【新章突入】ショタたちがいろんなものに襲われる話

のりたまご飯

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第2章 研究所、再び

Part24 旧友

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広樹「ったくなんで毎回毎回温泉で感動の再会が起こるんだよ…」

その後、6人とも体を洗い終わり、一番大きい浴槽の中に入っていた。

大希「あれ、温度がちょうどいいよ」

日向「入っても変な感じにはならない、、、」

広樹「故障かなんかだろ」

駿太「まあちょうどいいならそれで~…ふわぁ…」

広樹「それより、二人はどんな関係なんだ?」

駿太「話すと少し長いですが…僕、お二人に自分の話、してましたよね?」

大希「確か一年mんうぅっ、、」

広樹が急いで大希の口を抑えた。

広樹「この前な、うんされたな」

駿太「僕、小学校4年生までは普通に学校に行ってたんですけど、その途中で不登校になっちゃって、、、で、こちらのはるくんはその前によく遊んでいた友達です。」

駿太は隣に座っていた繁晴の方を見ると、繁晴も頷いた。

繁晴「僕は小4の終わりに今の学校に転校して、、、駿太がいじめられていたのは知っていました…。」

駿太「本当に久しぶりだね~」

繁晴「心配してたからな…?」

駿太「まあまあ、今はすっかり元気だから。学校にも行ってるしね」

日向「一応僕も一緒に遊んでたんだけどなぁ…」

繁晴「日向くんのことも覚えてるよ!もちろん!」

日向「はるは駿太と結構仲よかったしなあ、、オレは駿太と一緒にいた時ぐらいだよ」

繁晴「二人は幼馴染なのに、僕は小学校入ってからだったもんね…。」

凜人「はる、この人たち、友達?」

繁晴「あ、凜人のことも紹介しないとね。こっちが、今の学校の友達で…」

凜人「守谷凜人です。よろしく…。」

駿太「清水駿太です!12歳!」

日向「矢野日向。同じく。」

凜人「おお…」

繁晴「帰国子女だから、英語ペラペラだけど、日本語はそんなだから、、、僕がついてあげないと…。」

駿太は少しニヤニヤしながら二人のことを見ていた。

繁晴「駿太と日向くんは、今も仲良しなの?」

繁晴が二人の方向を向いて言う。

日向「そうだな、、関係はあんまり変わってっ、んむっ、、」

日向が言い終わる前に、駿太が日向の顔に飛び込んできたかと思うと、
いきなり唇同士をくっつけて、半ば無理やり舌を日向の口の中に押し込んだ。

繁晴「っっ!?!?」

大希「ラブラブだねぇ、、、」

日向「んんんっ、、ううっ、、ん、、ぷはっ、、」

駿太「ぷは…はぁはぁ、、ふふふ、ご覧の通りだよっ!」

駿太は少し自慢げに繁晴の方をみる。
一方の繁晴は、温泉とは関係なく、顔を真っ赤にしていた。

日向「関係は…変わってる、、けど」

駿太「お付き合いさせてもらってます!」

日向「はっきりいうな!はるが混乱してるだろっ」

駿太「あはは~」

繁晴「あの頃も恋人っていうふうにいってたけど、てっきり冗談かと…」

凜人「キス…男同士で…」

凜人はしばらく考え込んだ。

繁晴「でも、あれからもういじめはないんでしょ?お家の方も、噂になってたようには…」

駿太「…うん!もうすっかり大丈夫!」

大希「駿太くんも色々あったもんねぇ…。」

繁晴「っていうか、駿太たちと、お二人はどんな関係なんですか?」

繁晴は大希と広樹に話しかけた。
急に話しかけられて二人はぎくりとする。

大希「同じ研究対象同士だし、仲良くやらせてもらってるよ…!」

広樹「そうそう!そう言うことだ!」

繁晴「はあ…。」

するとここで広樹が大希に耳打ちをする。

広樹「(大希、、ここは正体がバレることも考えて、オレらは早めにあがろう…!)」

大希「(そうだね、、、じゃあひろちゃん、いい感じに誤魔化してよ…?)」

広樹「(おうよ…)」

広樹「それじゃ、オレたちはそろそろあがるよ。思い出話に水を差すのもなんだし。」

駿太「えー広樹さんもういっちゃうんですか~?」

広樹「オレらは特に関係ないだろ?まあ、あとはごゆっくり~」

そういって、広樹、そしてその後に続いて大希もそそくさと大浴場から出ていった。

駿太「…ここでいつまでお風呂に入るのもなんだし、お部屋にでも行く?」

日向「それがいいかもな」

繁晴「うん、、、」

続く


=天の声=
感動の再会ですね...!
そして次回からは次の章に入ります。
ストーリーもどんどん進んでいきますので、どうぞお楽しみに...
ではでは
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