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大丈夫だユーリン、俺がサポートする
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「僕は転移が使えるからね。時間短縮にはもってこいなんだよね!」
見た目はあたしよりも年下の元気な男の子に見えるアイルゥ先生。
時によって大人の姿になることもあるって聞いたけど、本当のお年は謎だ。この先生って魔力を霧散させたりこうやって自由に年齢を操ったり、不思議な魔法ばっかり使う方なんだよね。
そっか、アイルゥ先生って転移も出来るのかー。あれ? もしかして。そう思ってリカルド様を見上げたら、「俺もアイルゥ先生に教わった」と頷いてくれた。
すごいなー! アイルゥ先生。
「それで、通常は先生方が行かれる魔物の討伐を、今年はなぜオレ達に?」
ジェードさんの質問に、学長は長~い長い白い顎髭をゆったりとしごきながら、目尻に皺を作る。
「色々と理由はあるのだがねぇ。ひとつはユーリン君の火力に期待しているのだよ。今回の魔物はとにかく巨大でねえ」
「……水龍の討伐だっておっしゃってましたものね」
「ひええ!? いや、無理! 無理ですよ!?」
なんでようやく魔力の制御ができてきたってレベルのポンコツに、水龍とか任せようって思ってんの!? アリシア様、あたしをジト目で見るのやめて! あたしのせいじゃないと思うよ、コレ。
しかもアイルゥ先生はイスに座って足をぶらぶらさせながら、楽しそうにこんなことを言う。
「ジンガイの水龍ってマジでめっちゃデカイんだよ。しかもたっくさんいるの。仕留め損なったら暴れまくって海は大荒れ、そこらじゅうの水龍が集まってくると思うよ、多分」
「こ、怖すぎるでしょ、そんな……」
「で、そこでユーリンちゃんの出番ってワケ! 一発で消し飛ばせば問題ないっしょ」
「大陸随一の実績を誇る王立魔法学校でも、ユーリン君ほどの魔力量を誇り、それを一気に放出できるような人材はいないのだよ。だからこそ、ユーリン君にこの件を託したいと思ってねぇ」
「無理無理無理、無理ですってぇ! そんな完全に制御できてないんですってぇ」
真剣に泣きが入った。そもそもこのところ頑張ってたのは、このありあまる魔力を、どうやったら放出しすぎずにうまいことコントロールできるかって事であって、そんなぶっぱなす系の練習なんてしてないから!
失敗して暴れまくる水龍が目に浮かぶよ。十中八九、派手に失敗するからね!?
「ユーリン」
真面目に泣いてしまったあたしの肩に、大きな手のひらが優しく置かれる。見上げたら、リカルド様が微笑んでいた。
「大丈夫だユーリン、俺がサポートする」
見た目はあたしよりも年下の元気な男の子に見えるアイルゥ先生。
時によって大人の姿になることもあるって聞いたけど、本当のお年は謎だ。この先生って魔力を霧散させたりこうやって自由に年齢を操ったり、不思議な魔法ばっかり使う方なんだよね。
そっか、アイルゥ先生って転移も出来るのかー。あれ? もしかして。そう思ってリカルド様を見上げたら、「俺もアイルゥ先生に教わった」と頷いてくれた。
すごいなー! アイルゥ先生。
「それで、通常は先生方が行かれる魔物の討伐を、今年はなぜオレ達に?」
ジェードさんの質問に、学長は長~い長い白い顎髭をゆったりとしごきながら、目尻に皺を作る。
「色々と理由はあるのだがねぇ。ひとつはユーリン君の火力に期待しているのだよ。今回の魔物はとにかく巨大でねえ」
「……水龍の討伐だっておっしゃってましたものね」
「ひええ!? いや、無理! 無理ですよ!?」
なんでようやく魔力の制御ができてきたってレベルのポンコツに、水龍とか任せようって思ってんの!? アリシア様、あたしをジト目で見るのやめて! あたしのせいじゃないと思うよ、コレ。
しかもアイルゥ先生はイスに座って足をぶらぶらさせながら、楽しそうにこんなことを言う。
「ジンガイの水龍ってマジでめっちゃデカイんだよ。しかもたっくさんいるの。仕留め損なったら暴れまくって海は大荒れ、そこらじゅうの水龍が集まってくると思うよ、多分」
「こ、怖すぎるでしょ、そんな……」
「で、そこでユーリンちゃんの出番ってワケ! 一発で消し飛ばせば問題ないっしょ」
「大陸随一の実績を誇る王立魔法学校でも、ユーリン君ほどの魔力量を誇り、それを一気に放出できるような人材はいないのだよ。だからこそ、ユーリン君にこの件を託したいと思ってねぇ」
「無理無理無理、無理ですってぇ! そんな完全に制御できてないんですってぇ」
真剣に泣きが入った。そもそもこのところ頑張ってたのは、このありあまる魔力を、どうやったら放出しすぎずにうまいことコントロールできるかって事であって、そんなぶっぱなす系の練習なんてしてないから!
失敗して暴れまくる水龍が目に浮かぶよ。十中八九、派手に失敗するからね!?
「ユーリン」
真面目に泣いてしまったあたしの肩に、大きな手のひらが優しく置かれる。見上げたら、リカルド様が微笑んでいた。
「大丈夫だユーリン、俺がサポートする」
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