【新章突入】ショタたちがいろんなものに襲われる話

のりたまご飯

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第6章 君の隣に、僕がいる

番外編その5 猫の日スペシャル「猫耳」

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とある日...

朝食に乗せて奇妙なものが研究対象たちにに配布された。


大希「なにこれ...」

黒いふわふわとしたカチューシャの上には、尖った三角形のものが二つ。
そう、猫耳である。

朝食のたまごサンドには、付け合わせにサラダとあったかいコーンスープが付いていた。

広樹「うわっ猫耳じゃん!」

大希「なんでこんなものがついてきたんだろ」

広樹「んー...わかんないなぁ」

大希「あっ、なんかある」

朝食のトレーの隣には、一封の手紙が同封していた。

広樹「とりあえず開けてみて」

大希「うん...」

おはようございます!
今日は猫耳を皆さんに配布します!
実験の際にはこれをつけて行いますので、みなさんつけてきてください~!
研究員W

広樹「ええ...(困惑)」

大希「なんで猫耳なんだろうねw」

広樹「まあとりあえずご飯食べて早く行こーぜ...」

ご飯を食べ終えると、二人は今日の研究室表をみる。

広樹「O-1...?からやじるしでA-2...」

大希「まずはここに行けってことじゃない?」

広樹「よくわかんないなぁ」

大希「行ってみたらわかるよ多分~」

広樹「はーい...」

きていたパジャマを脱ぎ、裸になると、

大希「じゃこれを持って...」

黒い猫耳を持つと、大希はすぐに頭につけた。

広樹「おお~似合ってる...///」

大希「そうでしょそうでしょ~えへへ~」

裸に猫耳をつける大希をみて広樹は思わず顔が赤くなる

広樹「じゃあ行くぞ?」

大希「はーい!」

いつもより増して元気な大希とともにドアを開けると、ほぼ同じタイミングで、隣の部屋の二人も出てきた。

駿太「おっお二人さんも猫耳ですか?」

日向「めっちゃ恥ずかしいこれ...//」

もちろん頭には黒い耳がついている。
どうやらみんなお揃いのようだ。

駿太「じゃあみなさん、いざO-1研究室へ~」

大希「O-1なんて聞いたことないけど、、どこにあるの?」

駿太「えーと、多分2階だった気がします」

4人で並んで階段を降りると、2階の奥にO-1と書かれた部屋があった。

ドアだけしかなく、窓は一箇所もない。

広樹「雰囲気こわぁ...」

大希「とりあえず入ってみる?」

日向「これつけたまま...?」

駿太「みなさん行きますよ~?」

駿太は勢いよくドアの手すりをひき、引き戸を開ける。

ガラガラ...



どうやら誰もいないようだ。

駿太「あれ~?」

広樹「思ったよりも広い...」

部屋の真ん中にはおおきなライトが置いてあり、その先には椅子やベッドなどの道具が置いてある。

大希「なにされるんだろうね」

3人が戸惑っていると、後ろから研究室のドアが開いた。

ガラガラ
研究員O「...おはようございます」

なんと入ってきたのは研究員O。いつも機械をいじっているあの人だ。

研究員O「えっと、今日はなんか、Wから写真撮って欲しいっていうのを頼まれたので、猫耳つけて、その、写真取ります。はい。」

やる気のなさそうに肩を落としながら、ライトやカメラの準備に移る研究員O。

広樹「どういうことー...?」

駿太「僕らこのままで写真撮られるってことですよ~」

研究員W「おはよーーーー!!!」

バコーン!!!

研究員Wがドアを破壊しそうな勢いで部屋に入ってきた。

研究員W「うおおおみんなちゃんとつけてくれてるううう」

広樹「うるさいい!」

日向「なんなんですか朝っぱらから...」

思わぬ批判にズッコケそうになるが、
一人で興奮しながら研究員Oのところまで歩いていく。

研究員W「さて諸君。今日みんなにここに集まってもらったのは他でもない、猫の日の撮影だ!!」

一同「ふえっ?」

研究員W「物語の設定上は今夏休みなんだけど、外の世界は今日が猫の日らしくて」

広樹「メタいわっ!!」

駿太「そんなことまで言わなくていいです!」

大希「外の世界?」

日向「なに言ってるかわかんない」

流石に総ツッコミを受けると、研究員Wも態度を改める。

研究員W「まあそれもあるんだけど、研究期間中にみんなの写真を撮らないと行けなくて、まずはそれからだね。とりあえずOの準備ができたら一人ずつ呼ぶからよろしく」

研究員O「できましたー」

研究員W「はやっ()じゃあとりあえずまずは大希くん!」

大希「は、はいっ!」

カーテンの中へと大希が入っていく。

広樹「変なことされないか心配だなぁ...」

駿太「ただの写真撮影ですよ!」

一方大希は...

研究員O「そこたって、カチューシャあっちの台。」

大希「は、はい...」

猫耳を外し、そのまま
大きなトーンのかかった背景の真ん中に立つと、研究員Oがカメラの後ろに回った。

研究員O「まずは気をつけのポーズで、」

ピシッと体を伸ばすと、そのままシャッターが切られる。

カシャっ!

研究員O「うん。じゃあ次、足肩幅、腕横に開いて、」

足を少し開き、肩を並行に大の字のポーズをとると、シャッターが数枚なった。

研究員O「次後ろ。同じポーズで」

大希「うう...」

そのまま後ろにターンして、背景トーンの方を向いてたつ。後ろの方で光が数回照らされる。

研究員O「そんじゃ、その椅子座って」

右手側にある内診台を見つけると、そのままそこに座った。
その同時に研究員Oをそこの正面に移動した。

研究員O「じゃまずは正座で。」

手を膝に合わせ、背筋をぴんと伸ばす。
数枚シャッターが切られる。

研究員O「足そのまま、動かさないで」

大希が動かさないように努力すると、椅子の足は自動的に左右に開いていく。
股を開いた状態でさらに一枚。性器や陰嚢が丸見えである。

顔を多少赤める大希。さらに椅子が動き、M字開脚の姿勢に。

研究員O「手万歳ね。はい行きます」

正面から何もかもがあらわになることに気づいた大希は、赤面しながら手を上にあげる。

パシャっ、パシャっ、

研究員O「お疲れ様。次。」

小さなため息をつくと、大希はカーテンの裏側に戻った。

駿太「大希さんおかえり~」

広樹「大丈夫?なんかひどいことされてない??」

大希「大丈夫だよ!心配しないで!」

研究員W「じゃ次広樹くん~」

広樹「俺の番...」

駿太「グッドラック~」

続いて広樹もスタスタとカーテンの裏側に消えていった。
そのまま4人とも交代で写真を切られると、研究員Wが口を開いた。


研究員W「みんなありがとっ!いい写真が撮れた...けど、後数枚いこっか!じゃっ、みんなあっち立って立って!!」

4人とも少し戸惑いつつ、ライトに照らされた先に歩いていく。少し白い布がかかったところの前で歩みを止める。

研究員W「じゃまずは...”にゃー”でお願いしますっ!!!」

研究員Wが手を丸めて猫のように前に出す。

日向「恥ずかしいぃ...」

広樹「なんでこんなこと...」

研究員O「早く。」

少しすると、満面笑顔の大希と駿太と、苦笑いの広樹と日向の姿がそこにあった

研究員W「じゃっ、いっくよ~?はい、チーズ!」

大希駿太「にゃ~~!!」

広樹日向「にゃー...」

4人の性格が実にわかる。


研究員W「...最高。みんな違うポーズもっ!えっちなポーズもぉっ!!」

研究員Wから数件の注文があり、後数枚写真を撮られる。


研究員W「よしっ!猫の日大成功だね!じゃみんなは普通の研究に戻ってもらっても大丈夫だよっ!!!ありがとねええ」

興奮気味にジャンプする研究員Wたちのいる部屋を後にした4人だった。


続く


=天の声=
猫の日ハッピー!!
本日は2/22日猫の日!
急遽思いついたので書いてみました。
あと1話追加するかと思いますが明日になります(間に合わなかっただけ)
猫はいいですよねえ
主は猫派です。猫耳大好きです。この4人ににゃーとか言われたら気絶します。
研究員Wが羨ましいいい(´・ω・)
また次の話でお会いしましょー
でにゃでにゃー
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