転生したので異世界でショタコンライフを堪能します

のりたまご飯

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第一章 ショタコン、異世界に立つ

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時間はあっという間に過ぎる。
瞬く間に二年がさらに経過し、俺は7歳になった。
前世では一般的には小学校に入る年だが、現在俺は特になんの教育も受けていない。
とはいっても、俺はこんな生活で満足だ。

毎日美味しいご飯は食べられるし、暖かいお風呂に入れるし、満足に睡眠も取れるし。
社畜時代とは程遠い、理想の暮らしといったところだ。
けどやっぱり、一番はショタを間近で愛でられるということだろう。
俺にはリュイという心の拠り所がある。

そういえば、この世界でも日付を数えるシステムは同じようだ。
一年は12ヶ月、1ヶ月は30日ぐらい、1日は24時間…。
変わっていたらややこしかったし、個人的にはだいぶ助かってる。
神様のご加護だろうか…。

しかし、年を数えるのには、西暦ではなく「王暦」と言う単位を使う。
数百年前の戦争から数えるので、今は424年。

とはいえ戦争か…。
400年以上経っていれば、俺が生きている時代で戦争が起こってもおかしくない…。
今のところ街は平和だし、特にこれといった事件にも巻き込まれていないけど、、、

「リオン、お前、学校に興味はないか?」

「ふえ…、、学校…?」

晩飯の時、急に父に話しかけられた。

「お前は普通の子供より頭がいい。2歳で言葉を理解していたし、今は算数もできているそうじゃないか。」

「そうですか…えへへ」

急に褒められて少しだけ照れる。
父がもう一口パンをかじり、それを飲み込むと再度口を開いた。

「シャトー城の近くにある学校、お前も見たことがあるだろう。貴族も多数通っているが、誰でも金を払えば通える。」

「…」

「こんな感じに毎日のんびり暮らすのもいいが、俺はお前に、父さんみたいになってほしくない。だから、学校に行ってほしいんだ。」

「そう、、ですか…」

「けど、これはもちろんお前が決めることだ。父さんは無理に行ってほしいとも思ってないしな。」

「…」

学校。
嫌な思い出がある場所だ。

学校に行くとすれば、俺は成長できるはず。
けど、リュイと毎日をのんびり過ごす日々は失われる。

「少し、考えさせてください」

「おう。けど、あと1週間以内には返事をくれると助かるな。入学申請の期日があるから。」

「わかりました…。」

晩御飯を食べ、お風呂に入ると、すでに10時ごろになっていたので、部屋に戻る。
学校…ねぇ、、、

学校に行けば、もっとショタに出会えるかもしれない。
俺のショタコンライフを充実させるには、学校に行くことが最適解なはずだ。
けど、、リュイの笑顔が毎日見られなくなるのは辛い…。

俺は、どうするべきだろうか。
大きなため息を一つつく。

まあ、今日はとりあえず寝よう…。
今度リュイに相談してから、決めることにした俺は、一旦眠りにつくことにした。

ーーー

「学校…?」

「うん。学校、、お父さんに勧められててさ…」

「そっか、、、」

「どうかな、、俺が学校行くようになったら、リュイ、寂しがるよね…?」

「そりゃあ寂しいよ…リオンくんが毎日一緒にいてくれないと僕死んじゃうよ?」

「あはは…」

リュイも2年経って、言葉をはっきり伝えられるようになってきた。
その分、なぜか俺に対しての感情も深まっているがな…

ん…?
そういえばリュイは学校に行かないのだろうか?
お父さんは王族関係の仕事をしていたはず…

「リュイって、学校に行く予定はないの?」

「学校?、、僕ん家はお父さんもお母さんも忙しいから、時間もないだろうし、お金も…」

「そっか…」

「でも、一回だけ聞いてみるね。大丈夫だったら、一緒に行けるかもしれないし」

「ほんと!じゃあ、お願い~!」

「わかった!まかせろ~!」

自信満々のドヤ顔を見せるリュイに、俺は思わず笑ってしまった。
そしてかわいいかわいいと頭を撫でてやる。

ショタ成分最高…これで明日も生きていけるぜ、、、

「頭撫でられるの好き?」

「好き!リオンくんとおんなじぐらい好き!」

「じゃあもっと撫でる~!!」

一般的に見れば、これはただの幼馴染のじゃれ合いに見えるが、その一方が転生してきたショタコンだということは知る由もないだろう。
今のうちにいっぱい撫でて、この時期のリュイの姿を目に焼き付けておかねば…。

そして次の日。
リュイの家に行くと、リュイがウキウキした表情で待っていた。

「リオンくん!学校行っていいって!!」

「おお!!」

まさかこんなにあっさり行くとはな…。
そうだ。リオンと一緒に学校に行けば、何も心配はしなくていいじゃないか。

ということで、俺は父に学校に行くということを伝え、リオンも一緒だということも伝えた。

「それはよかった。っていうか、お前、無理やり行かせようとしてないよな?」

「そんなことはないです!すごい嬉しそうに言ってましたし、、」

「ならいいがな…。よしっ、じゃあ明日あたりにも、申し込みに行ってこよう。」

そう父が言うと、俺の方をもう一度向いて、頭を撫でられた。

「リオンもこんなに大きくなって…。さすがは俺の息子だ。」

「…」

父親か…。
俺も前世で結婚して、子供がいたら、こう言う気持ちだったのだろうか…。
まあ、あのまま生きていても、相手ができる保証はなかったんだろうけど。

続く
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