異世界がゾンビだらけってマジですか!?

ハヤブサ丸

文字の大きさ
2 / 2

大変化

しおりを挟む
「おはようございます!今年からこのクラスの担任になりました。高橋です。みんな仲良くやっていきましょう。」
2年2組。初めてのホームルーム。
「はぁ…」
1番後ろの窓際の席。窓の外を眺め、ため息をついた。
「つまんない、こんな世界。異世界に行けたらどれだけ楽しいだろうか…」
そう呟きながら落書き帳を取り出した。俺の落書き帳は俺の考えた厨二病設定が大量に書かれている。カッコいい設定だ。まず俺が異世界に行き勇者になる。そして、魔王を倒しそこで英雄として一生を過ごすのだ。
「こんな世界に行けたらどれだけいいか。」
落書き帳に細かな設定を書き足しながら、呟いた。
「なぁ、何書いてんの?」
前の席の男の子が声をかけてきた。
「うぇぁい!?あ、これは、そそそそ、その…」
絶望的な程のコミュ症で言葉が出ない。確か同じ田中って苗字で、名前はわからない。
「……変なやつ」
そう呟き田中仲間の男は、前を向いた。
「…」
見られたか?そう思い恥ずかしくなった。


「はぁぁぁあ」
放課後、学校のチャイムと共に教室の席で大きなため息をついた。
「ったく、どいつもこいつも……帰るか」
特に部活もやっていないから、いつも授業後はすぐに帰る。登校するときはアキコといつも一緒だが、放課後アキコはバスケ部で下校はいつも1人だ。
「あ~異世界に行きたいぜ」
下校中、カバンを振り回してながら言った。
「こんな世界、つまんないんだよ…いつも変わらない日常が続いて…」
不満を吐きながら家に向かい歩いた。
すると、家の500メートルほど前のとこの地面に光る何かがあった。
「なんだあれ?」
そう呟くき、光る何かのところへ向かった。
「え?」
どうやら、小さな50センチ程の魔法陣のようなものが地面に描かれ光っていた。
「すげぇ!これって、ま、魔法陣じゃん!」
興奮してながら魔法陣の上に立った。
「うぉ~!すげぇな誰だろうこれ作ったの!」
その小さな魔法陣の上で興奮していると、急に魔法陣が大きく広がり始め2メートルほどの円になった。
「な、なんだぁ!こ、これって異世界へのゲート!?」
目を輝かせ長年の夢だった異世界に行けるのかと、より興奮が深まった。それと同時に魔法陣の光が強くなっていく。
「うぉーー!やった!やった!異世界だぁ!」
そう叫ぶと両手足を広げ、両手の人差し指を立て
「きたぁーーーーー!」
と叫んだ。そして、魔法陣の光に包まれ周りが見えなくなった。


「いえーーーーーい!」
周りが見えるようになるまで叫んだ。徐々に周りが見えるようになってきた。まだ興奮で叫び続けている。
「すげぇーーー!!」
周りが完璧に見えるようになった。
「しゃーーーーー!」
嬉しさのあまり目を瞑り体全体で喜びを表現した。そして、周りを見渡すと、そこは俺が思い浮かべていた異世界そのものだった。
「うっ」
ん?後ろの方から誰かの声がした。恐る恐る振り返ったらそこには、ゴリゴリのマッチョの男が何かを持ってしゃがみ込んでおり、目があった。
「ふぇ?」
間抜けな声が出た。


高校2年初日。俺は憧れの異世界に来た。
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです

NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜

一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m ✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。 【あらすじ】 神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!   そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!  事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます! カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。

クラス最底辺の俺、ステータス成長で資産も身長も筋力も伸びて逆転無双

四郎
ファンタジー
クラスで最底辺――。 「笑いもの」として過ごしてきた佐久間陽斗の人生は、ただの屈辱の連続だった。 教室では見下され、存在するだけで嘲笑の対象。 友達もなく、未来への希望もない。 そんな彼が、ある日を境にすべてを変えていく。 突如として芽生えた“成長システム”。 努力を積み重ねるたびに、陽斗のステータスは確実に伸びていく。 筋力、耐久、知力、魅力――そして、普通ならあり得ない「資産」までも。 昨日まで最底辺だったはずの少年が、今日には同級生を超え、やがて街でさえ無視できない存在へと変貌していく。 「なんであいつが……?」 「昨日まで笑いものだったはずだろ!」 周囲の態度は一変し、軽蔑から驚愕へ、やがて羨望と畏怖へ。 陽斗は努力と成長で、己の居場所を切り拓き、誰も予想できなかった逆転劇を現実にしていく。 だが、これはただのサクセスストーリーではない。 嫉妬、裏切り、友情、そして恋愛――。 陽斗の成長は、同級生や教師たちの思惑をも巻き込み、やがて学校という小さな舞台を飛び越え、社会そのものに波紋を広げていく。 「笑われ続けた俺が、全てを変える番だ。」 かつて底辺だった少年が掴むのは、力か、富か、それとも――。 最底辺から始まる、資産も未来も手にする逆転無双ストーリー。 物語は、まだ始まったばかりだ。

断罪後のモブ令息、誰にも気づかれずに出奔する

まる
ファンタジー
断罪後のモブ令息が誰にも気づかれないよう出奔して幸せを探す話

悪役令嬢は永眠しました

詩海猫(8/29書籍発売)
ファンタジー
「お前のような女との婚約は破棄だっ、ロザリンダ・ラクシエル!だがお前のような女でも使い道はある、ジルデ公との縁談を調えてやった!感謝して公との間に沢山の子を産むがいい!」 長年の婚約者であった王太子のこの言葉に気を失った公爵令嬢・ロザリンダ。 だが、次に目覚めた時のロザリンダの魂は別人だった。 ロザリンダとして目覚めた木の葉サツキは、ロザリンダの意識がショックのあまり永遠の眠りについてしまったことを知り、「なぜロザリンダはこんなに努力してるのに周りはクズばっかりなの?まかせてロザリンダ!きっちりお返ししてあげるからね!」 *思いつきでプロットなしで書き始めましたが結末は決めています。暗い展開の話を書いているとメンタルにもろに影響して生活に支障が出ることに気付きました。定期的に強気主人公を暴れさせないと(?)書き続けるのは不可能なようなのでメンタル状態に合わせて書けるものから書いていくことにします、ご了承下さいm(_ _)m

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

英雄一家は国を去る【一話完結】

青緑 ネトロア
ファンタジー
婚約者との舞踏会中、火急の知らせにより領地へ帰り、3年かけて魔物大発生を収めたテレジア。3年振りに王都へ戻ったが、国の一大事から護った一家へ言い渡されたのは、テレジアの婚約破棄だった。 - - - - - - - - - - - - - ただいま後日談の加筆を計画中です。 2025/06/22

処理中です...