【新章突入】ショタたちがいろんなものに襲われる話

のりたまご飯

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最終章 この日常だっていつか

Part10 目覚めるとそこは

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※前回の最後を少しだけ改変しております。お手数をおかけしますが、
そちらを再度お読みになられてからこちらをお読みください!


目が覚めると、僕は自分の部屋のベッドにいた。

大希「ん…」

時計に目をやると、8月の18日。夏休み真っ最中。
妙に体が重いな…なんでだろ…

まあいいや…二度寝…すやぁ


ーーー


目が覚めると、オレは自分の部屋の布団の中にいた。

広樹「ん…」

枕元のスマホを触ると、時刻と日付が表示された。
8月18日。確か昨日は…あれ、なんだっけな…

寝ぼけているのか、昨日のことが思い出せない…
顔でも洗ってこよう。


ーーー


目が覚めると、僕は高級ホテルの一室にいた。

駿太「ん…」

都心にある高級なホテルのスイートルーム。
目覚ましには8月18日の8時38分と表示されていた。

こんなスイートに来たことあったっけ。
お客さんと来てからそのまま置いてかれた…とか?

とにかく思い出せない…
こんなところにいるのだから、昨日はきっと仕事の日だったんだけど、、、

いつの間にか来ていたローブの裾から手を入れて、確認してみる。
仕事終わりに洗ったとしてもいつもはもっと緩いんだけど…
ちんちんも痛くない…

頭も重いし、、、まあいっか…
とりあえずテレビでもつけよ


ーーー


目が覚めると、オレは自分の部屋のベッドにいた。

日向「ん…」

体を起こそうとしても、なかなか上がらない。仕方なく腕を使って上体を起こす。
こんなに疲れることしたっけな。

いつものパジャマは特に変わったところもないし…

枕元には…あれ、
3年生ぐらいのオレと、もう一人…同い年ぐらいの…
オレが肩を組んでて、笑ってて…

こいつ、誰だっけ…


ーーー


研究員X「その後、どうだ?」

研究員W「記憶はまだ戻ってないみたい。家族の記憶改変は終わってるよ。」

研究員X「最初の”家族に許可をとって”とかが本当は脅迫で、実際には記憶改変で済む話だからな…ははは」

研究員W「まあ時間が経てばだんだん思い出すしね。特に異常はないかな。それにしてもびっくりした。Zさんが記憶の保持を許可してくれるなんて。」

研究員X「あの人もこの4人のことはずっと監視してたからね。記憶の保持も二つ返事でOKしてくれたし…」

研究員W「なんて言って、あの人駿太くんと日向くんのアレをずっと見てたんだよ…?」

研究員X「うわきも…オレでも見ないのに」

研究員W「しっかり叱っておいてよね~?」

少し間が開いた。
久しぶりの外の景色は、青い空に白い雲という、どこにでもありそうな天気だった。
と、研究員Xが口を開いた。

研究員X「それにしても駿太くんの置き場所には困ったな…」

研究員W「日向くんの家か、ホテルか…」

研究員X「日向くんの家でも十分良かったんだが、記憶が戻るときに何か起こるかもしれないから…」

研究員W「それにしてもスイートなんてね~?」

研究員X「…いいだろこんぐらい」

研究員Xのパソコンには、都心の豪華ホテルの予約履歴が残っていた。

研究員W「やっぱり優しいよね、お兄ちゃん?」

研究員X「なっ、お前っ、そっちあんまり…///」

研究員Xの顔が少し赤くなる。

研究員W「いいじゃん小さい頃はたくさん呼んでたんだし。」

研究員X「ベッド以外は…まあ仕事モードだし…」

研究員W「そーだn…」

研究員Wが話を言い切る前に、携帯電話がなった。
着信先は研究員A。

研究員X「はいX。うん、うん、了解。すぐ向かう」

研究員W『また新しい子?」

研究員X「うん。3人だってさ。」

研究員W「うわあ張り切ったね」

研究員X「また、あんな感じになったらいいな」

研究員W「…いつも賑やかであって欲しいもんだよ。人生。」

二人はベンチから立ち上がり、早歩きで研究棟へと戻っていった。

続く


=天の声=
記憶喪失の4人は無事出会えるのでしょうか。

最終話まで残り数話になりました
ついに終わっちゃうのか...寂しいもんですね
今言うことじゃないかもしれない

まあとりあえず毎日投稿できると思うのでぜひ
ではでは
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