熱くなって。目の前がちりちりして。
ぜんぶ終わって、いまもちょっと……どきどきしてる。
これが……フーガくんの、愉しかった……なのかな」
「ああ……。……そう、だ……」
そうだ。
そうだろう、カノン。
お前の答えは、たしかに聞かせてもらった。
『おまえなんかに――ころされ、たくないッ!!』
潰れかけていた俺を目覚めさせた、お前の抗いの声。
殺されてたまるかという、足掻きの叫び。
俺はずっと、その言葉が、聞きたかったんだ。
俺がいるから、じゃなくて。
誰かのために、じゃなくて。
お前自身が、お前自身のために、生きようとして欲しかった。
それができれば、それさえできれば……
もうなにも、案ずるものはないんだ。
「……ふーが、くん……寝てもいい、よ?」
……ああ、カノンの答えを聞いたら。
なんだか……ねむくなってきた……。
話したいことが、いっぱいあるのに。
このときのために、考えてきたのに。
どうにも、まとめられそうにない。
それでも、言葉を紡いでみせる。
伝えたいことが、あるんだ。
「……なぁ、カノン――」
*────
なぁ、カノン。
今日は―― 愉しかったろ。
お前の、衝動。
それを満たすほどの痛みや苦しみも、今日のなかには、あったはずだ。
でも、おまえが今日愉しんだのは、それだけじゃ、なかっただろ。
お前が感じた、熱さのような。
お前が感じた、悔しさのような。
お前が感じた、胸の高鳴りのような。
痛みや苦しみ以外にも、多くの愉しみが、足掻きの中にはある。
足掻きの中で得られるのは、痛みや苦しみだけじゃない。
それ以外にも多くの、深く、彩り豊かな、愉しみがあるんだ。
だからカノンにも一度、本気で生き足掻いてみて欲しかったんだ。
その途中で、痛いのや、苦しいのを、愉しんでもいい。
それを愉しむのも―― いい。
それは別に、悪いことなんかじゃない。
だけど、そこで愉しみ終わってしまうのはもったいない。
足掻けば足掻くほど、生きようとすればするほど。
痛みも、苦しみも、それ以外のものも、愉しめる。
だから―― 最後の最期まで、生を謳うんだ。
……だから。
だから、俺と一緒に、足掻いてくれ、カノン。
お前の衝動を、抑え込む必要なんて、ない。
それを、愉しみながらで、いいんだ。
ただ、死ぬまで、限界まで、足掻いてくれ。
ただ、それだけでいい。
それだけでもう、おまえは、変わることができる。
俺と同じものを、俺と一緒に愉しむことができる。
……そして、もう、おまえは変わることができた。
それができたから、おまえはいま、俺の隣にいる。
……なぁ、カノン。
最後に生きるか死ぬかなんて、どっちでもいいんだ。
そんなのは、俺たちの愉しみに、なんの関係もない。
俺とカノンは、ただ、死ぬまで足掻き続ければいい。
痛みも、苦しみも、それ以外の愉しみも。
俺たちの昏い悦びを充足させてくれるものは、その足掻きの中に、全部ある。
俺たちの求めてるものは、その先じゃなくて、その中に全部あったんだよ。
……だからさ、カノン。
おまえが、破滅を望むとしても。
痛みや苦しみを、望むとしても。
急いで、死ななくてもいいんだ。
ゆっくり、生きていてもいいんだ。
この世界でも―― あっちの世界でも。
はしゃいで、足掻いて、苦しんで、愉しんで。
そうしてちょっとばかり寄り道をしたところで。
どうせ最後には、俺も、カノンも、そこに辿り着くんだ。
それなら、それまでに、できるだけ長く。
いろいろ、いっぱい、愉しんだほうが……楽しいよな。
こっちでも、あっちでも。
とびきりきもちいいおわりを迎えたいなら。
まずは、全力で、生きて。生き足掻いて。
死ぬまでは、それを愉しんでみるのも、いいんじゃないか――
*────
「―― 俺と、一緒に」
それが、俺の4年の後悔と反省の結実。
それが、今の俺にできる精いっぱいの、彼女への提案だ。
彼女のうちにある衝動を、否定するのではなく、抑え込むのではなく。
現実では満たしえないものとして、仮想世界のなかに限定するのでもなく。
死ぬまで、生きて。
精いっぱい、足掻いて。
痛みも、苦しみも。
それ以外のものも、ぜんぶ。
そこにあるすべてを、愉しめるようになればいい。
一緒に、愉しんで、愉しんで、愉しみ抜いて。
二人で、その先に待つ終わりを見に行こう。
だって、一人より二人の方が……楽しそうだろう?
結局のところ、俺にできたのは、彼女の前で生き足掻いてみせること。
そしてそれが、こんなにも愉しいのだと、一緒にやろうぜと、誘うことだけだ。
俺の4年の後悔と反省の結実である、その提案を聞いた彼女。
彼女以外の誰にも与り知られることのない、21年の時間を生きてきた彼女が。
なにを想い、なにを決めたのかは、俺にはわからない。
果たして、彼女は俺の提案に。
「……うんっ!」
彼女の表情が、くしゃりと、歪んで――
そうして俺は――目を瞑る。
なにも――聞こえなくなる。
意識が――かすむ――
「――っ、――っ!!」
遠くから――
誰かの――声が聞こえ――
*────
そうして、今度こそ。
俺の意識は――深い、深い闇の中へ――
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