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第7章: 二人で日本へ
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タクミとルミエールは、パリの中心部にある超高速リニアトンネルシステムの駅に向かった。地下深くに設置された巨大なターミナルには、未来的なデザインのリニアカプセルが並んでいる。
「ここから日本まで、このリニアカプセルで移動するのか!」タクミは、興奮して叫んだ。「これが一番速くて快適な方法ね。真空トンネル内を走るから、フランスから日本までわずか数時間で到着するわ。」ルミエールが説明する。
二人はカプセルに乗り込み、座席に着いた。座席にはリクライニング機能と個別のエンターテイメントシステムが備わっており、長時間の移動も快適に過ごせるようになっていた。
「このシステム、どれくらい前から使われているの?」タクミが興味深そうに聞いた。
「だいたい100年くらい前からかな?最初は大陸内の移動に使われていたけど、技術が進むにつれて、国際移動にも対応するようになったの。」ルミエールが答えた。
カプセルが静かに動き出し、滑るように加速していった。窓の外には美しい風景が流れ、一瞬で海底トンネルに入り込んだ。
カプセルは数時間後、日本の地下ターミナルに到着した。タクミとルミエールは、エスカレーターで地上に上がった。出迎えてくれるのは、未来的なビル群と鮮やかなネオンサインが輝く東京の街並みだった。
「次はどうするの?」タクミがルミエールに尋ねた。
「ドローンタクシーを呼ぶわ。ここからミカミ財団まで、空路で行くのが一番早いから。」ルミエールがイヤリングをひねる。ホログラム上でアプリを操作し、ドローンタクシーを呼び出した。
数分も経たないうちに、頭上に小型のドローンタクシーが現れ、ゆっくり降りてきた。タクシーのドアが自動で開き、二人は乗り込んだ。内部は広々としており、快適なシートとパノラマビューを楽しめる窓が備わっていた。
「あれ?ドライバーがいないよ!」キョロキョロとタクシーの中を探し回るタクミを見て、ルミエールがくすりと笑う。「ドライバーは必要ないの!もうアプリで目的地も入力してるしね…後は、私たちが乗り込むだけ。最適なルートを計算しながら、ミカミ財団まで自動で連れてってくれるわ」
「すごい…三百年後のタクシーってこんな感じなんだ!」メカ好きのタクミは、車体の構造からエンジンまで、一つ一つ確認していく。「ハハ。あなたのSMAIの方がもっとすごいのに…って、いつまで外から眺めてんのよ!いいから早く乗って!」タクミがあわててルミエールの隣のシートに座る。タクミが乗り込むと、タクシーが静かに上昇し、東京の街を見下ろしながら滑らかに飛び始めた。タクミは窓の外の風景に見入った。ビルの屋上には緑のガーデンが広がり、未来的なデザインの建物が立ち並んでいる。
「こんなに高いところを飛ぶなんて、ちょっとした空の旅だね。」タクミは微笑んだ。
「そうね。景色も楽しめるし、ストレスのない移動ができるわ。」ルミエールも微笑んで答えた。
タクミが眼下に広がる景色を眺めていると、壁で覆われた薄暗いエリアの上空にさしかかった。下層民が住む地域だった。
「ルミエール、高度を下げられる?」
「・・いいよ。」ルミエールはタクミの言うとおりにした。
そこには、上層階級のエリアとは対照的な光景が広がっていた。荒れ果てた建物や、ごみの山が所々に点在している。通りには物乞いや、わずかな食料を探す人々が見受けられた。彼らは生活に必要な物資を手に入れることに必死な様子だ。
「ルミエール、お願いがあるんだ。財団に向かう前に、下層民のエリアをこの目でちゃんと見ておきたいんだけど」
「わかったわ。少し時間がかかるけど、現地を案内するわ」ルミエールがドローンタクシーの行き先を変更した。
タクシーは静かに降下し、下層民のエリアに着地した。タクミとルミエールはタクシーを降り、地上に足を踏み入れた。
「ここが下層民のエリア…」タクミは呟いた。
「気をつけて。ここは危険な場所よ」ルミエールが警告した。
二人が視察している間、時折、通りを全自動の電車が通り過ぎていく。電車が来ると、人々はあわてて軌道の外に出る。ここでは、人より全自動システムの方が優先なのだ。この町には、いたるところにナノモニターがあり、AIが常に住民を監視している。なので、彼らは常に周りをキョロキョロとうかがう。ロボット警備員の影に怯えながら、わずかな食料や物資を得るために命をかけていた。
「こんな環境で生活しているなんて…」タクミはつぶやいた。
「これが今の現実なの。だからこそ、私たちができることをしなければならないわ」ルミエールが強い意志を込めて言った。
その時、突然、異様なうめき声が聞こえてきた。ルミエールが警戒心を強め、「気をつけて!」とタクミに注意を促した。
廃墟となった建物の影から、ゾンビ化した人々が現れた。彼らの肌は灰色に変色し、目は虚ろで、動きはぎこちなかった。腐敗した肉の匂いが漂い、タクミは息を呑んだ。
「これが、デコヒーレント化した人たちの成れの果てか・・」タクミは驚きと恐怖の入り混じった声でつぶやいた。
「タクミ。私、今、最悪の状態・・」ルミエールの顔が青ざめている。
「ルミエール!大丈夫・・どうしたの?」タクミが心配してたずねる。
「私達天使は「邪悪」や「非法」のオーラが大きい相手が近づくと、寒気がして鳥肌が立つの・・このままだと、私、彼らを一瞬で殲滅してしまうかもしれないわ」ゾンビ化した人たちを見るルミエールの目が鋭く光っている。
「一瞬で殲滅!」タクミの顔がムンクの叫びになる。「それはダメだよ!彼らは、不老不死の技術の実験台にされてああなってしまったんだ・・犠牲者なんだよ!」
「わかってる。けど、町の人達の多くが、彼らの犠牲になっている・・ああなってしまったら、もう元には戻らない」ルミエールが、手を頭上に掲げて、一撃閃光を放つかまえを取った。
「ちょっと待って!」タクミはなにかひらめいた様子だった。「なら、元に戻せばいいんじゃないの?」と、タクミがあっけらかんと言い放った。
「はあ?そうだけど・・そんなことできんの?」ルミエールが、手をおろして構えを解き、タクミに聞き返した。
タクミは笑いながら、「簡単だよ!この時代には、3Dプリントファッションのスキャナーとプリンター、それにVRBがあるかんだからね。なら、サンプルで実験した結果を元に、ボクが彼らを元に戻すための量子コヒーレント空間を設計すればいいだけだ。」とあっさり答えた。
「ええ!・・それホント?」ルミエールが驚いて聞き返す。ゾンビ化した人をもとに戻すなんて、どんな天使や魔法使いにも到底出来ない・・それを、タクミはまるで、子どもの遊びのように簡単にやれてしまうようだ。
「設計するのに、ソフトウェアが必要だけど、それも、君の会社のデザインソフトウェアで代用できるだろう・・貸してくれるよね?」
「んなもん、いくらでも使っていいに決まってるでしょう!じゃ、ホントなのね?」
「うん。ただ、実験のためのサンプルが必要だ・・髪の毛数本くらいでいいだんけど」タクミがルミエールを見上げる。
「ええ!それを、私に取って来いと?」ルミエールが露骨に嫌な顔をする。
「できれば三人以上・・理想は四人」タクミが笑顔でルミエールに告げる。
「四人ね!」ルミエールがイラッとした顔でタクミを睨む。
ゾンビたちがゆっくりと二人に近づいて来る。ルミエールは素早くエネルギーシールドを展開し、ゾンビたちの攻撃を防ぎながら、四人の髪の毛を数本ずつ抜き取った。目にも止まらぬ早さだ。
「よしゲット!じゃ、ここから逃げるよ!」ルミエールがタクミに叫び、二人は急いでその場を離れた。
「ここから日本まで、このリニアカプセルで移動するのか!」タクミは、興奮して叫んだ。「これが一番速くて快適な方法ね。真空トンネル内を走るから、フランスから日本までわずか数時間で到着するわ。」ルミエールが説明する。
二人はカプセルに乗り込み、座席に着いた。座席にはリクライニング機能と個別のエンターテイメントシステムが備わっており、長時間の移動も快適に過ごせるようになっていた。
「このシステム、どれくらい前から使われているの?」タクミが興味深そうに聞いた。
「だいたい100年くらい前からかな?最初は大陸内の移動に使われていたけど、技術が進むにつれて、国際移動にも対応するようになったの。」ルミエールが答えた。
カプセルが静かに動き出し、滑るように加速していった。窓の外には美しい風景が流れ、一瞬で海底トンネルに入り込んだ。
カプセルは数時間後、日本の地下ターミナルに到着した。タクミとルミエールは、エスカレーターで地上に上がった。出迎えてくれるのは、未来的なビル群と鮮やかなネオンサインが輝く東京の街並みだった。
「次はどうするの?」タクミがルミエールに尋ねた。
「ドローンタクシーを呼ぶわ。ここからミカミ財団まで、空路で行くのが一番早いから。」ルミエールがイヤリングをひねる。ホログラム上でアプリを操作し、ドローンタクシーを呼び出した。
数分も経たないうちに、頭上に小型のドローンタクシーが現れ、ゆっくり降りてきた。タクシーのドアが自動で開き、二人は乗り込んだ。内部は広々としており、快適なシートとパノラマビューを楽しめる窓が備わっていた。
「あれ?ドライバーがいないよ!」キョロキョロとタクシーの中を探し回るタクミを見て、ルミエールがくすりと笑う。「ドライバーは必要ないの!もうアプリで目的地も入力してるしね…後は、私たちが乗り込むだけ。最適なルートを計算しながら、ミカミ財団まで自動で連れてってくれるわ」
「すごい…三百年後のタクシーってこんな感じなんだ!」メカ好きのタクミは、車体の構造からエンジンまで、一つ一つ確認していく。「ハハ。あなたのSMAIの方がもっとすごいのに…って、いつまで外から眺めてんのよ!いいから早く乗って!」タクミがあわててルミエールの隣のシートに座る。タクミが乗り込むと、タクシーが静かに上昇し、東京の街を見下ろしながら滑らかに飛び始めた。タクミは窓の外の風景に見入った。ビルの屋上には緑のガーデンが広がり、未来的なデザインの建物が立ち並んでいる。
「こんなに高いところを飛ぶなんて、ちょっとした空の旅だね。」タクミは微笑んだ。
「そうね。景色も楽しめるし、ストレスのない移動ができるわ。」ルミエールも微笑んで答えた。
タクミが眼下に広がる景色を眺めていると、壁で覆われた薄暗いエリアの上空にさしかかった。下層民が住む地域だった。
「ルミエール、高度を下げられる?」
「・・いいよ。」ルミエールはタクミの言うとおりにした。
そこには、上層階級のエリアとは対照的な光景が広がっていた。荒れ果てた建物や、ごみの山が所々に点在している。通りには物乞いや、わずかな食料を探す人々が見受けられた。彼らは生活に必要な物資を手に入れることに必死な様子だ。
「ルミエール、お願いがあるんだ。財団に向かう前に、下層民のエリアをこの目でちゃんと見ておきたいんだけど」
「わかったわ。少し時間がかかるけど、現地を案内するわ」ルミエールがドローンタクシーの行き先を変更した。
タクシーは静かに降下し、下層民のエリアに着地した。タクミとルミエールはタクシーを降り、地上に足を踏み入れた。
「ここが下層民のエリア…」タクミは呟いた。
「気をつけて。ここは危険な場所よ」ルミエールが警告した。
二人が視察している間、時折、通りを全自動の電車が通り過ぎていく。電車が来ると、人々はあわてて軌道の外に出る。ここでは、人より全自動システムの方が優先なのだ。この町には、いたるところにナノモニターがあり、AIが常に住民を監視している。なので、彼らは常に周りをキョロキョロとうかがう。ロボット警備員の影に怯えながら、わずかな食料や物資を得るために命をかけていた。
「こんな環境で生活しているなんて…」タクミはつぶやいた。
「これが今の現実なの。だからこそ、私たちができることをしなければならないわ」ルミエールが強い意志を込めて言った。
その時、突然、異様なうめき声が聞こえてきた。ルミエールが警戒心を強め、「気をつけて!」とタクミに注意を促した。
廃墟となった建物の影から、ゾンビ化した人々が現れた。彼らの肌は灰色に変色し、目は虚ろで、動きはぎこちなかった。腐敗した肉の匂いが漂い、タクミは息を呑んだ。
「これが、デコヒーレント化した人たちの成れの果てか・・」タクミは驚きと恐怖の入り混じった声でつぶやいた。
「タクミ。私、今、最悪の状態・・」ルミエールの顔が青ざめている。
「ルミエール!大丈夫・・どうしたの?」タクミが心配してたずねる。
「私達天使は「邪悪」や「非法」のオーラが大きい相手が近づくと、寒気がして鳥肌が立つの・・このままだと、私、彼らを一瞬で殲滅してしまうかもしれないわ」ゾンビ化した人たちを見るルミエールの目が鋭く光っている。
「一瞬で殲滅!」タクミの顔がムンクの叫びになる。「それはダメだよ!彼らは、不老不死の技術の実験台にされてああなってしまったんだ・・犠牲者なんだよ!」
「わかってる。けど、町の人達の多くが、彼らの犠牲になっている・・ああなってしまったら、もう元には戻らない」ルミエールが、手を頭上に掲げて、一撃閃光を放つかまえを取った。
「ちょっと待って!」タクミはなにかひらめいた様子だった。「なら、元に戻せばいいんじゃないの?」と、タクミがあっけらかんと言い放った。
「はあ?そうだけど・・そんなことできんの?」ルミエールが、手をおろして構えを解き、タクミに聞き返した。
タクミは笑いながら、「簡単だよ!この時代には、3Dプリントファッションのスキャナーとプリンター、それにVRBがあるかんだからね。なら、サンプルで実験した結果を元に、ボクが彼らを元に戻すための量子コヒーレント空間を設計すればいいだけだ。」とあっさり答えた。
「ええ!・・それホント?」ルミエールが驚いて聞き返す。ゾンビ化した人をもとに戻すなんて、どんな天使や魔法使いにも到底出来ない・・それを、タクミはまるで、子どもの遊びのように簡単にやれてしまうようだ。
「設計するのに、ソフトウェアが必要だけど、それも、君の会社のデザインソフトウェアで代用できるだろう・・貸してくれるよね?」
「んなもん、いくらでも使っていいに決まってるでしょう!じゃ、ホントなのね?」
「うん。ただ、実験のためのサンプルが必要だ・・髪の毛数本くらいでいいだんけど」タクミがルミエールを見上げる。
「ええ!それを、私に取って来いと?」ルミエールが露骨に嫌な顔をする。
「できれば三人以上・・理想は四人」タクミが笑顔でルミエールに告げる。
「四人ね!」ルミエールがイラッとした顔でタクミを睨む。
ゾンビたちがゆっくりと二人に近づいて来る。ルミエールは素早くエネルギーシールドを展開し、ゾンビたちの攻撃を防ぎながら、四人の髪の毛を数本ずつ抜き取った。目にも止まらぬ早さだ。
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