異世界がゾンビだらけってマジですか!?

ハヤブサ丸

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変わらない日常

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気に入らない。
いつも心にはこの気持ちがある。
「あ~あつまんねぇの」
積りに積もった不満をいつものようにこの言葉で吐き出す。田中実、高校2年の春。


朝。
「うるさいなぁ…」
目覚まし時計の音が鳴り響く。手慣れた手つきで目覚まし時計を止め、ベッドで上半身を起こした。
「ふっ…また貴様がこの俺様を目覚めさせたのか…」
カーテンの隙間から刺す日差しに向かって言う。
「この程度で俺様の邪魔ができると思っているのか?」
そういい、もう一度ベッドに寝転んだ。
「みのる!起きなさい!」
扉をドンドン叩きながら母親が起こしに来た。
「わかったよ!今行くから!」
強い口調でそう言い渋々ベッドから出て、カーテンを開けた。
「くっ、なかなかやるではないか!少し効いたぞ…」
春の日差しに向かい言う。
「みのる!早くしないと学校に遅れるわよ!今日から2年生なんだから!」
母親が叫ぶ。
「わかったってば!」
そう言い服を着替えてリビングへ向かった。
「おはよう」
リビングへ行くと母親がそう声をかけた。
「ん、おはよ」
いつものように挨拶を返す。
「顔洗ってきなさい」
俺の顔を見るなりそういった。
「わかったよ」
顔を洗い朝食を食べ、学校の支度を始めた。


学校へ行く支度を終えて玄関へ行き靴を履いた。
「行ってきます」
玄関の扉を開け、母親に聞こえるように言った。
「いってらっしゃい」
母親も俺に聞こえるように言った。
俺の家に父親はいない。俺が幼い頃に離婚している。だから、いわゆるシングルマザーってやつだ。


学校への通学路。いきなり背中を叩かれた。
「おはよう!みのる!」
朝とは思えないテンションで挨拶をされた。
「背中を叩くなアキコ!まったく…」
この頭のおかしなやつは俺の幼馴染のアキコだ。幼稚園の頃から一緒で、高校まで一緒になった腐れ縁だ。
「まぁまぁごめんって!今日から2年生だよ!張り切って行かないと!」
朝からうるさいやつだ。でも、これもいつものことなのだ。こいつは、出会ってからずっとテンションが高い。変なやつだ。
「まったく、お前は変な悪霊に取り憑かれてるんじゃないのか?そのテンション」

「え?なにそれ!みのるはやっぱり厨二病だなぁ」
少し小馬鹿にした口調で返してきた。そうだ、言っていなかったが俺はいわゆる厨二病と言うやつだ。まぁ、俺からしたら当たり前の事だから何が変なのかわからないが、周りから見たら少し変らしい。そのせいか、学校でも友達がいない。友達と言えるのはアキコだけだ。



「今年からは別のクラスだね。まあ寂しかったらいつでも言ってね!飛んで行くから!」

「大きなお世話だ!」
学校の昇降口で靴を履き替えながら言った。またいつものようなくだらない日常が始まる。
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