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第3章 時は巡って、思いを知る
Part1 相談事
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その後風呂から上がった四人は、そのまま駿太と日向の部屋に向かった。
駿太「入って入って~」
繁晴「お邪魔しま~す…」
凜人「別の人の部屋…」
日向「四人じゃちょっと窮屈か?」
駿太「そんなことないでしょ。じゃ改めて、はるくん久しぶり~!!!」
駿太は繁晴に飛びついてそのまま腕を回して抱き締めた
繁晴「ちょ、ちょっと駿太…」
日向「急に人に抱きついたりしーなーい!」
駿太「うぐ…。」
駿太を引き剥がした後は、四人とも大きなベッドの上に乗って、駿太と日向がこれまでのことを話し始める。
もちろんありのまま起こった事ではなく、臨時研究員という身分がバレない程度に、だ。
繁晴「じゃあ、駿太は日向くんのおかげでまた学校に来れるようになったんだ。」
駿太「そうそう。今はちょっと預かってもらってる感じ…あはは…」
日向「で夏休みに入る前に、ここに拉致されて、、っていうわけだ。」
繁晴「そっか…。じゃあ僕が知らない内に色々あったんだね、、、」
ある程度話はすすんだが、ここで一旦沈黙が流れる。
凜人「はる、今日言われたこと、」
繁晴「あっそうだ…。あのね、二人に相談したいことが実はあって…。」
駿太「なになに?」
日向「助けになれるならなんでも聞くよ」
繁晴「今日、初めて研究室?ってところに行ったんだけど…。」
繁晴が視線を凜人に向ける。
繁晴「実は、、、凜人、まだ…その、、せいしが出ない、、みたいなんだよね…。」
駿太「…なるほど」
日向「ここでは精通していないと価値がないから、もしかして…」
凜人「せいつー?だって」
繁晴も黙ってうなづいた。
そして日向と駿太も少し考え込んだ。
駿太「強制精通だねぇ…実はひーくんもやったことあるよ」
繁晴「えっそうなの!?」
日向「う、うん…」
駿太「ひーくんも、最初はせーしが出なくて、それで無理やり、ね?、僕のせーし使って、ね?」
後ろから日向の首元に抱きついた駿太は、ニヤニヤしながら日向に向かって執拗に確認をする。
繁晴「待って、今、駿太のせいしを使って、って言った?」
駿太「うん。何もないところからは生み出せないから、僕のせいしをモデルにした薬を作ったみたいだねぇ」
繁晴「それって、凜人の場合だったら…」
日向「必然的に、はるの精液が使われることに…なると思う」
繁晴は数回ほど視線を凜人に合わせると、そのまま顔を少しずつ赤らめていく。
凜人「はる、どうした?顔あかい」
繁晴「僕のを凜人の中にだって…やだ、恥ずかしいっ…」
繁晴はベッドの上にいるまま体育座りになって、顔を膝の間に埋めた。
駿太「でも、自分の好きな人のDNAに自分のDNAが入ってたら結構興奮しない…?」
繁晴「そんなの現実的にあり得るの?遺伝子の製造とか…。」
駿太「だってこれ小説d」
日向「おい」
凜人「Fiction story makes anything possible(フィクションは何もかもを可能にする)」
日向「英語はわからないけど絶対にだめなことを言ってることだけはわかる!」
駿太「まあそれは置いといて…。」
駿太は四つん這いで繁晴の前まで行くと、そのまま繁晴の方に手を乗せた
駿太「大丈夫だよ、はるくん。」
繁晴はそれを聞いて頭を上げる。
駿太「僕もいっぱい辛いことがあったけど、今はひーくんといられて幸せだよ。だから、何事もなんとかなる!」
繁晴「駿太…」
凜人「なんとかなる…っ、、、」
駿太「あと…」
駿太は他の二人に聞こえないように小さな声で囁く。
駿太「自分の気持ちには素直にね!明日、終わったらまたお部屋来て」
繁晴「…」
と、その後、時間ももう遅買ったので、四人は解散してそれぞれの部屋に戻った。
繁晴「自分の気持ち…」
続く
=天の声=
どもども
新シリーズ、連載開始してますのでよかったら読んでください。
次回は凜人くんの精通回になる予定です!
ストーリー重視しすぎてエロ要素を忘れちゃ元も子もないですからね...。
乞うご期待!
ではでは
駿太「入って入って~」
繁晴「お邪魔しま~す…」
凜人「別の人の部屋…」
日向「四人じゃちょっと窮屈か?」
駿太「そんなことないでしょ。じゃ改めて、はるくん久しぶり~!!!」
駿太は繁晴に飛びついてそのまま腕を回して抱き締めた
繁晴「ちょ、ちょっと駿太…」
日向「急に人に抱きついたりしーなーい!」
駿太「うぐ…。」
駿太を引き剥がした後は、四人とも大きなベッドの上に乗って、駿太と日向がこれまでのことを話し始める。
もちろんありのまま起こった事ではなく、臨時研究員という身分がバレない程度に、だ。
繁晴「じゃあ、駿太は日向くんのおかげでまた学校に来れるようになったんだ。」
駿太「そうそう。今はちょっと預かってもらってる感じ…あはは…」
日向「で夏休みに入る前に、ここに拉致されて、、っていうわけだ。」
繁晴「そっか…。じゃあ僕が知らない内に色々あったんだね、、、」
ある程度話はすすんだが、ここで一旦沈黙が流れる。
凜人「はる、今日言われたこと、」
繁晴「あっそうだ…。あのね、二人に相談したいことが実はあって…。」
駿太「なになに?」
日向「助けになれるならなんでも聞くよ」
繁晴「今日、初めて研究室?ってところに行ったんだけど…。」
繁晴が視線を凜人に向ける。
繁晴「実は、、、凜人、まだ…その、、せいしが出ない、、みたいなんだよね…。」
駿太「…なるほど」
日向「ここでは精通していないと価値がないから、もしかして…」
凜人「せいつー?だって」
繁晴も黙ってうなづいた。
そして日向と駿太も少し考え込んだ。
駿太「強制精通だねぇ…実はひーくんもやったことあるよ」
繁晴「えっそうなの!?」
日向「う、うん…」
駿太「ひーくんも、最初はせーしが出なくて、それで無理やり、ね?、僕のせーし使って、ね?」
後ろから日向の首元に抱きついた駿太は、ニヤニヤしながら日向に向かって執拗に確認をする。
繁晴「待って、今、駿太のせいしを使って、って言った?」
駿太「うん。何もないところからは生み出せないから、僕のせいしをモデルにした薬を作ったみたいだねぇ」
繁晴「それって、凜人の場合だったら…」
日向「必然的に、はるの精液が使われることに…なると思う」
繁晴は数回ほど視線を凜人に合わせると、そのまま顔を少しずつ赤らめていく。
凜人「はる、どうした?顔あかい」
繁晴「僕のを凜人の中にだって…やだ、恥ずかしいっ…」
繁晴はベッドの上にいるまま体育座りになって、顔を膝の間に埋めた。
駿太「でも、自分の好きな人のDNAに自分のDNAが入ってたら結構興奮しない…?」
繁晴「そんなの現実的にあり得るの?遺伝子の製造とか…。」
駿太「だってこれ小説d」
日向「おい」
凜人「Fiction story makes anything possible(フィクションは何もかもを可能にする)」
日向「英語はわからないけど絶対にだめなことを言ってることだけはわかる!」
駿太「まあそれは置いといて…。」
駿太は四つん這いで繁晴の前まで行くと、そのまま繁晴の方に手を乗せた
駿太「大丈夫だよ、はるくん。」
繁晴はそれを聞いて頭を上げる。
駿太「僕もいっぱい辛いことがあったけど、今はひーくんといられて幸せだよ。だから、何事もなんとかなる!」
繁晴「駿太…」
凜人「なんとかなる…っ、、、」
駿太「あと…」
駿太は他の二人に聞こえないように小さな声で囁く。
駿太「自分の気持ちには素直にね!明日、終わったらまたお部屋来て」
繁晴「…」
と、その後、時間ももう遅買ったので、四人は解散してそれぞれの部屋に戻った。
繁晴「自分の気持ち…」
続く
=天の声=
どもども
新シリーズ、連載開始してますのでよかったら読んでください。
次回は凜人くんの精通回になる予定です!
ストーリー重視しすぎてエロ要素を忘れちゃ元も子もないですからね...。
乞うご期待!
ではでは
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