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第3章 生活も、性活も、慣れが大事。
Part1 駿太がここに来るまで
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(この章からは一人称が駿太に切り替わります。)
駿太「そうきたか...」
広樹「駿太って、小5にしてはいろんなこと知ってるし、なんか裏があるのかなって思ってたんだけど、」
駿太「はい...あまり思い出したくはなかったのですが、話していきますね。」
広樹「...」
僕は、小さい頃にお父さんを亡くしました。
それ以来、お母さんが女手一つで僕をここまで育ててくれたんですけど
僕が小4になった途端、まるで人が変わったような感じで。
朝ごはんはパン一枚。
競馬やパチンコなどのギャンブルに落ちこぼれる日々でした。
僕はかろうじて小学校には通っていましたが、お母さんのことが同級生にも知られ、次第に誰からも話しかけられなくなりました。
それから僕は不登校になり、勉強は自分ですることにしました。
夜寝るとき、お母さんの部屋からは男の人の声や、お母さんの喘ぎ声。
当時の僕には何かさっぱり。でも、そこから段々と僕はお母さんを信用しなくなりました。
そこから、お母さんは家に帰ってこなくなりました。
食事は毎日僕一人で、小さい頃からのお年玉や、貯金で毎日生きてきました。
やがて、夏になると、僕は自傷行為に没頭しました。
自分で自分の体を傷つけ、それを快感だと思う気持ちが日に日に高まってきます。
手や腕は切傷ばかり。もういっそ自分で自分を刺して、死んでやろうと思った日もありましたよ。
そして、ついに貯金が底をつきました。
僕はネットで未成年でも稼げる仕事を探しました。
そこで見つけたのが
広樹「まさか...」
そう。「売春」です
僕は自分の持ち物を持ち、家を出て行きました。
そもそも売春がなんなのかもわからない僕は、そのサイトの言うとおりにして、スマホで危険なアプリに登録をし、そこから何人もの人に連絡を受けました。
最初の人は、佐藤さん...だったかな。
僕にいろんなことを教えてくれた人でした。
今思えば、すごく優しかった人だった。
家に泊めてくれて、美味しそうなご飯をくれて、そして僕を精通まで導いてくれた。そんな人です。
でも、決して乱暴をせず、「本番はやらないでおく」と言ってくれました。
売春のことを止めた唯一の人でした。別れ際、そっと抱きしめられました。
嬉しかったです。と
嬉しくて涙が出ました。まるで、小さい頃にお父さんが抱っこしてくれたように、佐藤さんはそっと抱きしめてくれました。
そして僕は、売春の道についたのです。
最初は全くそう言う言葉も知らなかったのですが、
たくさんの人に会って、行為をするときに自然的に覚えていくものでした。
処女喪失した時も、初めて後ろでイった時も、初めて潮を吹いた時も。
段々と僕は無感情になって行きました。
お客さんの前では笑顔で接待し、快楽に溺れながらお金をもらい、生活しました。
辛い時も、泣きたい時も、寒い冬だって、暑い夏だって、乗り越えてきました。
そうしていく内に、僕は変なことをどんどんと覚え、自分で自慰行為をしたり、自分で後ろを開発してみたり。
色々やってみました。
思えば、僕はその頃からまた元気になり始めたのでしょうか。
今みたいな性格になるまでに、1年もの歳月をかけました。
それはもう。人生の大逆転みたいなもんですかね。
そして小5。いや、年齢的にそうなだけですが、
その日も、僕は一人のお客さんの接待をし終わり、帰り道についていたところで、この人たちに拉致されました。
でも、僕は特に抵抗しませんでした。
だって、抵抗してもなんもいいことはない。そして、ここに入れられ、今に至るわけです。
広樹「うぅ...ぐすっ...」
駿太「ってなんで広樹さんが泣くんですか!」
広樹「だって...駿太にそんな過去があるって知らずに...!オレはぁ...!」
駿太「僕は人と親しくするなんて、もう何年もしてないですからね。だから、さっき一緒にお風呂に行ったとき、広樹さんがお兄ちゃんみたいに見えてきて...ううぅ...うわああああんっ!!!!」
広樹「駿太...頑張ったね...」
駿太「なんで僕だけぇっ!こんな人生でっ!誰にも可愛がってもらえなくてっ!ぐすっ!うううっ...」
広樹「よし。オレがお兄ちゃんになってあげるからな。あ、大希もね!」
駿太「広樹さんっ...!!!ううわぁぁぁあんっ!」
その後、僕は泣き続け、広樹さんと一緒に寝たのでした。
(ちなみにちゃんと朝には部屋に戻ったよ)
続く
=天の声=
本当に書きながら僕自身も泣いたんですけど(決して自慢じゃないですよ?)
自分にこんな話が書けるのはちょっと予想外かな...
次回からは、研究員Wが言っていた「一斉搾精」とか言うやつです!
どうぞお楽しみにいい!
駿太「そうきたか...」
広樹「駿太って、小5にしてはいろんなこと知ってるし、なんか裏があるのかなって思ってたんだけど、」
駿太「はい...あまり思い出したくはなかったのですが、話していきますね。」
広樹「...」
僕は、小さい頃にお父さんを亡くしました。
それ以来、お母さんが女手一つで僕をここまで育ててくれたんですけど
僕が小4になった途端、まるで人が変わったような感じで。
朝ごはんはパン一枚。
競馬やパチンコなどのギャンブルに落ちこぼれる日々でした。
僕はかろうじて小学校には通っていましたが、お母さんのことが同級生にも知られ、次第に誰からも話しかけられなくなりました。
それから僕は不登校になり、勉強は自分ですることにしました。
夜寝るとき、お母さんの部屋からは男の人の声や、お母さんの喘ぎ声。
当時の僕には何かさっぱり。でも、そこから段々と僕はお母さんを信用しなくなりました。
そこから、お母さんは家に帰ってこなくなりました。
食事は毎日僕一人で、小さい頃からのお年玉や、貯金で毎日生きてきました。
やがて、夏になると、僕は自傷行為に没頭しました。
自分で自分の体を傷つけ、それを快感だと思う気持ちが日に日に高まってきます。
手や腕は切傷ばかり。もういっそ自分で自分を刺して、死んでやろうと思った日もありましたよ。
そして、ついに貯金が底をつきました。
僕はネットで未成年でも稼げる仕事を探しました。
そこで見つけたのが
広樹「まさか...」
そう。「売春」です
僕は自分の持ち物を持ち、家を出て行きました。
そもそも売春がなんなのかもわからない僕は、そのサイトの言うとおりにして、スマホで危険なアプリに登録をし、そこから何人もの人に連絡を受けました。
最初の人は、佐藤さん...だったかな。
僕にいろんなことを教えてくれた人でした。
今思えば、すごく優しかった人だった。
家に泊めてくれて、美味しそうなご飯をくれて、そして僕を精通まで導いてくれた。そんな人です。
でも、決して乱暴をせず、「本番はやらないでおく」と言ってくれました。
売春のことを止めた唯一の人でした。別れ際、そっと抱きしめられました。
嬉しかったです。と
嬉しくて涙が出ました。まるで、小さい頃にお父さんが抱っこしてくれたように、佐藤さんはそっと抱きしめてくれました。
そして僕は、売春の道についたのです。
最初は全くそう言う言葉も知らなかったのですが、
たくさんの人に会って、行為をするときに自然的に覚えていくものでした。
処女喪失した時も、初めて後ろでイった時も、初めて潮を吹いた時も。
段々と僕は無感情になって行きました。
お客さんの前では笑顔で接待し、快楽に溺れながらお金をもらい、生活しました。
辛い時も、泣きたい時も、寒い冬だって、暑い夏だって、乗り越えてきました。
そうしていく内に、僕は変なことをどんどんと覚え、自分で自慰行為をしたり、自分で後ろを開発してみたり。
色々やってみました。
思えば、僕はその頃からまた元気になり始めたのでしょうか。
今みたいな性格になるまでに、1年もの歳月をかけました。
それはもう。人生の大逆転みたいなもんですかね。
そして小5。いや、年齢的にそうなだけですが、
その日も、僕は一人のお客さんの接待をし終わり、帰り道についていたところで、この人たちに拉致されました。
でも、僕は特に抵抗しませんでした。
だって、抵抗してもなんもいいことはない。そして、ここに入れられ、今に至るわけです。
広樹「うぅ...ぐすっ...」
駿太「ってなんで広樹さんが泣くんですか!」
広樹「だって...駿太にそんな過去があるって知らずに...!オレはぁ...!」
駿太「僕は人と親しくするなんて、もう何年もしてないですからね。だから、さっき一緒にお風呂に行ったとき、広樹さんがお兄ちゃんみたいに見えてきて...ううぅ...うわああああんっ!!!!」
広樹「駿太...頑張ったね...」
駿太「なんで僕だけぇっ!こんな人生でっ!誰にも可愛がってもらえなくてっ!ぐすっ!うううっ...」
広樹「よし。オレがお兄ちゃんになってあげるからな。あ、大希もね!」
駿太「広樹さんっ...!!!ううわぁぁぁあんっ!」
その後、僕は泣き続け、広樹さんと一緒に寝たのでした。
(ちなみにちゃんと朝には部屋に戻ったよ)
続く
=天の声=
本当に書きながら僕自身も泣いたんですけど(決して自慢じゃないですよ?)
自分にこんな話が書けるのはちょっと予想外かな...
次回からは、研究員Wが言っていた「一斉搾精」とか言うやつです!
どうぞお楽しみにいい!
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