【新章突入】ショタたちがいろんなものに襲われる話

のりたまご飯

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【第二部】第1章 中学生と新学期

Part7 曲がり角

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時は流れ五月の大型連休。
部活が終わり、帰り道につく大希と広樹の二人。

大希「明日からゴールデンウィークだけど…ひろちゃん予定ある?」

広樹「わり…。半分部活なんだよな…。大会に向けての特訓があってさ、、」

大希「え~、一緒に遊ぶ約束は~!?」

広樹「最終日は空いてるから、そん時でいいか?」

大希「もー…。最近は全然えっちする時間もないし…。自分でオナニーしてもあんまり気持ちよくないし…。」

広樹「なんつーか…ごめん。」

大希「僕と部活、どっちが大事なの!?」

広樹「そんな地雷系彼女みたいなこと言ったって…」

大希「僕はそんなんじゃないですー!」

広樹「ほら、こっちきな。」

曲がり角のブロック塀に背中をつけ、両手を広げる広樹。
大希は一瞬固まるが、すぐに行動の意味を理解し、その胸に飛び込む。

広樹「俺はいつまでも大希が一番だよ。」

大希「ん…」

頭を撫でながらいっぱい抱きしめてあげる広樹。

広樹「おやすみの日にいっぱいしよ、ね?」

大希「わかった…。」

最後にそっとほっぺにキスをすると、大希はたちまち小さく微笑んだ。

大希「待ってるからね…?」

広樹「うん。」


そんな姿を側から見ていた人影が二つ。
青と黒のランドセルが夕日に照らされて目立っている。

駿太「あの二人…やっぱりラブラブだね」

日向「ほんとそうだねぇ…。」

駿太「大丈夫かな、、広樹さんが浮気したりとかしないかな。」

日向「怖いこと言うなよ…。あの二人に限ってそんなことないって。研究所いた時からそうだったじゃん。」

駿太「どうかな~?案外ヤリチンで他の子にまで手出してたり…」

日向「もう!人様の関係に勝手に入り込まないの~!」

日向が駿太のおでこを軽く叩くと、駿太も苦笑いをする。

駿太「そういえばひーくんはゴールデンウィークどうなの?」

日向「オレは基本空いてるけど…駿太は?」

駿太「僕も全部空いてる!今度ね、昔お客さんにもらったちんちんに入れるやt」

日向「もおおっ…ここ道路だから!!」

恥ずかしそうな顔をする日向を横目に、駿太はどんどん話を広げようとする。
それを慌てて制止する日向と、状況は非常にカオスだ。

駿太「じゃあ2日に僕の家でね?」

日向「うん。そうしよ」

二人はそう合意すると、また家路に着くのであった。

続く


=天の声=
お話が短いですね
ではでは
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